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ヒスイウインディ

ひすいういんでぃ

ヒスイウインディとは、ヒスイ地方におけるポケモン「ウインディ」のリージョンフォーム。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.0059
ぶんるいでんせつポケモン
タイプほのお/いわ
たかさ2.0m
おもさ168.0kg
特性いかく/もらいび/いしあたま(隠れ特性)

進化編集

ヒスイガーディヒスイウインディ(ほのおのいしを使う)

hisui arcanine and growlithe

※通常種と進化条件は同じ。


概要編集

ポケモンLEGENDSアルセウス』に登場するポケモンで、ヒスイ地方の環境に適応したウインディヒスイのすがた


姿型は原種のウインディとあまり変わらないが、頭頂部にある角の他、体毛に含まれる火成岩の成分が強まった結果、白かった部分が黒味の強い硬質のものへと変化した。

おそらく鬣のモデルは噴煙ではないかと思われ、ガーディ系統は元から狛犬シーサーがモチーフではないかと言われていたが、こちらはよりそれにかなり近い容姿になっている。


炎を纏わせた牙で獲物や外敵に食らいつき、大柄な体躯なれど身のこなしは俊敏と、性質も原種にかなり近い。特に相手を陽動・翻弄する動きは実に見事で、ヒスイ地方ではその光景を鮮やかな演舞のようだと評している。


島キング攻略戦編集

VS ウインディ


シナリオでは火吹き島のキングとしても登場。先代キングだった父親を海で亡くしたことで弱気になってしまった小さなガーディが、野盗三姉妹との交戦がきっかけで奮い立ち進化。その瞬間、時空の裂け目からの力を授かり荒ぶってしまう。


主な攻撃方法編集

  • 予備動作の後、その巨躯で突撃するとっしん
  • 大ジャンプして着地点に攻撃するじならし
  • フィールド中央に残り続け、中に入るとダメージを受けるほのおのうず
  • 長時間チャージした後、戦場全体を焼き尽くすふんか

攻略戦の前にカイから忠告される通り、基本的な動きはキングの猛攻を回避で凌ぎつつ好機を待つというものだが、攻略戦の舞台は溶岩のせいで移動しにくい形になっており、相手の攻撃範囲が広い事もあってか苦戦しやすい。


いい加減な避け方をすると岩に引っかかってうまく移動できず、回避の無敵時間の解除後にウインディの身体に接触してダメージを受けるなんて事故もあるので、回避の無敵時間を信じ、時には「ウインディのいる方向に向かってタイミング良く回避をする(突進をすり抜けて反対側に着地する)」ことも必要になる。


警戒すべき大技として、長時間の溜め時間の後に回避不能の攻撃を放つというものがあるが、溜め動作中にシズメ玉をウインディの周りに出現する火の玉と同じ回数命中させると阻止出来る上にポケモンバトルに持ち込めるという特徴があり、溜め動作中は完全に足を止めるため焦らなければボーナスタイムに等しい。前半戦であれば。


真の恐ろしさは後半戦の難易度の上り幅。攻略戦の舞台の形状が特殊であることは先述の通りだが、後半戦に突入するとウインディが足場の繋ぎ目である中央部分を塞ぐように炎を放ち、ただでさえ移動しにくい舞台を分断してくるので回避がさらにシビアになる。


大技に至っては主人公の居る位置と炎を隔てた真逆の足場で溜め動作を始めるため、ボタン長押しで投擲距離を伸ばせる仕様を使いこなせるか否かで難易度が激変する。


遠投に自信がない人は、中央部分を塞ぐ炎は回避モーションで飛び込めば少しのダメージと引き換えに強引に通ることも可能なので、ウインディが溜め動作を始めたらどうせ大技を食らうくらいならと開き直ってしまうのも手。幸い、キング・クイーン戦は負けてもゲージを引き継いで再戦する事もできるので、根気よく挑もう。


性能面編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ヒスイ種9511580958090555
原種90110801008095555
変化分+5+5±0−5±0−5±0

