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浦和ハナコ

うらわはなこ

『ブルーアーカイブ』に登場する、トリニティ総合学園・補習授業部の2年生。
目次 [非表示]

「さすが先生、すっごいです……!」


プロフィール

学園トリニティ総合学園
部活補習授業部
学年2年生
年齢16歳
誕生日1月3日
身長161cm
趣味徘徊
CV豊田萌絵
デザインHwansang(通常版) / Mx2j(水着) / DoReMi(オペレーター(※))
イラストHwansang(通常版) / Mx2j(水着) / kokosando(オペレーター(※))

※『ブルーアーカイブ オフィシャルアートワークス 2』より


人物

トリニティ総合学園の2年生で、各学年の落第候補生を集めた補習授業部の一員。

ベビーピンクのストレートヘアを膝丈近くまで伸ばしており、右耳の後ろで一房だけ三つ編みにしている。頭頂部からは前側に垂れたゆるめのアホ毛。瞳は若葉色に近いか。

大抵は生徒の頭頂部から後頭部あたりに浮いているヘイローが、彼女に関してはやたらと左側に傾いているのも特徴。

また、左脚の内腿には制服のスカート丈ギリギリの位置にほくろがあり、水着版ではかえって隠れてしまっている事もあって認知度は今ひとつ。


理知的で物腰柔らか、誰に対しても礼儀正しく楚々とした印象を与えるものの、二言目には素面で猥談に走るネジの外れた好色家。

まさしく「ピンクは淫乱」の風評を体現したかのような振り切れた問題児でもある。


言動の大半は趣味嗜好の発露のようなもので、それも「通じる相手には通じてしまう」絶妙なラインを攻めたり、ただただ意味不明な奇行に出たり、やたらと知的な言い回しで私見を述べたり、ツッコミが入るまで妄想を垂れ流したりと無駄に多彩。

そのくせ、守るべき一線は曲がりなりにも意識しているらしく、妙なところで真面目。

ヒフミアズサにスルーされがちなぶん、下ネタに厳しいがゆえにいちいちネタを拾ってしまうコハルとはしばしば漫才を繰り広げている


メインストーリーではVol.3「エデン条約編」にて初登場。真っ昼間から正当な理由もなくスクール水着で学園内の広場を徘徊していた現場を正義実現委員会に確保・拘禁されていたという衝撃の出会いを果たす。

ハナコ

個人の絆ストーリーでも水着姿を披露するため、トリニティのスクール水着衣装を引っ提げてきた最初の生徒でもある。


愛読書はカーマスートラ

イベント「どたばたシスターと古書館の魔術師」においては、破損してしまった学園の経典が修復されるまでの間、先生が預かっていた同書が替え玉に使われることになり、ハナコ本人は登場しないにもかかわらず妙な存在感を放つ。

当の経典は式典で使われる予定だったため、一歩間違えればサクラコカーマスートラを音読する事態となっていた。

後にサクラコが“覚悟礼装”を纏って現れた際には、彼女の気迫に周囲が気圧される中でただひとり冷静かつ破廉恥にツッコミを入れて厳粛な雰囲気をぶち壊しにしており、ある意味ではサクラコにとって天敵と言える存在かもしれない。


キヴォトスの大規模な体育祭イベント「晄輪大祭」では、どういうわけかトリニティ代表として選手宣誓の大役を任せられ登壇。

生放送とあって緊張気味のアヤネが模範的な宣誓をする隣で官能的な文言を混ぜはじめた挙句、戸惑うアヤネを置き去りに晄輪大祭の意義について独自解釈をぶち上げながら放送禁止用語を高らかに連発し、スタッフの生徒たちを大混乱に陥れた。

運動能力のほどは定かではないものの、同大会では仮装レースで敗退した後、大玉転がし・玉入れ・お玉レースで活躍し、競技速報にも取り上げられている。


才媛

補習授業部では、学習意欲旺盛なアズサにアドバイスや問題の解き方を的確に教える一方で、ハナコ自身の試験の点数はわずか一桁台という矛盾した行動をとる。


その正体はトリニティどころかキヴォトス全体でも指折りの傑物。

普段は奇矯な振る舞いで周囲を遠ざけてすらいるが、深刻な事態に直面すると、戦略家としての資質をフルに発揮して対処行動を主導する姿も描写されている。


1年生の時点で3学年全ての試験を受験し、全科目満点解答した記録を持つばかりか、頭脳戦や駆け引きにも長じた期待の新鋭としてシスターフッドからスカウトされ、学園を取り仕切るティーパーティーの後継者候補にも挙げられていたほど。

