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サンスクリット語: महाभारतम् Mahābhārata

概要編集

古代インドの有名な叙事詩の一つであり、『ラーマーヤナ』と並ぶインドの二大叙事詩の一つ。ヒンドゥー教の聖典の中でも重視されている。

西暦320年から550年頃まで栄えたグプタ朝の時代に成立したとされている。

題名の『マハーバーラタ』の「バーラタ」とは「バラタ族の物語」という意味である。

正確には「バラタ族のもの、関係するもの」という意味であり、「バラタ族の国土(バーラタバルシャ)」として現代まで続く国家としてのインドの自称でもある。

元は『バーラタ』というタイトルであったが、が、4つのヴェーダ(古代インドの宗教文書)とバーラタを秤にかけたところ、秤はバーラタの方に傾いたため前に「マハー(偉大な)」がつくことになったとされる。


ヒンドゥー教においては聖仙ヴィヤーサが口述したものを象頭神ガネーシャが筆記したものと伝わっている。

内容編集

バラタ族の中の二大王家、クル族とパーンドゥ族の王位をめぐる18日間の内部抗争を主題に、インド神話の様々なエピソードが挿入され、そのボリュームは聖書の4倍にも相当する。

全18巻。補遺篇として『ハリヴァンシャ』(ハリはヴィシュヌの別名、ヴァンシャは系譜の意)がある。


宗派を超えて読まれる『バガヴァッド・ギーター』はこの叙事詩の6巻の内容である。


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