概要
『ポケットモンスター 金・銀』から登場するアイテムで、王冠のような形をしている。
これを持たせたポケモンが攻撃を当てると、10%の確率で相手がひるむ。
ニョロゾもしくはヤドンに持たせてから通信交換に出すと、それぞれニョロトノとヤドキングに進化する(持たせたアイテムはなくなる)。
入手方法はフィールドで拾ったり誰かより貰ったりする他、ハリテヤマなど一部の野生ポケモンが持っていることがある。
また、特性「ものひろい」のポケモンがたまに拾って来る場合がある。
ちなみに、第9世代に名前が似たアイテム「かしらのしるし」が登場した。
対人戦において
一見期待薄な数字に見えるが、パルシェンなど特性「スキルリンク」のポケモンに持たせて連続技を出せばかなりの高確率で相手を怯ませられる。攻撃が5回命中した場合、約41%の確率で相手を怯ませられる(第3世代以降では1回のヒットそれぞれに、10%のひるみ効果が発動する)。
また、なげつけるを使用した場合は100%相手が怯むので、初手にねこだましで怯ませた後に投げ付けてもう1度怯ませるなんてことも可能(あくまで先手を取れればの話であるが)。
BW以降のダブルバトルではものひろい2匹で投げ付けたおうじゃのしるし・するどいキバを回収し続けるコンボが可能。
持たせたポケモンが、元々怯みの追加効果がある技を使用した場合の仕様について、第4世代までは効果が累積するが、第5世代以降はおうじゃのしるしの効果が発動しない。
例:ずつきの場合、怯む確率は第4世代のみ(1-(1-0.3)×(1-0.1))×100=37%であるが、第五世代以降は30%のまま変わらない。
ポケモンGOにおいて
他進化アイテム同様、ポケストップを調べることで入手可能。
ただし、超低確率でしか入手出来ない。
救済措置としては、「セレビィのスペシャルリサーチで入手」「7日目のデイリーボーナスで進化アイテムを確定で1つ入手可能」というものがある。ただし、前者については1回しか出来ないイベントであること、後者については進化アイテム自体は確定でも5種類のどれかになるかは完全にランダムである(要は運頼み)点に注意。
またポケモンGOではそもそもポケモンにどうぐを持たせられないため、戦闘では何の役にも立たず、ヤドンとニョロゾを進化させる(もしくはそれによってフィールドリサーチの条件を満たす)ためだけのアイテムとなっている。