どちらの誘いもある事情により辞退しているが、個人的な交友関係は今でも続いているらしく、その経歴ゆえに一般生徒でありながら、キヴォトス三大学園に数えらえるトリニティの情勢を俯瞰するだけの視座を持つ、台風の目のような存在。


先生とヒフミしか知らなかった補習授業部に関する裏事情を、いくつかの事実から的確に言い当てるといった凄まじい分析能力は、交友のあるセイアからも相当の評価をされている。


メインストーリー最終編「あまねく奇跡の始発点編」ではその頭脳を生かし、参謀役として活躍(いつも通りの暴走もしていたが)。

トリニティの古書を図書委員会やシスターフッドと共に調べ上げて一つの仮説を導き出し、さらにはウトナピシュティムの本舟にオペレーターとして乗船した。

制服に関して発言した際はいつも通りだったが、やはり「本当にヤバい時」の頭の切れっぷりは凄まじく、ミレニアムの大天才ヒマリをも驚かせたほど。


また、かつては敵対する立場にあったアリウススクワッドの協力の申し出を「私たちには共通の大切な友人がいる」として笑顔で受け容れ、行方不明になったシロコを心配するアヤネや緊急の対応に追われるリンを気遣ったり、仲違いするヒマリとリオの間に入り叙事詩を引用しながら関係修復に務めるなど、持ち前の優しさと高い感受性で潤滑油ポジションとしても貢献していた。


一連の出来事を通じて、実はハナコが落第生どころかキヴォトス有数のブレインである事実は他学園にまで隠しようもなく広まったのだが、彼女にとってかけがえのない居場所となった補習授業部を離れる選択肢はあり得ず、その後も試験ではわざと落第点を取って補習授業部に留まり、なんだかんだでいつもの面々との日常に戻っている。


分岐点

望んで補習対象になっているかのような言動についてはあくまでも個人的な問題として周囲に事情を伏せているものの、補習授業部の面々に対しては遠回しに胸の内を語っており、トリニティを「監獄」と形容するなど、自身を取り巻く環境の中で非常に思い詰めていた様子が窺える。

セイアの発言から察するに補習授業部で過ごすハナコの方が彼女の素の姿である可能性が高く、ごく普通の学園生活を送りたかっただけの少女が、同時にトリニティ史上最高クラスの叡智を持っていたがために、政治的思惑に振り回され窮屈な学園生活を強いられていた、という形である。


浦和ハナコのここが好き

“あり得た未来”が垣間見える4th PVでは感情の抜け落ちたような横顔を見せており、ハナコがトリニティを退学して去った未来とも、学内政治の駒として擦り切れてしまった姿とも推測される。

彼女もまた先生に助けられた生徒の一人なのだろう。


こうした経緯から、温厚そうな見た目や態度に反して苛烈な一面もあり、自分への冷笑や罵倒(あるいは困惑や説諭)の類はまるで意に介さない一方で、仲間を傷つけられた際には相手方の身勝手な理由に憤り、本人に代わってささやかな復讐を試みるなど、精神攻撃の類にも躊躇しない。

持ち前の聡明さで相手の弱点を狙いすました一撃は時に想像以上の影響を与えるため、やり過ぎてしまった際にはさすがに反省するなど、年齢相応の情緒を覗かせる。

トリニティの在り方を嫌っていながらその実、“誰よりもトリニティらしい生徒”とも言えるため、彼女が抱える自己嫌悪に思いを馳せるプレイヤーも散見される。


補習授業部で思いがけず培った、虚飾も打算もない対等な友人関係は、彼女にとって紛れもない青春の端緒となっており、学園内に止まり木のような場所を得たことで、その心には少しずつ余裕が生まれ始めている様子。

奔放な印象とは裏腹に、素朴な願望を素直に表現することには臆病になってしまうらしく、図抜けた政治力で状況をカモフラージュしてようやく友達と遊びに出かけられる──といった、器用過ぎる不器用とでも言うべき一面も見せている。


衣装

オペレーター

劇場版ハナコ

4th PVにて登場し、最終編第3章で本編に登場。

実はオペレーター用の制服が作られたきっかけはハナコの「(宇宙戦艦の乗組員専用の)コスチュームはあるんですか?」という発言である。詳しい経緯はアヤネの記事にて。

他のオペレーター組とお揃いの制服で、デザインが数パターンある内の半袖タイプ。

本船に乗り込んでその頭脳をフルに生かし、刻一刻と変化する事態への対応に貢献した。


水着

「あら……、こんなにびっしょり……♡」

センシティブな作品

2023年7月23日に行われた公式生放送では2.5周年記念の限定キャラとなることが発表された。

ワイシャツの下に水着を着込んでいる。かなりオーバーサイズなワイシャツは誰のものなのか…

「普段から水着で徘徊してるだろ」というツッコミはさておき、本当に下に着ているのは水着なのか?ということが他の生徒からも疑問視されているらしく、公式の紹介でも「水着?」と表記される始末。


