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サン&ムーン

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さんあんどむーん

「サン&ムーン」はアニメ版ポケットモンスターの第6シリーズ『ポケットモンスター サン&ムーン』の略称。 平成最後のアニポケシリーズ。

はじめに

お願い

現在の「アニポケシリーズ」では、関連記事の過剰な乱立・分散・内容重複が問題となっており、正当な区分を巡っての編集合戦も頻発するようになっています。

それら防止のため、記事作成時および編集時には以下の点をご協力お願い致します。

  • 新シリーズタイトル記事の作成について

新シリーズが発表された場合、最初にそのシリーズ名を反映した記事(例:ポケットモンスター(アニポケ第1シリーズ))を作成し、親記事を「アニポケシリーズ」に設定をお願いします。

検索阻害防止のため、「タグとして大量に使用されている」などの事情がない限り、むやみやたらに表記揺れ記事を作成しないで下さい(各ユーザーが関連作品にタグ付けをする際に混乱が生じるため)。

  • 「○○の旅シリーズ」記事の作成について

pixivオリジナルのカテゴリーである「○○の旅シリーズ」タグの記事については、同一主人公が2シリーズ以上跨いで主役を務めている場合(例:サトシ)のみ、後発的に作成をお願いします。

あくまでポケモンの公式用語ではないため、1シリーズしか主役を務めない主人公の「○○の旅シリーズ」まで作成するとキリがない上に、

  1. タグ付けが分散してOR検索をしないと関連イラストが検索時にヒットしない。
  2. ピク百の各記事に同じ内容を追記・修正してしまってダブる。
  3. 逆に各記事に同シリーズの関連内容が分散してちぐはぐになる。

…などのように、各ユーザーを混乱させる原因になるので、絶対に止めて下さい

  • サブタイトル記事の作成について

基本的には、各シリーズの「サブタイトル一覧」記事(例:アニポケ無印編サブタイトル一覧)に詳細を記し、「タグとしての使用率が多い」または「内容が膨大な場合」のみ負荷軽減目的で記事の作成をお願いします。

  • 各ポケモン記事の作成について

各トレーナー別のポケモン個別記事(例:サトシのピカチュウ)は、むやみやたらに作成せず、あくまで「各ポケモン記事の該当内容が増えすぎて負荷軽減を図る」場合のみ作成をお願いします。

  • 各ポケモン記事の編集について

各ポケモン記事の「アニポケでの活躍を記している欄」の見出しは『アニポケ・第〇シリーズ』表記でお願いします。

一部で、「アニポケ・〇〇の旅シリーズ」表記になっている記事が存在しますが、

  1. 「アニポケ・〇〇の旅シリーズ」表記の場合、パッと見でどのシリーズを指すのかが分かり辛いため、見出しとしての役割を果たしていないこと。
  2. 上記したように「〇〇の旅シリーズ」がポケモンの公式用語ではなく、あくまでpixivオリジナル表記であるため、一般のプレイヤーおよびポケモンファンの中では浸透しておらず、初めてピク百を閲覧する方に不親切であること。
  3. 仮に「各主人公につき1シリーズのみ主役を担当」というシリーズが連続した場合、将来的に「〇〇の旅シリーズ」タグが自然消滅する可能性が高いため。

という理由から、見つけ次第、修正のご協力をお願いします。

第1シリーズ~第7シリーズ用アニポケ第1~第7シリーズ
第8シリーズ用アニポケ第8シリーズ

本ページについて

本ページでは、アニポケの第6シリーズにあたる、テレビアニメ版『ポケットモンスター サン&ムーン』について説明を行っております。

ゲーム版のタイトルである『ポケットモンスター サン・ムーン』の説明については『ポケモンSM』のページを参照していただくよう、お願い申し上げます。

概要

サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』をベースにしたポケモンアニメ第6シリーズの略称。 2016年11月17日(木)から2019年11日3日(日)まで放送された。

舞台はアローラ地方で、主人公はおなじみのサトシピカチュウ

前作ではゲーム版女主人公をモデルとしたセレナが登場したが、本作は『ベストウイッシュ』と同様にゲーム版の女主人公をモデルにしたキャラクターは登場しない。

クラスメートとしてゲーム版におけるキャプテンが登場するが、ゲーム版と異なりキャプテンとしての役職には就いていない。

(本作においては試練を取り仕切るのは島キング・島クイーンの役目となっているため、キャプテンという役職そのものが存在しないと思われる。)

ストーリー

本作ではサトシがアローラ地方でスクールライフを送る「学園もの」仕立てとなっており、従来のシリーズと異なり町から町へ、海へ山へと旅をしない

要所ではゲーム本編に登場した施設やアイテム、台詞が飛び出している。

上記の理由から、本シリーズではサトシは先生でもあるククイ博士の家に下宿しており、そこから通うポケモンスクールで物語が展開される。一部を除き、建物の配置図はゲームに準じている。

全体的なストーリーテイストは歴代シリーズの中でもギャグや日常描写に振り切っており、明るい印象も強い。

しかし、ストーリーが進むにつれて家族の絆や(直接的な描写は無いが)ポケモンの死の描写等これまでのアニポケでは見られなかったタイプのシリアスなストーリーも観られるようになった(ポケモンの死の描写自体は水の都の護神 ラティアスとラティオスミュウと波導の勇者 ルカリオでもあったが、TVシリーズで描かれたのは今作が初)。

シリーズ構成

初回と第二回が1時間スペシャルであり、1~2話、3~4話と2話ずつ放送された。

全146話のうち、上記の「サトシが旅をしない」という理由から(とある人物達がゲスト出演した2話を除いて)ほとんどがアローラ地方でエピソードが完結している。

本作の主な特徴

スタッフ・声優について

今作では主要スタッフ陣に大きな変更があり、監督が前作『XY』の矢嶋哲生氏から冨安大貴氏に、シリーズ構成が『DP』~『XY&Z』を務めた冨岡淳広氏から松井亜弥氏になっている。

また、ゲスト声優に『ポケモンの家くる?』のレギュラーメンバーが出演する。

作画関連のあれこれ

新シリーズに伴ってスタッフ陣も大幅に刷新され、再びキャラクターデザインおよび全体的なカラーリングの趣向が大幅に変更された。

(普遍的な色調や人物はゲームフリークやオリジンに近いが、オリジンのスタッフも参加している影響だろうか。 )

人物とポケモンの作画がこれまでとは大きく変わった。

キャラクターデザインのみならず、作画における線の減少や影塗りの簡略化等、それによって実現したと思われるバトルシーンに限らないキャラクターの活き活きとした表情と動きによって、映像の雰囲気も従来のアニポケから大幅に変わっている

また、ベストウイッシュ以降技エフェクトやメカなどに多用されていた3DCGによる作画も大幅に少なくなっている。

そうした作画の変化に伴い、サトシの頭身が縮み非常に表情豊かになり、また『XY』シリーズで明記されなくなっていた10歳という設定が改めて明言された。

これらの大きな変更に伴い、下記の様に公式側からいくつかのコメントがあった。

  • 松本梨香:「サン&ムーンのサトシは、マサラタウンを旅立って数ヶ所の町に寄ったあとアローラの学校に行ったイメージで演じている」(2016年10月26日ラゾーナ川崎で行われたイベントにて)「絵の表現は少しづつ変化していても、サトシの魂は変わらない。いろんなサトシを楽しんでほしい。サトシへの愛はかわらない。これからもみんなに愛されるサトシを演じる」とフォローをいれた程であった。(ご本人のTwitterより)
  • 音響監督三間雅文:「「新しい」をキーワードに色々なチャレンジをしている」「『ポケットモンスター XY&Z』の続きではない、全く新しいサトシとピカチュウのアローラでの発見、冒険、友情を皆さんに感じて貰え……」(ご本人のTwitterより。リンク先より三つ連続のツイートにて)
  • 冨安監督:「(今作では)10歳の少年らしさを押し出したい」「楽しいシーンは楽しく、シリアスや熱いシーンはかっこよくと、メリハリをつけるためにキャラクターデザインを一新した」「アローラ地方らしいおおらかさを出したかったので、これまで以上に表情を崩したり、表情をつけたりしている」(月刊アニメージュ2016年12月号のインタビューにて)

