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カイリュー

かいりゅー

カイリューとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

ずかんNo.149
ぶんるいドラゴンポケモン
タイプドラゴン / ひこう
たかさ2.2m
おもさ210.0kg
とくせいせいしんりょく / マルチスケイル(隠れ特性)


他言語版の名称

英語 Dragonite
イタリア語Dragonite
スペイン語Dragonite
フランス語Dracolosse
ドイツ語 Dragoran


進化

ミニリュウハクリュー(レベル30) → カイリュー(レベル55)

みに〜はく〜かいりゅ〜



概要

『ポケットモンスター(第1世代)から登場したポケモン。
分類通り大きなドラゴンの様な姿をしており、名前の由来は恐らく「怪獣」「海竜」などから。
ハクリュー同様カイリュ「ウ」ではなくカイリュ「ー」である。

カントー四天王ワタルの切り札としても有名。
蛇のような体型だったミニリュウ、ハクリューから一変して、両手足ができ、全体的にどっしりとした体つきをしている。頭には電撃を放てる2本の触角が生え、背中には小さめなが生えた。
体色もから山吹色に変化し、色違いは体が緑色になる。

初代における唯一のドラゴンタイプであり元祖。そして600族の元祖であり、攻撃に関しては151匹中トップだった(但し当初は悲しい程活かせなかった)。
ただし、通常プレイで入手できる最低レベルは55で、後に大器晩成型と言われる程このポケモンに進化する迄の道のりは長くなっている。
それでもこのポケモンに進化させようと思っているプレイヤーは後を絶たない。

このようなずんぐり体系だが、初代のポケモン図鑑で『地球を16時間で一周できる』としており、地中の平均外周距離が約4万8000kmであり、時速に直すと約3000km/h(マッハ2.5)という超音速に達し、実在した超音速旅客機のコンコルドのマッハ2.0を凌ぐ。
元祖600族は伊達ではなかった。

また溺れている人を助けたり、難破船を沖まで導くという優しい一面も持っており、遭難者をカイリューだらけの楽園に連れて行ってくれたという話も。
反面、逆鱗に触れるとすべてを破壊しつくすまで止まらないという竜らしい破壊的な側面も持ち、「破壊の化身」という異名まで持っている。
元祖600族は伊達ではなかった(大事なことなので2回言いました)。
このような性質から航海の安全を祈願する神のような扱いを受けているようで、船首に女神像もといカイリューの彫像を施す船が少なくないという。ちなみに、船のパーツにも「竜骨」という船の骨組みとなるパーツがある。

その愛くるしい容姿と高めの能力からファンの人気も強く、pixivの投稿数も他の600族ドラゴンポケモンの投稿数を上回っている。

ゲーム上における特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ
911349510010080


合計600という総合的に高いパラメーターを持ち(所謂600族)、色々な役をこなすことが出来る。
第1世代においては、その高い攻撃からの「はかいこうせん」がメイン。
また、パラメーター以外にも色々なタイプの技を覚えられる器用さも持ち合わせている。
第2世代以降は技数が軒並み増え、その恩恵をかなり受けたポケモンの一体。
げきりんりゅうせいぐんなどのドラゴンタイプ技を筆頭に、じしん」「だいもんじ」「なみのり」「かみなりなど覚える技の範囲は広い。

とはいえ第4世代までは取り巻く環境があまりにも悪く、冷遇されていたポケモンである。
初代では一致技が酷い(りゅうのいかりのみ)上にじしんを覚えない為、物理技はあろう事かノーマル技しかなかった(ピカ版でひこう技が若干増えた)。特殊技で立ち回れない事は無かったものの当時猛威を振るっていたこおり技の「ふぶき」の存在がかなりの痛手だった。
そもそも進化の都合上(合計Lv155制限のせいで)残りの2匹がLv.50確定になってしまうという事実上のハンデを背負う事になってしまう。
そのため、大会でもカイリューが使われることは少なかった。

