ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
市丸ギンとは、漫画『BLEACH』の登場人物である。

「ほんなら卍解は どんくらい延びるかわかる?」

「しゃァない よう分かるように キミらの長さで 教えたげるわ」

13kmや


「情ですか あらしまへんよ そないなもん 最初にお会いした時に言いましたやろ」

「ボクは蛇や 肌は冷やい 情(こころ)はない」


巻頭ポエム

美しきを愛に譬ふのは

愛の姿を知らぬ者


醜きを愛に譬ふのは

愛を知ったと驕る者(20巻)


プロフィール

誕生日9月10日
身長185cm
体重69kg
斬魄刀神鎗
卍解神殺鎗
解号始解:射殺せ(いころせ) 「神鎗」
卍解:死せ(ころせ) 「神殺鎗」
好きな食べ物干し柿
嫌いな食べ物干し芋
趣味人間観察
特技針の糸通し
休日の過ごし方散歩
CV遊佐浩二
舞台土屋裕一秋沢健太朗

概要

護廷十三隊三番隊隊長。

流魂街出身。

一人称は「ボク」で、京言葉で話す(CVを担当した遊佐氏は実際に京都出身)。

休日は瀞霊廷内の散歩をして過ごしている。

常に薄ら笑いを浮かべたような顔をして胡散臭くて飄々としている。

朽木ルキアからは初めて会った時から嫌悪感を持たれ、東仙要からは「まともな者なら誰でも君に警戒心は抱くさ」と評されているが、カラブリによれば、三番隊からは信頼されていて(意地悪の対象は隊を問わないが三番隊は犠牲者が数知れず)9割隊長ファンとイヅルは自虐している。

瞳は淡い水色(アニメでは赤色で描かれる場合もある)で糸目、驚いたときなどに目を見開くことがある。

自身を「蛇」と比喩しており、ルキアに「蛇」、黒崎一護と部下の吉良イヅルからは「キツネ」に例えられている。414話の表紙で狐のお面を身に着け、単行本の隙間イラストでは「蛇」で表現されている。女性死神協会が企画していた隊長写真集のタイトルは「白蛇」だった。


三番隊隊長だった時の羽裏色は藍白、羽織は袖のないタイプ。

子供の頃からの大好物"干し柿"だが、手作りするようになったのは三番隊隊長に昇格以降。

三番隊隊舎にはギンが植えて育てた柿の木があり、作ると他隊にも配る。

干し芋は「干し柿や!」と思って食べたら干し芋だったので嫌いになったらしい。

瀞霊廷通信に「んなアホな」という題名で連載を持っていた。


小説『The Death Save The Strawberry』によれば、干し柿を作る日は全業務をイヅルに一任、干し柿作りだけに専念して一切仕事をしない。席次や部署も関係なく集まれると隊士達は密かに毎年楽しみにしており、手が空いた者達が順番に手伝いに来ていて三番隊の恒例行事となっていた。他隊の隊士達からは何を考えてるか分からない得体が知れない人と恐れられていたが、自隊士達からは恐れを含めて尊敬され慕われていた。


ファンブック「UNMASKED」の乱菊とイヅルが彼について語るフリートークによると、隊の仕事はほとんどイヅル任せ。全面的に信頼してくれている、褒められる事も無かったが内容に口を挟まない懐が深い。自分にとっては理想の上官と乱菊に語っている(見出し文は"イヅル盲目の慕情")。

ギンのキャラ紹介ページでは、彼の作った干し柿を酒の後に食べると二日酔いしなかった乱菊は度々取りに来ていたこと、イヅルに試したら決まって腹を下していたことが判明した。


斬魄刀

詳細はリンク先を参照。


詳細はリンク先を参照。


人間関係

掴みどころがなく、本心が読めない人物であることから、誰にどのような感情を向けているか基本的に不明確になっている。


彼との因縁そのものはかなり深いが、彼との直接的な絡みは少ない。

最初に戦ったのは尸魂界篇の序盤。瀞霊廷に侵入しようとする一護を撃退し侵入を断念させた。

それ以降、彼自身は一護に対して一目置くような態度を見せるが、基本的に直接絡むことはなく、一護からも、「あんたの剣からは何も感じなかった」と言われており、実際にどういう感情を抱いていたのかは不明。


