特性のデータ
初出 | 第3世代 |
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効果 | バトル終了時に10%の確率でアイテムを拾ってくる。 |
相手の消費した持ち物を拾ってくる(第5世代~)。 |
特性の概要
第3世代から存在する特性。
効果は上記の通り、戦闘終了時に確率でアイテムを拾ってくるというもの。
加えて第5世代からは「相手の使った道具を拾ってくる」効果が追加された。
が、相手が消費系のアイテムを使わないと機能しないので、対戦では基本的に使い辛い。
ダブルバトルではものひろい2匹を並べ、おうじゃのしるしとするどいキバを投げつけて相手2匹をひるませて、ターン終わりに道具を回収するコンボがある。
なげつけるの優先度が0のため、いたずらごころのおいかぜやしんそくに割り込まれるとほぼ破綻するので、実用性は低い。
この特性が本領を発揮するのはやはり戦闘以外となる。
初登場の『RS』及び『FR・LG』ではレベルに関係なく拾えるアイテムが決まっているという仕様になっていた。
しかもRSで拾えるアイテムはやたら質が良いものが揃っており、とりあえず入れておけばアイテムに困ることはなかった。
さすがに強過ぎたのか、『FR・LG』ではその質は下げられた。
『エメラルド』版からは特性所有者のレベルによって拾うものが変わる仕様となった。
この仕様が現在まで続いているのだが、第6世代では「がくしゅうそうち」の仕様上手持ちにいれば勝手にレベルが上がる=拾う物の質が上がる為、さらに需要が上がった。
まさに一家に1匹、ものひろい。
「ものひろい」要員は、主にマッスグマが使われる。
というのもマッスグマはひでんマシンの習得が多く、メインメンバーの技を圧迫することなくひでん要員にする事ができ、ついでにアイテムもそろえることができるからである。
猛者は手持ちの大半がマッスグマLv.100になっていることも…。
ただし、所有者の中には進化によって「ものひろい」が失われる種族が結構いる。
性質上「かわらずのいし」を持たせることができないので、ポケモンによってはレベルが上がる度にBボタンを押さなければいけないのが少々面倒。
全体で見ても進化するポケモンでこの特性なのはエテボース、マッスグマ、ホルード、パンプジンのみ。
特に第7世代では通常出現する「ものひろい」が何とヨーテリー・ニャース(と、隠れ特性のツツケラ・ケララッパ)のみという有様。
ポケモン孵化に必要な「あかいいと」はこれまた「ものひろい」で拾ってくる。(アーカラ島のロイヤルアベニューでも48BPで入手可能。)
全レベルで「あかいいと」を拾ってくれるので育てなくても構わないのは安心。
SMのポケリゾートの「リゾートバグ」と呼ばれる日付変更バグで一気にヨーテリーをレベル91以上に育てるという手がある。最大18体を一気にレベル上げでき、単純にレベル上げするなら2時間程度で仕上がるため、1匹当たり7分弱という効率で理想レベルの「ものひろい」ヨーテリーが完成する。ただし「リゾートバグ」はアップデートでわざわざ修正されたバグなので、公式からも快くは思われていないグレーゾーンと言える。
USUMでは進化しないデデンネも野生で出るようになったため、一応ハードルは下がった。
スピンオフ作品における「ものひろい」
ポケダン
条件が「次のフロアに降りた時」へと変更されている、後は本編と大体同じ
アイテムを持ってると発動しないので注意。
ポケモンGO
システム上、特性が存在しない本作においては、相棒ポケモンの行動の1つとして実装されている。このため、原作で「ものひろい」の特性を持たなかったポケモンでも普通に利用できる。
相棒に設定したポケモンとの友好度(ハート)が2以上になると解禁され、一緒にフィールドを歩いていると、たまにアイテムを拾ってきてくれることがある。拾ってくるアイテムは回復アイテムや各種きのみ等。アイテムを受け取ると友好度を上げるのに必要なEP(エモーションポイント)を獲得することができる。
また、これらとは別に「おみやげ」を拾ってきてくれることがある。「おみやげ」には入手した場所や日付が記録されている他、相棒のページに専用のリストも設けられている。
アイテムというよりかは勲章や記念品等に近いシステムであり、相棒と一緒に冒険した日々を思い起こすためのものと割り切った方が良いだろう。
なお、受け取るとEPが貰えるのは同じである。
所有ポケモン
太字は隠れ特性。
- ニャース(原種・アローラ共)
- エイパム - エテボース
- ヒメグマ
- ゴマゾウ
- ジグザグマ - マッスグマ
- パチリス
- ゴンベ
- ヨーテリー
- ホルビー - ホルード
- デデンネ
- バケッチャ - パンプジン
- ツツケラ - ケララッパ
- ワッカネズミ
- ボチ