ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

空襲などの有事に入る被害を抑える避難場所

(核)シェルターブンカーもこの範疇に入る。


規模は様々で、太平洋戦争中の日本では家庭の敷地にも手製の小規模防空壕が多く作られた。

自治体や軍の施設により作られたものだと、コンクリート製のものもある。

しかし、当時の防空壕の中には現在忘れられて朽ちて行き、落盤などの危険を引き起こしかねない状態になっているものもある。

沖縄戦では特に自然の洞窟(ガマと呼ばれる)なども防空壕やトーチカとして利用された。


他、ナチスドイツではベルリンハンブルクウィーンに「高射砲塔」と呼ばれる対空要塞砲台を建造した。

これは対空砲の射界を十分に取るために、がっしりとした塔状の構造物に重高射砲や対空機関砲を載せたもので、防空砲台としては米英連合軍の重爆撃機の大群の前にあまり戦果は挙げられなかったが、とにかく頑丈堅牢で、多数の市民を収容するシェルターとしては有効に機能した。

あまりに頑丈なので撤去しづらく、ハンブルクとウィーンにはいくつか残っており、民生転用されていたりする。

ロリアンなどナチスドイツが利用した港町のいくつかには、Uボート・ブンカーが建設された。これは入港中のUボートを爆撃から護るもので、有効に機能した半面、異様に堅牢なために(まあ、相手相手だから仕方ないのだが)、撤去費用が掛かりすぎるとして現在も残されて港湾施設などに使われていたりする。


国によっては地下鉄を有事の際に防空壕として転用するところも少なくなく、この1つである韓国では地下鉄の撮影は禁止されている。

また、東側国家の地下鉄は有事のシェルター等、軍事利用を念頭に置いて設計されていると言われている。

実際にキーウの地下鉄はシェルターとしても活用された。


関連タグ編集

空襲 バンカー ブンカー

関連記事

親記事

避難 ひなん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 11112

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました