基礎データ
ずかん | No.066 |
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英語名 | Machop |
ぶんるい | かいりきポケモン |
タイプ | かくとう |
たかさ | 0.8m |
おもさ | 19.5kg |
とくせい | こんじょう / ノーガード |
かくれとくせい | ふくつのこころ |
進化
ワンリキー → ゴーリキー (Lv.28) → カイリキー (通信進化またはつながりのヒモを使用)
概要
名前の由来は恐らく「腕力」(わん+りき)から。
自分を鍛えるのが好きで、鍛えるごとに様々な格闘技を身につけている。
大きさは幼稚園児程の大きさだが、平均的な大人なら100人、イシツブテなら何人でも持ち上げたり、投げ飛ばす事ができる。
また、山に住むワンリキーはゴローンを持ち上げて身体を鍛えており、腕試しのためにマクノシタとも戦う。
全ての格闘技をマスターしようと旅に出るほどの向上心を持っており、どんなに運動を行っても平気な筋肉を有しているからこそ向上心も育つのだろう。『ピカチュウ』版の図鑑説明でも格闘技をマスターしたワンリキーはとても強いと評されている。ただし、相応にエネルギーを必要とするためか栄養価の高い食べ物を好む傾向にある。
なお、ワンリキーは進化系とは異なり、尻尾を有している。
あいうえお順に並べて最後に来るポケモンである。
この記録は初代(赤・緑。RGBP)から剣盾(ポケモン剣盾)発売現在まで未だに破られていない。逆に五十音順で最初のポケモンは当初はアーボ、後にはアーケオス。
図鑑説明通りに洞窟や山、荒地系の場所に生息している事が多い。
『金・銀・クリスタル』(GSC)ではアカネのミルタンクを楽に倒せる救済ポケモンとしてワンリキー♀(ニックネーム:きんにく)がNPCとの交換で入手できることで有名。
♀なのでミルタンクのメロメロを確実に無効化でき、けたぐりで有効打を与えることができるが、交換してすぐに戦わせるとさすがにあっさり倒されてしまうのである程度育ててから戦わせること。
幸い、交換で入手するポケモンなので経験値も通常よりも多く入り育ちやすいのが救いだが、レベルを上げすぎると言うことを聞かなくなるので要注意。
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』(DPt)でも序盤で登場。シンオウ御三家がまだ進化していない、あるいはモウカザルに進化しても不安が残るというプレイヤーにはおすすめ。ただし、ソフト単体ではカイリキーまで進化させられないので注意。
外伝作品におけるワンリキー
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』では主人公候補の一匹であり、性格診断で「ゆうかん」な「おとこのこ」だとワンリキーになる。
「ゆうかん」は基本的に一度の設問での獲得ポイント数が高く設定されているため、見栄えのいい選択肢を選び続けた男子は一直線でこれになっていたという場合が少なくない。
……のだが、主人公/パートナー候補の中で唯一の純かくとうタイプというのが完全に痛手。
というのも、自由編成が解禁されるエンディングまでに戦うボスの大半はかくとうタイプだと不利な面子ばかりであり、しかも運に左右されないレベル習得技もかくとう技ばかり。
ならばわざマシンはとなっても、それらに対抗するのに有用ながんせきふうじのわざマシンはそもそも存在すらしていない(ふしぎだまに同様の効果のものがあるため非実装)ため、冗談抜きで対抗策がほとんどない。
こんな環境にもかかわらずED前は主人公かパートナーが倒れると即座に失敗扱いのため、ふっかつのタネをため込んでのゾンビ戦法や本編では検討すらまずされないかえんほうしゃがほぼ唯一の遠距離攻撃手段として真面目に検討されるなど、クリアするために頭を捻り続けなければならない難関ポケモンとして選ばれてしまったユーザーからは有名だった。
『ポケモンレンジャー バトナージ』ではパートナーポケモンの一体として登場。
他タイプの候補が基本的に第四世代で初登場した面子で構成されている中、ニューラ、ムウマと並んで数少ない第三世代以前の種族からの選出となった。
ニューラとムウマが第四世代で新たな進化先を得たということも加味すると、候補の中では非常に浮いて見える。
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