概要
趣味は読書。特技は計算。好きな食べ物は羊羹、嫌いな食べ物は抹茶。デスクワークの達人。
「女性死神協会」の副会長。会議を仕切り、会員に指示を出す。
休日は図書館に行ったり買い物をしている。図書館でよく会う雛森桃とは読書友達。
眼鏡をかけた生真面目な女性で、普段は隊長の京楽春水の秘書のように振舞う。ふらふらしている京楽に憤っている場面も多く、素気ない態度が目立つ。
その一方で「数歩下がってついていく」発言や、総隊長の山本元柳斎重國との対決に際して彼の身を案じるなど、敬慕する面が垣間見える。「カラブリ」では京楽に大きなハートチョコを作っている。料理は不得意なのか松本乱菊曰く「去年まではゴミ」。今年は上手くいくが、義理と書いてしまい困る微笑ましい姿が描かれている。
後に分かった事実では、彼女の母親は春水の兄の妻。つまりは、姪に当たる。
110年前から護廷十三隊に所属し、当時八番隊副隊長を勤めていた矢胴丸リサと毎月一日は読書をして過ごしていた。また、この頃は現在の草鹿やちると同程度の体格だった。
瀞霊廷通信で「大概にしてください」を連載中。読者の悩みやボヤキなどを一喝するコーナーで常にトップ3に入る人気。ファンレター、誕生日にはプレゼントが多数届く。男性読者に人気。
能力
昔は自身の能力で最も高い鬼道を生かそうと、鬼道衆に入ろうと考えていたが、リサと京楽から八番隊にふさわしいと思われて八番隊に入隊した経緯が小説で語られている。
鬼道の才に優れ、彼女が披露した滅却師の干渉を完全に断つ結界【白断結壁】は七緒が開発した術とされ、十三隊では七緒以外に使える者がいないともされる。
神剣・八鏡剣(しんけん・はっきょうけん)
有事の際に七緒が用いる斬魄刀。祭事に用いる刃の無い特殊な剣。
伊勢家の家長が代々受け継いできた「伊勢家の斬魄刀」であり、このため伊勢家の人間は個人用の斬魄刀を一切持たない。
長方形の板の中に正方形の鏡が4つはめ込まれているような形をしている。
本編では解号、及び卍解の存在は明らかにされていない。
その剣で人を斬る事は出来ず、神と対峙し、神の力をその身に受け八方へ振りまく力があるとされている。
伝承通り神に対して滅法強く、京楽の卍解・花天狂骨枯松心中でも倒せなかった神の如き強さを誇る滅却師完聖体のリジェ・バロに対し、始解でありながら攻撃が当たるだけで腕を落とす特効っぷりを見せ、リジェも「八鏡剣は不味い」と警戒する程で、リジェの神の喇叭(トロンペーテ)を正に鏡のように跳ね返し勝利した。
余談
本作の女性キャラクターでは(比較するとだが)スレンダー体型に分類されるようで、アニブリの水着回ではパッドを着けていた(後に乱菊にバレてしまった)。