基礎データ
全国図鑑 | No.0424 |
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シンオウ図鑑 | No.064 |
アローラ図鑑 | No.369 |
ヒスイ図鑑 | No.079 |
キタカミ図鑑 | No.048 |
ローマ字表記 | Eteboth |
ぶんるい | おながポケモン |
タイプ | ノーマル |
たかさ | 1.2m |
おもさ | 20.3kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | テクニシャン/ものひろい/スキルリンク(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | エテボース | 得手(サルのこと)+both(英語で双方の) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Ambipom | ambi-(接頭辞、両方、周囲)+palm(手のひら) |
ドイツ語 | Ambidiffel | ambidexter(英語で両利きの人)+Griffel(エイパム) |
フランス語 | Capidextre | capucin(オマキザル)+ambidextre(両利きの) |
韓国語 | 겟핸보숭 | get(英語で手に入れる)+hand(英語で手)+both(英語で双方の)+원숭이(サル) |
中国語(簡体字) | 双尾怪手 | 双(2つの)+尾+怪(化け物)+手 |
中国語(繁体字) | 雙尾怪手 | 雙(2つの)+尾+怪(化け物)+手 |
進化
エイパム → エテボース (「ダブルアタック」を覚えた状態でLvアップ)
概要
第4世代『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』にて追加された、エイパムの進化系。
名前の由来は恐らく「エテ公+Both(両方) or Boss(親分)」から。
エイパムが順当に一回り成長したような姿をしており、先端が手の様になった特徴的な尻尾も二つに増え、より長く大きなものへ変化している。
進化前の顔は中心部に目や口などが集まっていたのに対し、進化後の顔はそれらのパーツが広がり、鼻の輪郭もはっきり認識できるようになった。
雄雌の違いも存在しており、頭の毛が短い方がオスで、長い方がメス。
2本に分かれた尻尾を使った作業はより器用になり、硬いきのみの殻も上手に剥いて食べられる他、そこから繰り出す連続攻撃を避ける事は至難の業。
一方、本当の腕(前脚)は殆ど使わなくなった事で更に不器用となってしまい、専ら四足歩行で走る事にしか用いられない。
こうした生態から何をするにも尻尾を使い、仲間と尻尾を繋ぎ合せることで気持ちを伝え合う。
2つの尻尾で輪を作ることは、相手に対しての友情の印らしく、相手を尻尾で抱きしめ始めたらそれは最上位の親愛を示した行為であるとのこと。
野生では他のエイパム達と大勢の群れを作り、お気に入りの大きな木の上で暮らしている。
同じ猿ポケのナゲツケサルとは縄張りをめぐって争うライバルの関係であり、大抵結果は五分五分に終わるらしい。
色違いでは全身がほんのりとした桃色となる。
ゲーム上の特徴
DPt・BDSP
- ストーリーにおいては、『プラチナ』を除くとでんきタイプのエキスパートでありながらでんきタイプポケモン不足からかナギサシティのジムリーダー・デンジの手持ちで登場する(が、オクタンの方がインパクトが強い)。
HGSS / XY / ORAS / 剣盾
- エイパムから進化させる必要がある。
BW・BW2
SM・USUM
- 『USUM』で初めて野生での登場。ポニ島の「ポニのこうや」でエイパムの仲間呼びで出現する。
LEGENDSアルセウス
スカーレット・バイオレット
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
75 | 100 | 66 | 60 | 66 | 115 | 482 |
進化前よりも全体のステータス、特に「こうげき」・「すばやさ」が飛躍的に強化された。
