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概要

動詞は、名詞とならんで、ほぼ全ての自然言語が持つとされる品詞である。
一口に動作・動きを表す品詞が「動詞」とされるが、「消える」のように変化を表したり、「ある」「違う」「異なる」「匹敵する」のように存在や状態を表すものも含まれる。
状態を表すものは形容詞に分類されてしまいそうだが、その場合は、それぞれの言語におけるその単語の文法上の形態や機能に基づいて「動詞」と分類されている。

日本語における動詞

いわゆる学校文法などにおいては、活用のある自立語で、文中において単独で述語になりうる(同様の性質から形容詞形容動詞と包括して用言と呼ぶ)。
その言い切りの形(終止形)が、一般にウ段の音で終わる特徴に基づいて分類されるが、文語のラ行変格活用の語に限り、「」とイ段の音で終わる。

余談

「違う」は状態を表すが、文法上の形態に基づいて動詞と分類されている。だが、状態を表す単語と言えば形容詞を思い浮かべるためか、「違かった」「違くない」と形容詞式の活用が行なわれることがある。
けれども、同様の意味を表す「異なる」には形容詞式の活用が行なわれることはまずない。「違う」には、「違い」という連用形/名詞が存在し、その末尾が形容詞の終止形「~い」を連想させるためだろう。
一方、英語では、日本語の「違う」「異なる」に当たる単語は一般にdifferentという形容詞だが(形容詞なので辞書では「違った」「異なった」という訳語が当てられている)、実はdifferentは、differという動詞から派生した形容詞なのである(つまりdifferという単語は文字通り日本語の「違う」「異なる」に当たるのである)。

また、韓国語では形容詞は、動詞と同じような形態(特に終止形が-다となる点)と機能を持つために、もっぱら意味に基づいて「状態動詞」などと呼ばれ、動詞の一種として分類されることもあるが、文法上の形態における少なからぬ違いに基づいて、形容詞と呼ぶこともある。
韓国語では活用する語は全て終止形が-다となり、変格活用があるものの、全て似たような変化を行うが、意味と文法機能の両面から、있다/없다(ある/ない)という存在/非存在を表わす「存在詞、이다/아니다(だ/(で)ない)というX=YであってXとYが互いに交換可能であり2つの要素が一致することを示したり(このことを指定と呼ぶ)その否定をする「指定詞の2つを分離して4つに区分することもあるが、「存在詞」を動詞の一種、「指定詞」を形容詞の一種に分類することもある。

関連タグ

言語 文法 品詞
形容詞 形容動詞

動作 行動 仕草 アクション シチュエーション

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