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概要

ブルーアーカイブ』に登場する超大型ボス。イベント開催される「総力戦」および大決戦で不定期に登場する。

その名の通り、キヴォトスで人気の(?)キャラクター、ペロロが巨大化したような姿をしている。ただし、背中には恐竜めいた突起物が生えていたりと、その名の通りゴジラのパロディとなっている。

名前といい見た目といい出オチにもほどがあるが、ゴルコンダによる解説ではキヴォトスでまことしやかに囁かれている噂をベースに、ひとりでに「崇高」まで至るという稀有なパターンで出現したボスらしい。本作に登場するボスの中でもこうした出自を持つのはペロロジラと猫鬼クロカゲだけであり、その希少さがうかがい知れる。

その噂の中身は「輸送船が転覆し、海の藻屑となったペロログッズがあった」というものらしい。この逸話の元ネタは恐らく現実で起こった、コンテナ船が落としたラバーダックが大量に海を漂流し各地の海岸線に漂着したという事件と考えられる。ゴジラに関しても同様に、劇中で「ゴジラは太平洋戦争で死亡した人々の怨念の集合体である」と解釈されるケースがあり、2つの噂・都市伝説が融合したような形になっている。

なお、本作劇中やショートアニメ内でもグッズ化されていることが示唆されていたり、ペロロジラが登場する映画も上映されているらしい。1.5周年記念ショートムービーでは補習授業部一行がこの映画を観に来ている。

イベント「虚妄のサンクトゥム攻略戦」では、カイテンジャーとの対決の構図で予想外の展開を生み出すことになった。詳細はカイテンジャー側の大百科参照のこと。

ボスエネミーとしての特徴

突如として出現し、ヴァルキューレ所属の戦闘ヘリAH-64の編隊を容易く壊滅させたペロロジラに対し、シャーレが対処すべく戦うことになる。

当然だが、ペロロ様の大ファンであるヒフミもペナルティや固有イベントも無く普通に参戦可能。

噂話を元に誕生したという出自故か、デフォルトの装甲タイプは特殊。難易度Insane以上での攻撃タイプは神秘となっている。

全身が見えないほど超巨大なペロロジラに対し、半壊した建物上に布陣した生徒たちが迎え撃つという戦闘スタイルになる。ペロロジラ本体が定期的に吐き出す「ペロロミニオン」たちを攻撃、本体にダメージを伝播させてダメージを与えていくのがメインギミックとなっている。

主要な攻撃パターン

ペロロミニオン召喚/吸収

口からカプセルを吐き出し、着弾すると難易度に応じた小型のペロロ(と言っても生徒たちよりは大きいが)が展開される。ミニオンたちはウロウロしながらビームで攻撃してくる。

ミニオンの体力を0にしてもその場に転倒して残り続けるため、強力な範囲攻撃を繰り出してうまく巻き込んで攻撃していくのが効率の良い戦闘方法になっている。難易度によって数や配置が変わり、Insane以上になると光るミニオンが登場。光る個体を倒すと爆発し、周囲のミニオンに追加ダメージを与える。

一定時間が経過するとペロロジラ本体がミニオンを吸収、消滅してしまうが、その際に転倒していたミニオンの数に応じてグロッキーゲージが上昇、MAXまで試させることでグロッキー(気絶)させることができる。

白熱眼光

本体の大技。ペロロジラから見て最も近い対象1人に、両目から怪光線を発射し照射し続ける。

初段がヒットした瞬間に対象の防御力を9999減少させるというデバフを付与→その後継続ダメージを与え続けるという厄介な特性を持っているうえ、難易度Insane以上ではこのデバフを解除できないと対象を起点に扇形の追加攻撃や近くにいる生徒2人へのダメージ伝播が起こってしまう。

低難易度のうちは適当なタンクで受け切ることができるが、高難易度ではデバフを解除しないと確定で戦闘不能になってしまう。そのため、攻略にはナツレイサのような自力でデバフを解除できるタンク役か、マリーチナツのような味方のデバフを解除できるヒーラーを起用するのが正攻法である。

ハイパースパイラル熱視線

通称内閣総辞職ビーム。戦闘ヘリに攻撃されて怒ったペロロジラが薙ぎ払いビームを放ち、フィールドのほぼ全域を攻撃するワイプ技。この技を繰り出すとステージが崩壊、後半フェーズに移行する。

無対策だと後衛も全員受けることになるため、装甲不利・耐久力が貧弱なサポーター系キャラが落ちやすいのが厄介な攻撃。一応、確定戦闘不能ではなくステージ手前への誘導やバリア、回復などで生存させることができる。

余談

ひたすら範囲攻撃でミニオンを攻撃し続けるだけかつ、各種行動のタイミングも固定のためにやること自体は非常にシンプルな一方、盤外の部分で先生を苦戦させる事が多いボスとして有名(?)。

  • 第1回開催時には神秘属性の範囲攻撃生徒自体が少なく、更に軒並み☆3だった(例外は☆2のチセのみ)ため、他属性アタッカーを起用する先生もいた
  • 弾力装甲で初登場した際には、そもそも振動アタッカーが水着ハナコモミジ程度しかおらず、未所持の場合は別属性での攻略を余儀なくされた
  • 巨大なペロロジラを映すためにカメラが引き気味になるため、アタッカー生徒にBuffをかけづらかったり、立ち位置が被った別生徒にBuffをかけてしまう→リスタート不可避
  • 攻撃しているミニオンが倒れると生徒は次のミニオンを攻撃しようとするが、その際に射程が短い(ハンドガンなど)の生徒は攻撃可能距離まで近づこうとするため、ミニオンと生徒の位置関係次第ではタンクよりも前に出て被弾してしまう場合がある。神秘属性で神秘特効要員として起用される正月カヨコなどはこの状況に陥りやすい

また、各種技名や戦闘BGM名などは徹底してゴジラが元ネタである。

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