「脇差やない。これがボクの斬魄刀や」
概要
封印時は脇差と見紛うほどに小さい刀であり、詳細は下記にもある通り能力的にも単純に強い能力と言えるものではない。
能力的には直接攻撃系の斬魄刀だが、この手の斬魄刀には珍しく、正面切っての直接戦闘よりも、どちらかというと搦め手を得意とする斬魄刀である。
この点、市丸ギンと言う持ち主の性格を非常によく表している斬魄刀と言える。
能力
解号は「射殺せ」
能力解放とともに刀身が伸縮自在となり、敵めがけて刀身を伸ばすことによる強力な一撃で攻撃する。
その長さは刀百本分とも言われ、別名として百本差しとも言われることもあるとは、本人の弁。
能力的にはただただ刀身が伸びるだけという単純至極なものであり、種が割れれば回避も防御も簡単に行える。
実際、本人がかなり手加減を加えていたとはいえ、尸魂界篇序盤の始解を習得したばかりの黒崎一護が咄嗟の反射だけで防げたあたり、能力的にはかなり外れの方に当たる。
一方で、羽織で隠して相手が油断しているところに攻撃したり、離れている相手を瞬時に仕留めたりなどの奇襲に向いており、戦闘においては相手の隙を突く形で使用されることが殆ど。
実際、ギンの戦闘シーンにおいては、本人が直接剣戟を行い、相手が隙を見せた時に能力を発動。という形で使用されることが殆どで、言うなれば使い手本人の高い技量が求められる、かなり癖の強い斬魄刀と言える。