概要
1983年公開。日本の公開は1984年。
ミッキーマウスの短編映画がスクリーンで上映されたのはアメリカで1953年公開の「ミッキーの魚釣り」以来30年ぶりとなる。
チャールズ・ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』を原作としている。
登場キャラ
本作の主人公。会計事務所を営み、金儲けに全てを捧げる冷徹な老人。お金のことしか考えてない。クリスマスの精霊(幽霊)達と出会う。
ボブ・クラチット(ミッキーマウス)
本作のもう一人の主人公。エベニーザの会計事務所で書記を勤める男。エベニーザにただ同然の薄給でこき使われるが、それでも彼に感謝をする真面目で誠実な人物。
ジェイコブ・マーレイ(グーフィー)
7年前に死んだ、エベニーザの元共同経営者。クリスマスイブの夜に亡霊となってエベニーザの前に現れ、エベニーザの前に3人の精霊が現れることを告げる。
フレッド・ハニーウェル(ドナルドダック)
エベニーザの甥。エベニーザをクリスマスパーティーに誘うが帰れと一蹴される。
クラチット夫人(ミニーマウス)
クラチットの妻であり涙もろい性格。薄給でこき使われる夫のボブと病気を抱える子供のティモシーの事を心配している。
ティモシー・クラチット(モーティー・フィールドマウス)
ミッキーの甥であるモーティーが演じるクラチット夫妻の息子。足に病気を抱えている。
ピーター・クラチット(フェルディ・フィールドマウス)
ミッキーの甥であるフェルディが演じるクラチット夫妻の息子。
イザベル(デイジーダック)
かつてのエベニーザの恋人だった女性。金にしか興味がないエベニーザに愛想を尽かす。
過去のクリスマスの精霊(ジミニー・クリケット)
エベニーザの前に現れた1人目の精霊。エベニーザから体の小さいことを指摘された際、「君の心の方が私より小さい」と言い返した。
現在のクリスマスの精霊(巨人のウィリー)
エベニーザの前に現れた2人目の精霊。普段エベニーザがこき使っている労働者・クラチットの家へ連れて行った。
未来のクリスマスの精霊(ピート)
エベニーザの前に現れた3人目の精霊。クラチットの息子の死、そして葬式に一人の参列者もいないエベニーザ自身の孤独な最期を見せる。