この数値はかって闘神と言われた同タイプのケンタロスとほぼ同等であるが、覚える技の範囲ではエテボースに軍配が上がる為、長年対戦環境で第一線を張っていたケンタロスの強力なライバルとして登場した。
耐久面も強化はされたが、それでも打たれ弱いので先手必勝を心掛けたい。
高い素早さからの特性を活かした「ねこだまし」・連続技での高い対面性能が魅力。
ストーリーでもものひろい要員として活躍できる。
攻撃技としては「ねこだまし」はほぼ必須。これはテクニシャンから繰り出す「ねこだまし」が
相手に高い負荷を与えられる。もともと「ねこだまし」は確実な先制攻撃と相手を必ずひるませる事が可能な強力な技であるが、さらに「テクニシャン」補正を受けて、威力を"60"まで跳ね上げた攻撃が可能になる。
さらに第5世代では「ノーマルジュエル」を用いて一度きりではあるが、ハチマキを持って打った場合と同等の威力が出せる。この技だけでも対戦相手にとってはかなりの負荷を与えられるだろう。
その他の攻撃技としては、タイプ一致技の「ダブルアタック」や「おうふくビンタ」など複数回ダメージを与えられる技も強力。これは「おうじゃのしるし」を持たせた場合、相手をひるませる確率が高くなる為。また、どれも威力60以下の技なので補正を受け、侮れない威力となる。加えて「おうじゃのしるし」自体も、「なげつける」で相手に投げてしまえば100%怯ませられる。無論その対戦中持ち物は失ってしまうのは若干リスキーではあるが「どろぼう」(テクニシャンで威力60→90)も覚えるのでタチが悪い。
難点としては、最大の売りである「ねこだまし」が最初のターンでしか使用できず、その上で
貴重な技のスペースが埋まってしまう点にある。
そのため役目が終わったら「とんぼがえり」で無難に控えポケモンとした方がいい。
『プラチナ』においては、教え技で「ほのおのパンチ」、「れいとうパンチ」、「かみなりパンチ」の「3色パンチ」も習得可能となったので、弱点もつきやすくなった。
『BW』においては、隠れ特性として「スキルリンク」を得た。持ち味であった「ねこだまし」の威力こそ下がってしまうが「おうふくビンタ」などの連続技のヒット数が安定し、ダメージが大幅に増した。
しかし、『XY』以降のシリーズにおいては自分より速い上に高火力なポケモンが多数誕生し、ギルガルドやカプ・テテフを筆頭に、「ねこだまし」すら効かないポケモンが出現してしまった。そのため、現在のシングルバトルでは逆風が強い。
また、先制技のイメージが強いが、「ねこだまし」以外の先制技を実は習得しないので相手に先手を取られると特に厳しい。
ビッパですら「でんこうせっか」を覚えるのだからそろそろ貰えても良いのだが。というか第四世代以降、エイパム系列は対した新技を覚えられてない。そろそろ公式ももう一度手を入れて欲しいものである。
そんな願いが届いたのか、『USUM』では「スイープビンタ」を習得し、スキルリンク型の有用性が上がった。
第9世代では碧の仮面の配信に伴い解禁。
この世代では「スイープビンタ」を没収されている。
ノーマルテラスタルのおかげで突破力が増し、ノーマルテラスタルを切ったA252型の「ねこだまし」→「おうじゃのしるし」+「なげつける」→「ダブルアタック」の3連コンボで、ASベースで少し耐久に努力値を振った程度のガブリアスなら確殺もざら。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラーの手持ち〉
〈ゲストなど〉
- 劇場版『ボルケニオンと機巧のマギアナ』
- アゾット王国の街にベランダでぶら下がってる2匹がモブで登場。
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- ラプラス海賊団のエテボース
- CV.西野七瀬
- 第31話から登場した六英雄のラプラスの仲間。ライジングボルテッカーズが最初にラプラスに遭遇した際にリククラゲと共にブレイブアサギ号に突如現れてロイのホゲータが持っていたマトマのみを強奪するが、リコのニャオハのでんこうせっかを受けて撤退。本来山に生息している筈のエテボースとリククラゲだが、その理由はホエルオーに乗って移動していたからであり、ラプラスが「しろいきり」を使って自ら船を遭難させ船員達がラプラスに注目している隙に食糧を強奪していたのが真相。フリード博士の作戦によりそのカラクリが明かされてしまう。