「理由など最初からない。私の中の何かがこの男の総てを悉く拒絶していたのだ」

初見から異様に嫌われていた。彼女曰く、時折朽木白哉と歩いていると決まって白哉に声を掛けていた。処刑を受け入れた彼女に「散歩がてら…ちょっと意地悪しに」と覚悟を崩す言葉をかけるなど意地の悪い言動が目立つが、一方、破面篇ではウルキオラからアーロニーロと戦わせるために回廊操作したか聞かれた際に「そんな意地悪なことはしてないし、悲しい話は嫌い」と否定したり(怪しいが)と、実際のところギンのルキアに対する感情は不明。


死神になって以降、彼の配下となる。彼から「彼以外を副隊長だと思ったことはない」と信頼を寄せているような発言をされている。基本的に命令に従うが、忠誠心は見受けられず、目的も不明確であり、彼に荷担した動機が不明だったが破面篇終盤で明かされた。本心(ネタバレ)を参照。


同期にして幼馴染。

幼少時代に彼女を助け同居していた時期があり、ギンは生まれた日を知らない彼女に「ボクと会うた日が乱菊の誕生日や なっ ええやろ乱菊」と発案した。その言葉に彼女は目を丸くするのみでなんと返したか分からないが、ここから彼女の生まれた日は「二人が出会った日」に決まったと思われる。

乱菊曰く「行き先を告げずに消える悪い癖」があるらしい。


隊長時に彼を副隊長としており、時には全業務を任せるほど信頼を寄せていた。


どこまで本気か怪しいが、あの子とは話が合っていたから死んで淋しいと発言していた。


劇中の活躍

尸魂界侵入を試み、白道門突破を図る黒崎一護たちの前に立ち塞がった。

藍染惣右介と共に瀞霊廷離反後は、破面勢力として登場。


隊長格が虚圏に突入後、王鍵創生のため藍染らと共に現世に赴き、偽物の空座町にて護廷十三隊や仮面の軍勢と戦闘。

平子真子や虚圏から駆け付けた黒崎一護と戦闘し、猿柿ひよ里を胴体真っ二つにしたものの十刃や藍染と護廷十三隊の戦闘には手を出さず傍観していたり、藍染の力を理解して戦意喪失した一護に逃げるよう警告したり(逃げないなら斬るとも)余り積極的に戦おうとはしていなかった。

アニメで胴体真っ二つはやはり無理だったらしく突き刺しに変更されてる。


尸魂界篇ではなにかと目立っていたが、破面篇では一護との戦闘まではあまり目立っていなかった。アニメ版では各話の終了後のアランカル大百科にて司会を務め破面の解説を行っておりそのコーナーで何かとひどい目にあっている。


関連イラスト


関連タグ

BLEACH 護廷十三隊 三番隊 13kmや 銀髪 糸目

吉良イヅル 松本乱菊 藍染惣右介







以下、ネタバレ注意















巻頭ポエム(真)

君が明日 蛇となり

人を喰らい 始めるとして

人を喰らった その口で

僕を愛すと 咆えたとしても

僕は果して 今日と同じに

君を愛すと 言えるだろうか(47巻)












本心(ネタバレ)

「こいつや こいつが親玉や」



「ボクがこいつを」


藍染の下についた理由は彼を殺すため。


藍染は崩玉の完成のために何百もの死神と死神の才を持つ流魂街に住む人達の魂魄を削って崩玉に与えていた。そのために乱菊の魂魄も幼い頃に大幅に奪われており、奪った連中と藍染を偶々目撃した時からギンは藍染への復讐を心に決めていた。


「決めたんや ボク死神になる 死神になって変えたる 乱菊が泣かんでも済むようにしたる」

そう乱菊に告げたギンは死覇装を羽織い頬には返り血がついていた。


その後、霊術院を一年で卒業し入隊と共に席官の座が用意された天才。当時は五番隊副隊長だった藍染の指示で三席と戦い殺害して「全然あかんわ話にならん」と評した。噂以上だと見込まれ、藍染が隊長に就任した際には副隊長として彼の下につき、後に三番隊隊長になってからも、長い年月をかけて彼の斬魄刀・鏡花水月の完全催眠から逃れる方法を知り、彼を殺し崩玉を奪う機会を狙い続けていた。


王鍵の創生のため、藍染と共に尸魂界に転送された本物の空座町へ侵攻。追ってきた乱菊を白伏で気絶させて、藍染の元に戻り、完全催眠から逃れるために催眠発動前の刀に触れ、不意を突いて彼の胸元を神殺鎗で貫き、刃の内側に存在する細胞を溶かし崩す猛毒で彼の体に穴を空けて崩玉を奪った。


