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ドーブル

どーぶる

ドーブルとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

ずかんNo.235
英語名Smeargle
ぶんるいえかきポケモン
タイプノーマル
たかさ1.2m
おもさ58.0kg
とくせいマイペース/テクニシャン/ムラっけ(隠れ特性)


  • マイペース…混乱状態にならない
  • テクニシャン…威力60以下の技の威力が1.5倍に上がる
  • ムラっけ…ターン終了時に1つの能力を2段階上げて、別の能力を1段階下げる

概要

ベレー帽を被った犬のような姿をしたポケモン。いつも舌を垂らしている。
長い尻尾は筆のようになっており、先っぽから分泌される体液をあちこちに塗りつけて縄張りをアピールする。この液体は絵具よろしく、感情によって色合いが変化する。また、縄張りをアピールする為に描かれたマークは実に5000種確認されており、高値で買い取ろうとするマニアもいる程にカルト的な人気を誇る。大人のドーブルの背中には、仲間につけてもらった足跡のマークがある。

名前の由来は諸説あるが、英語で「イタズラ書き」を意味する「doodle(ドゥードゥル)」に、犬の品種の1つであるビーグル(あるいはドーベルマン、プードルという説もある)を混ぜて付けられたと思われる。また、絵に関連することから「ルーブル美術館」も関係しているように思える。

山下たかひろ版の4コマ漫画では、毎回徹夜で締め切りに追われている原稿遅れ王の漫画家としてレギュラー入りを果たしている。

ゲームにおける特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ
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素早さがちょっと高めな以外は低いステータスが目立つ。実際その種族値を合計しても僅か250しかない。
特性に「テクニシャン(威力の低い技が少し強くなる)」があるが攻撃面は絶望的。
耐久面はそれよりはマシであるがやはり非常に低く、高威力の先制技で即死しかねないレベル。

だが、このポケモンの真骨頂は固有技であるスケッチにある。この技で敵対したポケモンの技を覚えさせることより、ほぼ全てのポケモンのわざを使用することが出来る点にある。
ただし「おしゃべり」はスケッチできない。また「いじげんラッシュ」と「ダークホール」(第7世代以降)はスケッチしても使うことができない。
厳密には使用できない技ではないが「もえつきる」もタイプをほのおに変えないと不発となるため、実質使用不可とみてよい。

スケッチが成功さえすれば、即死攻撃のぜったいれいどだろうが、100%相手を眠らせるキノコのほうしだろうが自由に扱うことが出来る。
そのため何をしてくるか分からないのがこのポケモンの強みとなっている。
特に「キノコのほうし」を絡めた戦法が多く、ここから「くろいまなざし」で逃げられなくして「ロックオン」+「ぜったいれいど」に繋げたり、「みがわり」を張って「からをやぶる」を積みまくり「バトンタッチ」する、などが有名。

一方ダブルバトルでは、サポート兼攻撃役としてねこだましへんしんなどを覚えさせるトレーナーが多い。
そして何よりも凶悪なのがダークホールで、相手2体が問答無用で眠る為簡単に場を制圧できてしまう。
何よりドーブルがいるだけでこの技を持っているかもしれないというプレッシャーを相手に与えるのが大変に恐ろしい。
第5世代では、中期ごろに「ダークホール」の使用が禁止となったため、ドーブルそのものが大きく弱体化してしまったが、第6世代で復活し再び猛威を振るった。
さすがにやりすぎたのか、第7世代では「ダークホール」をスケッチしてもドーブルでは使用不可能となってしまった。
また、同世代ではこおりタイプ以外がぜったいれいど」を使った場合の命中率が20に引き下げられ、こちらも弱体化してしまった。(テクスチャー」などで無理矢理こおりタイプになれば30にはなるが……)