ちなみに上半身は濡れ透け状態でビキニが確認できるが、腰から下はイラストと3Dモデルの両方で徹底して見えないようになっており、普段の露出狂ぶりが高じてはいてない疑惑がネタ混じりに囁かれている。


また、戦闘中はリロードする度に水晶埴輪の形をした水風船を落とす。落とした埴輪はぐにゃぐにゃとそれはもう動く。深い意味はきっとない…というか無駄にぷるぷるした埴輪が地面に叩きつけられる様はどこかシュールな笑いを誘う。撤退時や勝利時でも大事そうに持っており、お気に入りの品らしい。


なお、公式立ち絵にはホースを身体に巻き付けていないバージョンもある。こちらでは濡れ透けもしておらず、2.5周年記念公式生放送のオフライン会場の立て看板などでは、TPOに配慮してかこちらの立ち絵が用いられていた。

……が、濡れ透けがなくなった結果、水着要素がほとんど無くなり、彼シャツを着せてもらって朝チュンを決め込んだ姿に見えるという、別の意味で誤解を招く立ち絵になってしまっている。露出度は下がったのにかえって外見の性的なヤバさが増すという事態は、浦和ハナコの恐ろしさを改めて多くの先生に知らしめたのだった。


ちなみに、実装されて少し経ったあとに突如として戦闘画面中で様々な色に光り輝くという謎の不具合が発生。誰が呼んだかゲーミングハナコ。当然、後に修正された。

ゲーミングハナコ?


その姿を捉えた映像


武器

ハナコ

固有武器「オネストウィッシュ」のモデルはSA80+L123、搭載された光学照準器はSUSATとなっている。水着姿でストライカーとして実装された際には、銃の扱いが少々雑という一面が明らかになった。

名前の由来は彼女に聞いても教えてもらえないようだが、直訳すると「Honest=正直な」「Wish=望み」となる。

お偉いさん同士の間ではどうしても渦巻いてしまう策謀などが何も無い、正直に本音で楽しく話し合える補習授業部の仲間と居心地良さそうに過ごしているハナコにはぴったりの名前かもしれない。


性能

通常版

「行きます!あっ…うふふっ」

Hanako

初期レアリティ攻撃防御役割ポジションクラス武器種
☆☆貫通特殊装甲SPECIALBACKヒーラーAR

EXスキルでは持続回復が発生するフィールドを展開して支援する。

この回復フィールドは範囲内の味方全員を回復してくれるが、一度の回復量は少量で、回数で補うようになっている。パッシブスキル、サブスキルのいずれも治癒力アップのため、これらの発動と合わせることで見た目よりも回復量は多くなる。


しかし、範囲自体はあまり広くない上、回復対象の動きに追従も移動もしないので、キャラがこまめに移動する殆どのコンテンツでは効果を最大限受けられないという注意点がある。オートでプレイするとしばしば移動中に発動してしまうこともあるので要注意。

効果に対してコストが5と結構重めなのも欠点。


これは同様に範囲回復スキルを持つフウカが、味方の移動を誘発して攻撃の手を緩めてしまうという弱点と相反するものとなっており、既に立ち止まって攻撃しているメンバーをカバーするように発動できれば、攻撃行動を阻害せずに大幅な体力回復を行うことができる。

また、発動中は複数回の回復が発生する事から、小ダメージを蓄積してくる雑魚敵を相手にする際に相性が良く、受けたダメージを即回復することが出来る。一方で大ダメージを与えてくる大型敵等には回復速度が追いつかないことがままある。

他のスキルでは、一定時間毎にストライカー1人の防御力を上昇させてくれる。

屋内戦は得意ではないが、直接攻撃をしないSPECIAL枠なので、地形適性はさほど気にはならないだろう。


なお、2023年3月から総力戦コイン交換枠に追加された。レア度がそれほど高くないためガチャをある程度回していればあまり苦労することなく加入させられるので、☆上げに利用することになるだろう。


愛用品はご存知カーマスートラ……だと思しき怪しげな文学書。愛蔵品らしく、よく没収されてはあの手この手で取り戻しているのだとか…一応、治癒力が上がりT2でノーマルスキルの対象が2人に増え回復効果が追加されるのだが…ちなみに、例によって強化には水晶埴輪は要求されない。