しかし崩玉は藍染の体から離れてもなお彼に力を与え続け、死への恐怖から進化した彼に殺害される。「結局 乱菊のとられたもんとり返されへんかった ああ やっぱり 謝っといて 良かった」と駆けつけた乱菊を見ながら独白。



死の直前に駆けつけた一護を見て「強い目になった 良かった今のキミになら 任せて殂ける」と安心し、乱菊に看取られながら亡くなった。


君が明日蛇となり人を喰らい始めるとして

人を喰らったその口で僕を愛すと咆えたとして

僕は果たして今日と同じに君を愛すと言えるだろうか


かつてルキアに言った「死なせたない人おると急に死ぬん怖なるやろ?」これはルキアの心を乱すためだけの方便ではない彼自身の経験論だったのかもしれない。しかし死しても乱菊と乱菊がいる世界は大丈夫と一護のおかげで最期に安堵を得て確信を持てた。だからこそ、静穏な目をしながら生を終えることができたのだろう。


小説『The Death Save The Strawberry』で、乱菊と出会った場所は東流魂街六十二地区「花枯<かがらし>」であること、そこに乱菊が彼の墓を建てたことが判明した。彼の行動が善と言えるのは所詮結果論であり、その過程で行われたことは紛れもなく悪であったことから、瀞霊廷内に作ることは許されなかった。


その後

「UNMASKED」収録の乱菊とイヅルの破面篇終結後のフリートーク企画(著者は不明)で乱菊は、命助けられっぱなしだった、今回だって自分だけ犠牲になって世界まで救おうとして~と語っておりギンが藍染を殺そうとした真意が自分の為だったとは気付いていない。


「13 BLADEs.」収録の小説(上記の小説とは著者が違う)では、藍染の計画と関係ない虚の襲撃から数百年(百数十年の間違い?)尸魂界を護っていたのも事実と四十六室に語るイヅルにナユラが「詭弁だな、たしかに奴は藍染と最後に敵対していたらしい、埋伏の毒として奴の側にいたという仮説も立てられる。だが結果として尸魂界に被害を出したのも事実。裏切りの最中に残した表向きの功績で罪を打ち消せというのか?」など出番はないものの間接的に触れられている。


「13BLADEs.」収録インタビュー

作者はギンについて下記のように語っている。

「最初から2パターンで迷っていて。敵のままか、実は乱菊のためか。どっちにしようかなってずっと考えながら、どっちにもなるように描いていたんです」「どのあたりで決めたかな、覚えてないな(笑)でもどっちに転んでも大丈夫なように描いてはいるけど、自分の気持ちとしては、藍染を裏切って欲しいなと思って描いていたんです。それで徐々にこっちよりになっていった感じはありますね。でもギンは悪い顔が絵になるキャラクターだったから、悪いままでいて欲しいなって気持ちもありました(笑)」


余談

初期から女性受けが良く、作者は「最初から不気味な顔に描いているつもりなのになぜか凄く女性人気が高い」と不思議がっていた。

  • 人気投票2回目(13巻)3回目(24巻)5位
  • 4回目(36巻)12位

『今回ダンボールにハガキ入れてガッツリ送ってくる強者共がゾロゾロいやがってよ~おかげでまァ集計が大変で大変で…』

  • 斬魄刀人気投票 「神鎗」 8位(40巻)

『今回ダンボール投票は全部一票計算になってんだってよ』

  • 死神限定(一護除く)人気投票4位 (BLEACH13BLADEs.)
  • 斬魄刀人気投票「神鎗」4位

真の関連タグ

復讐 哀しき悪役

「ほんなら卍解は どんくらい延びるかわかる?」

「しゃァない よう分かるように キミらの長さで 教えたげるわ」

13kmや


「情ですか あらしまへんよ そないなもん 最初にお会いした時に言いましたやろ」

「ボクは蛇や 肌は冷やい 情(こころ)はない」


巻頭ポエム

美しきを愛に譬ふのは

愛の姿を知らぬ者


醜きを愛に譬ふのは

愛を知ったと驕る者(20巻)


プロフィール

誕生日9月10日
身長185cm
体重69kg
斬魄刀神鎗
卍解神殺鎗
解号始解:射殺せ(いころせ) 「神鎗」
卍解:死せ(ころせ) 「神殺鎗」
好きな食べ物干し柿
嫌いな食べ物干し芋
趣味人間観察
特技針の糸通し
休日の過ごし方散歩
CV遊佐浩二
舞台土屋裕一秋沢健太朗

