基礎データ
ずかん | No.068 |
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英語名 | Machamp |
ぶんるい | かいりきポケモン |
タイプ | かくとう |
たかさ | 1.6m |
おもさ | 130.0kg |
とくせい | こんじょう / ノーガード |
進化
ワンリキー → ゴーリキー(Lv.28) → カイリキー(通信交換)
概要
名前の由来は恐らく「怪力」。
ゴーリキーを通信交換することで進化するポケモン。
発達した四本の腕は片手だけでも山を動かし、2秒間に1000発ものパンチを放つことができる。
あらゆる格闘術を極めており、パンチを喰らったり、掴まれると地平線の彼方まで吹っ飛ばされる。
ただし、細かい作業は苦手で腕が絡まってしまう。
強者に出会うと戦う気持ちが更に高ぶる性格。
ゲーム内では、工事現場で地ならしをしたり、引っ越しを手伝ったりなど、ゴーリキーと同様力仕事を担当するNPCのカイリキーも登場する。
第七世代ではライドポケモンとして登場。従来の「かいりき」と同じく、大岩を押してくれる。
なお、ポケモンライド時は、4本の腕のうち2本でプレイヤーをお姫様抱っこし、残りの2本で岩を押す。
アローラの町々には何故か数多くのカイリキーがNPCとして登場しており、屋外・室内で人間の仕事を手伝うカイリキーや、人間に可愛がられているカイリキーの姿がよく見られる。
外見
カイリキーは♂も♀も同じ格好である。つまりノーブラ。
ダイパで雄雌のグラフィック分けがされても大きく変わらなかった。
批難されることは無かったとは言え、それはそれでどうなのだろうか。
2015年11月にはポケモンだいすきクラブ内で「キレてる!カイリキーGYM」なるカイリキー推しのコンテンツが登場。(外部リンク)
そしてその内部の特集にて、パンツに見える部分は実はただの模様であったことが判明した。
カイリキーのベルト
旧イラストではゴーリキーの頃に付けていたベルトはカイリキーになると無くなっていたのだが、ポケモンスタジアムでは付いていたり、第2世代では銀でだけ付いていたり、第3世代ではイラストでは付いているのにゲームグラフィックでは付いていなかったりとその処遇は一定しない。
第4世代以降は全てベルト付きのグラフィックで統一された。
ゴーリキーの図鑑によるとこのベルトは有り余る力を抑えるパワーセーブベルトらしく、つまりベルト付きカイリキーは手加減をしているということになるが…?
まあそういうわけでpixivでもベルトのあるイラストとないイラストが混在しているが、公式レベルでぐらついている設定であるためどちらも間違いというわけではない。
ちなみに、ポケスペにおいてシバのカイリキーはこのベルトを活かした戦法を使ってくる。
ゲームでの性能
攻撃力が非常に高い。
お互いに攻撃が必中になる漢らしい特性「ノーガード」が特徴。
ノーガードからのばくれつパンチは非常に強力で、タイプ一致補正込みの威力150と混乱効果を同時に与えるため、多少相性が悪くても運ゲーに持っていくことが可能。
また、命中率の悪さで有名なストーンエッジも必中になるのでサブもためらいなく撃てるのが強み。
第四世代からは先制技バレットパンチを習得した事で赤ゲージのポケモンの追撃も可能となった。無効タイプがないので半減されない限りは確実に相手のHPを削れる。
その脳筋な見た目に反してアンコールなどの搦め手を使うこともできる。しかし、バレットパンチとの両立ができないのでこちらはややマイナー気味。
ただしあちらの一撃必殺技も必中になるのはご愛敬。
もう一つの特性「こんじょう」も、状態異常になっても機能が停止せず、高い攻撃力をさらに上乗せできるので悪くはないだろう。
守りの面においても、地味に防御・特防が高いので、弱点を突かれても倒されずにノーガードからの手痛い反撃をお見舞いすることもできる。
攻めも守りも概して高水準な反面、素早さ種族値は55と遅め。とは言え、捨てステータスになるほどの鈍足ではないので、性格補正や努力値振りで補うのも戦術の一つ。
第五世代において、カイリキー以上に配分に無駄がなく、攻撃力も上回る新種族ローブシンが登場したのが少し気になる。