続く第2世代では「ふぶき」の弱体化、ドラゴン技のテコ入れによって前作よりは動きやすくなったが、当時のドラゴン技は全て特殊技だったため、カイリューにとってはあまり恩恵を受けたとは言えなかった。
とはいえ特攻が100あるため、新たに覚えたタイプ一致の「げきりん」はそれなりの威力があった……が、交代できないデメリットはやっぱり痛かった。
ちなみに、『クリスタル』にてしんそく」を覚えたミニリュウが手に入った。当初は遺伝技にもなく、NPCからもらえる1匹のみの個体であった。
ちなみに当時の最強ひこう技はそらをとぶである。実は物理ひこう技として見るなら第8世代現在もこの技が最強技だったりする。なんてこった。

第3世代では「りゅうのまい」を獲得し火力増幅が可能になったが、同じタイプで、同じ技を覚えられ、かつ元の素早さも上で物理耐久も特性「いかく」で擬似的に高められるボーマンダの存在が痛手だった。更に素早いラティオスラティアスはボーマンダ共々こおり技でカイリューの弱点を突いてくる難敵。
特性が与えられたが、何とも微妙な「せいしんりょく」であった。
余談だが、この頃から公式大会参加可能レベルが最大50になってしまう。その為、カイリューが公式大会に出られなくなってしまった。

第4世代ではフラットルールの導入、技による物理特殊分化で「げきりん」の物理技化、更には「しんそく」復活と、かなりの恩恵を受けた。
……が、更に強力なライバルガブリアスが登場し、既存ポケモンも順当に強化され、片身が狭いことに変わりはなかった。

だが時は第5世代。カイリューのポテンシャルが遂に花開いた。
隠れ特性でマルチスケイルという凶悪な特性を習得。この効果は「体力が満タンの時相手からの技のダメージを半減する」というもの。
元々耐久が高い為、他の600族ドラゴン達の攻撃を耐えてから反撃→「しんそく」で倒したり、自分のHPを半分削れない攻撃に対して「はねやすめ」で無限ループといったことが出来るようになった。勿論4倍弱点の筈の氷技も、不一致なら耐えられるように。
さらに「しんそく」が優先度+2に変更され、弱点の先制技「こおりのつぶて」持ちすら潰せるという凶悪性能を手に入れた。

これにより、「マルチスケイル」で1発耐え、そのターンで「りゅうのまい」を積むという単純かつ強力な戦術で一気に名を馳せた。
もちろん「こだわりハチマキ」「こだわりスカーフ」を持たせて突っ込んでもよく、何かあっても「しんそく」で大体カバーできてしまうのが恐ろしく強い。
また、本来特性と相性が悪いはずの「いのちのたま」も「特性は『りゅうのまい』へのつなぎ」と割り切れば十分選択肢に入る。
特にシングルでは「ライバルであるボーマンダのいた枠がそのままカイリューに置き換わる」ことになった。
その影響力はすさまじく、かたやぶりオノノクスが大きく評価されるほど

また、ひこうタイプの特殊技「ぼうふう」も同時に習得。
でんきタイプの「かみなり」とはタイプと追加効果(こちらは「こんらん」)以外全て同じ性能を有する。
シングルではあまり出番がないものの、「げきりん」が使いづらいダブルやトリプルで雨パーティ要員として採用される。
なお、ダブルやトリプルでは「ねこだまし」などの「ひるみ」が強い為、敢えて特性「せいしんりょく」が選ばれることがある。

ちなみに同世代で遺伝技で「アクアジェット」を覚えるようになったが、雨が降っていても威力は「しんそく」のほうが強く、優先度強化がされているこちらを選ばない理由はない。
ただ後述の通り「しんそく」は世代交代後すぐ使えない仕様なので、解禁までの場繋ぎで採用する場合もある(無論、解禁されたら育成し直しだが)。

第6世代では「マルチスケイル」と相性のよい「じゃくてんほけん」「とつげきチョッキ」も登場。
だが、フェアリータイプの登場により、ドラゴン技の通りが悪くなってしまい、迂闊にげきりんを撃とうものなら起点にされてしまうようになった。
別タイプの技があればよかったがこれといった追加はなく、あろうことかライバルのボーマンダがメガシンカ超火力ひこう技を手にしてしまう始末。
そしてカイリューにメガシンカは与えられずに終わった。
わずか1世代で立場を再逆転されてしまうとは……
ただメガシンカが与えられなかった分道具の自由が利くので差別化は可能ではあった。

