始解
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しかい
漫画『BLEACH』に登場する刀・斬魄刀の形態。
本来斬魄刀は持ち主の霊力に応じた大きさになるが、もしそのままであれば隊長格クラスだと列車やビルくらいのサイズを常に引きずり回すことになる。
作中でそうなっていないのは、通常時は普通の日本刀の姿をした封印形態となっているからである。
それぞれの解号と「仮の名前」を呼ぶ事で斬魄刀解放の第1段階である【始解】が行われる。
会得条件は、自身の精神世界に存在する斬魄刀の本体との対話と同調によって斬魄刀の「名」を知ること。
日本刀から変化しない方が少なく、例えば作中では蛇腹剣や七支刀、さらにはモーニングスター、斧、槍、鎖鎌など武器の種類が変わるもの、バラバラになるもの、果ては火そのものと様々な姿を取る。
ただし二刀一対型、つまり2つに分かれるのは非常に珍しいとされ、作中で登場したものにもそれぞれの事情が明言あるいは示唆されている(該当者はこの3人)。
なお(始解の場合は)折れたとしても使用者本人の霊圧により勝手に修復される。