ピクシブ百科事典

概要

古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」に登場する100人兄弟カウラヴァの長男で、マハーバーラタにおける敵役。他のクル王子同様にドローナに弟子入りし、棍棒の才覚を表した。その実力たるや、クリシュナも認めるほどである。
母親が聖仙ヴィヤーサをもてなした恩義として100人の子供に恵まれるようになったが、生まれ出たのは鉄のような肉塊であり、これを冷水を掛けた後に100等分してギー(いわゆるバターオイル)に満たされた瓶の中に浸し、一番目に生まれたのがこのドゥルヨーダナである。
しかしながら、ドゥルヨーダナが生まれると同時に肉食獣が吠えるなどの不吉な前兆が見られたが、それでも父は彼を育てる事とした。

幼少の折から同じくドローナの弟子であったビーマにはいじめられていた上に、彼の兄であるユディシュティラは王位継承のライバルであった事から、彼らパーンダヴァ5兄弟には並々ならぬ敵意を燃やしており、ある時はビーマに毒を盛ったり、またある時は彼らをサイコロ賭博に招待して全てを奪うなど策謀を張り巡らせた。
このサイコロ賭博で起こった数々のトラブル(※1)が原因で起こった戦争がクル・クシェートラの戦いだとされており、彼は戦いから18日後に当たる日に因縁の相手であるビーマと対決して敗れ去る。

クル・クシェートラの戦いの前にはアルジュナとの対決を見越して彼と同等の弓の腕を誇るカルナと出会い、永遠の友情を誓い合う程の仲になっており、彼の境遇に共感したのか、ビーマの暴言に対しては徹底的に抗議している。また、最高位の聖仙とされるアシュヴァッターマンさえもカウラヴァ側に付いているので、中々のカリスマ性を持った人物であるのは間違いない。

※1パーンダヴァ5兄弟の妻であるドラウパディーへの侮辱や12年間だけパーンダヴァを追放する期間を満了したにも関わらず、ドゥルーヨダナが約定を反故にして領土を返還しようとしなかったなど。

関連タグ

マハーバーラタ インド神話 カルナ アシュヴァッターマン

モードレッド:アーサー王伝説に登場する円卓の騎士。同じく王位継承を狙って国を揺がすほどの大戦争の原因になった人物。

関連記事

親記事

マハーバーラタ まはーばーらた

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「ドゥルヨーダナ」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 174

コメント