更に第7世代では先制技を無効にするカプ・テテフの存在は元より、一般的なカイリューの技構成だと99%詰むミミッキュを始めとする強力なフェアリータイプの登場で苦しい立場に立たされていたものの、Zワザの追加により爆発力の高さは健在。さすがは古株といったところか。
だが前述の「そらをとぶ」をZワザにすることで、一発限りではあるがひこうタイプの大技を叩き出せるようになった。例えばバシャーモの「まもる」を貫通させながら抜群ダメージをタイプ一致で与えることはできる。その後に「しんそく」で追い打ちもかけられる。
皮肉だが、ボーマンダがひこうタイプとしての側面を強め、カイリューもそれを追うこととなった。

なお、「マルチスケイル」は「かたやぶり」(と「テラボルテージ」「ターボブレイズ」)で無効化される為、これらの特性を持つポケモンには注意しないといけない。
また、天候ダメージや「ステルスロック」、2回以上の攻撃などでも解除される為、過信は禁物である。

ちなみに技のページでも説明されているが、「しんそく」を習得するにはジョウト地方のりゅうのあなでのイベント(『クリスタル』または『HGSS』)でしか入手できない特別なミニリュウが必須である。HGSSであればざっと8年前のソフトである。
その為過去作が解禁されないと「しんそく」が使えないという問題は、世代を跨ぐことに毎回(特に移送が「ポケモンバンク」依存になった第6世代以降顕著)発生していたりする。そもそも持っていない場合は……
故に「しんそく」が解禁されていない間のカイリューの採用率は案外控えめだったりする。
そんな状況だったが、2018年1月にVC版『クリスタル』が発売されたので、ここからイベントミニリュウを(性別はどちらでもよいので)ポケムーバー経由で送ってタマゴを作れば遺伝できるようになった。
手間は手間だが1台の3DSで完結する分HGSSからよりはマシであろう……
その後第8世代ではなんと基本技に追加。今作は思い出しになんのコストもかからないため育成はかなり楽になった。

第8世代では、残念ながらカイリューは本編では登場しない事になった。
しかし、DLC第1弾『鎧の孤島』にて登場したキングドラの図鑑説明文の中に「カイリューと出くわすと激しい争いが始まる」という一文があるため、今後DLC第2弾『冠の雪原』にて登場するのではないかという憶測が立っていた。
そして、9月29日に公開された情報により、大方の予想通り『冠の雪原』で復活することが正式に発表された
しかもこの際ついにまともな物理飛行技ダブルウイングを習得。
また「マルチスケイル」とダイマックスとの相性が非常に良く、耐久に全く振っていなくともダイマックスすればなんといのちのたま」を持った特攻特化のグレイシアの「ふぶきをも耐えてしまう。このため「じゃくてんほけん」との相性が抜群で、「弱点を突いても倒しきれずにじゃくてんほけん発動」「等倍では碌なダメージが通らず、その隙に積まれて大暴れ」というジレンマを発生させることができる。

更にポピュラーな「マルチスケイル」型の影で、「せいしんりょく」型カイリューも一定数存在する。今作から「いかく」無効の効果が付与されたことで外れ特性とは一概に言えなくなったことが大きく、「マルチスケイル」と相性が悪い「いのちのたま」を無理なく持たせられるため、「りゅうのまい」を積まずとも高い火力を押し付けることができることが評価されている。

ダイジェット全盛な環境なことも相まって第7世代に続いて無効タイプの無い飛行技が優先されるようになっており、ドラゴン技が採用されないケースすらある。第7世代ではほぼ手も足も出なかったミミッキュも「ダブルウイング」やダイジェットのおかげで場合によっては返り討ちにすることも可能になった。

ただし、トリプルアクセル」という相性最悪の連続技も追加されている。一発ごとに命中判定が行われるのが救いか。

登場当初はバランスブレイカー級のポケモンになるのではないかと危惧されていたが、実際のところは上記の「トリプルアクセル」をはじめとした対抗手段も多数登場しているため、そこまでの脅威にはならなかった。とはいえエースバーンゴリランダーをはじめとした環境上位にいるポケモンに有利を取れる相手が多いため、復活以降は常に高い採用率を保っている。