特攻と素早さが5ずつ低下し、代わりにHPと攻撃が上昇した。原種と比較して素早さは落ちたものの、それでも90というルカリオポリゴンZに匹敵する機動力を持つ。


攻撃が上がったことにより、「ほのおのキバ」や「フレアドライブ」に新技「だいふんげき」、「すてみタックル」といった物理技を高威力で扱うことができ、さらには進化前からのいわタイプの追加で「いわなだれ」と「ストーンエッジ」も覚えられる。またサブウェポンも優秀で、自らの弱点を補う「じならし」や「かみなりのキバ」、相手の攻撃を下げる「じゃれつく」や「バークアウト」も揃っている。


一方、いわタイプが追加されたことにより、みずタイプとじめんタイプに著しく弱くなっているため、相手次第では不一致でも弱点を突かれるとダウンしてしまうこともあるので注意。


第9世代編集

  • ポケモンホーム連携と共に解禁。通常特性は原種と同じくいかくもらいび。強力な特性ではあるが、もらいびは受ける面を考えれば4半減なので元のタイプのままだとあまり活きない。
  • そして隠れ特性はいしあたまに変化。タイプ一致の反動技であるフレアドライブもろはのずつきはもちろんのこと、すてみタックルワイルドボルトを無反動で放てるので相性が良い。同じくいしあたまとフレアドライブを両立しているアローラガラガラとはあちらは圧倒的な火力、こちらは道具を選ばない器用さと攻撃範囲で差別化できる。
  • 上述の通り耐性としてかなり難があるが、攻めとしてのいわ・ほのおは非常に強力であるため、原種のようにアタッカー兼クッションのような使い方ではなく、ゴリゴリのアタッカーが主流になるだろう。いわやほのおのテラスタルになれば、強力な反動技の威力がさらに底上げされる。また、いわタイプの追加はカイリュー等のしんそくの半減などのメリットもあるので、一概に耐性が劣化しているとは言えない。でんきテラスタルにすることで、みずタイプを誘って「ワイルドボルト」で返り討ちにすることも可能で、テラスタルのシステムとかなり相性が良いと言える。
  • シーズン8終盤になると、一部で相手が引いてきた隙に「ステルスロック」を撒く型が使われるようになった。このポケモン自体有利・不利がはっきりしており、このポケモンにとって有利な対面では相手は引いてくることが殆どである性質を活かした型である。上述にタイプ的にはアタッカーが主流と記載があるが、元々のウインディの器用さも持ち合わせているのは流石というべきか。
  • 持ち物は高火力を押し付けるのに使える「こだわりハチマキ」や「こだわりスカーフ」、とつげきチョッキ、劣悪な耐性をカバーできる「きあいのタスキ」等がベター。「だいふんげき」は高威力だが、「いしあたま」なら「フレアドライブ」で済んでしまう為、「いかく」の場合で候補となるか。
  • ダブルバトルでは、解禁同期のゴリランダーや第9世代の花形のカイリュー、シリーズ3以降の強豪であるパオジアンを始めとして、弱点を突けるメジャーな相手が多い事から、環境に進出している。どちらかというとダブルでは「いかく」が優勢だが、「いしあたま」も主流の1つである。テラスタルはみず技やじめん技対策のくさやみず、「しんそく」を強化できるノーマル、かくとう対策のフェアリーが主流。性格はパワーを活かせるいじっぱりが大多数で、残りはほぼ全部がようき。持ち物は場持ちを良くすることができる「とつげきチョッキ」がメインで、次いでアタッカー運用を助ける「こだわりハチマキ」「クリアチャーム」「いのちのたま」が目ぼしい所。
    • シリーズ6にガオガエンが解禁されると「いかく」枠として取って代わられるケースが目立つようになったが、シーズン16ではほのおタイプやはがねタイプに強い雪パのお供として活躍。

  • 準伝説・パラドックスポケモン以上が使用不能なレギュレーションHでは、デフレ環境に「もろはのずつき」での猛攻が刺さるということである程度活躍している。やはり雪パのお供として利用される。

関連イラスト編集

ヒスイのウインディ個人的に1番大変だったキング

ヒスイのウインディ (狛犬)お墓


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン LEGENDSアルセウス

ポケモン一覧 ほのおタイプ いわタイプ

リージョンフォーム ヒスイのすがた

犬ポケモン


0058.ガーディ(ヒスイガーディ)→0059.ウインディ(ヒスイウインディ)→0060.ニョロモ


同複合タイプ編集


関連ポケモン等編集



その他編集

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