- 続く第32話ではリククラゲ・ビーダル・ヤルキモノ・ガラルヤドラン・オクタン・ガメノデスと共にブレイブアサギ号船内を襲撃するも撃退され、ホエルオーに乗って逃亡。後にアジトでテラパゴスきっかけにリコ達と打ち解け、リコやテラパゴス達の説得を受けたラプラスに保管していたいにしえのモンスターボールを持って、ラプラスの旅立ちに他の仲間ポケモン達と共に背中を押し、ホエルオーに乗って海原へと再出発していった。
- ちなみに、エテボースのCVを担当した西野は同じくポケモンを題材とした木曜放送の深夜ドラマ『ポケットに冒険をつめこんで』にて主演を務めており、今回はそのコラボレーション企画となる。また、乃木坂46のOGメンバーのアニポケ出演は「サトシの旅シリーズ」新無印編にて登場したプラスル、マイナンのCVを担当した松村沙友理、生田絵梨花以来3人目となる。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- ゴールドのエーたろう
- 性別:♂・特性:テクニシャン
- 性格:むじゃき ・個性:イタズラがすき
- ニョたろう(現ニョロトノ)と共にゴールドとは生まれた頃から共に過ごした「家族」(図鑑所有者の幼なじみポジ)。唯一ロケット団に盗まれなかった事からシルバー戦でも共に戦い、旅に出る際にも同行した。
- いたずら好きでゴールドと共に悪事を働き、ときに悪事を暴く事もある。戦闘力は低めだが、手より器用な尻尾を駆使した様々な特技やトリッキーな技により、仲間をサポートする。
- 第9章ではエンジュシティでトレーニング中に「ダブルアタック」を覚えた事で進化した。
〈ゴールドの手持ち〉 |
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エーたろう(エイパム→エテボース♂️) |
ニョたろう(ニョロモ→ニョロゾ→ニョロトノ♂️) |
バクたろう (ヒノアラシ→マグマラシ→バクフーン♂️) |
ウーたろう(ウソッキー♂️) |
キマたろう(ヒマナッツ→キマワリ♀️) |
トゲたろう (トゲピー→トゲチック→トゲキッス♂️) |
マンたろう(マンタイン♂️) |
ピチュ(ピチュー♂️) |
関連イラスト
関連タグ
0423.トリトドン(にしのうみ / ひがしのうみ)→0424.エテボース→0425.フワンテ
第4世代追加進化組
No. | 進化前 | No. | 進化後 |
---|---|---|---|
0315 | ロゼリア | 0407 | ロズレイド |
0190 | エイパム | 0424 | エテボース |
0200 | ムウマ | 0429 | ムウマージ |
0198 | ヤミカラス | 0430 | ドンカラス |
0215 | ニューラ | 0461 | マニューラ |
0082 | レアコイル | 0462 | ジバコイル |
0108 | ベロリンガ | 0463 | ベロベルト |
0112 | サイドン | 0464 | ドサイドン |
0114 | モンジャラ | 0465 | モジャンボ |
0125 | エレブー | 0466 | エレキブル |
0126 | ブーバー | 0467 | ブーバーン |
0176 | トゲチック | 0468 | トゲキッス |
0193 | ヤンヤンマ | 0469 | メガヤンマ |
0133 | イーブイ | 0470 | リーフィア |
0133 | イーブイ | 0471 | グレイシア |
0207 | グライガー | 0472 | グライオン |
0221 | イノムー | 0473 | マンムー |
0233 | ポリゴン2 | 0474 | ポリゴンZ |
0281 | キルリア | 0475 | エルレイド |
0299 | ノズパス | 0476 | ダイノーズ |
0356 | サマヨール | 0477 | ヨノワール |
0361 | ユキワラシ | 0478 | ユキメノコ |