基礎データ
全国図鑑 | No.0468 |
---|---|
シンオウ図鑑 | No.175 |
ガラル図鑑 | No.259 |
ヒスイ図鑑 | No.189 |
ローマ字表記 | Togekiss |
分類 | しゅくふくポケモン |
タイプ | ノーマル→フェアリー(第6世代以降)/ひこう |
高さ | 1.5m |
重さ | 38.0kg |
性別 | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | はりきり/てんのめぐみ/きょううん(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひこう/ようせい |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | トゲキッス | トゲ+鷁首(げきしゅ)+kiss(英語でキス) |
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語 | Togekiss | 日本語名に同じ |
韓国語 | 토게키스 | 日本語名の音写 |
中国語 | 波克基斯 | 日本語名の音写 |
進化
トゲピー → トゲチック(なつき進化)→ トゲキッス(「ひかりのいし」使用)
概要
初登場は『ダイヤモンド・パール』(第4世代)。
第4世代で新たに進化した既存ポケモンの一種で、天使の様なトゲチックが進化した姿。
名前の由来は「トゲ」+「鷁首(げきしゅ)」+「kiss(英語: キス)」。海外の殆どの国で表記が日本版と全く同じポケモンである。
背中から生えていた翼は手と一体化して巨大なものとなり、胴体も首や翼の付根を取り込んで、頭から翼端までが一続きとなった全翼機のようなフォルムに進化した。
実際、飛行時は余り翼を羽ばたかせず、真っ直ぐ左右に伸ばして滑空している時間が長い。
もっとも、それ以外の見た目や生態に機械的な印象は薄く、地上にいる時には折り畳んで胸を張った鳥らしい姿勢を取っている。
進化して腕が消失したものの、進化前の名残で手・腕を使う技(ドレインパンチやメガトンパンチ)はそのまま習得・使用することが出来、ゆびをふる等は翼の先っちょで行っているようだ。
足は普通にあるのでメガトンキックは使える。
なお、ツノを使った技は「スマートホーン」ぐらいしか覚えない。
トゲピーが(タマゴモチーフであったためか)第3世代までタマゴうみを覚えられたので、手間をかければタマゴうみを覚えたトゲキッスを作り対戦で使用することもできたが、現在は不可能。
色合いはトゲチックとそう変わらないが、頭のトゲのうち左右1本ずつにも色が入り、腹部模様が白抜きの「△」からベタ塗りの「▲」に変化している。
縁起物の題材にもされているポケモンであり、争いがない平和な土地に訪れ、無駄な争いをしない人々のために様々な恵みを分け与えるといわれている。一方、揉めごとが起こる場所には決して現れず、最近では姿を見ることさえないという…。
実際、『ポケモンレンジャー』シリーズでも出会えるのはクリア後であり、『バトナージ』ではアンヘルタワー屋上、『光の軌跡』で出現する場所は古代の空中要塞によって塵と消えたドロップ島上空と何かとラストダンジョンに縁がある。
しかし、平和の象徴とされる割に「マジカルフレイム」、「かえんほうしゃ」、「だいもんじ」、「ねっぷう」、「やきつくす」とほのおタイプのサブウェポンを数多く習得してきた物騒な一面がある。とはいえ、今のところはポケモン図鑑で「外敵を焼き尽くす」のような説明文は記述されていないので安心されたし。
色違い
色違いはトゲチック同様、基本の白色が若干クリームがかり、通常色と赤青の塗分けが逆転するというもの。
ゲーム上での特徴
言い伝え通り、野生の個体は出現しない時期が長かったが、『サン・ムーン』では島スキャンによって、『ポケモン剣盾』ではワイルドエリアにて特定の天候時にのみ、野生の個体が出現する。