放送について

18年10月の番組改編に伴い『BORUTO』と共に日曜午後5時半、6時台に移動改編され『笑点』および『ちびまる子ちゃん』の裏対抗番になる。ポケモンショック以降20年以上不動だった初のゴールデン移動だが、これは子供の環境の変化に伴い家族でTVを見る機会を増やすためだという。

これによりテレビ東京系列のゴールデンアニメは一度消滅することになった。

2017年11月9日でシリーズ通算1000回を迎えた(今まで放送された本編話数と前作の最強メガシンカ4話との合算)。

そして、2019年9月1日放送回において、令和初にして次回作であるアニポケ新シリーズポケットモンスターが放送決定と発表され、9月29日より詳細が随時公開。本作は11月3日放送回をもって全146話で完結。

本作は『ダイヤモンド&パール』以来、全話が無事予定通りに放送されたシリーズとなった。また、同一シリーズ中にタイトルを変更しなかったのも同作以来となる。

劇場版について

『サン&ムーン』としての劇場版は制作されていない。というのも、本作はテレビシリーズが20周年を迎える時期に放送されていたのだが、劇場版ではこれを機に原点回帰を図る事になり、無印編のリメイクや無印編ベースのオリジナルストーリーとして制作されたからである。

視聴者へのプレゼント

3話よりdボタンを介したデータ放送が開始され、そのサービスであるポケゲージを貯めると、ポケモンSM及びUSUMで連動可能なQRコードが表示される。

ポイントに関しては通常よりも10p多い20pである。アイキャッチの四分割シルエットで9割予測できる訳ではないが、例え的中して姿は同じでも性別は異なる場合がある(例外は27話のルガルガン(まよなかのすがた)と28話のカビゴンだったが、39話以降は挿話の中心ポケモンに改められた)。 ポケモンはゲージの蓄積表示中でも閲覧可能。

プレゼント応募用のゲーム『ポケもんだい』も3話から行われている。こちらはメインメンバーだけでなく、ロトム、ジョーイ、ハラ、バーネット博士(ムコニャ含む)も適用されており、各話に因んだものが出題される。

放送開始冒頭に問題を出題、本編終了後のCパートに答えの発表とその後のちょっとした後日談が入る。その為、映画情報やプレゼントがある時期では他のシリーズと同じ様にポケもんだいは休止となる為、話のオチが無くなる事がある(ニャビーVSアローラペルシアン回やスナバァ回など) 。劇場版でも扱うが、ゲージ速度は途中小休止もあって遅い。96話は何故かdボタンで出題が出されていない。

