データ
概要
第2世代から存在する技。
神秘的な炎で相手を攻撃して、相手を火傷状態にする事が出来る技。
威力100で命中率95とほのおタイプの技の中でも高い性能を誇る。
そして追加効果が50%の確率でやけど状態にすると言う、これまた強烈な効果となっている。
相手が物理アタッカーならば高確率で機能停止に出来るだろう。
なお、自身がこおり状態であっても使用可能なので凍ってしまった時の保険としても使える。
PPは5(最大で8)しかないのが唯一の難点。
そしてホウオウの能力(こうげきととくぼうが高い)に合わせたのか、なんと実体の無い飛び道具にもかかわらず物理技である。何か塊でもぶつけているとでもいうのか。
(補足しておくと初登場した金銀では「かえんぐるま」のように全身に炎を纏い突進するエフェクトだったため、物理技に分類されたことは何らおかしい話ではないが。また、アーケードゲームであるポケモンフレンダでは口から吐く炎と一緒に燃える無数の羽毛が矢のように飛んで相手を攻撃するという演出となっており、より物理技らしさが強調されている)
なおホウオウは物理技に分類されたDPt当時「フレアドライブ」を習得できなかったため、物理ほのおタイプはこの技のみだった。(ひこうタイプではわざマシンでつばめがえしやそらをとぶ、Lv.99でゴッドバードを覚えた。)
第2世代では事実上唯一となる相手を狙ってやけど状態にすることができる技であった。ただし通常レギュレーションでは火力が貧弱な上に当時「きあいのタスキ」も獲得前であったドーブルしか覚えないため、世代展開期の公式大会環境ではほぼ考慮されなかった。
第6世代では何とエンテイも習得できるようになった。
ホウオウも我が子が侮辱される事に耐えかねたのだろうか……
なお、公式大会出場制限ポケモン(特別なポケモン)の専用技が他のポケモンに解禁されたのは、「サイコブースト」に続き2例目となる。
しかし、残念ながら過去のエンテイと言われているはずのウガツホムラは覚えられない…。
ポケモンGOでは、2022年2月26日開催のジョウトツアーに合わせてホウオウの専用技として実装。ルギアのエアロブラストからほぼ1年半遅れての実装となった。
ただし、イベント限定技であり、イベント以外で入手した個体に覚えさせたい場合は、貴重なすごいわざマシンスペシャルが必要になる。
また、現時点ではエンテイは習得できない。まあ、習得できなくとも本作のエンテイはかなり強力なキャラに仕上がっているので左程問題ないのだが。
性能は、「だいもんじ」と同じくフルゲージ技で、ジム・レイド使用時が威力120、PvP時が威力130となっており、数値だけ見ると「だいもんじ」の劣化のように思えるが、確率で相手の攻撃力を下げるという追加効果がある(本作には状態異常の概念がないため、この効果に変更されたのだと思われる)。
ちなみに、「しっぺがえし」等と同様、PvPの方が威力が高くなるという変わった技でもある。
アルロにより産み出されたシャドウホウオウ・APEXは強化版である「せいなるほのお+」を覚えており、リトレーンすると、さらに威力の上昇した「せいなるほのお++」が覚えられる。
ちなみにエンテイと「せいなるほのお」は非常に相性が良い。
エンテイの高いこうげきを活かせると共に、やけど状態による物理受けも出来る。
また攻撃技なので、エンテイの低いとくぼうを補えるとつげきチョッキとも相性が良い。
エンテイを真の意味で唯一神に押し上げた功労者と言えるだろう。
そのせいで「フレアドライブ」がいらない子になってしまったが……
開発段階では、ファイヤーとウインディもレベルアップで習得する予定だったらしい。
関連項目
エアロブラスト:ホウオウの対となるルギアの専用技。こちらはルギア以外の習得者が未だに存在しない
かえんぐるま:同系統の技。