水着版

「いっぱいかけちゃいます♡」

センシティブな作品

初期レアリティ攻撃防御役割ポジションクラス武器種
☆☆☆振動重装甲STRIKERMIDDLEアタッカーAR

EXスキルは扇形範囲内の敵に対してホースで水を噴射しダメージを与える。

凄まじい範囲に加えコストが2と非常に取り回しが良く、それでいて倍率はなんと驚愕の最大642%。本人の基礎攻撃力の高さも相まって圧巻の制圧力を誇る。

さらに、後述するサブスキルで取得可能な「水ゲージ」が1つ以上溜まっている場合、スキル発動後に水ゲージを1つ消費し再度EXスキルをドローする

これにより水着ハナコは所持している水ゲージ分EXスキルを連続で使用可能となり、ヒマリやアコ等の短時間高倍率バフ1回で複数回EXスキルを放つことも可能。

ただし水ゲージが溜まっていると強制的にハナコのEXスキルがドローされ続ける都合上、ゲージを消費し切るまでスキル回しに影響が出る点は注意。


ノーマルスキルは巨大埴輪水風船を敵に投げつけてダメージを与えつつ、一定時間防御デバフエリアを生成する。

このデバフエリアだが、範囲内に入っている間のみデバフが適用され、エリア外に出ると即座に解除されると言う特性を持つ。そのためなのかマキアズサ等が持つノーマルスキルの防御デバフと重複する。


サブスキルは味方がEXスキルを使用時に水ゲージをチャージする。一回の使用につき40%チャージされ、ゲージは最大で2まで蓄積が可能。また、100%チャージごとに自身に攻撃力バフを付与する。


高火力低コスト範囲アタッカー&デバッファーというなかなかに凄まじい性能をしており、他の周年限定生徒の例に漏れず全体で見ても頭一つ抜けて強力なユニット

実装後からしばらくは弾力装甲のボスが存在しなかったにもかかわらず大暴れしており、大決戦ペロロジラ(特殊装甲)では最高難易度であるTormentの最低凸数を更新する偉業を果たし、総力戦ケセドに至っては与ダメ半減というハンデを背負いながらもダメージディーラーとして(適性Dの屋内戦でも)最適編成入りするという前代未聞の活躍を見せた。


そして2023年11月、ついに待望の弾力装甲ボスであるクロカゲが実装。

範囲攻撃が有効かつ防御力が高めということで水着ハナコがこれでもかと刺さっており、難易度Hardcoreまでであれば他のユニットで各種バフデバフによる下地さえ作ってしまえば水着ハナコのEXスキルで蹂躙可能……とどこかで見たような光景が繰り広げられることに。


余談

二次創作にて

単純そうに見えてかなり奥深いキャラクターであるが故か、小説や漫画といった媒体で書くと、実際のハナコと人物像の解釈が一致しない難しさがあると有名。

また、性的アピールがキャラ的にも大きな個性となっている為、描かれるイラストの殆どがセンシティブ判定を喰らわざるを得ないという、こちらの意味でも中々難儀な問題児である。


ブルーアーカイブ簡体字中国語版において

サービス開始0.5周年イベントにて、0.5周年記念曲『可爱补习法』が発表され、補習授業部の面々とともに記念PVにも登場している。

日本語verも同時に発表されており、その歌詞には「水飛沫」「虹」(エデン条約編1章のプール掃除スチル及び水着版EXスキル)、「ちゃんと…受け止めてくださいね」(通常版EXスキルボイス)、「水面も揺れる」(水着版ピックアップ募集タイトルの『しどけなく水面揺らす十日』)、「あの頃はすべてが無意味に思えて諦めそうになっていた」「今日が終わってしまうのがもったいない」「言いたいことは、願いは、伝えないと、ですよね?」(エデン条約編の本人の台詞から)、「ホントの願い」(固有武器オネストウィッシュの和訳からか)など、ゲーム内のハナコを彷彿とさせるフレーズが全編に渡り多数盛り込まれており、まるでハナコのテーマソングのようになっている。


関連動画

PV

水着版のPV。ナレーションはハナコ=豊田萌絵


関連イラスト

ハナコ浦和ハナコ

センシティブな作品センシティブな作品


関連タグ

ブルーアーカイブ トリニティ総合学園 補習授業部 黙れば天才、喋ると変態、歩く姿は露出狂 ピンクは淫乱

水晶埴輪:バレンタインでは先生に埴輪型のチョコ(水晶埴輪の色違い差分)を贈ったり、水着版で埴輪型の水風船を持ち歩いたりと何かと縁があるちょっとアレな形状のオーパーツだが、ハナコの通常版も水着版もスキル成長素材としては要求されない。


十六夜ノノミ…市街地での戦地適正Aなどの性能面・ヘイローの形・メインストーリーでの主役グループに所属する・お淑やかでおっとりした性格・服越しでも分かるほどの見事なモノを持つお嬢様……と、ハナコの変態性を除けばほとんど共通点のある生徒。


外部リンク

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