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シャドウ・ザ・ヘッジホッグ

しゃどうざへっじほっぐ

シャドウ・ザ・ヘッジホッグ(Shadow The Hedgehog)とはセガのゲーム「ソニックシリーズ」に登場するキャラクター。
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※本項ではキャラクターについて説明しています。同名のPS2・Xbox・GC用ゲームソフトについては通称の『シャドゲ』の記事を参照。

概要

CV:遊佐浩二
「ソニックアドベンチャー2」で初登場。以後、ソニックシリーズのダークヒーロー的存在。
ソニックに似た容姿、能力を持ち、赤毛混じりの黒いハリネズミの姿をしている。

プロフィール

  • 本名:シャドウ・ザ・ヘッジホッグ
  • 通称:シャドウ
  • 種族:ハリネズミ
  • 身長:100cm
  • 体重:35kg
  • 好きなもの:無し
  • 嫌いなもの:人類全て(ソニックアドベンチャー2)


容姿

ソニックと似通った姿をしているが、体毛の色が赤い線の入った黒や胸毛、針が跳ね上がり気味で、靴のカラーリングがソニックとは対照的に白がメインなどといった違いがある。
スーパー化した時は銀に近い金色の体毛になるが『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』以降はソニックと同じく金色に変わるようになった。
両の手首足首に黄金のリングを装着しており(後述)、ソニックと似た姿をしている理由は未だ明かされていない。

能力

銃火器や特殊車両などの扱いに長け、ソニックをはるかに上回る基礎戦闘力を持つ。
履いている靴はホバーシューズで、ソニックのように走らず、アイススケートのように滑走し、高速移動のほかにホバリングも可能。一部の作品では噴射を武器として使うこともある。

両の手首足首に付けている黄金のリングは彼の力を制御するリミッターであり、元々アニメ『ソニックX』での設定だったが、新ソニで逆輸入された。

特殊能力

カオスコントロール
カオスエメラルドの力で時空を歪め、時間の流れを自在にコントロールする。ソニックやシルバーの他、(ネオ)メタルソニックまでも使用できる。元々ブラックアームズの首領「ブラックドゥーム」の固有能力であり、なぜソニックやシルバーが使えるのかは謎(メタルソニックについては『ソニックヒーローズ』でシャドウのデータを取り込んだ事で使用可能になった)。
シャドウの場合は物質の構成を弄る事も可能で、物質透過や相手の拘束もできる。

ソニックと暗黒の騎士』ではシャドウのそっくりさんがカオスコントロールに似た技「カオスパニッシュメント」を使用した。

カオススピア(カオスランス)
カオスエメラルドの力を光の矢に変えて対象を貫く。

カオスブラスト
カオスエメラルドのエネルギーを蓄積し、一気に放出することによって爆風を起こし、敵味方関係なく周囲のものを破壊する。

スーパー化
ソニックと同様に、7つのカオスエメラルドのエネルギーを利用してスーパーシャドウに変身できる。当初はソニックと違い、肉体が耐え難い状態にあったが、上述の通り『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』以降はカオスエメラルドのエネルギーに身体が慣れてきているのか、スーパー化した後に力尽きる事はなくなっている。

性格

一人称は『僕』で、危険過ぎるほど純粋で一途かつ、目的のためには手段を選ばない。新ソニでエッグマンを追い詰める為に装甲列車の天井に穴を開けて乗り込むのはかわいいノックだと思う。
但しプライドが高く、自尊心を傷付けられると目的を無視して傷つけた相手を返り討ちにしないと気が済まないらしい。

元々人付き合いはジェラルドとマリア以外になかったのだが、過去に遭遇した悲劇のせいか人間嫌いで、周りの事には無関心。「出来るだけ早く確実にさっさと目的を果たしたい」考えがあるためか自分と関係がないと判断した話は無視するし、人の質問を総スルーして事を進めるのもよくあること。