『LEGENDSアルセウス』ではシンジ湖上空に出現。
サブウェポンは後述する「はどうだん」の他にも「サイコキネシス」、「マジカルリーフ」、「くさむすび」、「じんつうりき」、「シャドーボール」、「でんじほう」(VC版第2世代産のみ)、「でんげきは」、「みずのはどう」、「ぎんいろのかぜ」(現在は廃止)など豊富なポケモンでもあり、『LEGENDSアルセウス』でも覚える技の数は他のポケモンの追随を許さないほど。
また、第3世代産の個体は「カウンター」や「ちきゅうなげ」を覚えるというアグレッシブな一面も…。
ただし、フェアリーメインウェポンに乏しく、まともな技はマジカルシャインぐらいであったが、『LEGENDSアルセウス』にて漸く『ムーンフォース』を習得。このまま後続世代に引継がれて欲しいものであるが…。
第5世代まで
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計値 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
トゲキッス | 85 | 50 | 95 | 120 | 115 | 80 | 545 |
トゲチック | 55 | 40 | 85 | 80 | 105 | 40 | 405 |
進化前比較 | +30 | +10 | +10 | +40 | +10 | +40 | +140 |
進化によって特攻と素早さを中心に全能力種族値が最少10ずつ上がり、進化前から大きく成長して御三家最終形態より少々格上になる。
攻撃以外の能力が高くまとまった、無駄がない種族値配分であるといえる。特に特攻と特防がずば抜けており、伝説クラスにも引けを取らない値となっている。
低い攻撃も特性「はりきり」によって実用レベルまで引上げられ、安定感には欠けるものの、図鑑説明とは打って変わった殴り合いを繰広げることも可能。
進化することで覚えられるようになった技の1つに「エアスラッシュ」がある。そしてこいつのもう1つの通常特性は「てんのめぐみ」である。
ゆえにこの特性で「エアスラッシュ」を撃つと6割の確率で相手を怯ませるという凶悪な効果を発揮し、俗にいう「ずっと俺のターン」によって苦手タイプさえ強引に突破することも出来てしまう。
また、第7世代では廃止されたが、トリプルバトルで「たつまき」を使用すると、誰か1体が84%の確率で怯む全体攻撃となる。
怯ませる上で重要な素早さはひこうタイプとしてはやや遅い部類に入っているものの、ポケモン全体で見れば平均程度にはあり、「でんじは」での足止めも可能である。
先手で「エアスラッシュ」さえ放てれば何とか出来てしまう場面が多いことから、「こだわりスカーフ」との相性も良い。
石で進化するポケモンの宿命か、進化後はレベルアップによって技を覚えられなくなってしまうものの、「ハートのウロコ」によって「エアスラッシュ」の他に「ゴッドバード」「しんそく」「はどうだん」という計4種の強力な技を思い出せるようになる。
特に「はどうだん」は本職かくとうタイプですら限られたポケモンしか習得出来ない珍しい技であり、ポテンシャルの高さを窺わせる。
耐久面も、元々高めであったトゲチックからさらに一回り堅くなっているため、生半可な抜群技では落とされない。加えて耐性変化兼回復技「はねやすめ」を覚えるため、これまた強引に受け切ってしまうこともある(その他の回復手段に「あさのひざし」がある)。
トゲチックは補助技がかなり充実したポケモンであったため、サポート役としても十二分な能力を発揮する。「このゆびとまれ」や「おさきにどうぞ(6世代以降)」によってダブルバトル以上にも強い。まさに「状況を選ばないマルチロール機」といったところである。
ただし、先述した技習得の都合上、後天的な役割変更には対応出来ないことが多い。どのような構成とするのか、進化までにしっかりと計画しておく必要がある。
