第4世代から登場した、あくタイプの物理技。
データ
初出 | 第四世代 |
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タイプ | あく |
分類 | 物理 |
威力 | 50 |
命中 | 100 |
PP | 10 |
攻撃範囲 | 一体選択 |
直接攻撃 | ○ |
追加効果 | 後攻であれば、威力が2倍となる。相手が交代したターンは適用外(第5世代 - ) |
英語名 | Payback |
概要
あくタイプの物理技。
あることをされた際即座に仕返す「竹篦返し」が語源で、その通り相手より後に攻撃することで、威力が2倍となる。
あく攻撃技としては追加効果発動条件が比較的緩いのが特徴。ただし、相手が交代したターンはこの効果が適用されないので注意。
当たり前であるが先手で使って威力は期待出来ないので、基本は鈍足アタッカーに採用すると良い。
シングルバトルで採用する場合はほぼ相手の攻撃を被弾することが前提となってしまうので(積み技を使ってくるなら別といえば別であるが)耐久面には細心の注意を払おう。
ダブル以上では攻撃対象の後に攻撃出来れば効果が適用されるので、シングルよりも狙いやすくなる。
因みに第4世代では相手の交代で出てきてこちらが後攻になった場合でも威力が2倍となっていた。
第8世代ではわざマシンが2番道路にて博士の研究所裏に落ちており、入手できるタイミングが非常に早くなった。
威力が100になるのは条件付とはいえ最序盤から入手可能な技としては威力が高く、しかもわざレコードではなくわざマシンのため何度でも使うことが可能と至れり尽くせり。
外伝作品では
ポケダン
こちらでは変化技となり使用するとしばらくの間物理攻撃を受けると反撃するようになる(この反撃はターンを消費しない)。
ポケモンGO
2021年1月16日に開催されたワンリキーのコミュニティ・デイに合わせて実装。
あくタイプの技であるにもかかわらず、実装当初はカイリキーの専用技であった。
その後、4月13日に行われたアップデートにより、多くの悪ポケモンが新たに習得出切るようになった。第7世代では新たにキテルグマが習得可能となり、タイプ相性上不利なゴースト相手への貴重な対抗手段となっている。
後攻で繰り出すと高威力になるという原作における設定を反映してか、フルゲージ技で、威力はジム・レイドでは100、PvPでは110となっている。PvPでの方が威力が高くなる数少ない技でもある。
基本的にあく技メインとして採用される…といいたいところなのであるが、肝心の習得者が軒並み耐久が低い者ばかりであり、上手く立ち回らないとゲージを溜め切る前に倒されてしまう場合もままある(キテルグマは「ドレインパンチ」を併用すればある程度補うことは可能。効率的な立ち回りかどうかはさておき)。
そのため、使い勝手はイマイチといったところであり、採用率は余り高くない。