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カーマスートラ

かーますーとら

4~5世紀頃の古代インドで成立したといわれる性愛論書(カーマ・シャーストラ)の中では最古のもの。

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概要編集

愛欲の神カーマ性愛の意味もある)の名を冠したインド三大性典の一つでカーマ・スートラ:कामसूत्र/Kama Sutr』とも表記される。


1000編以上存在する性愛論書『カーマ・シャーストラ』で現存するものの中では、最古のものであるといわれる。


カーマ(性愛)は、ダルマ(聖法)、アルタ(実利)とともに古代インドでは人生の三大目標の一つであるとされており、作者のヴァーツ・ヤーヤナも本文中で、単に情愛によるものではないと断っている。


本書では序章で一般的なについて解説したあと、性交の方法、変態性的倒錯)、婚姻の心得、娼婦の技術、恋愛のハウツーなどが記述されている。


あくまでも性愛論書であり、神としてのカーマについてのエピソードは記述されていないが、後代になりタントラの成立などに影響を及ぼした。


pixivにおいては主にタイ王国のユーザーVachalenXEON氏によってこのタグがついたイラストが多数投稿されているが、どれもR-18である。


日本においては『完訳カーマ・スートラ』や、19世紀の大英帝国の探検家にして翻訳者であるリチャード・バートンが英訳したものを翻訳した『バートン版カーマ・スートラ』が出版されているので読むことができる。

なお1990年に永井豪作画の現代が舞台の伝奇漫画『カーマスートラ』が全4巻で、2010年にはイースト・プレスの「まんがで読破」シリーズの一冊として原典をコミカライズしたものも発刊されている。

関連タグ編集

インド神話 カーマ マーラ

ヨーガ チャクラ シャクティ クンダリーニ

カーマ・スートラ アナンガ・ランガ/アナンガランガ ラティラハスヤ


浦和ハナコこの本を愛読書とするキャラ。

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