尚、休止になるのは地上波本放送のみであり、休止になったポケもんだいは一部の動画配信で見る事が出来る。

問題とプレゼントは145話で終了。

イオンでは6/17~ポケモンフェア2017として、マオのアママイコ、カキのバクガメス、リーリエのシロンを週がわりでサン・ムーンへ配布する。

店頭でのソフトの購入か、ゲーム画面を見せるかでコード付きのチラシを配布するが、数量も限定で配布期間と有効期限も各々異なる。

あらすじ

バリヤードのバリちゃんが商店街の福引きで特賞を当てて、サトシはピカチュウ、ハナコ、バリちゃんと自然豊かなアローラ地方に旅行へ出掛けていた。

観光を楽しむ中でサトシは新しいポケモンや他の地方と違う独自の文化や姿を持つポケモン達に出会っていく。

オーキド博士からのおつかいで博士の親戚であるナリヤ・オーキドポケモンの卵を届けたことがきっかけで、ナリヤが校長を務めるポケモンスクールの存在を知る。

やがてカプ・コケコとの出会いやZワザの存在を知ったこともあり、ポケモンスクールへ通うことを決意するのだった。

登場人物

メインキャラクターは過去最多の人数であり、中でもヒロインが3人もいる

このうちサトシ含むクラスメート6人がアローラスクール組として分類されている。

スカル団

メインキャラの関係者(アニメオリジナルキャラ含む)

(アローラゲストも参照。)

サトシの関係者

カキの家族

マオの家族

スイレンの家族

マーマネの家族

  • マーマネの父(CV:うえだゆうじ)
  • マーマネの母(CV:?)

主な登場ポケモン

サトシのポケモン

リーリエのポケモン

カキのポケモン

マオのポケモン

スイレンのポケモン

マーマネのポケモン

ロケット団側のポケモン

ポケモンセンターのポケモン

ジュンサーのポケモン

カプ神

グラジオのポケモン

ハウのポケモン

その他

ライドポケモン

ゲスト

詳しくはアローラゲスト参照。

主題歌

OPテーマ

1.『アローラ!!』 (1~29、44~59)

歌:サトシWithピカチュウ

2.『めざせポケモンマスター-20th Anniversary-』 (30~43)

歌:松本梨香

3.『未来コネクション』(61~90)

歌:ЯeaL

4.『キミの冒険』(91~145)

歌:岡崎体育

EDテーマ

1.『ポーズ(サン&ムーン)』 (1~ )

2.『ジャリボーイ・ジャリガール』(61~81 86~102)

歌:岡崎体育

3.『ブレス』 (82~86)

歌:ポルノグラフィティ

4.『心のノート』 (103~128)

歌:日野市七生緑小学校合唱団

5.『タイプ:ワイルド』(129~146)

歌:中川翔子

スタッフ

原案:田尻智、増田純一、杉林建

スーパーバイザー:石原恒和

企画:宮原俊雄、岡本順哉

アソシエイトプロデューサー:折方崇志

アニメーションコーディネイター、ポケもんだい出題者:吉川兆二

総監督:湯山邦彦

監督:冨安大貴

シリーズ構成:松井亜弥

キャラクターデザイン:中野悟史、安田周平

美術監督:武藤正敏

色彩設計:吉野記通

音楽:宮崎慎二

音響監督:三間雅文

音楽プロデューサー:佐野弘明

音楽協力:テレビ東京ミュージック

協力:ジェイアール東日本企画

アニメーションプロデューサー:加藤浩幸

アニメーション製作:OLM

プロデューサー:松山進(テレビ東京) 田中茂裕 村椿拓郎

製作:テレビ東京 MEDIANET Shopro

余談

過去作・次回作との繋がり

2017年7月発売の『アニメディア』にて、冨安氏が「見た目こそ違えど、今までの冒険を経験している体で描いている」と発信した(参照)。

また、第42話にはタケシカスミが登場し、サトシと再会した。2人はその後第102話でアローラ地方を訪れている。

次回作の新無印では、サトシの部屋に今までに訪れた全ての地方で手に入れたジムバッジを始めアローラリーグのトロフィーやZパワーリングなどが飾られており、これまでの全てのシリーズの世界観を受け継いだ続編であることが明確に描写されている。

また、第37話ではサトシがゴウを連れてアローラ地方に帰り、ククイ博士やポケモンスクールの面々と再会した。

その他

アニメポケットモンスターとしては、久しぶりにディズニーXDでの海外放送が行われている。Zワザの発動時に、日本版にあるワザ名の文字が海外版では見られない。

関連動画

  • 【公式】アニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」プロモーション映像第1弾(大好評放送中版)

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