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概要編集

使用件数は少なく、敵サイドに焦点を当てた哀しき悪役というタグのほうが使われている。

悲劇のヒロインと同様に、悲劇のヒーロー「気取り」という意味でも使われる。

定義は人によって変わるので気をつけよう。

該当するとされるキャラクター編集

※五十音順。

 アークザラッドにおける主人公であり2でもストーリー後半から事実上の主人公となる。

 1では父を探す旅を続ける内に傷ついた精霊達と出会い世界の危機を知り、世界を救うべく勇者として行動していたが1のラストで国王殺害の濡れ衣を着せられた上にお尋ね者となる。

 2では仲間と共に逃亡しながらも活動を続けていたが、道中にようやく再会できた父を眼前で失う、更にはラスボスとの戦いの前に世界が滅び、最愛のヒロインもあっけなく殺害され、最後はラスボスを封印する代償として自らも命を落としてしまうという、まごうことなき悲劇のヒーローの1人である。



 同作の主人公である昴治、及び「もう一人の主人公」ともいえるキャラたち1名を除いてことごとく劇中で悲惨な目に遭っている。尤もルクスンに関してはコメディリリーフの要素が強く、そこまで悲壮感を感じさせるものではなかったが。



 元凶となった悪の科学者・木原マサキに利用されるためだけに生み出された。望まぬ戦いを強いられ理不尽なレベルの風評被害を受けまくり、最後は自責の念と自分の中にいる悪魔の人格が再び目覚めるのを阻止するためヒロインと共にその命を散らしてしまう。




 特別課外活動部のメンバーで真田の幼なじみでもある。夏でも厚着なのはペルソナを制御する為に飲む薬品の副作用。活動中にペルソナが暴走し、誤って天田の母を絶命させてしまい一度は活動部を離れたが、紆余曲折で復帰する。だが、しばらくして天田に母を殺めた人物である事がバレてしまう。10月4日の影時間で天田と対峙してしまうが、ある敵が乱入して攻撃した際、天田を守って生死の境を彷徨うことになる。ペルソナ3本編とP3P男主人公ルートでは必然的に故人になってしまうが、P3P女主人公ルートでは荒垣のコミュである条件を満たしていると、(プレイアブル終了はあれど)ギリギリ息を吹き返し生存するという救済措置がある。








 ただし、人によっては自業自得だという見方もある。






 主人公(サイファー)の二つ名。ベルカ戦争で名だたるエース部隊や超兵器を撃破する様から(それはまさしくこの作品のモチーフになったアーサー王のように)敵味方から恐れ慕われる存在になった。しかし、自分の後釜を失い、更に前の相棒だった敵と戦う宿命を背負わされる。最後には、彼の存在は戦争終結から10年後に描かれた、ドキュメンタリーに取り上げられるまで、その壮絶な生きざまと共に封印されてしまった。



 中世編で勇者として魔王から婚約相手を救う使命を帯びて旅立った主人公。ところが倒した魔王は偽物で、先代の勇者と親友を失ってしまう。しかしこの出来事は彼の受難と転落人生の序章に過ぎなかった。ゲーム全体の核心である為該当項目で。












 世界の王となり、世界中の富を手に入れたがそれと引き換えに恋人のベリーを失った。王として世界の頂点に君臨できた事はベリーを失った事に比べればどうでもいいこと。つまり、彼の心の傷を癒す術はもうないのである。






 Dr.エッグマン祖父であるプロフェッサー・ジェラルド・ロボトニックによって生み出されたソニックに似た生命体。ジェラルドの孫娘であるマリア・ロボトニックとは仲良しだったが、人工カオスが暴走した事が発端となったGUNのアークの閉鎖と研究員の口封じの際、マリアが撃たれ息絶えてしまう間際に伝えた「私のかわりに、いつか必ず、あの星に住むすべての人達に……」という彼女の言葉を、人類への復讐を願うものだと解釈してしまい復讐に走ってしまうが、エミーの説得によりマリアが最期に「すべての人達に幸せになるチャンスを与えてあげて。みんなの願いを叶えてあげて」と言っていた事を教えられたシャドウは一転し、亡きジェラルドがプログラムに組み込んだアークの地球衝突を阻止する。阻止には成功したが、体力切れで大気圏に落下してしまう。死んだと思われていたが、続編のソニックヒーローズにて生存していた事が判明する。


物語の15年前の戦争で親友と憧れの人を相次いで失い(しかも、憧れだった人は生体兵器として使われていた)、更に自分が使用した兵器によって地球へのコロニー落としを誘発してしまい結果として、地球の人口が9割以上が失われてしまったために、コクピット恐怖症を患ってしまった。だが、とある少年と出会ったことで立ち直る事ができた。






