「俺の役目は 仲間を護ることだ」
「勝ちゃいいだけの話だろ!」
「助ケル 俺 ガ 助ケル」
プロフィール
年齢 | 15歳→17歳(死神代行消失篇時) |
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身長 | 174cm→181cm |
体重 | 61kg→66kg |
血液型 | AO型 |
誕生日 | 7月15日 |
星座 | 蟹座 |
テーマミュージック | Bad religion “News From The Front” |
好物 | チョコレート、辛子明太子 |
尊敬する人物 | ウィリアム・シェイクスピア |
斬魄刀 | 斬月 |
卍解 | 天鎖斬月 |
職位 | 無し(死神代行) |
概要
CV:森田成一
演:福士蒼汰(実写映画)
外見はオレンジ髪に茶色の瞳を持つ青年。
『一護』という名前は、何か一つのものを護り通せるように、の意味に由来している。
一見すると、どこにでもいそうなごく普通の高校生だが、異常なまでに優れた霊感を持つ。
常に眉にしわを寄せた表情をしていることや、派手な地毛の色、ぶっきらぼうな態度・言葉遣いなどから誤解され易いが、本質的には正義感が強く心優しい好青年で義理堅く見返りを求めたり、卑怯な事も殆どしないタイプである。
癖の強い登場人物が多い中、主人公ながら数少ない常識人で基本的にはツッコミ役だが本人もボケる場面もある。
学校ではその外見故に不良扱いされやすい。
上記のレッテルを避けるためにやや不純な理由ながら真面目に勉学に励んでおり、成績は良い方(同級生は彼の成績を知った際はかなり驚いていた)。幼少時代から空手を学んでおり生身の戦闘力も高く、それなりに体力もあると思われる。
不良扱いされているが文句を言わなければ他者と友好的に接することできるなど社交性も全く無いわけでもない。
周りからは取り柄がなく何もできないダメな人物に思われがちだが何だかんだで優秀である。
猪突猛進で要領はあまり良くなく、白一護や石田には脳筋扱いされる。
幼少期は泣き虫なお母さん子だったが、9歳の時に自分のせいで母親を死なせてしまったと思い家族を守ろうと決心した。
15歳でルキアと会い死神代行となり、虚、十三隊、破面、滅却師などと戦い続けている。
物語開始時から尸魂界篇まではルキアよりもたらされた死神の力により発生した無銘の大刀、それ以降は自身の死神の力を目覚めさせて手に入れた斬魄刀「斬月」を武器にしている。
尸魂界で行った夜一さんの修行で卍解『天鎖斬月』を習得。また、仮面の軍勢との修行で虚化も使いこなせるようになった。
帰刃したウルキオラとの激戦の中で力及ばず倒れるが、織姫の叫びに応えて完全な虚として復活。ウルキオラを斬り伏せた後に元に戻ったが、それ以降は虚の力を上手く使えなくなってしまう。
崩玉を取り込んだ藍染惣右介と戦いで『最後の月牙天衝』を発動。その反動として死神(と虚)の力を失うが、XCUTIONとの出会いをきっかけに『完現術(フルブリング)』を習得。これを契機として、装いも新たに死神の力を取り戻した。
『見えざる帝国』との戦いで滅却師の素質があることが判明。ハッシュヴァルトに天鎖斬月を折られてしまうが、霊王宮で斬月の口から真実を知り、新たな『斬月』を携えて再起する。この際、完全虚化も使いこなせるようになった。
千年血戦篇の最後は石田や藍染と協力し見事ユーハバッハを撃破。世界を護る。
最終回にて井上織姫と結婚し、黒崎一勇を授かった姿が描かれる。
高校の友人や、恋次、ルキアとも仲が良い様子も伺える。
隠されていた真実
※以下、一護に関する核心的なネタバレを含むため、閲覧注意
『破面』編にて彼の父の正体が、更に『千年血戦』篇で彼の出自について詳しく語られた。
彼の父である黒崎一心は死神であり、『破面』編で窮地に追い込まれた一護を助けるかたちで登場して正体を明かす。
また、『千年血戦篇』篇では、彼の母黒崎真咲が滅却師であることが語られた。
元々死神(護廷十三隊隊長の一人)であった一心(当時:志波一心)はとある虚退治のため(という口実のサボリ)に現世に来ており、現世で藍染達が生み出した改造虚・ホワイトと交戦した際に窮地に陥ったところを真咲に助けてもらったことが二人の出会いのきっかけだった。
後日そのお礼を言う為に現世に出向いたところ、彼女はホワイトとの戦いで負った傷が原因で虚化しかけて命の危機に瀕していた。
事情を知った浦原の手を借り、真咲を救うため、特殊な義骸を用いて自分と真咲及び彼女の中の虚を繋ぐことにより虚化を抑えることになった。結果、真咲と虚との繋がりが切れる時まで(実質彼女が死ぬまで)義骸から出られず死神に戻れないデメリットがあったが、一心は死神をやめて彼女を守り続けることを即断した。