一方で不器用な優しさが垣間見える事があり、「目的のため」等と愚痴りながらもルージュを助けたりしていた。
そして彼の姉のような存在であったマリア・ロボトニックに対しては病弱な彼女を気遣った所が、どうも振り回されっぱなしの関係だったようだ。

周りに見せるのは怒りか(自分対象も含めた)嘲りかのどちらかで、それ以外の表情をするときは殆どの場合誰も見ていないか、誰にも見られないように背を向けて俯いている。

仕草は芝居掛かって見えるほど上品であり、ソニックアドベンチャー2の頃は本当に不自然に見える程大仰な仕草だったが、記憶喪失後は少しは自然な仕草にはなった(と同時に性格も丸くなった)のだが、それでも抜け切れていない節がある。

生まれ育った環境故か、自然の中より機械や配管などの人工物に囲まれている所の方が落ち着くらしく、記憶喪失状態でこう呟くので最早骨身まで染み付いている様子。

ソニックアドベンチャー2

ソニックの時代から約50年ほど前にDr.エッグマンの祖父”プロフェッサー・ジェラルド・ロボトニック“によって生み出された究極生命体で、不老不死・不滅の肉体を持つ。
GUNの最高機密兵器として監獄の奥にて50年ほどコールドスリープ状態になっていた所、自分の欲望の為に祖父の遺産を探しに来たエッグマンに解凍された。

その後エクリプスキャノンの存在を唆すなどして(表向きは)エッグマンの世界征服計画に手を貸すべく行動する。ソニックと姿形がかなり似ているため、この時のシャドウのしでかした行為の数々がソニックのものとして世間に認識された挙句、その応酬が全てソニックに降りかかる事になった。

50年前の実験生命体(人工カオス)が暴走した事が発端となった、GUNのアークの閉鎖と研究員の口封じの際、マリアが撃たれ息絶えてしまう間際に伝えた「私のかわりに、いつか必ず、あの星に住むすべての人達に・・・」という彼女の言葉を、人類への復讐を願うものだと解釈。

シャドウにとっては人類抹殺が出来れば手段はどうでもよかったが、エミーの説得でマリアが最期に「すべての人達に幸せになるチャンスを与えてあげて。みんなの願いを叶えてあげて」と言っていた事に気付いたシャドウは一転し、亡きジェラルドがプログラムに組み込んだアークの地球衝突を阻止し、人類を救うべく動きだす。

マスターエメラルドの祭壇に似せた施設に赴いたソニックとナックルズの前に立ちふさがった究極生命体プロトタイプ「バイオリザード」を撃退するも、プロトタイプはアークに寄生した「ファイナルハザード」として、自身を諸共地球に落とそうとする。

そこでシャドウはソニックと共に7つのカオスエメラルドでスーパー化し、寄生したプロトタイプを排除し、アークをカオスコントロールで元の位置に戻したが、力を使い果たして大気圏に落下。
皆が「シャドウは死んだ」と思っていたが…

ソニックヒーローズ以降

当初は一作限りの登場だったのだが、想像を超える人気だったため、次作『ソニックヒーローズ』への出演や、彼が主人公のスピンオフ外伝『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』が発売された。

記憶喪失に陥ってカプセルで眠っていたり、大量のシャドウ・アンドロイドが登場した事から、当初は本物に似せたコピーやロボットではないかと思われていたが、『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』のラスボス戦である条件を満たすと、エッグマンがソニックアドベンチャー2で大気圏に突入したシャドウを自分のメカ(おそらくメタルソニック)に救出に行かせたことが明らかになり、正真正銘のオリジナルのシャドウだという事実が判明する。

それ以降の作品ではルージュやオメガと共に、連邦政府大統領専属のエージェントとして活躍している模様だが、近年では『ソニックフォース』のように出番があっても連邦政府やGUNが関与する作品がない為、どのように活躍しているのかは不明(『ソニックフォース』自体、現実の人間が存在する世界とは異なる世界だと公式が示唆しているので、経緯は似ているが連邦政府やGUNが存在しない世界なのかもしれない)。

なお『ソニックフォース』当初はソニックの敵として登場したが、実はインフィニットが作った偽者。後から本物も登場し、ソニック達のレジスタンス軍に加わる。DLCのシャドウストーリーでは主人公として活躍した。
インフィニットが生まれてしまった一番の原因になっていると言ってはいけない。

大乱闘スマッシュブラザーズX」及び「スマブラ3DS/WiiU」にもアシストフィギュアとして参戦した。だが、「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」では、アシストフィギュアのソニック枠ではナックルズに変わっている。これが一体何を意味をするのか…?

