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ホルード

ほるーど

ホルードとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0660
セントラルカロス図鑑No.011
ガラル図鑑No.049
ローマ字表記Horudo
分類あなほりポケモン
タイプノーマル / じめん
高さ1.0m
重さ42.4kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性ものひろい / ほおぶくろ / ちからもち(隠れ特性)
タマゴグループりくじょう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ホルード掘る+土
英語・スペイン語・イタリア語Diggersbydigger(掘る人)+bunny(ウサギの愛称)
ドイツ語GrebbitGraben(溝)+rabbit(英語でウサギ)
フランス語Excavarenneexcavation(掘削)+lapin de garenne(アナウサギ)
韓国語파르토파다(掘る)+토(土、ウサギ)
中国語(簡体字・繁体字)掘地兔掘(jué、掘る)+地(dì、地面)+兔(tù、ウサギ)
中国語(大陸・台湾)攉土兔攉(huō、掬って移し替える)+土(tǔ)+兔(tù、ウサギ)
中国語(香港)攉地兔攉(huō、掬って移し替える)+土(tǔ)+兔(tù、ウサギ)
ヒンズー語डिगर्सबी英語名の音写
ロシア語Диггерсби英語名の音写
タイ語โฮรูโด日本語名の音写

進化編集

親子兎

初期最終
ホルビーホルード(Lv.20)

概要編集

第六世代で初登場したホルビーの進化形。

進化した事により体付きは良くなったものの、目は糸目で腹部は腹巻状の毛皮に覆われ、口元は口ひげを思わせる茶色になり、まるで工事現場の親方を連想させる外見になった。

女性的な姿を持つうさぎ仲間とは正反対である。

また、この様な見た目だがちゃんとメスもいる。

建築系のノーマルタイプの先輩に第4世代のビーダル、おっさん仲間の後輩に第8世代のヨクバリスがいる。


その耳は肥大化してパワーショベルの様な形状とパワーになり、1トンもある岩を持ち上げる程の怪力で硬い岩盤をも容易く粉砕する。

前述の容姿通り(?)工事現場で活躍する一方、仕事が終わるとダラダラと過ごすという、生態も何処か工事の親方とよく似たポケモンである。

耳は割と重量があるのか、ボールから出て着地する際に前のめりになる。

アームハンマー」を使えるが、おそらくは腕ではなく耳で行っているのだろう。

……それではアームでは無くイヤーハンマーなのでは?


また、前述の腹回りの体毛はまさしく腹巻よろしく優れた保温性を誇り、昔のガラル地方では抜け落ちた体毛が防寒着の材料とされていたとのこと。



ゲーム版編集

進化した事によりじめんタイプが追加された。

ノーマル・じめんの組み合わせは剣盾までホルード固有のもので、第6世代で追加されたじめんタイプの唯一の一般ポケモンだった。(ただし、ノーマル・じめんの順番なのはホルードが唯一)

LEGENDSアルセウスで新たにガチグマが追加されたので固有では無くなった。

初登場のXYでは、22番道路にある秘伝技を使わないと行けない草むらで出現する。

殿堂入り後のフレンドサファリでも捕獲が可能だが、登録したフレンドコードによっては出現しない場合がある。


性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
855677507778423
8516477507778531