そしてこのドーブルの凶悪ぶりを見せつけたのが2007年の公式大会である。
当時は「ねむり」のターンが最低2ターンという眠らせればほぼ勝ちな状況であったことから、「ダークホール」ドーブルがあちこちで大暴れしていた。
だが何よりも注目すべきは優勝者のレベル1ドーブルである。
初手で「ねこだまし」ないし「このゆびとまれ」を使って「トリックルーム」を確実に決め、他を寄せ付けない圧倒的な「すばやさ」の低さから「ダークホール」ないし「がむしゃら」が飛んでくるという超高レベルの戦法を見せつけた。
詳しくは下記の動画を参照されたい(これでも実力の片鱗に過ぎない)。

性格はおくびょうやようきなど元々ないに等しい攻撃面を捨て最速に特化した性格が基本となる。
努力値はまずすばやさに極振りし、残りはぼうぎょに極振りが定石。
前述の通り先制技で死にかねない耐久であり、かつHP振りではカバーできないのが理由となる。
それ以外では「いのちがけ」や「へんしん」を使う場合はHPに振り、「ムラっけ」型の場合は攻撃面に振るパターンもある。
もちろんレベル1の場合努力値などを一切振らない。というか振る必要すらない。
また、極稀にからをやぶるとつけあがるを合わせた割とガチめのアタッカーにする猛者もいた。勿論キノコのほうしが必要になってくるが。

持ち物は一般的に「きあいのタスキ」か、それなりにある素早さを生かした「こだわりスカーフ」の2つが多いが、ほぼ確実に補助技を使う都合上「ちょうはつ」を受けるケースも少なくないので型によっては「メンタルハーブ」も候補となる。

対戦以外でも構成次第で秘伝、捕獲、群れバトル、資金稼ぎ(第6世代で登場した「ハッピータイム」)など様々な場面で役立つ。

タマゴグループに「りくじょう」を持つため、ポケモンのタマゴ作りで♂ドーブルのお世話になる人が多い。
これはタマゴわざが♂親からしか遺伝せず、わざの組み合わせによっては自力・遺伝を含めて覚えさせられない場合があったため。「スケッチ」であらゆるわざの組み合わせを習得・遺伝するという芸当はメタモンには出来ない。
第6世代からは♀親からもタマゴわざを遺伝できる仕様に変更され、一部の例外を除いて同時に遺伝できないわざの組み合わせは無くなったが、覚えさせたいタマゴわざの数や遺伝経路によっては依然としてドーブルに頼る場合がある。
このドーブル経由でしか遺伝できないケースもあり、過去金銀においては陸上グループ唯一の「いやしのすず」「きしかいせい」の遺伝経路だったり、最近ではカモネギへの「であいがしら」などが該当する。

捕獲要員とする場合、

  • 必中で眠らせる「キノコのほうし」
  • その攻撃で倒せる場合、HPを1残す「みねうち」「てかげん」
を基本型とし、残り2枠はこれらを補助するものにすると良い。
具体的には
  • ゴーストタイプにも「みねうち」を通せるようになる「かぎわける」「みやぶる」
  • 草タイプや特性「ふみん」対策として「でんじは」「へびにらみ」
  • 相手を水タイプに変化させる「みずびたし」
  • 相手の特性を消す「いえき」
  • 逃走を防ぐ「クモのす」「くろいまなざし」「とおせんぼう」
等が挙げられる。

同じ「キノコのほうし」「みねうち」を持つポケモンと比較した場合、
  • ゴーストタイプに「みねうち」を当てる手段がある
  • 草タイプや特性「ふみん」持ちも眠らせられる
  • 能力が貧弱なので相応のレベルが必要
  • レベルアップが速い
  • 苦手なタイプが格闘のみ
  • 技構成に融通が利く
と言った違いがある。
ただし上記の通りドーブルは貧弱であり、また技もマシンやレベルアップのみでどうにかなるものではない為、運用は必然的にクリア後になる。

なお、剣盾ではいなくなってしまった。鎧の孤島冠の雪原でも結局復帰は出来なかった。まあ何をしてくるか分からない厄介すぎるポケモンな上に、本作では遺伝技を習得させる方法が物凄く簡易化されたため仕方がないだろう。