概要

護廷十三隊三番隊隊長。

流魂街出身。

一人称は「ボク」で、京言葉で話す(CVを担当した遊佐氏は実際に京都出身)。

休日は瀞霊廷内の散歩をして過ごしている。

常に薄ら笑いを浮かべたような顔をして胡散臭くて飄々としている。

朽木ルキアからは初めて会った時から嫌悪感を持たれ、東仙要からは「まともな者なら誰でも君に警戒心は抱くさ」と評されているが、カラブリによれば、三番隊からは信頼されていて(意地悪の対象は隊を問わないが三番隊は犠牲者が数知れず)9割隊長ファンとイヅルは自虐している。

瞳は淡い水色(アニメでは赤色で描かれる場合もある)で糸目、驚いたときなどに目を見開くことがある。

自身を「蛇」と比喩しており、ルキアに「蛇」、黒崎一護と部下の吉良イヅルからは「キツネ」に例えられている。414話の表紙で狐のお面を身に着け、単行本の隙間イラストでは「蛇」で表現されている。女性死神協会が企画していた隊長写真集のタイトルは「白蛇」だった。


三番隊隊長だった時の羽裏色は藍白、羽織は袖のないタイプ。

子供の頃からの大好物"干し柿"だが、手作りするようになったのは三番隊隊長に昇格以降。

三番隊隊舎にはギンが植えて育てた柿の木があり、作ると他隊にも配る。

干し芋は「干し柿や!」と思って食べたら干し芋だったので嫌いになったらしい。

瀞霊廷通信に「んなアホな」という題名で連載を持っていた。


小説『The Death Save The Strawberry』によれば、干し柿を作る日は全業務をイヅルに一任、干し柿作りだけに専念して一切仕事をしない。席次や部署も関係なく集まれると隊士達は密かに毎年楽しみにしており、手が空いた者達が順番に手伝いに来ていて三番隊の恒例行事となっていた。他隊の隊士達からは何を考えてるか分からない得体が知れない人と恐れられていたが、自隊士達からは恐れを含めて尊敬され慕われていた。


ファンブック「UNMASKED」の乱菊とイヅルが彼について語るフリートークによると、隊の仕事はほとんどイヅル任せ。全面的に信頼してくれている、褒められる事も無かったが内容に口を挟まない懐が深い。自分にとっては理想の上官と乱菊に語っている(見出し文は"イヅル盲目の慕情")。

ギンのキャラ紹介ページでは、彼の作った干し柿を酒の後に食べると二日酔いしなかった乱菊は度々取りに来ていたこと、イヅルに試したら決まって腹を下していたことが判明した。


斬魄刀

詳細はリンク先を参照。


詳細はリンク先を参照。


人間関係

掴みどころがなく、本心が読めない人物であることから、誰にどのような感情を向けているか基本的に不明確になっている。


彼との因縁そのものはかなり深いが、彼との直接的な絡みは少ない。

最初に戦ったのは尸魂界篇の序盤。瀞霊廷に侵入しようとする一護を撃退し侵入を断念させた。

それ以降、彼自身は一護に対して一目置くような態度を見せるが、基本的に直接絡むことはなく、一護からも、「あんたの剣からは何も感じなかった」と言われており、実際にどういう感情を抱いていたのかは不明。


「理由など最初からない。私の中の何かがこの男の総てを悉く拒絶していたのだ」

初見から異様に嫌われていた。彼女曰く、時折朽木白哉と歩いていると決まって白哉に声を掛けていた。処刑を受け入れた彼女に「散歩がてら…ちょっと意地悪しに」と覚悟を崩す言葉をかけるなど意地の悪い言動が目立つが、一方、破面篇ではウルキオラからアーロニーロと戦わせるために回廊操作したか聞かれた際に「そんな意地悪なことはしてないし、悲しい話は嫌い」と否定したり(怪しいが)と、実際のところギンのルキアに対する感情は不明。


死神になって以降、彼の配下となる。彼から「彼以外を副隊長だと思ったことはない」と信頼を寄せているような発言をされている。基本的に命令に従うが、忠誠心は見受けられず、目的も不明確であり、彼に荷担した動機が不明だったが破面篇終盤で明かされた。本心(ネタバレ)を参照。