ワタル仕様のカイリュー

その使いやすさと同時に話題に上がるのが、カイリュー使用者筆頭として名高いワタル である。
彼の所持するカイリューは、通常では絶対覚えることの出来ない「バリアーや、ゲーム上では手に入らない低レベルのカイリューを使ってくる
その為改造厨」などと呼ばれ、ネタの一つとして挙げられる。
(余談だが、赤緑青では「抜群が出るタイプの技を使う」仕様のせいでゲンガー相手だとバリヤーとこうそくいどうを連発すると言う面白い事になったりする)

ちなみに「バリアー」は初代から覚える手段が一切なかったが、
初代から数えること20年、2016年2月25日~3月4日開催のインターネット大会「カントークラシック」の参加賞にて、なんと「バリアー」を覚え、かつ親名が「ワタル」のカイリューが配信された。
ちなみに特性は「せいしんりょく」である。これが「マルチスケイル」だったらどうなっていたことやら。
ちなみに、「バリアー」は剣盾では削除された。

嫌というほどネタにされているワタル氏だが、同じ初代の中でもピカチュウ版では一切のズルをしていない。
というかそんな貴重なワタル氏が見られるのはピカチュウ版のみである。
技構成は「はかいこうせん」「ふぶき」「かみなり」「だいもんじ」といった威力120以上の攻撃技で統一されている。カンナラプラスに加えてこちらもふぶきを覚えた事で、3割凍結の脅威が更に増えている。

ポケモンGOのカイリュー

オレの相棒


サービス開始直後から実装されている古参キャラ。

弱点とする属性がこおり・フェアリー・いわの3つと少ないため汎用性も比較的高く、相手を選ばずに活躍できる。しかも覚える技が優秀で、基本的にどれであっても活躍できるが、やはりタイプ一致のドラゴン技を覚えているとかなり強力。
特にスペシャルアタックの「げきりん」は威力が110とかなりの破壊力を秘めており、タイプ一致補正も相俟ってすさまじい威力をたたき出すことができる。しかも、2ゲージ技であるためにある程度連射が利くという点も見過ごせない。
2018年2月24日に行われたコミュニティ・デイではこの日の正午~18時にかけてミニリュウorハクリューから進化させたカイリューが確定でりゅうせいぐんを覚えるようになっていた。こちらも使い勝手は悪くないので、現在ではりゅうせいぐん持ちのカイリューも見かける機会は多い。

実装当初は、効果が今一つなはがねタイプフェアリータイプ(同ゲームには無効が存在しない)が軒並み最大CPが低く、むしろジム防衛側のカイリューとの応酬が頻繁に起こることを考えると唯一のドラゴンポケモンであったカイリューの需要は非常に高いものであった。
初代の悲惨ぶりを考えれば正に大出世と言える。
だが、同時にあまりにも皆がジムにカイリューを置きまくるせいで同ゲームのジムが「カイリュータワー」と揶揄されることにもなった。
その後ジムの仕様が変更された(同種のポケモンを複数体設置できなくなった)ためにジムがカイリューで占拠されるということはなくなったものの、それでも依然としてジム内で一番強いポケモンがカイリューということは多々あった。
一応、原典同様こおり技に滅法弱いため、そこそこのCPであってもこおりタイプのポケモンを連れてこられるとあっさり沈められてしまう。
このため、サービス開始当初はそこそこの攻撃性能と抜群の耐久性能を兼ね備えたラプラスが対カイリュー戦の切り札として重宝されていた。

しかし、その後こおり・フェアリー・いわ・はがねタイプの強豪が増加し、ドラゴンタイプにもボーマンダレックウザ等同タイプのライバルが実装され、サービス開始当初と比べれば割と色々なポケモンで対抗できるようになってしまったため、現在はさすがに全盛期ほどの強さは発揮できなくなっている。ジムにカイリューが置かれていないことも珍しくない。
カイリュータワーなどと言われたのも今は昔の話である。