ポケダン

救助隊ではエンディング後、彼にまつわるストーリーが挿入されている(ともだちエリアあおぞらそうげんを救助依頼で手に入れる必要あり)。

掲示板に張り出されている依頼文曰わく、大人になりたくない。という理由でドーブルの群れから逃げ出したが迷子になったらしい(とおぼえのもり)。

無事、救助に成功すると群れから2匹のドーブルが迎えにくる。
彼らの話によれば上述されている習性により、大人になった証として背中にキュ~~~っと前足で仲間の足跡をスタンプされるが。芸術家志望である彼の趣味に合わず逃げ出したらしい(グラフィックは他のドーブルと同じなのでよく見ると背中に足跡が付いている)。

その後(半ば無理やり)主人公ら救助隊の仲間になることで群れに戻らない事を許される。
芸術家志望らしく救助隊基地の旗を書き換えてくれる特殊な能力もち(故にわかれてしまうとクリアデータを削除しないと旗を書き換えられなくなる)。

ちなみに使いやすさという点では……。

  • バグのせいでダンジョン内でわざの連結ができない
  • 敵が思うところでわざを繰り出さない
  • わざマシンが使えない
など上級者向き。
スケッチさせるわざの選り抜きは計画的に。

Lv1ダンジョンなら序盤の壁さえ超えれば成長率自体は悪くないものの、わざ構成の関係上ピーピーマックス乞食になりがち。

探検隊以降は普通の一般ポケモンに格下げされたためストーリーには関わらなくなっている(リメイク作:救助隊DXには上述の役回りで登場)。
基本的に使いやすさは救助隊の頃と変わらないが、なぜかポケダンオリジナルのわざマシンしんくうぎりすいへいぎりが使える謎仕様(バグというわけではなく冒険団でも使える)。
なおダンジョン内でわざの連結ができないバグは修正されている。

ポケモンGOでは

PokemonGo日常31


所謂金銀組(第2世代組)の1匹でありながら、2017年2月から2019年2月26日までおよそ2年間未実装だったが、2019年2月26日に満を持して実装された。

ちなみに、実装がここまで遅れたことについて、Nianticのジョン・ハンケCEOは「相手のワザをコピーする“スケッチ”の特性をどうゲームに落とし込むかに苦労したため」とのこと。

捕獲方法は現状、ポケモンGOで実装されたポケモンの中でも特に変わり種。
その方法は、捕獲したポケモンをARで自由に撮影できる「GOスナップショット!」でドーブルが割り込んでいる写真を撮影すること。
ドーブルが写り込んでいる写真を撮影した後でフィールド画面に戻ると直後、ドーブルが沸いてくる。
そして、ドーブル実装の最大の問題となっていた『スケッチ』はドーブルの覚えている技をGOスナップショットでドーブルに割り込まれたポケモンが覚えていた技と同じにすることによって対応している。
勿論、コミュニティ・デイ中に進化させて特別な技を覚えたポケモンを撮影して出したドーブルでもこの仕様となっている。ただし、ポワルンの「ウェザーボール」等、一部習得できない技も存在する。

なお性能面に関しては、お察し下さい
覚えている技についてもノーマルアタックとスペシャルアタック1つだけで、2つ目のスペシャルアタックを開放するためのアメの数が9999999個ととんでもない量になっている。恐らくは永遠に開放できないだろう……と言われていたが、これはバグだったらしく開放するためのボタンが削除された。

関連動画

2007年の公式戦でレベル1のドーブル使用した優勝者の決勝戦の様子。


司会者の解説付き


関連イラスト

ドーブルマジチート
ドーブル



関連タグ

ポケモン ポケモン一覧 犬ポケモン
GSC HGSS
ミュウ……元祖「何でも技を覚える」ポケモン
ケモノ 
画家 画伯
パブロ/ホクサイ……Splatoonに登場する筆をモチーフにしたブキ。パブロはスマブラSPスピリッツにてドーブル(のスピリットを借りたインクリング)が主に使用する。

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