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カルナ

かるな

古代インドの英雄叙事詩「マハーバーラタ」に登場する不死身の英雄。または、キャラクターの名前。
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誘導分岐編集

  1. 古代インドの英雄叙事詩「マハーバーラタ」に登場する不死身の英雄。
  2. トリガーハートエグゼリカ」のキャラクター。→カルナ(トリガーハートエグゼリカ)
  3. ゼノブレイド」のキャラクター。→カルナ(ゼノブレイド)
  4. Fateシリーズ」に登場するサーヴァント。1をモチーフにしている→カルナ(Fate)
  5. 軌跡シリーズ」のキャラクター。→カルナ(軌跡)
  6. モンスターストライク」のキャラクター。→カルナ(モンスト)
  7. 守り人シリーズ」に登場するキャラクター。→カルナ(精霊の守り人)

概要編集


パーンダヴァ5兄弟と敵対するカウラヴァの中心的人物の1人。

優れた弓の使い手であり、大英雄・アルジュナを宿敵とする。

この弓の技術は当初はドローナから教わったものなのだが、師匠がアルジュナよりも優れた弓兵を現れる事を恐れた為、仕方なくパラシュラーマに弟子入りして弓術を修めた後に神弓ヴィジャヤとブラフマーストラを授けられた。その腕前はアルジュナにしか引けない強弓を引いて見せた程。しかしながら、クシャトリヤ絶対殺すマンである師匠相手に身分を偽っていたせいで、緊急時に戦車が動かない呪いを与えられてしまった。


クンティーがスーリヤに願い出て手に入れた不死を齎す黄金の鎧とイヤリングを着用していたが、クル・クシェートラの戦いが始まる前に人間に化けたインドラ神が実子であるアルジュナを勝たせるべく鎧を要求した際に失われた。自分の行為を恥じたインドラは、自らの持つ武器の中から必殺の槍「ヴァサヴィ・シャクティ」を授けた。しかし、この槍は確かに最強級の槍ではあるものの、使用は一度切りという制約があり、これもクリシュナが差し向けたガトートカチャとの戦いで失われている。


ドゥルーヨダナとは永遠の友情を誓い合った親友であり、カルナが武芸大会でアルジュナに挑戦しようとした所、資格が無かったので困っていた所、彼を王位に就けて救った。ドゥルーヨダナにとっても敵対するアルジュナを凌ぐ弓兵が現れた事は好都合だったのである。しかし、養父である父がカルナの姿を一目見ようと現れた事からビーマからは身分を嘲笑される。しかし、日没となった事で戦いは先に持ち越された。

この時に身分がパーンダヴァ側に知られた事が尾を引き、ドラウパディーを娶ろうと武芸大会に参加したはいいものの、ドラウパディーはカルナの身分を論って婚姻を拒否。彼女はパーンダヴァの妻となった。後にパーンダヴァがサイコロ賭博で全てを奪われた際には、よほど恨みがあったのかドゥルーヨダナと共にドラウパディーを罵り、辱しめた為に彼らに憎まれる最大の要因となった。


最期はクル・クシェートラの戦いで戦車が動かなくなってしまった所をアルジュナにトドメを刺され、死後にスーリヤ神と一体化したとされる。



誕生経緯編集

カルナは、母親であるヤドゥ族の王シューラの娘・クンティーがクル王・パーンドゥの妃となる以前に、太陽神スーリヤとの間に生んだ子である。


弓の名手だったパーンドゥは、リシ(聖仙)が変化した鹿を知らずに射殺してしまったために、性交をすると死んでしまう呪いをかけられていた。

そのため、彼の最初の妻になったクンティーは、リシのドゥルヴァーサから任意の神を父親とした子を産むマントラを授かっていので、クンティーは夫にその事実を告白し、許しを得てダルマヴァーユインドラと交わり、それぞれユディシュティラビーマアルジュナの三人の子供を授かった。


しかし、クンティーは結婚するより以前、マントラを授かった直後に好奇心からスーリヤを呼び出してしまい、スーリヤの子を生んでいた。


これがカルナであった。未婚での出産の発覚を恐れたクンティーは、生まれたばかりのカルナを箱に入れて川に流してしまった。カルナは御者アディラタに拾われ、ラーダーという養母に育てられた。


(Wikipediaより、抜粋編集)


関連タグ編集

マハーバーラタ

アルジュナ インドラジット:彼もまた「ヴァサヴィ・シャクティ」の持ち主とされている。この御仁はかつてインドラを破っているので持っていてもおかしくはないだろう。

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