概要
日本での1954年公開当初のタイトルは「こぐま物語」テレビ放映、ビデオなどでは長らく『子ぐま物語』の題が使われてきたが、後に現在の映画名に改題された。
「ボンゴ」「ミッキーと豆の木」の2本立て。
『ボンゴ』の案内役を『ピノキオ』のジミニー・クリケットが、『ミッキーと豆の木』の案内役を腹話術師のエドガー・バーゲンと『南部の唄』のヒロインを演じたルアナ・パットンが務めている。
ボンゴ
サーカスの人気者こぐまのバンゴは、ふとしたはずみで檻から出て森の中へ入った。そしてくまの女の子ルルベルと仲良くなり、乱暴な大ぐまラムジョーを倒して楽しく森で暮らした。
ミッキーと豆の木
むかしむかし、幸福の谷に大きな城があり、お城の宝物、歌うたて琴のおかげで谷の人々は幸福に暮らしていた。ところがある日たて琴が盗まれ、谷は不幸になった。谷に住む百姓ミッキーが手に入れた魔法の豆のおかげで、ミッキーとドナルドとグーフィーは空高いところにある城に行き、魔法使いの巨人を退治してたて琴をとり返した。
キャラクター
ハープ
しあわせ谷の丘にそびえ立つ巨大な城にある楽器。村の宝として重宝されていたが、ウィリーによって盗まれる。
ウィリー
山のような巨人。『ミッキーと豆の木』では、腕力だけは強いが頭が少し弱く、凶暴で我儘だが愛嬌のある悪役として登場。
『ミッキーのクリスマスキャロル』では、よくばりな高利貸し・エヴェニーザ・スクルージを怖がらせる現在のクリスマスの精霊の役で出演。