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演者編集

増岡弘(’66、'67劇場、’68テレビ)

田中崇 ※現・銀河万丈(79-’80テレビ、'80劇場)

大塚明夫(’01-’02テレビ)

丹沢晃之(’12劇場「RE:CYBORG」)

小山剛志(デビルマンVSサイボーグ009)

乃村健次(CALL OF JUSTICE)

桜庭大翔(2024年舞台版)


概要編集

サイボーグナンバー「005」。褐色肌だがアフリカ系ではなく、純粋なネイティブアメリカン


27歳。12月25日生まれ。非常に大柄で、髪型はいわゆるモヒカンには入れ墨と思われる赤い線がある。普段はスカーフ長袖を着こんでいるため人目に曝されることはないが、全身におびただしい数の経緯不明の傷跡が残っている。


人物編集

インディアンとして差別迫害を受けて定職にもつけず、仲間達が種族のプライドを捨てて見世物じみた仕事についていることに怒り失望を覚え、自暴自棄に陥っていた時、ブラックゴーストに「仕事がある」と騙されてサイボーグ手術された。

平成版では差別描写に配慮し「元々ある現場の作業員だったが、ブラックゴーストに丸め込まれた雇用主に解雇され連れて行かれた」と言う具合に変化した。


性格は基本的に穏やかだが、ネイティブアメリカンゆえに差別されてきた過去があるため、世の理不尽に対しては怒りを隠さない気性の持ち主。長らく自然の中で生活してきたため生物的な直感にも長けている。


能力は機関銃も跳ね返す頑強な肉体と、素手で戦車の砲身を捻じ曲げるほどの怪力。その頑丈さで仲間のになったり、素手で隔壁をこじ開けたりと豪快な活躍をするが、半面敏捷性で劣るため、俊敏な敵には翻弄されることも多い。


平成リメイク版アニメでは「アパッチ族の酋長から名前を取っているのにモヒカン族の風習であるモヒカン刈りをしているのはおかしい」という理由から名前が「G・ジュニア」に改められている。近年の「RE:CYBORG」では逆に髪型の方がモヒカン刈りではなくなってしまった。また、この映画では赤い刺青の線について「普段は肌に見えず、感情が昂ると顔や全身に現れる」というどこかで見たような描写がなされている。

舞台版の髪型は角刈りで入れ墨も白に変更された。但し名前と背景は原作を踏襲している。


投稿される漫画作品によっては非常にシュールな言動に及ぶことがあるが、これは原作途中から彼がシャーマン的な側面を持つようになり、自然、霊的なものと語らうようになったためである。よって決して邪気眼とかそういうのじゃありません。ネイティブ・アメリカンには宇宙の真理である「大いなる神秘」への信仰があり、それが彼の精神に根付いているのである。

また、平成版のアニメ作品ではインディアン居留地などの問題提起も描かれている。


余談編集


  • 石ノ森章太郎の執筆した他の作品にスターシステムで登場している。
    • 『マンガ日本の古典① 古事記』(中央公論社)では、高天原随一の剛力の持ち主「タヂカラヲの神」役で出演。髪型の違いはあるが(タヂカラヲは長髪)、逞しい巨体に褐色の肌、顔を走る文様などの共通点がある。

関連タグ編集

サイボーグ009 005 巨漢

サソリジェロニモjr:原作者が同じ作品の名前がほぼ同じキャラ。

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