アメコミ版

『ソニックアドベンチャー2』をベースにしたエピソードに登場したが、その時は後姿だけしか登場しなかったため、このストーリーの殆どが省略されている。

だが、『ソニックユニバース』の第2話では改めてそれの回想シーンを公開し、彼とソニックとの対峙、更にはバイオリザードを倒すために共闘、そしてシャドウの最後を公開した。
だがゲームとの相違点は、大気圏への墜落中にベム星人に救出され、治療後に別れるが、その後メビウスを破壊しに来たゾーダ星人に一撃を食らい、そのまま地上へ衝突した。
しかし、更にゲームとは違って記憶喪失になっておらず、逆に存在理由を探すために一時エッグマンの仲間になった。

だがそこでジェラルドの日記を手に入れた彼は直ぐに寝返り、ソニック達やAIニコールの助けを求め、日記の内容を確認する事が出来た。
そこで彼はブラックドゥームのDNAが組み込まれていて、何れかブラックアームズがメビウスに侵略するだろうと言う真実を知るが、そのブラックアームズは実はベム星人と交戦中であるため、長期的になるために来る事はないと、ソニックがニコールに伝えた(つまりアメコミではブラックアームズが登場しないことになっている)。

それ以降からシャドウは「この世界と全ての者達を守るために生まれ、これからもそれらを守り続けるために戦う」と決意し、エッグマン帝国に立ち向かうようになった。もちろんこれ以降から、ゲームで言うライバル関係を持つより、ソニックとの強い信頼と友情を持つようになる。

その後GUN軍隊のエージェントとして所属し、ルージュとオメガと供に「チームダーク」を結成した。また軍の司令官であるアブラハム・タワーズと、メカニック少女のホープ・キントバーとも強い信頼関係を持っている。

一度任務でシャドウはカオスコントロールで『モウビウス(アンチメビウス)』に訪れるが、そこでソニック、スカージ、エミー、メタルソニック、ロージー(エミーのアンチ版)、ロブ(エミーのいとこ)、そしてシルバーによるハリネズミの大乱闘を繰り広げた。その後メタルソニックと供にカオスコントロールで、アメコミ版『ソニックX』(最終回)の世界に飛んでいく。

その世界にいたシャドウはこの世界にエッグマンがいるにも関わらずとても平和だと認識し(シャドウもソニック同様エッグマンの悪事が大したことがないと思っているのがよくわかる)、ソニックX版のソニックがシャドウにこの世界に住んだらどうだと勧めるが、シャドウは自分の世界を守ると言う決意があったために断り、再びメタルソニックと供にカオスコントロールで別の世界に飛ばされて行く(ちなみにソニックXのシャドウは死んだ事になっているが、本編アニメと結び付けるためにエッグマンが救出したと言う描写がある)。

その後『ソニックユニバース』の第1話では、ブレイズの世界に飛ばされ、そこでブレイズと供にメタルソニックを撃破し、ブレイズから授けたカオスエメラルドで元の世界に戻った。
それ以降からブレイズとの強い信頼関係が生まれ、『チームタンゴ編』では借りを返すために標的とされていた『ソルエメラルド』をブレイズに授けた。

ちなみに彼の上司であるアブラハムだが、デザインはシャドゲの司令官であるが、名前が原作に公開しなかったため、オリジナルとなっている。
更にブラックアームズがアメコミに登場しないことになっているため、原作にあった設定は全て取り消され、良き上司と部下と言う関係となっている。