 スタジオジブリの主人公の中でも、かなりの悲劇を経験している主人公。戦時中に母を亡くし、節子と共に親戚の叔母さんの家に住むことになる。だが、共同生活がうまくいっていたのは最初だけで、段々叔母との関係が悪化し、近所の防空壕へ移り住む。しばらくは節子とままごとのような幸せな生活を送っていたが、手に入る食料が激減した事で火事場泥棒等を行っていたが、父が戦死した事を知り、節子も栄養失調で死んでしまう。節子を火葬した清太は数日後に駅の中で息を引き取り、神戸市が大都市に発展する程に時が経っても幽霊のまま節子を連れて現実を彷徨っている。こういった所が悲劇のヒーロー的だが、最近では他の戦争がテーマであるアニメの主人公らと比較され、より悲劇的に思われることが多い。(清太以外の戦争アニメの主人公らも悲劇に見舞われながらも、清太よりは近所付き合いや仕事等がうまくいっていた為、清太よりはマシな結末を迎えている。一方清太は節子の隣にいたかったとはいえ周囲との関係を築かなかったのが自業自得でバッドエンドの原因と言えよう。勿論、それらに関する意見は人それぞれである)







 ヒロインのために人間を捨ててロボットで戦い続ける。しかし、彼女の父親の死などですれ違いが起き始め、さらに敵対する組織の謀略でそれが頂点に達してしまう。彼女は映像で自分のために戦っているを初めて知るが、既に私的理由が入るスキが無くなってしまっていたため、和解を押しとどめてしまう。

 彼は最後まで記憶を失いながらも戦い続け勝利をもぎ取る。しかしその代償は大きく、記憶と命を失い、もう一人の主人公と二人の異性体に看取られながら生涯を閉じた。ヒロインは自分の犯した過ちと和解できなかった彼の死に泣き続けた(のちに、三か月後になって間接的ではあるが映像で和解したことが分かる)。

 しかし、彼の死は無駄にはならず200年後に第三銀河帝国建国の英雄として語られることになる。


過去に呪われし逃走者も参照。


侵略者から地球を守るため、改造された肉体で同じく改造された親族や同胞と戦い続ける宿命を背負うこととなる。

家族ははおろか自我まで失いながらも最終決戦に挑んだ。







 作風から目立たないが、主人公である孫悟空もその半生(出生直後に故郷滅亡してを含む多くの同胞が死亡,自らの力が暴走して育ての親を無意識に死なせてしまう,最大の親友二度も殺される,実の兄息子を拉致された挙句彼との戦いの末に死亡,復活後も地球を守るため自ら犠牲になり再び死亡……)を踏まえればある意味では該当する。






 かつての師匠を手に掛けたことにより望まざる英雄となる。しかし彼女の意志を間違って解釈し、その意志と決別。そのうえ、自分の意志を踏みにじって子供を作られたことにより、組織から脱却。規範の怪物に戦い続けることになった。

 それらが過ちだと気づいたのは全てが終わり自分の望むべき世界になり彼自身が死の水際になってからの事であった。




 鳳仙学園のトップにして美藤兄弟の長男。鈴蘭との抗争で武器を持つ生徒20人以上を素手で殴り倒すほどの力を持っていた。

 また男気も厚くリンダマンやZEROⅡの鳴海からも慕われていた(映画版だとナイフを持つ川西をダサいと言ったり、出所した川西を鳳仙の後輩がリンチにやってくるところからもそれがうかがえる)。

 しかし、抗争の後退学を受けた川西が(映画版だと抗争の最中に)彼をナイフで刺し殺してしまうという悲劇が起きる。以後、抗争に参加しなかった鈴蘭の桂木と鳳仙との間に休戦協定が結ばれたが、これが後々の禍根となってしまう。










 貧しいながらもと平穏な生活を送るごく普通の青年だったが、1人の少女との出会いをきっかけに彼の日常は急変。苦労して得た就職先は初日でクビになり、更に兄はテロ事件の主犯として指名手配。その後も様々な運命に翻弄され犠牲を出しながら選択していき、やがて最期は自らも……

 プレイヤーの選択によって辿る運命は変わるものの、おそらく歴代テイルズオブ主人公の中でもトップクラスの悲劇のヒーローと言える。





























悲劇のヒーローが多く登場する作品編集

※五十音順








悲劇のヒーローに定評のある役者と声優編集

※五十音順



※他にいましたら、是非追加してください。

関連タグ編集

ヒーロー ダークヒーロー アンチヒーロー 男主人公

命のヒーロー 消失系ヒーロー 悲劇の主人公


悲劇のヒロイン←女性版。

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