カイリューをジムに置きたい時は、他のポケモンとの兼ね合いをよく考えた方がいいだろう。メタグロスバンギラスドサイドンのように、どう考えてもグラードンに弱すぎる組み合わせになってしまっている場合や、ハピナスカビゴンケッキング&バンギラスのようにかくとうタイプに弱いポケモンが考えなしに並べられている場合は、それらのポケモンに強いカイリューにも需要はある。

逆に、自分がジムを攻める側である場合は、カイリューの通常技「はがねのつばさ」に注意。
いわ・こおり・フェアリータイプに抜群なので、気づいたら体力をごっそり減らされていた…なんてこともありうる。ほのお・みず・でんき・はがね複合以外は念のため警戒しておいた方がいいだろう。

2017年6月に実装されたレイドバトルでは、「高い能力で安定して攻撃するより能力が多少低くとも弱点を突いた方が結果的に速く倒せる」ことから、レックウザ戦、ラティ兄妹戦、パルキア戦等のドラゴンタイプのボスとの戦いを除けばあまり使用率は高くない。
こちらでも現在ではレックウザやボーマンダ等、同じくドラゴン/ひこうの複合でかつカイリューよりも高い攻撃力を誇るポケモンが追加されている(しかも、レックウザもボーマンダも「ドラゴンテール」+「げきりん」のコンボを覚えられる。ボーマンダはコミュニティ・デイ限定だが)ため、カイリューの存在意義はかつてと比べると大きく揺らいでいると言わざるを得ない。
一応、カイリューはこれら2者と比べると攻撃力の高さでは確かに劣るものの、耐久性は上で継戦能力の高さで多少は差別化できるが……。

2019年12月に、レガシー化して習得できなくなっていた「りゅうのいぶき」と「ドラゴンクロー」を再び習得できるようになり、ボーマンダやレックウザと技の面である程度差別化できるようになった。特に、「りゅうのいぶき」と「ドラゴンクロー」のコンボは現状ではカイリューとラティオスしか実現できない貴重な組み合わせである。一撃の重さはなくなるが、回転効率はこちらの方が上であるため、主にトレーナーバトルにおいて採用されやすいコンボとなっている。

ポケモンGO コミュニティ・デイ2月


2018年2月24日の「コミュニティ・デイ」では、ミニリュウが大量発生し、イベントの時間内に進化させたカイリューが通常では覚えられない「りゅうせいぐん」を覚えられ、更に色違い実装+この色違いの出現率も上昇という一大ミニリュウ祭りが行われた。
このため上記の苔生した色のカイリューが実装されたのだが、ミニリュウ・ハクリューがピンク色だったことから進化させてショックを受けたトレーナーが多かったようだ。

ポケモンレンジャーのカイリュー

リングタウンのレンジャーベースに常駐しているカイリューレンジャーのパートナーで、レンジャークラスが7になるとキャプチャイベントが始まり、キャプチャに成功する事で『カイリューバス』を利用できるように。今でいうアーマーガアタクシーの走りである。
原作だと600族だし相当強いんだろうな…と思いきや攻撃は3方向に竜巻を撃ってくるだけでそこまで難敵というわけでもない。

Pokémon Uniteでのカイリュー

バランスタイプ
特性:(ミニリュー・ハクリュー時)ふしぎなうろこ(状態異常に少しの間防御が上がる。)
   (カイリュー時)マルチスケイル(攻撃を受けたとき、受けるダメージが少しの間軽減する。また一度発動したら再発動には一定時間の待ち時間が必要)
わざ1:たつまき→りゅうのまいorしんそく
わざ2:りゅうのいぶき→はかいこうせんorげきりん
ユナイト技:りゅうせいラッシュ

シリーズ初の進化レベルが5と8のバランス型のポケモン。
また通常攻撃はバランス型としては初の遠隔判定である。

主な特徴として三回目の特殊攻撃には水、電気、炎の三種類がある。これらの通常攻撃はミニリュウでは水のみだが、ハクリューになると電気、カイリューになると炎が追加されていく。それぞれ効果が異なり、水は命中時にHP回復、電気は少しの間行動不能に、炎は追加ダメージを与えていくというものになっている。また共通して命中時には技の待ち時間を一秒短くする効果もある。この効果はどの技構成にしてもカイリューの運用にとって重要なものになっている。