同期にして幼馴染。

幼少時代に彼女を助け同居していた時期があり、ギンは生まれた日を知らない彼女に「ボクと会うた日が乱菊の誕生日や なっ ええやろ乱菊」と発案した。その言葉に彼女は目を丸くするのみでなんと返したか分からないが、ここから彼女の生まれた日は「二人が出会った日」に決まったと思われる。

乱菊曰く「行き先を告げずに消える悪い癖」があるらしい。


隊長時に彼を副隊長としており、時には全業務を任せるほど信頼を寄せていた。


どこまで本気か怪しいが、あの子とは話が合っていたから死んで淋しいと発言していた。


劇中の活躍

尸魂界侵入を試み、白道門突破を図る黒崎一護たちの前に立ち塞がった。

藍染惣右介と共に瀞霊廷離反後は、破面勢力として登場。


隊長格が虚圏に突入後、王鍵創生のため藍染らと共に現世に赴き、偽物の空座町にて護廷十三隊や仮面の軍勢と戦闘。

平子真子や虚圏から駆け付けた黒崎一護と戦闘し、猿柿ひよ里を胴体真っ二つにしたものの十刃や藍染と護廷十三隊の戦闘には手を出さず傍観していたり、藍染の力を理解して戦意喪失した一護に逃げるよう警告したり(逃げないなら斬るとも)余り積極的に戦おうとはしていなかった。

アニメで胴体真っ二つはやはり無理だったらしく突き刺しに変更されてる。


尸魂界篇ではなにかと目立っていたが、破面篇では一護との戦闘まではあまり目立っていなかった。アニメ版では各話の終了後のアランカル大百科にて司会を務め破面の解説を行っておりそのコーナーで何かとひどい目にあっている。


関連タグ

BLEACH 護廷十三隊 三番隊 13kmや 銀髪 糸目

吉良イヅル 松本乱菊 藍染惣右介







以下、ネタバレ注意















巻頭ポエム(真)

君が明日 蛇となり

人を喰らい 始めるとして

人を喰らった その口で

僕を愛すと 咆えたとしても

僕は果して 今日と同じに

君を愛すと 言えるだろうか(47巻)












本心(ネタバレ)

「こいつや こいつが親玉や」



「ボクがこいつを」


藍染の下についた理由は彼を殺すため。


藍染は崩玉の完成のために何百もの死神と死神の才を持つ流魂街に住む人達の魂魄を削って崩玉に与えていた。そのために乱菊の魂魄も幼い頃に大幅に奪われており、奪った連中と藍染を偶々目撃した時からギンは藍染への復讐を心に決めていた。


「決めたんや ボク死神になる 死神になって変えたる 乱菊が泣かんでも済むようにしたる」

そう乱菊に告げたギンは死覇装を羽織い頬には返り血がついていた。


その後、霊術院を一年で卒業し入隊と共に席官の座が用意された天才。当時は五番隊副隊長だった藍染の指示で三席と戦い殺害して「全然あかんわ話にならん」と評した。噂以上だと見込まれ、藍染が隊長に就任した際には副隊長として彼の下につき、後に三番隊隊長になってからも、長い年月をかけて彼の斬魄刀・鏡花水月の完全催眠から逃れる方法を知り、彼を殺し崩玉を奪う機会を狙い続けていた。


王鍵の創生のため、藍染と共に尸魂界に転送された本物の空座町へ侵攻。追ってきた乱菊を白伏で気絶させて、藍染の元に戻り、完全催眠から逃れるために催眠発動前の刀に触れ、不意を突いて彼の胸元を神殺鎗で貫き、刃の内側に存在する細胞を溶かし崩す猛毒で彼の体に穴を空けて崩玉を奪った。


しかし崩玉は藍染の体から離れてもなお彼に力を与え続け、死への恐怖から進化した彼に殺害される。「結局 乱菊のとられたもんとり返されへんかった ああ やっぱり 謝っといて 良かった」と駆けつけた乱菊を見ながら独白。



死の直前に駆けつけた一護を見て「強い目になった 良かった今のキミになら 任せて殂ける」と安心し、乱菊に看取られながら亡くなった。


君が明日蛇となり人を喰らい始めるとして

人を喰らったその口で僕を愛すと咆えたとして

僕は果たして今日と同じに君を愛すと言えるだろうか


かつてルキアに言った「死なせたない人おると急に死ぬん怖なるやろ?」これはルキアの心を乱すためだけの方便ではない彼自身の経験論だったのかもしれない。しかし死しても乱菊と乱菊がいる世界は大丈夫と一護のおかげで最期に安堵を得て確信を持てた。だからこそ、静穏な目をしながら生を終えることができたのだろう。