※攻撃の個体値31,努力値252振りで換算


技のバリエーションこそ多彩とは言え、序盤出現のホルビーの進化形らしく種族値は低め。

いあいぎり」「かいりき」「なみのり」「いわくだき」を覚えるので、「ものひろい」要員兼秘伝要員としてオススメ。

技マシンで入れ替えれば「あなをほる」で洞窟の脱出にも役立つ。

同時期に手に入るヤヤコマと一緒に旅をすると空も移動でき、クリア後にも役立つ万能雑用隊として旅や育成を手伝ってくれるだろう。

図鑑では力持ちである事について書かれていてるものの、ステータス自体は防御向きの能力の持ち主。


……と言いたいところだが、隠れ特性がまさかのちからもち

攻撃力は同特性のうさぎ仲間を僅かに上回る数値で、正に図鑑通りの物理アタッカーに化ける。

A特化すれば種族値164相当となり、かのノーマル高火力アタッカーのケッキングの種族値160を上回る数値となる。重大なデメリットのあるケッキングは泣いていい…

一致技は優秀な補完になっており、全単タイプに当倍以上を取る事が出来る。

耐性は少ないものの、ゴーストタイプでんきタイプが無効であり、メジャーポケモンであるギルガルドに強く、「でんじは」も無効。

これだけでも「ちからもち」の高火力と合わせ十分な採用理由になる。

覚える技は一致技の「おんがえし」に「でんこうせっか」、メガガブリアスに次ぐ威力を誇る「じしん」と高火力で安定したものが揃っており、サブウェポンも「ストーンエッジ」、「ワイルドボルト」「アームハンマー」を覚え、更にはスカーフと相性のいい「とんぼがえり」と、物理技のレパートリーがそこそこ多い。

そして積み技も「ビルドアップ」や「つるぎのまい」、「こうそくいどう」とスキが無い。


更にORASでは三色パンチ、「イカサマ」、「はたきおとす」、「ばかぢから」と「けたぐり」、「ダストシュート」「いかりのまえば」を教え技で習得可能になり、器用さに磨きがかかった。

特に「イカサマ」の威力は「ちからもち」の効果が乗る事によりイベルタルにも劣らず全ポケモンでも最高レベルである。


マリルリと違い、(見た目に反して)素早さはそこそこ高く、素であのヒードランに1勝る他、最速であれば「こだわりスカーフ」や「がんせきふうじ」で最速ドラパルトまで抜かしたりも出来る。

また、他の「ちからもち」ポケモンが火傷で弱体化するのに対し、こちらにはタイプ一致の「からげんき」が使えるという強みがある。

迂闊に「おにび」等を放とうものなら、逆に超威力の「からげんき」で壊滅させられかねない。


「ちからもち」個体の入手手段は、第6世代(XY)のフレンドサファリのみで、GTSも駆使しない限り難易度は高かったが、第8世代(剣盾)ではマックスレイドバトルで隠れ特性持ちの個体を捕獲可能となった。

通常特性の個体でもDLC『冠の雪原』で追加された「とくせいパッチ」を使えば隠れ特性にできるため、入手難易度は下がっている。


勿論、種族値通り「リサイクル」と「ほおぶくろ」を絡めた耐久型で戦っても強い。

「イカサマ」「いかりのまえば」で安定して削りを入れる事ができ、「どくどく」を無効化するはがねタイプ、どくタイプには一致じめん技が通る。


第7世代(USUM)でのポケモンリーグ周回においては、マーレインクレッフィいたずらごころでんじはを無効、ライチギガイアスすなおこしでダメージを受けない、にどげりによるがんじょう1ターン突破をこなせる等といった点で非常に噛み合っており、“最適解”と評価する声もある。

但し、過去作品からポケモンバンク経由で連れて来て増やすしかないので、前述のように隠れ特性持ちの入手は大変。

多くのポケモンが手こずるがんじょうや先制でんじはを無視出来るというのは非常に大きい利点なので、出来れば入手しておきたい所。


第8世代ではメインウェポンのおんがえしを没取されてしまった。

しかし同時にのしかかりメガトンキックを習得したので一応代用にはなる。

ダイマックスともなかなか相性が良く、とびはねるをダイジェットとして撃ち素早さを上昇させたり、ギガインパクトのデメリットを打ち消したりできる。

最速ドラパルトを最速スカーフ型が丁度抜ける、ギルガルドに対面から勝てる、カットロトムは「きあいのタスキ」「じたばた」型なら返り討ちにできるなどの理由から使用率が伸び、この世代ではDLC前の通常レギュレーションで使用率ベスト30に入った由緒正しきポケモンである。

一方で「タネマシンガン」や「つららばり」といった連続技の普及など、「きあいのタスキ」がメジャー持ち物のホルードにとってはありがたくない状況にもなっていた。


ファイアローと同様、低い種族値に収まりがちの序盤ポケモンのポジションながら、実用に耐えうるレベル所かガチ級に食い込んでいるカロスの序盤ポケモン達…。

何かがおかしい。

もっとも、実戦で真価を発揮出来るのはいずれも隠れ特性を手に入れてからになるが。




使用トレーナー編集

ゲーム版

  • ユエ:ジムチャレンジャー

アニメ版


漫画版


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

〈レギュラーの手持ち〉

  • シトロンのホルード
    • XY98話のプニちゃんの夢の中で、シトロンのホルビーがホルードに進化して登場。一人称は「僕」であり、口調もシトロンと同じく丁寧な言葉が混じった穏やかな少年らしいものであった。…が、暫く経って新無印103話にて本当に進化を果す。

