技データ
登場 | 第5世代 |
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タイプ | かくとう |
威力 | 90 |
命中 | 100 |
PP | 20→15(第6世代以降) |
分類 | 物理 |
直接攻撃 | ○ |
範囲 | 単体 |
効果 | 相手の能力変化を無視してダメージを与える。 |
英語名 | Sacred Sword |
概要
長いツノで相手を切りつけて攻撃する技。
相手の能力変化を無視してダメージを与えることができる。主に「ちいさくなる」を乱発するラッキーや、「てっぺき」等の物理耐久に関する積み技への対策となる。
勘違いされがちだが自分の能力変化は無視しないので注意。
初登場のBWでは聖剣士達の専用技だったが、以降の作品では剣に関連するポケモンを筆頭に習得者が増えている。
カロス地方に舞台が移ってからは剣のモチーフであるヒトツキ系統が、アローラ地方ではウルトラビーストのカミツルギが、ガラル地方では禁伝のザシアンが覚え、パルデア地方では呪いの剣がポケモンと化した厄災ポケモンパオジアンが覚える他、エルレイドも新たに習得した。
また、例に漏れずドーブルがスケッチで習得可能であり、USUMではこのドーブルを♂親にすることでミジュマル系統がタマゴ技で習得できるようになった。
闇の剣やら災いの剣やら「聖なる」のイメージと程遠いやつもいるし、聖剣士以外はツノではなくそのまま剣な気がするが。
イメージとしては聖剣士のイメージが強いこの技だが、全員が「インファイト」、ケルディオが「しんぴのつるぎ」を習得できるので、採用するかは戦法によるだろう。…なんなら特性の関係上一番使いこなしているのはエルレイドである。
と言っても、威力90に対してPP20と「じんつうりき」程ではないが、コストパフォーマンスが良いので持久戦ではむしろこっちを採用する方が良い。
ただし流石に多すぎたのか第6世代からPPは15に減少している。それでも多い方だが。
第9世代となるポケモンSVでは特性「きれあじ」とその効果対象になる「切る技」分類が新登場。
この技ももちろん「切る技」に分類され、特性きれあじのポケモンが使った場合威力が1.5倍になるように。
「切る技」の中でも元々の威力が高く、きれあじ適応後の威力はなんと135。デメリットなしでインファイトを上回ってしまう。
タイプ一致で使えるエルレイドはもちろんヒスイダイケンキにとっても強力なサブウェポンとなる。
ポケモンGOでは三闘共通の限定技として扱われている。
原作における、能力変化を無視して攻撃という仕様は本作では再現できなかったようで、ジム・レイドバトルでは威力55の分割3ゲージ技、トレーナーバトルでは威力60の必要チャージ量35の技となっている。ジム・レイドでは使いにくいが、トレーナーバトルでは小出しにしやすいため相手に揺さぶりをかけやすい上に、インファイトとは異なり能力低下等のデメリットもなしに放てるので採用されやすい。どちらかといえばPvP向けの技と言えるか。
2022年9月に三闘全員にゲージ回収に優れたかくとう通常技「にどげり」が追加され、この技と組み合わせることで4.5秒に1回のスパンで「せいなるつるぎ」を放つことができるようになり、PvPで相手に揺さぶりをかけやすくなった。
劇場版では頭部にエネルギーを剣状に集めて切りつける技となっており、聖剣士たちは互いの剣を交差させて誓いの言葉を立てる。
テラキオン「一人よりも二人!」
ビリジオン「二人よりも三人!」
ケルディオ「三人よりも四人!」
コバルオン「仲間の力が一つになるとき…」
四体「真の力と誠の勇気が生まれる!!」