技1はレベル5で習得。
一つ目のりゅうのまいは発動するとしてした場所まで踊るような動きで移動し、さらに一定時間の間与えるダメージの増加に加えて移動速度と通常攻撃の速度を上げる効果を持つ。また効果が発動中に通常攻撃が命中するたびに1秒短くなるという特徴がある。更にこの技は発動中にもう一度技を発動させることによって最大3回まで累積することが出来る。技の短縮によってりゅうのまいのバフの累積を維持できれば高い継続火力を維持できるうえに後述の技2にとって大きなシナジーを持っている。レベル11になると強化されその際には周りに相手のポケモンがいると更に移動速度が上昇する効果が追加される。

もう一方のしんそくは指定したポケモンに高速でとびかかって攻撃する技で命中時にはダメージと主に突き飛ばして行動不能にして命中したポケモンの移動速度を下げることが出来る。更にこの技を発動させると特性のマルチスケイルの待ち時間を0になる。りゅうのまいのような強力なバフこそないが、必中技であり、特性をより活かすことが出来るためより安定した立ち回りに向いた技といえるだろう。ちなみに技が強化されると自身が受けた移動速度低下を打ち消す効果が追加される。

技2はレベル8で習得できる。
一つ目のはかいこうせんは指定したポケモンに直線状に光線を発射して攻撃する技。ダメージは相手の最大HPに対しての割合ダメージとなっている。また必中ではないものの発動直前まで自動で向きを変え続けるため命中させることは容易であり、また発射前までは自由に移動できる。
そこそこの射程に加えて命中率も高いが、この技は相手のHPの残量に左右されずに一定のダメージを叩き出すことが出来、相手に高いダメージを与えることが出来る。更にこの技は単発ヒットであるためカジリガメサンダーなどのオブジェクトのラストヒットにおいて非常に有用な技。またりゅうのまいの累積回数によって威力が上乗せされるため、破壊力がさらに増していく。発動はやや遅いものの、射程は長めでダメージとオブジェクトのスティール共に強力な技となっている。

もう一方のげきりんは一定時間暴れて攻撃するというもの。この際は地上に降りて通常攻撃が近距離に変化するという特徴を持つ。またこの際はすべて強化攻撃と同じ効果が乗るようになる。これによる技の待ち時間の短縮を発動させれば何度もげきりんを発動させてループさせることが可能となり、高い継続火力を発揮することが出来、特にオブジェクトのダメージ削りに有用な技。またりゅうのまいと組み合わせた場合、この技による火力アップの増加に加えて、さらに待ち時間短縮を付与させればさらにループしやすくなる。もう一つのしんそくは相手の動きを止めて攻撃がしやすくさせることが出来る上に特性の待ち時間の短縮によって耐久力を上げやすくなり、どちらの技1を選んでも大きなシナジーがある。ただし接近戦のみになってしまうためダメージを受けやすくなるので注意が必要。

またどちらもゲーム本編ではリスクがある技であるためか、発動終了時には少しの間行動不能になってしまう。

そしてこのポケモンの最大の特徴はユナイト技にあるといえるだろう。
ユナイト技は指定した場所に攻撃する技なのだが、その射程範囲はなんと中央レーンからカジリガメやロトムに届いてしまう程非常に広い。そしてもう一つの特徴はこの技は指定したポイントまでの飛距離に応じてゲージの消費量が変化する。距離が短ければ短いほど消費ゲージは低くなり最低で50%にまで減らすことが出来る。広い射程距離を活かして奇襲を仕掛けることも出来るが、至近距離で発動させることで消費ゲージを少なくしてユナイト技の回転率を上げることもできる。特にこの消費ゲージ減少は自身と味方にシールドを張るおたすけバリアとの相性も良く、味方のサポートも可能。
一方威力はユナイト技にしては低く、また技の発動にかなり時間がかかるため相手に躱されやすく、ダメージの低さから実はそこまでスティールに向いた技ではない。とはいえ圧倒的な射程範囲と消費ゲージ減少は強力であり、幅広い運用が出来るユナイト技といえるだろう。