ともあれ、こうした強さから、一部では「白い悪魔」と呼ばれて恐れられており、「『平和』は自力で制圧して作り出す」「寧ろ自身が揉めことの種を振り撒いてる(トレーナー同士のリアルファイト的な意味で)」等と囁かれていた。
また、『プラチナ』ではチャンピオン・シロナの手持ちにも加わったのであるが、純粋な特殊アタッカーにもかかわらず何故か特性が「はりきり」となっている。基本的にトレーナーのポケモンは第1特性となっている(主にギンガ団が多用するグレッグルが全て「きけんよち」なのが良い例)ため特段珍しくなく仕様通りではあるのであるが、一部では「『ずっと俺のターン』を防止するための公式直々のバランス調整ではないか?」との説まで持ち上がった。
第5世代では、新たに隠れ特性として「きょううん」個体が出現した。既存の特性が強力であるため相対的に分の悪い賭けとなると見られているが、素早さを伸ばさず「エアスラッシュ」での怯みが期待しにくいといった型では需要がある。それと急所攻撃はロマン。
後述の通り、第8世代では対戦環境都合もあり、こちらを活かした型も増えつつあり、十分実用的な特性となっている。
第6 - 7世代
……と、その設定に似合わぬ凶悪振りを見せ付けて来たが、第6世代以降事情は大きく変わった。
新たにフェアリータイプが発見されたことに伴い、トゲピー系統は揃ってノーマルをフェアリへ置換えた。これにより耐性が以下のように大きく変化している(太字は弱体化面)。
フェアリーは強力なタイプであると見られており、特にひこうとの複合は、弱点が増えてなお環境中心に居座り続けるガブリアスのメインウェポンを2タイプとも無効化出来るという点で評価が高い。
一方で、相性を補完し合う関係とはなっていない(寧ろかくとう・むしと2タイプも耐性が被っている)ため、弱点タイプ数が増加している点には注意が必要である。「バレットパンチ」を持つハッサムなど、有利 - 互角であったものが一気に天敵へと変貌した例もいくつかある。
他にもでんきタイプが麻痺無効耐性を得たことや「エアスラッシュ」のPPが低下したこと、「はどうだん」を始めとする一部特殊技威力が低下したことなど、仕様変更の多くが逆風となっている。威力低下に関しては相手の「れいとうビーム」等を受けやすくなったというプラス面もあるが。
極め付けは折角フェアリーとなったというのにフェアリー技にとことんまで恵まれないという点。
唯一の物理フェアリー技「じゃれつく」を習得出来ず、特殊型にしても最高威力技「ムーンフォース」が覚えられず、次点の「マジカルシャイン」の火力ではドラゴンを一撃で落とせない可能性が高い(具体的にはガブリアスを倒せるかどうかギリギリなライン)。「マジカルシャイン」には追加効果がないため、「てんのめぐみ」効果も発揮出来ない。
もっとも、万が一「ムーンフォース」を覚えてしまったらタイプ一致の大火力と特性「てんのめぐみ」の効果で60%の高確率で特攻が1段階下がり特殊受けが成立しかねないのでおいそれと覚えさせられないのだと思われる。
このため物理技はタイプ一致技がひこうしかなくなり、特殊技にしても他フェアリーと比べ今一歩足りない事態となってしまった。
また、少々マニアックな話とはなるが、『ポケモンXD』産トゲピーのみ(後に『剣盾』の技レコードで再習得したが)が覚えていた「トライアタック」もタイプ不一致に。「てんのめぐみ」効果でこおり・まひ・やけどのいずれかを4割の確率で撒き散らすというもう1つの鬼畜戦法を成立させることも難しくなってきた。
こうした点から、前評判に反して以前程の振りは鳴りを潜めてしまった。
第7世代ではZワザが登場し、おいかぜをZワザ化させることで急所ランクを上げさせることが出来、特性「きょううん」が強化されている(他に「おいかぜ」+確定急所型が使えるのはドンカラス、ケンホロウ、カミツルギのみ)。
だが同時に「でんじは」と「まひ」弱体化を食らい、以前にも増して動きづらくなってしまった。
