曖昧さ回避
- 『インド神話』に登場する水の精。本項で解説。
- 『女神転生シリーズ』に登場するキャラクター。本項で解説。
- 『機動戦士ガンダム第08MS小隊』に登場するモビルアーマー。⇒アプサラス(ガンダム)
- 『グランブルーファンタジー』に登場するジョブ。⇒アプサラス(グラブル)
概要
インド神話の創世神話である乳海撹拌で、不老不死の霊薬アムリタを造るさいの副産物として生まれたといわれる水の精、天女。
アプサラス(Apsaras)の意味は「水の中で動くもの、雲の海に生きるもの」であり、「リグ・ヴェーダ」では海の精ともされる。
半神半獣のガンダルヴァの配偶者であることが多いが、神々の命令で修行者を誘惑して堕落させることもあるといわれる。
主なアプラサラス
- ウルヴァシー
人間であるプルーヴァラスと添い遂げた。
- ティローッタマー
ブラフマーの指示でヴィシュヴァカルマンが製造した。
- プラムローチャー
聖仙カンドゥの苦行を妨げたことで有名。
- メーナカー
インドラの命令で聖仙ヴィシュヴァーミトラを誘惑した。
- ラムバー
ヴリトラ殺害に貢献したアプサラス。
創作作品に登場するアプサラス
『女神転生シリーズ』
初出はファミコンの『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』。種族は「妖魔」。
青い肌の天女の姿をしている。
当時は粗いドット絵での描写だったこともあり、なんとトップレス姿であったが、流石に『真・女神転生』以降は服を着た姿へと変更されている。
『真・女神転生デビルチルドレン』シリーズでは、水鳥に化身するという伝承から鳥のデビルとなっている。
『真・女神転生Ⅴ』では「生きる術を持たない悪魔たちの拠り所」にて、アプサラス信者の悪魔たちから崇められている。
信者からは「我らの女神」と呼ばれるが種族は従来通り「妖魔」。