技や道具の選択次第で高火力アタッカーや味方のサポート等出来ることが多く、総じてバランスタイプ名に恥じないオールラウンダーな性能といえるだろう。
弱点はバランスタイプらしく尖った性能を持ったポケモンと比べるとやや器用貧乏な面があることだろうか。また2進化ポケモンらしくミニリュウとハクリュー時の性能はやや心もとないため、序盤はカイリューになるまでうまく立ち回っていくことが重要なポケモンといえるだろう。


主な使用トレーナー

ワタルカイリュー



アニメのカイリュー

これまでに何度も登場しているが、以下、特筆されるものを挙げる。

ワタルのカイリュー

アニメ、ジェネレーションズオリジンがいる(参照)。アニメ版は赤いギャラドスカイオーガなどと戦った経験がある。ジェネレーションズでも特に活躍していて特にイケメンだという声がある一方、オリジンだと目つきはキリッとしているものの、活躍の場はほとんど見られなかった。

超巨大カイリュー

原初の竜


無印編13話で登場した、アニメ初登場のカイリュー。
マルチスケイルで共通するルギア同様、ナガスクジラ科のような神秘的な鳴き声を持つ特別な個体。何よりも、数十メートルはあろうかというその体躯が特徴。鳴き声だけでなく大きさもクジラ並みで、伝説のポケモンたちにも引けを取らない。全身図ははっきり見えるものの抽象的に映されており表情は全く読み取れない。

マサキの灯台に毎年回遊してくるという点でもクジラに似ている。大きすぎて飛べないのかどうかは不明だが、同話にて飛ぶ様子は見られなかった。大きさに反して性格はおとなしいようで、攻撃されても反撃しない。

古代ポケモンたちが同じように巨大だったので、このカイリューも突然変異か古の特徴の隔世遺伝によるものか……または、本当に古代ポケモンなのかもしれない (カイリューには、これまたヒゲクジラや植物のように生涯成長し続けるという生態がある)。

郵便屋さんカイリュー

お手紙だよー


CV: 小形満

映画『ミュウツーの逆襲』の序盤において、「最強のポケモントレーナー」からの手紙をサトシ一行に届けるために登場。

仮にも初代最強の攻撃力を持つドラゴンなのにも関わらず、その姿がえらく似合っていたためか、妙に視聴者の印象に残っており、pixivでもこのカイリューを描いている絵師が割と多い。
詳しくは「郵便配達人カイリュー」の記事を参照されたし。

ユウジのカイリュー

CV: 小西克幸
オレンジリーグ最強のトレーナー・ユウジの切り札として登場。

オレンジリーグ最強と謳われているだけの実力はあり、これまでのバトルで疲れていたサトシのリザードンを破った後、ゼニガメケンタロスをも次々と倒していく。しかし最後はピカチュウとの一騎打ちになり、ダメージの蓄積によって敗れた。

実はこのカイリュー、何と10種類もの技を使うことができる
実際に使用した技は「はかいこうせん」「りゅうのいかり」「かみなり」「れいとうビーム」「みずでっぽう」「たたきつける」「10まんボルト」「こうそくいどう」「のしかかり」「ロケットずつき」。
ワタルもびっくりである……

アイリスのカイリュー

アイリスのカイリュー


CV: 佐藤健輔
一般的にはカイリュー=可愛いというイメージがあるが、それを覆してしまったのがこの個体である。性別は♂で、BW2編5話にて初登場した。

攻撃的な性格での暴れん坊で、サザナミタウンの迷惑ポケモンとして皆から煙たがられていたらしい。
そんな中、サザンドラとのバトル中に野生のマメパトを庇ったことでサザンドラの攻撃を受けて負傷し、そのままとある変電所に迷い込んでしまう。その際に変電所の施設を壊してしまったことで、ジュンサーに捕らえられそうになる。
しかし、最終的にはサトシたちの活躍によってカイリューは無罪放免となった。その際必死で庇ってくれたアイリスを気に入ったようで、自らゲットされ彼女の手持ちとなった。