第8世代
トゲキッス、完全復活。
ここに来てようやく「じゃれつく」を取得したことで、久し振りに「はりきり」型でもタイプ一致物理技を使えるようになった。
また新要素ダイマックスが「はりきり」との相性が良く、「ゴッドバード」と合わせて一層物理型としての運用もしやすくなった。
だが、それ以上にダイマックスからの「じゃくてんほけん」&「ダイジェット」でネックであった素早さの低さを補いつつ無双する戦法が単純かつ非常に強力で、「わるだくみ」もあるため事前に火力増強してから無双体制に入ることも可能。
そして、ダイマックス中では恩恵がない「てんのめぐみ」に代わって隠れ特性「きょううん」が本格的に活用され始め、「ピントレンズ」を持たせる人も出て来た。
一方で、ダイマックス中は怯み効果が適用されないことから、「でんじは」と「エアスラッシュ」のコンボで相手を足止めしながら無双する伝統スタイルは幾分運用が厳しくなったものの、ダイマックスしている相手でなければ相変わらず猛威を振るえるため、こちらの型も相変わらず良く見掛ける。
さらに、暫くして隠れ特性「グラスメイカー」を持った強力な草タイプゴリランダーが登場すると、その対策として注目され、さらに数を増やすこととなった。
こうして、以前とは大分使い勝手が変わったものの、新たな運用法が開拓されたことで対戦環境に見事舞い戻ることとなった。
汎用性を損なわない安定した対策も少なく、特にDLC解禁前はカビゴンの特殊超耐久でダイマックスターンを枯らしてからドラパルトの「すりぬけ」を活かしてビートダウンする、オーロンゲで「こうこうのしっぽ」を押し付けてハマりを防ぐ、ヒートロトムで対面勝ちを狙う、これらぐらいしかなかった。
しかし、ランクバトルシリーズ6では、「ポケモンホーム」バトルデータでランキング10位圏内に入ってしまった(=対戦環境で好んで使用される傾向にあると判断されてしまった)ために使用することが出来なくなってしまった。
DLC「冠の雪原」配信後のシリーズ7では再びランクバトルに復活……したのは良いのであるが、同時にサンダー・メタグロス・ウツロイドといった天敵達がガラルに入国。新ポケモンのレジエレキ・ブリザポスにも弱く、2ヶ月前の順位が嘘のように現在は50位前後に落ち着いている。
BDSP
第4世代リメイクであるBDSPでは他のフェアリータイプが大幅に減った事で採用率が急上昇。
「おいかぜ」や「アンコール」などを忘れたものの、攻撃面では失った技がない。
特にトップメタであるガブリアスの一致技を無効化出来る点が強く、パーティの一貫性を止めるための受けとして高い評価を受けた。
第9世代
この世代では何と未参戦。新たな「てんのめぐみ」型としてかつてトゲキッスに追いやられたノコッチの進化系であるノココッチが追加されており、リベンジされることとなってしまった。
ちなみにトゲキッス自身の設定からかプレイヤーの間で、トゲピー等が出演しない作品の舞台となる地方は平和ではないと見なされる事があるが、特に他の作品より際立って治安が悪いとか争いが多いといったような様子は見受けられないため、たまたま生息していないだけだと思われる。
使用トレーナー
ゲーム版
- シロナ:シンオウチャンピオン
- ミル:タッグパートナー
- ダリア:ルーレットゴッデス
- ポプラ:ジムリーダー(ガラル)
- ミツバ:マスター道場女将
- マーズ:ギンガ団幹部
- ウォロ:ポケモンつかい
- スパーク:チームインスティンクトリーダー
アニメ版
- サルビア➡️ヒカリ
- シロナ
漫画版
番外作品
ポケモンGO
2018年11月15日、満を持して実装。トゲチックからの進化方法は「アメ100個+『シンオウストーン』」というもの。シンオウストーンは現在のところフィールドリサーチの「大発見」(7日達成ボーナス)やトレーナーバトル報酬などでしか入手方法がなく、非常に稀少。こいつ以外にも進化先が沢山いるので使用は慎重に。
