概要
1977年6月26日生まれB型。広島県出身。
主に週刊少年ジャンプで漫画を執筆している漫画家。ファンからの愛称は「師匠」。
初期は久保宜章(くぼのりあき)というペンネームを使用していた。
ベタと大ゴマを多用した迫力のあるバトルシーンと洒落た台詞廻しが最大の特徴。
特に巨大な敵・派手な技を描くのが非常に上手く、よく他の漫画の引き合いに出される。
また会話の見せ方が秀逸であり、語り草になる名シーンをいくつも生み出している。
兎にも角にも読者の印象に残る画面作りに秀でた漫画家。
作中の女性キャラは大多数が巨乳であり、物語が進むにつれ胸が更に大きくなる傾向にある。
貧乳キャラも多く登場するが、標準サイズの胸囲の持ち主の割合が極端に少ない。
また、女性キャラが残虐・猟奇的な痛めつけを受けるシーンがたびたび描写されることも見受けられる。
2019年発売の『新サクラ大戦』のキャラクターデザインを担当したが、「名前は知ってたがやったこともなかったためそんな自分がキャラクターデザインをするのはファンに対して失礼ではないか」と、当初はあまり乗り気ではなかったらしい。過去作の登場人物である神崎すみれは対してその思いが特に強かったようだ。
2020年8月24日発売の週刊少年ジャンプより『BURN THE WITCH』の短期集中連載(全4回)を開始。2018年7月掲載の読切で描かれたストーリーの続きとなる。
作品一覧
漫画
2000年『ZOMBIE POWDER』
2001年『BLEACH』
2020年『BURN THE WITCH』
キャラクターデザイン
『新サクラ大戦』
余談
ネットで出回ってるサングラスに網の服を着た人は、タクヤさん(KBTIT)という別人である。
『BLEACH』連載当初の久保帯人氏は、サングラスに茶髪でオシャレな服装という漫画家らしからぬ姿でテレビ出演しており、その強烈なインパクトにより、いい意味でも悪い意味でも話題になってしまった。
その結果、よく似たルックスの人達と混同されて茶化されたり、コラ画像化されたりした。
この事について、2015年9月に集英社が公式HPにおいて『ネット上で久保帯人氏と称して別人の画像を貼る行為』に対する警告文が掲載された。
悪質な場合は訴訟も辞さないと公表。おそらくは某民の度の越した行為に対して集英社(おそらく久保氏本人も)の堪忍袋の緒が切れたものと思われる。
そんな久保氏であったが、2016年2月に大幅なイメチェンを遂げてファンを驚かせた。恰幅が良くなり無精髭にパーマヘアというその姿は、もはやKBTITとは似ても似つかない。めでたしめでたし。
また、『BLEACH』の連載終了を機にあるファンレターが送られ、Twitterにアップしたマンガが大きな反響を得た。似てる人の件といいオサレといいネタ的にも愛されているのかもしれない。