あちらはインファイトこそ使えないが、ビルドレイン型が強力なことや、夢特性の「てつのこぶし」だとアームハンマーの威力がインファイトと並んだり三色パンチも強化されてしまう。さらに根性はあちらも持っているため、根性型カイリキーの運用はやや難しくなってしまった。
ただしローブシンとは異なり根性が警戒されることはまず無い上にノーガードの必中効果も相まっておにびを誘いやすく、早い話ローブシンの劣化気味である点がむしろ強みとなっている。
色違いは肌の部分が黄緑色に輝く。他はそのまま。
ゴーリキー時代は肌の他に筋肉の筋や目の色が違ったが進化でなくなった分、違いが分かりにくくなった。
なお、第7世代で秘伝技が廃止になった影響で「かいりき」のマシンが消滅し、代わりにこいつが新しく「かいりき」を覚えられるようになった。
この為、現状「かいりき」を自力で覚えられる唯一のポケモンとなった。
イメージにぴったりの技なのだし、せっかくだからこの技をかくとうタイプの技にしてやってもよさそうなものだが。
使用トレーナー&登場シーン
ゲーム
アニメ
一時的にサカキから借りていたトキワジム用のポケモン。
- XY34話の野生のカイリキー
ポケットモンスターSPECIAL
「ポッ拳POKKENTOURNAMENT」でのカイリキー
稼働前のPVではルカリオと戦う様子が流れていた。
タイプ:パワー
バーストアタック:爆裂ラッシュ
足が遅く飛び道具に乏しいが、接近戦では大ダメージが狙えるパワータイプ。体力もガブリアスと並び一番多い。
ビルドアップ→強化ポケモンわざ各種や、ダメージが大きいインファイト、同じくダメージが大きい掴み技のじごくぐるまなどが非常に強力。クロスチョップの飛び込みなども併せれば一気に相手の体力を奪うことも可能。
また、現在参戦のバトルポケモンの中で唯一空中からの掴み攻撃が可能なため、空中からの奇襲も強い。共鳴バースト中は常に強化状態となりパワーアップ。
同キャラ(ミラー)戦では、2Pカラーはレスリング風の緑の衣装を纏った姿に変化する。
ポケモンGOでのカイリキー
サービス開始当初から実装されている。
かくとうタイプ中では最大のCP値を擁し、総合性能でヘラクロスと鎬を削り合う関係になっている(ただし、現状ヘラクロスは南米でしか入手できないため、日本でプレイすることを考えると、かくとうタイプ最強の座は事実上カイリキー一択となる)。
攻撃力が高い反面、HPや防御力が低めなので、当初はあまり注目されていなかったが、ジムのシステム変更やレイドバトルの導入に伴い、その優れた戦闘能力が再評価されるようになり、最近になってメキメキとその評価を上げつつある。
初期形態ワンリキーの出現率が低く、その上初期から最終形態に引き上げるとなると合計125個ものアメが必要になる為入手難易度は非常に高い。
だが、一応救済措置として初期形態のワンリキーには巣が設定されているので、アメが必要であればそこに入り浸るのが良いだろう。
詳しくは後述するが、とにかくカイリキ―の性能が非常に優秀なので、ワンリキーの巣は(特に都市部などの人の集まりやすい地域では)大勢の人でごった返すほどの人気スポットになっている。
また現在は天候:曇りの時にワンリキーの出現率が上がるため多少入手しやすくなった。
入手難易度に見合っただけの活躍は保証されており、ジム防衛の常連であるバンギラス・カビゴン・ハピナス・ラプラスに一致弱点のかくとう技をぶち込めるのは非常に強力。
特にバンギラスはかくとうわざが二重弱点となることもあって、その殲滅速度は目を見張るものがあり、レイドバトルにおいてもバンギラス攻略の筆頭格に挙げられているほど。全員がカイリキーを繰り出し、カウンターとばくれつパンチの嵐を繰り出し続ければ、個体のレベルと人数によっては2分と経たずにバンギラスを叩き伏せることも十分可能である。
なお、同じくレイドボスにも選ばれているボスゴドラも弱点2つをつくことができるが、こちらを相手にする際はグラードンというより強力なライバルがいることもあり、採用率はやや低め(もちろんこれはグラードンのスペックがあまりに強力すぎるためであり、カイリキーでも十分対抗は可能である)。