性能はというと、HP種族値が高めであることもあり、サーナイトを上回りフェアリータイプ中最大のCPを誇る性能を手にした。しかも本編では何ともいえない性能の「マジカルシャイン」は同ゲームでは半分ゲージ威力100であり、非常に使いやすい(ただし、トレーナーバトルでは発動に必要なチャージ量が多いため扱いづらい)。
当初は通常技がやや使いづらく、「エアスラッシュ」と「めざめるパワー」しかなかったが、2019年7月に待望のフェアリー技である「あまえる」を覚えられるようになったことでこの欠点は解消された。
なお、「めざめるパワー」に関しては、現在では防衛向き技として位置付けられており、トゲキッスの弱点タイプのうちこおりを除く4つに弱点を突けるじめんタイプが適しているとされる。とはいえ、狙って望むタイプを引当てるのは至難の業であるため、運良く手に入ればOK程度に考えておくと良い。
耐性面では軽減するタイプがサーナイトより多いが、同時に弱点も多い(しかもメジャーないわタイプに弱い)ことに注意したい。
タイプ補完や習得出来る技の関係上、かくとうタイプ相手には滅法強い。この辺りはライバルであるサーナイトと同じである。得手不得手ははっきりしているものの、火力偏重型サーナイトと比べると攻防共に比較的バランスの取れた性能となっている。
トゲチックが観賞用同然の性能であったことを考えれば正に大出世といえ、フェアリーの新たなエースとして活躍してくれるだろう。
PvPではハイパーリーグとマスターリーグを中心に良く見かける。あまえるの強力さにより今一つで喰らっても結構なダメージとなる上、げんしのちからで(低確率であるが)能力を上げてくることもありさらにかえんほうしゃやはどうだん(限定技)も覚えるため、ゲージ技読みで繰出したメタグロスやメルメタルが大ダメージを受けてしまうことも。その強さからポケモンGOしか知らないプレイヤーからも「白い悪魔」と呼ばれたりもする。
ポケモンマスターズ
フウロ (20シーズン) &トゲキッス
2020年12月10日に実装されたひこうタイプのテクニカル。クリスマスイベントという事で、サンタコスチュームのフウロと共に配達をしている。
技
エアスラッシュ |
---|
30%の確率で相手をひるみ状態にする |
スペシャルアップ |
自分の特攻を2段階あげる |
トライアタック |
20%の確率で相手をまひ状態かやけど状態かこおり状態にする(パッシブスキル「ひこうチェンジ」によりノーマルタイプからひこうタイプのわざに変化している) |
お急ぎですね! |
自分の素早さと急所率を1段階あげる。味方全員の攻撃と防御と特攻と特防と命中率と回避率の中からどれかひとつを2段階あげる |
バディーズ技
しあわせをお届けするエアスラッシュ |
---|
相手が状態異常のときは威力があがる |
パッシブスキル
異常妨害確率上昇1 |
---|
技の追加効果で状態異常やひるみ状態やこんらん状態やバインド状態にするときの成功率をあげる |
相手妨害状態時威力↑5 |
相手がひるみ状態やこんらん状態やバインド状態のときは自分の技の威力をあげる |
ひこうチェンジ |
ノーマルタイプの技がひこうタイプになる |
ポケモン不思議のダンジョン
「てんくうのかいだん」、「ゼロのしま ほくぶ」、「ゼロのしま せいぶ」に出現する。
専用道具は、こうげきがすこしあがる「トゲキッスのはね」、こうげきととくぼうがすこしあがる「しゅくふくのいし」、トゲキッスのはね・トゲキッスカード・しゅくふくのいしを合成する事でできる、でんきタイプのわざをうけたときにダメージを吸収してHPが回復する「かがやきのローブ」。
『光の冒険団』で、「ひかりのいただき」と「でんせつのさんがく」に出現する。
旅をしているポケモンの一匹で、話しかけるとコネクテッドできる。
ポケパークWii