ただし、『ソニックユニバース』ではブラックアームズが登場し、シャドウ達は再びやってきたブラック彗星のような天体へ攻め込んでいく。
この時のブラックアームズにも指導者がいるが、ブラックドゥームとは違う者であるが、ドゥームズアイだけは何故かそのまま存在している。

マンガ『ダッシュ&スピン 超速ソニック』

一人称は『オレ』。非常に口が悪く、ツッパリ道を地で行く男。性格は不良そのものであり、出会った人物にガンを飛ばし、自分のことを完璧にして究極、そしてカッコいい男と思っているナルシスト
エッグマンからソニックの話を聞き、対抗意識を燃やしてソニックに会いに来た。
エッグマンはシャドウにソニックを倒してもらおうと思っていたが、シャドウは性格的にソニックと意気投合してしまい、次の日にはソニックと友達になっていたが、終盤に登場したため、登場話数は僅か3話である。

アニメ『ソニックX

性格はゲームとほぼ同じくマリアを殺されたことで人類に恨みを持っているが、クリスだけは彼の目がマリアに似ているという理由で守ろうとしていた。
その後、クリスの説得(ゲーム版ではエミーが説得する)により自分が人類を滅亡させるための存在ではないことに気づき、最後はソニックと協力してアークの落下を阻止し地球を救うが、その後行方不明になってしまう。

その後は日本国内では未放送の第2期で再登場。エッグマン基地に侵入したルージュがコールドスリープ状態になっている彼を発見した。
眠りから覚めた後の彼は『ソニックヒーローズ』と同様に記憶喪失状態になっていたが、マリアのこと以外にクリスのことも僅かながら記憶に残っていた。その後はクリスから両腕のリミッターを返してもらった後、ソニックたちと共にメタレックスと戦う。

アニメ『ソニックトゥーン

デザインの変更は少なく、本家よりもSF寄りなデザインの手袋とブーツを履いている。

ゲーム版『ソニックトゥーン』の方では従来通りのソニックのライバルという関係(『アイランドアドベンチャー』のムービーではある種のツンデレとも言える言動をしている)だったが、アニメの方ではソニックをかなり敵視し、「ハリネズミの面汚し」「次は命はないと思え」と非常に攻撃的である事に加え、出るアニメを間違えていると言わんばかりに冷静・冷徹な性格なので、浮いた存在になっていた。
アニメ版はソニック含め、仲間達やエッグマンもコミカルな性格になっているので、その違和感は想像に難しくないだろう。

しかしシーズン2でソニックとの再戦の時にもれなく顔芸を披露していたりするし、ポーカーフェイスの中で細かく表情が描かれるので、スティックスの中の人ツイッターで興奮気味にツイートしていたりする。

カオスエメラルドが登場していない今作でカオスコントロールのワープ攻撃を行うなど、ある意味で本家よりスペックは高い。

人気

前述のとおり、当初は『ソニックアドベンチャー2』一作限りの登場ということになっていたキャラクターだが、予想以上の人気が出たため、以後のゲームにも登場し、また彼を主人公としたスピンオフ作品が作られるなど、ソニックシリーズを代表するキャラクターの1人となった。
現にアニメ『ソニックトゥーン』でエッグマンが「公式作品の中で、二番人気のキャラクターじゃ!」メタ発言していることから、公式公認である。

ギネス・ワールド・レコーズによる『ゲーム史上最も有名なキャラクターTOP50』でも25位にランクインされており、その人気ぶりが伺える(ちなみにソニックは同ランキングで10位)。

pixivにおいてもシャドウの人気は高く、作品も多く投稿されている。

二次創作におけるシャドウ

「甘党でプリンが好物」「何でも食べれる大食漢」「親父ギャグが好き」というのがあるが、あくまで二次創作ネタであり公式ではないので注意。本家のクールな性格が好きなファンもいるので、むやみに振りまかないよう、マナーを守って楽しもう。

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