注意点として、相手がエスパーやフェアリーの技を使ってくると逆に返り討ちに遭うので、相手の技は慎重に見極めなければいけない。また、当然ながらゴーストタイプが相手だとわざのほとんどを軽減されてしまうので相性は悪い。間違ってもレイドボスのナッシー・フーディン・ゲンガー相手に繰り出すようなことをしてはならない。また、ジム戦においてもハピナスに対しては自分の撃ち出す技で抜群を取ることができるが、同時にハピナスもフェアリーのゲージ技「マジカルシャイン」で抜群を狙ってくるので注意が必要。さらにハピナスはサイコキネシスを覚えていることもある他、ハピナスとカビゴンは通常技がしねんのずつきであることが多く、カイリキーはそれほど打たれ強くもないため適当に戦うと簡単に返り討ちに遭う。ケッキングのじゃれつくにも注意。
また、覚える技には何故かはがね技やいわ技が紛れてくることがあり、進化の際にこれが入り込むと性能がガタ落ちしてしまう。
入手難易度が高いだけに非常に厄介である。もっとも、この手の技厳選は誰もが通る道ではあるが。
レイドボス
味方になってくれれば非常に心強いカイリキーであるが、逆にレイドバトルにボスとして出てこられると非常に脅威となり得る相手である。
ただでさえ高めだった攻撃力が、レイドボスになったことでさらに上方補正が入り、シャレにならないダメージの攻撃がガンガン飛んでくることになる。
比較的相性の良いエスパータイプのポケモンは、フーディンやエーフィを筆頭にHPの低い者が多いため注意が必要。特に曇りで天候ブーストがかかっている場合、フーディン程度の耐久力だと即死もありうる。言うまでもないがミュウツーは極めて有効である。ちなみにカイリキーがかくとう技しか覚えていなかった場合、ルギアかサーナイトでほぼ完封できる。
なお、ボスレベルは★★★。
攻撃力こそ高いものの耐久力が低めなので★★★のなかでは比較的ソロで倒しやすい部類である。腕に自信がある方は挑戦してみるのも一興だろう。天候ブーストで強化されたカイリキーを敢えてソロで倒そうとするチャレンジ魂あふれる猛者もいる。
余談
過去にポケモンセンターで販売されていたグッズ「ポケモンバトルヒーローズ」にカイリキーがプッシュされていたが、性別は♀である。
CMで吉田沙保里と共演
ポケモンSMが発売された約2カ月後の2017年1月24日、しれんサポーターに扮した女子レスリング選手の吉田沙保里と共演するCMが公式サイトに公開された。オリンピック3連覇をはじめ数々の武勇伝を持つ吉田選手の圧倒的オーラから「カイリキーより強そう」「完全にチャンピオンの風格」など勝てる気がしないという反応が飛び交った。
このCMが大きな反響を呼んだのか2017年2月に「サオリのカイリキー」が配信された(28日まで)。覚えている技は「すてみタックル」「ビルドアップ」「かいりき」「ファストガード」。
既に攻撃項目のパラメーター数値は最大になっている。
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カイリキーのネタ要素について
その筋肉美やビキニパンツ一丁という格好から、♂がゲイとしてネタにされる事が多い。NNを「いいおとこ」にした人とかもいるのでは?
すばらしいテクニシャンである個体は「でかいきんのたま」や「かおるキノコ」を所持しており、(同姓を)メロメロで魅了し、(股間から)どくづきをしてあなをほり、最後はどくどくを放出するという。さらに禁忌の扉であるP○Rに手を出してしまったプレイヤーのカイリキーは股間がドリル状に回転して相手を貫くといわれている。
かつてはマッチョ=ゲイという事で♀の方は大してネタにされていなかったのだが、ここ最近進化前の種族名がそのまま苗字の女優が登場してしまったことにより♀の方もネタにされるようになった。その影響はカイリキー系の種族名をググると某女優とのコラ画像が上位にヒットするほど。
♂と♀がそれぞれ異なるベクトルでネタにされているというある意味すごいポケモン。
そして、上記にあるように、なぜかあなをほるを覚える。
運営もホモネタを視点に置いているのだろうか・・・?
(まぁ腕があるので普通に穴を掘ることもできるだろうが)
そして来たる七世代。なんとポケモングローバルリンクでTwitterに次々と、親名がやじゅせんのカイリキーが届くという珍事が発生。しかも、覚えている技はメロメロとか、あなをほるとかを覚えており、きんのたまかでかいきんのたま所持、さらに酷い時にはラブラブボールに入っていたり、しおふきを覚えていたりとやりたい放題。しかもレベルはほぼ100。
どうしてこうなった
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