「少々故あって、このような形で貴下に挨拶することとなりましたが……背を向けた状態での挨拶となるご無礼、どうかお許しくださいませ。わたくしにはこれ以外の方法がありませんもので……。」
「まあそういうこった!」
プロフィール
所属 | ゲマトリア |
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人物
キヴォトスの外側に属する謎の組織「ゲマトリア」の構成員である奇妙な二人組。
コートを纏い、ステッキを持った首(顔)のない男性が「デカルコマニー」で、デカルコマニーが持つ写真に写っている後ろ向きのシルクハットを被った男性が「ゴルコンダ」で、本人の言う通り非実在とのことなので写真以外では登場しない。
ゴルコンダ曰く、両者は「虚像」と「非実在」を象徴する相棒であり「記号」であるとのこと。
初登場は「総力戦 ペロロジラ」。
ゴルコンダの方は慇懃な紳士といった口調の人物で、ペロロジラ登場時には「記号」と「テクスト」などを軸にした自論を披露した。
デカルコマニーの方は、基本的にゴルコンダの話に大声で「そういうこった!」と勢いよく相槌を打つのみ。
他、「総力戦 ゴズ」に登場。ゴズは複製(ミメシス)で顕現したアミューズメントドールであるが、マエストロによる解説はなく、彼が登場している。
ゴルコンダはゲマトリア内では協調性があるようで、メインシナリオVol.3「エデン条約編」ではマエストロとベアトリーチェの言い争いを仲裁する姿を見せている。
先生に対する評価は保留中と述べているが、ベアトリーチェの発言によると、黒服やマエストロと同じく先生のことは好意的に見ている模様。
ベアトリーチェ曰く、ゴルコンダは先生を「メタファーと認識し、互いを通じて完成される」と信じているとのこと。
アリウス分校が使用した「ヘイローを破壊する爆弾」はゴルコンダの作品。
シナリオ内ではデカルコマニーの方が本体である様な示唆がされており、デカルコマニーは不死身であると語られている。
また、最終編ではゴルコンダと入れ替わる様にフランシスというデカルコマニーに掲げられた絵画の姿をしたメンバーが登場している。マエストロの発言から他にもいる模様。
姿と名前から、モチーフは画家であるルネ・マグリットの絵画と思われる。