キバゴ「カイリューさん、マジ番長っス!」
アニポケのアイリス再登場回最高だった。


温厚な性格の者が多いカイリュー種にしては目つきが悪いのが特徴で、顔芸率も高い。
性格としては負けん気が強く、攻撃を素直に避けることを好まない。プライドが高い上にゲットされる前の出来事もあってか、シロナ曰く「人間のことを信用しきれていない」ために、ゲットして間もない頃はアイリスの指示も無視して勝手に行動することが多かった。
ゲットされる際の仕草や、シロナには割とすんなり撫でられていることから、ある種のツンデレだと思われる描写も。

ゲットされて以来、技を素手で弾き飛ばしたり、ラングレーツンベアーヒカリマンムーの氷技を受けても平然としていたりと、アデクやシロナもその実力を認めているほどの資質を持ち、持ち技もタイプ範囲に優れている。
アイリスの指示も少しずつ聞くようになり、暴走したトルネロスボルトロスランドロスとの戦い以降は基本的に彼女の指示を受け入れており、性格も以前に比べれば丸くなっている。

新無印編では再会したサトシとのバトルに登場。
同族ながらも色々と対照的な下記のカイリューをガラの悪さでビビらせ圧倒するが、続くウオノラゴンの異質さには逆に調子を狂わされ敗北した。

ドラゴンダイブ、かみなりパンチ、れいとうビーム、かえんほうしゃと持ち技もタイプ範囲に優れ、大部分がドラゴン技であるサトシのカイリューとは、優劣はないが(見た目・性格もふくめて)対照的。トレーナーに会う前から進化していたたけでなく精神的にも良くも悪くも自立していて好戦的なのもサトシのカイリューとは対照的。

サトシのカイリュー

サトシとカイリュー


CV: 三宅健太
新無印編10話でサトシがゲットしたポケモン。
詳細はサトシのカイリューの記事を参照のこと。

余談

その風貌からムーミンと言われることも多い。

無題


ミニリュウ→ハクリューと細長い体のドラゴンになる流れでの進化を期待していた人はどうしてこうなったと思ったとか。
開発時は、ハクリュー方面で行く予定だったらしい(参照)。アニポケ新無印編でも、ゴウが「もっとミロカロス的になってもいいよな」と疑問を口にするシーンがあったりする。
創作「たのしいカイリュー谷の仲間達」は有名。


ちなみに第4世代では「特殊ドラゴンタイプ最強」と銘打って、通常では手に入らないレベル50のカイリューが配布されたことがある。そして、ポケモンBWではリュウラセンの塔でついに野生の個体まで登場した。しかも出現最低レベルは50
しかしまさかポケモンSM最低レベル10のカイリューなんてものが出現しようとは……

シッポウシティの博物館では不慮の事故で骨になってしまったカイリューと思しきポケモンが展示されている。
これにショックを受けたカイリューファンも少なくないらしい。

最近では英語名がDragonite(ドラゴナイト)なせいで一部からドラゲナイ呼ばわりされる(残念ながらpixivにはそれにまつわるイラストは無し)。
元ネタボーカルの下の名前が慧(さとし)なのも何かの偶然か。

俳優竹内涼真(実写映画『名探偵ピカチュウ』でティム・グッドマン役の吹き替えを担当した)がお気に入りのポケモンとしてカイリューを挙げている、曰く、「ミニリュウ、ハクリューとコツコツレベルを上げないといけないけれど、一生懸命育てると強くなるから」とのこと。

初代のポケモン図鑑では『地球を16時間で一周できる』としているが、アニポケにおいては、舞台は「地球から遠く離れた惑星」である事が明確になっている(つまりポケモンは地球外生命体であるとされている)為「何故地球ではない星にいるポケモン世界の住人が我々が住む『地球』の存在を認識できているのか」(他にも地球の衛星である「」に由来するつきのいし太陽系恒星である「太陽」に由来するたいようのいしの存在もそもそもが謎となる)というそもそもの疑問が生じている
現状住んでいる星を「地球」、その衛星を「月」、公転している恒星を「太陽」とそこに住まう人々が例えば本来の「地球」の呼び方になぞらえて呼んでいるとすれば矛盾は無いが(ポケモン世界の住人はかつて地球から入植してきた地球人の子孫ではないかという説もあり、それを前提に考えれば特に不自然ではないだろう)。

関連イラスト

コミケ受かりました
カイリュー


おなかチェック
ガーディーとカイリュー



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