データ
初出 | 第5世代 |
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威力 | 90 |
命中率 | 100 |
PP | 15 |
タイプ | でんき |
わざ分類 | 物理 |
攻撃範囲 | 単体 |
直接攻撃 | ○ |
効果 | 与えたダメージの1/4を反動ダメージとして受ける。 |
英語名 | Wild Charge |
概要
第5世代から存在する技で、電撃を纏い相手に突撃する。
第4世代において電気物理技がピカチュウ系統の専用技「ボルテッカー」を除くと、威力75の「かみなりパンチ」と65の「スパーク」&「かみなりのキバ」しかないという悲惨な状況を打破するために投入された技。
性能としては「とっしん」に近いが、あちらと違い命中率は100%となっており反動も少ない。
電気「まひ」の追加効果は無いため特性ちからずくの恩恵は受けない。
ただ、この技と同じ威力・命中率・PPを持つ電気特殊技の「10まんボルト」は無反動、10%で麻痺の追加効果ありという点を考えるとこの性能はいささか残念と言わざるを得ない。
電気タイプのポケモンは全体的に攻撃が高くても特攻もそれなりにあるポケモンが多く、実のところ使い勝手の良いボルトチェンジ等を含めると「結局特殊型の方が使いやすい」なんて事は珍しくないのが残念さに拍車をかける。
また電気タイプ全般の傾向として耐久の高いポケモンが少なく、ただでさえ低い耐久を反動でさらに削る事態になりがちで、「きあいのタスキ」とも相性が悪いのが厳しい所。かといって正面から一撃で倒す大威力でもない為に扱いが難しい。
Zワザやダイサンダーにしてしまえばデメリット自体は打ち消せるが…。
大半の物理型の電気タイプはこの技に頼らざるを得ないため採用率は高いが、こうした使い辛さから所有者の採用自体が見送られる原因にも。ちなみにがんじょうのアローラゴローニャなどはかみなりパンチの方が採用されやすい。
メインで使うにはあまりにも頼りないが、体さえあれば打てる単純な技ゆえにわざマシンの習得者はそこそこ多い。サブウェポンとして使うなら命中も威力もそれなりに優秀な技なので、実戦ではでんきタイプ以外が使う事の方が多い。
特にヒスイウインディは無反動で使える上に補完としても良いので、積極的に覚えさせたい。
第9世代ではより威力の高い電気物理技「サンダーダイブ」が登場したことにより、電気物理型のポケモン達もこぞってそちらに乗り換える等、メインウェポンとしての存在意義はまずます薄れてしまった。
ポケモンGOではでんきタイプのスペシャルアタック(ゲージ技)として実装。
ジムバトル・レイドバトルではゲージ1/2消費に対して威力90とコストパフォーマンスが良く、更に発動後の硬直も短めと非常に優秀なスペシャルアタックであり、でんきタイプの中でもひときわ高性能。
トレーナーバトルにおいてはかなり高い威力を持つ代わり、使用後に自身のぼうぎょが2段階下がる効果が付与されており、かなりリスキーな技になっている。
関連タグ
他反動ダメージ有りの技
ボルテッカー すてみタックル とっしん アフロブレイク ウッドハンマー じごくぐるま もろはのずつき フレアドライブ ブレイブバード