概要
日本ファルコムのRPGである「英雄伝説」のシリーズ群の一つであり、同じシリーズ群のイセルハーサシリーズやガガーブトリロジーとは世界観を共有していない。
舞台は架空の大陸「ゼムリア大陸」(那由多の軌跡を除く)。
シリーズ一覧
リベール王国編
七耀暦1202年~1203年のリベール王国が舞台。新米遊撃士の少女とその義弟、そして七耀教会の守護騎士ら仲間達による、王国で暗躍する結社との戦いと冒険の物語。
クロスベル編
七耀暦1204年のクロスベル自治州が舞台。クロスベル警察が新たに設立した部署「特務支援課」に赴任した一人の新米捜査官とその仲間達が、「零」の至宝との出会いを契機に、自治州を巡る騒乱に立ち向かう。
エレボニア帝国編
七耀暦1204年~1206年のエレボニア帝国が舞台。名門・トールズ士官学院に入学した男爵家の少年が、学院に関わる生活の中で、自身にもまつわる帝国を蝕む《呪い》の真実に気付き、学院で得た仲間達と共に動き出す。
西ゼムリア大陸完結編
七耀暦1207年のクロスベル自治州とエレボニア帝国が舞台。
再独立を目前にしてのクロスベル電撃占領に立ち向かう、ロイドとリィンの二人の英雄と仲間達の戦い、及びその裏で、自身の存在意義の確立の為に、大戦で暗躍し挫折した帝国貴族の青年の、仲間を得ての再起と一人立ちを描く。
カルバード共和国編
七耀暦1208~1209年のカルバード共和国が舞台。裏解決屋(スプリガン)の青年が、名門校の女子学生から受けた依頼を契機に、仲間と共に共和国を揺り動かすうねりに飛び込んでいく。
ノーザンブリア自治州編
七耀暦1205年のノーザンブリア自治州が舞台のTVアニメ及びソーシャルゲーム。【裏切りの英雄】を祖父に持つ猟兵の少女が、小隊を組んだ仲間と共に、無謀ともいえる「帝国の英雄」の内偵調査に赴き、故郷を守ろうと奔走する。
暁の軌跡
夢の軌跡
派生作品
イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ | 那由多の軌跡 |
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歴代主人公
エステル・ブライト
『空の軌跡 FC・SC』の主人公で軌跡シリーズ最初の主人公。
ケビン・グラハム
『空の軌跡 the 3rd』の主人公。
ロイド・バニングス
リィン・シュバルツァー
ルーファス・アルバレア
『創の軌跡』の主人公。当初は仮面で顔を隠し《C》と名乗っていた。
ヴァン・アークライド
ナハト・ヴァイス
『暁の軌跡』の主人公。
クロエ・バーネット
『暁の軌跡』のもう一人の主人公。
ラヴィアン・ウィンスレット(ラヴィ)
『閃の軌跡NorthernWar』の主人公。
余談
パーティメンバーには一定の法則があり、王侯貴族、警察や軍を初めとした法的機関の関係者、遊撃士協会、七耀教会、身喰らう蛇、猟兵団、殺し屋などの裏稼業、技術者、武術の関係者、或いは何かしらの事件の当事者である一般人がそれぞれ居合わせる形で作中の物語に巻き込まれる形となっている。
また、ジャーナリストや遊撃士、警察などの治安組織が協力者として登場する点も共通している。