〈ゲストなど〉

  • ダズのホルード
    • XY12話でポケモンバイヤーのダズの手持ちで登場。意外にも強力であったが、コフーライから進化したビビヨンのしびれ粉を喰らい、戦闘不能となる。

  • XY88話
    • シトロンのホルビーの野生時代にて、野生のホルードが登場。廃線になった地下鉄の車両で食べ物を独り占めし車両にいる他のポケモン達を追い出してしまうが、それを目撃したシトロンとユリーカの助言によってホルビーに懲らしめた。
    • 駅の取り壊しから廃電車を移動して守った後はホルビーの代わりに他のポケモン達を守る事を引き受け、シトロンに付いていくホルビーを見送った。

その他

XY63話・137話
新無印25話

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ編集


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

12章でフレア団アケビの手持ちとして登場。両耳から強力なパンチを繰り出す。最終決戦ではワイ達を妨害しようとするが、トロバのフラベベの攻撃により倒された。


ポケモンGO編集

ポケモンGOでは特性の概念が無いので「ちからもち」で攻撃力が2倍にはなる仕様は存在しない。そのため、ジム攻略やレイド戦での活躍は難しい。

しかし、攻撃の低さに対してHPと防御が相対的に高いことや、攻撃個体値を最低値にまで下げてもCPが1500にギリギリ届くことがポケモンGOの対戦環境における需要にマッチしており、習得技も良いことからスーパーリーグにて大いに活躍している。

  • スーパーリーグでは非常に硬いポケモンであるため、大技でタイプ一致弱点を受けてもなかなか倒れない。さらに通常技には高いエネルギー回収効率をもつ「でんこうせっか」や「マッドショット」を覚え、ゲージ技には連発可能で威力も安定しており30%の確率で相手に防御デバフを付与する「ねっさのだいち」を覚える。相性補完として「ほのおのパンチ」、エネルギーは重いが威力は非常に高い「はかいこうせん」をも習得できる。

余談編集

2016年2月16日にポケモンセンターオンラインがオープン。

かつて同名のサービスはあったものの当時は通販サイトがそこまで充実していなかったのもあって2006年に閉店しており、実に10年ぶりのオリジナル通販サービス再開となる。


これを記念して各地で即完売となった初代ポケモンの各色バーチャルコンソールがダウンロード済みのニンテンドー2DSや、ねんどろいどNといった人気商品が数量限定で再販されるのもあってオープン時間の10:00には当然アクセスが殺到。

あまりに重すぎて商品を買えない人も続出し、「ただいま メンテナンス中です。」のメッセージと共にエラー画面で出てきたのがこいつである。

実際にはこいつだけでなくディグダホルビーも一緒なのだが、何分この二匹が視界から消える程の圧倒的体格と強烈な見た目をしている為に、良くも悪くも記憶に残りやすい。因みにメンテ画面にホルード他二匹が出るのはPCスマホ版共通。

買えないユーザーは何度もこいつの顔を見る羽目になり、開店早々ポケモンセンターオンラインのエラー娘(おっさん)の地位を獲得しつつある。

今後もポケセンで新商品が出る度にこいつにトラウマを植え付けられる事だろう……


そしてその翌年、親会社任天堂でも似た現象が発生した。



関連イラスト編集

ホルード厳選なう親父ウサギ

おすわりホルードホルード


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン ポケモンXY

ポケモン一覧 ノーマルタイプ じめんタイプ


0659.ホルビー0660.ホルード→0661.ヤヤコマ


同複合タイプ編集

ガチグマ


うさぎポケモン仲間編集

ニドラン♀ / ニドリーナ / ニドクイン

ニドラン♂ / ニドリーノ / ニドキング

プクリン マリルリ プラスル マイナン

ミミロル / ミミロップ/メガミミロップ

ヒバニー/ラビフット/エースバーン/キョダイマックスエースバーン

(ビクティニ)


序盤ノーマル一覧編集


その他編集

エラー娘(おっさん) ニンゴジラ

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