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概要編集

ポケットモンスター サン・ムーン』およびマイナーチェンジ版『ウルトラサン・ウルトラムーン』に登場するキャラクター。

名前の由来は恐らくジャスミンの一種「マツリカ」。

フェアリータイプに精通しているキャプテン。証は右手に嵌めた指輪に着けている。


ポニ島の「海の民の村」出身。数々の絵画コンクールで賞を受賞し、若き天才画家として知られている。

絵を描くようになったきっかけは、ブルーに似顔絵を描いてあげた際、ブルーがその絵をくしゃくしゃに噛んでしまったことかららしい。

実はブルーは絵を見て喜んでいた(ブルーの喜びの表現方法が「噛む」だったから)のだが、マツリカは自分の絵が下手だからだと勘違いしてしまったらしい。

ちなみに絵の実力は本物で、画集を何冊も出せるほどの腕前。

普段は絵の題材を求めて各地を渡り歩いている。


設定資料集には大好きな食べ物としてスパムおにぎりが書かれており、彼女の父親によれば集中している時には信じられないくらいの量のおにぎりを平らげるらしい。

ちなみに、スパムを具にしたおにぎり「スパムむすび」は、アローラ地方のモデルとなったハワイに実在する料理であり、おやつや軽食として一般的に食されている。


『SM』ではポニの大峡谷で初めて出会うが、試練の内容がまだ決まっていなかったらしく、他のキャプテンと異なり試練を課すことなくフェアリーZをくれる。そのためぬしポケモンの育成もしていなかった。

このとき試練について「お花を集めたり、絵を描いたりするのがいいかも」と発言していたが、後の『USUM』では後述のような試練を課してくる。


USUM』では正式にマツリカの試練に挑戦できる。

試練の内容は、彼女を含むキャプテンたちを訪ね勝負に勝利することで、予め彼らに配られていたはなびらをもらってポニ島に戻り、それらで作った「にじいろのはな」に誘われたぬしポケモンを倒すというもの。勝負するキャプテンはバージョンによって一部異なる。

ちなみに父親によると、最初はアブリボンの似顔絵を描くというものにするつもりだったらしい。

また、エンディングのお祭りにも密かに参加している。前作ではクチナシが物陰でゼンリョクポーズをしていたが、今作ではマツリカがそのポジションに代わった形である。


容姿編集

SM編集

服装は絵具が散ったスモック、ダメージジーンズ。

服だけでなく髪や顔にも絵具が付いているが、意図的にペイントしたのか絵を描く時に付着した絵具を拭いていないのかは不明。

ワンレングスの長い金髪を後ろで一つ結びにしている。

背が高く、キャプテンの中でも年長者と思われる。


Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ編集

マツリカ&プリン

LPLE』にゲストとして登場。

『SM』より幼い頃の姿なのか、背の高さは主人公と同じくらいで髪も短くおさげ髪になっている。『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ“完全版"公式ガイドブック』に掲載された設定資料集によると『LPLE』のマツリカは「13~15才くらいの見た目」といい、背負っているリュックも『SM』のものより大きくしたイメージとのこと。

クチバシティの港におり、1日1回勝負することができ、ぎんのおうかんをひとつ貰える。


手持ちポケモン編集

サン・ムーン編集

殿堂入り後に戦うこととなる。

1回目はウルトラビースト捜索イベント時、ウルトラビーストの情報提供者として登場。1人だけ試練をしていないため誰か(おそらくハプウ)から主人公と腕だめしをしてこいと言われたらしい。

2回目はバトルツリーに向かう途中である。ただし進め方によっては順序が逆になる。

(どちらかといえばウルトラビーストシナリオで先に出会う方が時系列的にしっくりくるのでそちらを推奨)

ちなみに2回ともポケモンの強さは変わらない。


どちらもアブリボンがZワザを使ってくるため注意。また、先鋒のクレッフィはいたずらごころリフレクターなどを張ってくるため、対策にかわらわりを用意しておくと楽になる。



ウルトラサン・ウルトラムーン編集

  • クチート(Lv.51)
  • グランブル(Lv.51)
  • アブリボン(Lv.51)

Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ編集


殿堂入り後


アニメ版編集

CV:戸松遥

サン&ムーン』第84話に登場。

ベベノムがマツリカの描いていた絵に興味を持ち、絵を見ていたところにサトシたちが声を掛けたことで出会った。

パートナーのアブリボンからポケモン達の様子で感情を読み取る特技を持ち、表現で絵を描くベベノムの気持ちを理解しようとする。

原作同様、性格はマイペースで温厚。「おお、おぉ… アローラアローラ」といった独特の挨拶をする。


画家としての才能は相当なものであり、翌日サトシが連れてきたポケモンスクールを自身の描いた絵で感激させていた。

いつもそこにいるのか分からないが、アニポケでは市場の近くの木の下で絵を描いている様子。


スカル団の3人組に絡まれた際は普通のバトルではなく「お絵かきバトル」をしようと切り出し、「自分のパートナーポケモン」というお題で絵を描き、それぞれ完成した絵を見せ合った。

スカル団の絵は上手とは言い難かったが、マツリカは決して下手とは言わず「ズバットのために一生懸命描いたことが十分伝わってくる」と評した。ジップに対してもダストダスに対する愛情を認めている。

しかし、タッパの絵のあまりの不出来さにヤトウモリがショックを受けた際は「君はもう少しヤトウモリのことをよく見てあげたほうがいいかな…」と零していた。


129話で再登場。アローラポケモンリーグに出場登録し、予選のバトルロイヤルに参戦。本戦出場を果たすが、1回戦の相手がマーマネ。アブリボンで善戦するも、至近距離で技を撃たれて敗れる。


アニメ内で確認できるアブリボンの習得技は現時点では、「かふんだんご」のみ。


他媒体編集

ポケモンマスターズ編集

CV:ゆかな

バディはグランブル。フェアリータイプのテクニカル。

バディのグランブルは上述の絵を描くきっかけとなったブルーが進化した個体らしく、現在のマツリカはグランブルの喜びの表現が「噛む」ことを理解し、絵を気に入ってもらえて満足していると語る。

イベントでは「セレナとヒカリの贈り物」「パシオの試練に挑戦!?」に登場。


余談編集

職業柄、手持ちにドーブルがいてもおかしくはなさそうだが、ノーマルタイプのため実際に作中で手持ちにしているのはイリマである。

ポニのはなぞのデート


関連イラスト編集

マツリカさんとアブリボンの群れマツリカちゃん

フェアリー風来坊マツリカ おどろいちゃう!


関連タグ編集

ポケモンSM キャプテン(ポケモン)

マツリカ(曖昧さ回避)

ジト目


他のフェアリータイプの使い手

マーシュ(トレーナー) ポプラ(トレーナー) ビート(トレーナー) オルティガ

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