ストーンゾーンで登場。合言葉を知っているポケモンの一匹であり、「100秒以内にアスレチックをクリア」すると合言葉を教えてくれるうえ、友達になってくれる。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラーの手持ち〉
- サルビア→ヒカリのトゲキッス
〈その他〉
- シロナのトゲキッス
- 原作同様トゲキッスを使用することが新無印の123話で判明した。上記に記述してあった「てんのめぐみ」特性持ちで、そこからエアスラッシュやしねんのずつきを繰出すという凶悪コンボを披露することからも、シロナのガチっぷりが窺える。
- またサトシとの戦いでは彼の予想を裏切り、シロナは消耗したガブリアスをメガシンカさせるのではなく、こちらのトゲキッスをダイマックスさせることを選択。サトシのメガルカリオの技を悉く耐え抜き、時間経過を越えても尚継続戦闘可能なタフネスさで視聴者すら震撼させる。こちらも上記に書いてある通り、ダイマックス環境と相性はいいので、ある意味原作に忠実しているともいえる。
- 劇場版「氷空の花束」:アバンのみ登場
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
ゴールドのトゲたろう
- 性別:♂️
- 特性:はりきり
- 性格:やんちゃ
- 個性:まけずぎらい
ウツギ博士から預かったタマゴから孵化した(親はミカンのトゲチック)。
ゴールドの性格を色濃く受継いだためか、目付きが鋭く、趣味はゲームやギャンブルという不良まっしぐらなキャラ設定である。
得意技はすてみタックルと、戦い方も攻撃的。第3章ではこの技でシルバーが借りていたワタルのバンギラスを反動で相打ちとなりながらも倒し、ワタルがやられて我を失い暴走していたカイリューの「はかいこうせん」をボール内で受けつつ破壊されるギリギリまで耐え、一撃で気絶させたりもしている。
マンたろう(マンタイン)加入時に手持ちより外され、それ以来ここ1番の戦いでは補欠となっていた事で今一ゴールドに心を開けず進化できずにおり、エーたろうがエテボースへ進化した際は自分が中々進化できないことを悔しがっていた。
第9章終盤でそれに気付いたゴールドの言葉で心を開きトゲチックへ進化、同時にワタルより貰ってていた「ひかりのいし」でトゲキッスへと2段階の進化を遂げた。相変わらず目付きが悪い。
〈ゴールドの手持ち〉 |
---|
エーたろう(エイパム→エテボース♂️) |
ニョたろう(ニョロモ→ニョロゾ→ニョロトノ♂️) |
バクたろう(ヒノアラシ→マグマラシ→バクフーン♂️) |
ウーたろう(ウソッキー♂️) |
キマたろう(ヒマナッツ→キマワリ♀️) |
トゲたろう(トゲピー→トゲチック→トゲキッス♂️) |
マンたろう(マンタイン♂️) |
ピチュ(ピチュー♂️) |
- 8章:ダリアの手持ちで登場
- 15章:ポプラの手持ちが登場。
ポケモンローカルActs
北海道函館市に地域応援ポケモンであるアローラロコンと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
函館市はプエルタウンのモデルとされ、アンヘルタワーの最上階にトゲキッスが出現する。
余談
鳴き声は鳥のさえずりの様であったトゲチック時から、「ほわ~ん」といった柔らかいサイレンの様なものに変わる。
若干アニメ版トゲピーのようにも聞こえる他、前述の戦闘能力も相まって爆撃機などと評される事もある。
きあいパンチやドレインパンチ等も覚えられるが、もはやパンチと言ってもいいのだろうか。まぁ明らかに手がないのにタマゴ技でパンチを覚えるポケモンもいることにはいるのだが。
尚、タマゴ技で「つつく」、トゲチックの時に限り「スマートホーン」を覚えられる。トゲが後頭部に沿ってしまったため、ちょっとやりづらそう。
関連イラスト
関連タグ
(ノーマルタイプ)
追加進化(第4世代)
図鑑番号順
0467.ブーバーン→0468.トゲキッス→0469.メガヤンマ
同複合タイプ
その他
ズキュントス:「ス」担当