その後霊術院で学んだ中で唯一使えそうだった医学を活かして小さな診療所「黒崎診療所」を開き、浦原の手も借りて勉強しながら現世での生活を始めた。元気になった真咲はよく診療所に顔を出し、一心は彼女に振り回されながらも幸せな生活を送り、後に結ばれて一護と遊子、夏梨を授かった。
※ちなみに、一心は真咲の死後も一護の中の虚とは繋がっていたが、尸魂界篇でその虚(の力)である白一護が呼び出されたことによってリンクが消える。
つまり、一護は死神と滅却師のハーフであり、更には虚の力を併せ持つというこれでもかというくらいのサラブレッドであり、彼の高い霊圧や霊感、死神の力はこのためだった。
自身の死神の力と斬魄刀は『尸魂界』篇から、本当の斬魄刀については『千年血戦』篇から目覚めている。
斬魄刀
斬魄刀の名前は『斬月』。
解号はなし。
常時開放型で包丁のような形をした斬魄刀。
晒はない。普段は斬月の柄についた包帯(晒)の中に収納している。
死神代行消失篇では晒が卍型を彷彿とさせる鎖になっているほか、鞘も復活している。鞘のデザインは包帯を思わせるもの。
千年血戦篇では二刀流になった。どっちも包丁型だが、長刀は虚の仮面を連想する形になっている。
短刀の持ち方をよく見ると滅却師の弓のように、握と思われる部分を握っている。
卍解
『天鎖斬月』
ただの漆黒の細長い斬魄刀になり、包帯部分も鎖に変わる。
死覇装の形も斬月のおっさんが羽織るロングコートのような形に変わる。
当然、鞘はないため卍解を解除しない限り刀身を鞘に収めることは出来ない。
スピードに特化している。
死神代行消失篇では刀身がギザギザになっている。
千年血戦篇では思いっきり形が変わり、包丁をモチーフにしたような形になった。
よく見ると滅却師の弓を連想するデザインになっている。
虚化
初出は浦原商店の修行時。
朽木白哉との戦闘中に発現し、平子との修行でコントロール出来るようになった。
左半分に大量の線が書かれたやや不気味な仮面をつける。
完成虚化後は仮面のデザインが完全虚化を彷彿とさせるシンプルな二本線に変わった。
死神代行消失篇以降は出番なし。
完全虚化
ウルキオラ戦で発現。
角が二本生えた仮面をつける。理性はない。
虚閃を放てる。
一部では帰刃という説があるが不明。
千年血戦篇では一護の頭から直接角が生えたデザインに変わった。理性もしっかりある。
完現術
唯一潜在的にあった能力ではなく、死神代行消失篇で後天的に習得した能力。
第一段階
卍型の霊圧が代行証から出た形態。
車輪型の月牙を放てるが、それ以外の攻撃手段はない。
そもそも刀本体がないため、身を護る手段は月牙以外に全くなく、実戦向きとは言えない。
第二段階
死覇装のような服を纏い、手と一体化した刀を振るう。
ホワイトや最後の月牙天衝を彷彿とさせる。
第三段階(完成)
ドクロのようなスーツを着る。
鞘が復活した。
滅却師の力
初出は剣八戦で死にかけたとき。
キルゲ・オピーとの戦闘中に発現。
聖文字や滅却師完聖体は会得していない。
- 静血装
外部出演
Jスターズビクトリーバーサスに出演、Jアドベンチャーでは追憶編の主人公。
近接攻撃はそこそこ強くコンボも狙える必殺技も持っているのだが、CPUはもっぱら月牙天衝頼み。
スタミナ溜めモーションを完遂すると、虚化して月牙天衝が連射可能になる。時間経過で元に戻る。
そして、素の状態だと打たれ弱く殺せんせーのミサイルの一撃で2割近く吹っ飛ぶ…。
超必殺技に「最後の月牙天衝・無月」があるが…一撃死と言うぶっ飛んだ性能ではあるものの、相手を仕留め切れないと逆に自滅してしまう為、使い所を見極めないと相手に勝ち星を献上するハメになる。
掛け合いでは相手チームにルキアがいると、既に卍解済みなのに「卍・解!」の台詞がある。
また、兄妹つながりで自チームに飛影・ララがいると専用の掛け合いが発生する。
余談
作者の久保帯人は「描きにくいキャラ」として挙げており、初期はタレ目と独特の髪型を描くのに苦労していたと述べている。
読切版では葬儀屋の息子として登場し、過去に織姫の父の死を看取っている。
実写版では仮面ライダーフォーゼで如月弦太朗を演じた福士蒼汰が演じているが、主要人物にもフォーゼキャストが揃っていたりする。
関連イラスト
関連タグ
BLEACH 井上織姫 石田雨竜 茶渡泰虎
朽木ルキア 阿散井恋次 浦原喜助 コン
黒崎一心 黒崎遊子 黒崎夏梨 黒崎真咲 有沢竜貴 浅野啓吾 小島水色 黒崎織姫
白一護 斬月 天鎖斬月 月牙天衝 最後の月牙天衝 無月
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ブラックヒーロー