小説『The Death Save The Strawberry』で、乱菊と出会った場所は東流魂街六十二地区「花枯<かがらし>」であること、そこに乱菊が彼の墓を建てたことが判明した。彼の行動が善と言えるのは所詮結果論であり、その過程で行われたことは紛れもなく悪であったことから、瀞霊廷内に作ることは許されなかった。


その後

「UNMASKED」収録の乱菊とイヅルの破面篇終結後のフリートーク企画(著者は不明)で乱菊は、命助けられっぱなしだった、今回だって自分だけ犠牲になって世界まで救おうとして~と語っておりギンが藍染を殺そうとした真意が自分の為だったとは気付いていない。


「13 BLADEs.」収録の小説(上記の小説とは著者が違う)では、藍染の計画と関係ない虚の襲撃から数百年(百数十年の間違い?)尸魂界を護っていたのも事実と四十六室に語るイヅルにナユラが「詭弁だな、たしかに奴は藍染と最後に敵対していたらしい、埋伏の毒として奴の側にいたという仮説も立てられる。だが結果として尸魂界に被害を出したのも事実。裏切りの最中に残した表向きの功績で罪を打ち消せというのか?」など出番はないものの間接的に触れられている。


「13BLADEs.」収録インタビュー

作者はギンについて下記のように語っている。

「最初から2パターンで迷っていて。敵のままか、実は乱菊のためか。どっちにしようかなってずっと考えながら、どっちにもなるように描いていたんです」「どのあたりで決めたかな、覚えてないな(笑)でもどっちに転んでも大丈夫なように描いてはいるけど、自分の気持ちとしては、藍染を裏切って欲しいなと思って描いていたんです。それで徐々にこっちよりになっていった感じはありますね。でもギンは悪い顔が絵になるキャラクターだったから、悪いままでいて欲しいなって気持ちもありました(笑)」


余談

初期から女性受けが良く、作者は「最初から不気味な顔に描いているつもりなのになぜか凄く女性人気が高い」と不思議がっていた。

  • 人気投票2回目(13巻)3回目(24巻)5位
  • 4回目(36巻)12位

『今回ダンボールにハガキ入れてガッツリ送ってくる強者共がゾロゾロいやがってよ~おかげでまァ集計が大変で大変で…』

  • 斬魄刀人気投票 「神鎗」 8位(40巻)

『今回ダンボール投票は全部一票計算になってんだってよ』

  • 死神限定(一護除く)人気投票4位 (BLEACH13BLADEs.)
  • 斬魄刀人気投票「神鎗」4位

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復讐 哀しき悪役

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    段菊小噺集

    ギン乱WEBオンリー2に展示した、ギン乱短編集2弾です。 ほとんどがTwitterでまとめたネタを小説として肉付けたものですが、息抜きになれば何よりです。 pixivでは4編収録しております。 1編、エイプリールネタがありますので、エイプリールフールになぞらえて4月1日に投稿しました。嘘つきのギンが逆手にとって乱菊に本音を嘘に紛れ込ませて言える日です。 ちなみに、『嘘つきが自分のことを嘘つきだと嘘を吐いているかもしれない』的な一文は、 某逆転裁判ゲームの大正版にて、とある証人が嘘吐きな証人に対して、 「自分のことを涼しい顔して『嘘を吐くのが得意だ』という言葉は「真実」なのか「虚偽」なのか、なかなかの逆説(パラドックス)ではないか」というセリフがあり、 よくよく考えてみると、嘘吐きが「自分は嘘吐きで嘘を吐くのが得意」だと嘘をついていることになりかねないのではと、思ったことが元になっています。そもそも、嘘を吐いている時点で正直者でもないという矛盾も抱えているのですが、今まで気づかずにやり過ごしてしまっている、何気に奥が深い一言ではないかと目から鱗でした。 いいね!ブックマーク、閲覧もいつもありがとうございます。 4月は忙しく、特に4月1日は新入職などで、嘘などついて遊んでいたら洒落にならない事になりかねない日本ですが、 特に忙しい1日が終わった娯楽として、楽しんでいただければ何よりです。
  • ギンイヅ

    七つ下がりの雨

    イヅルがギンを迎えに行く話。

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