基礎データ
全国図鑑 | No.0470 |
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ローマ字表記 | Leafia |
分類 | しんりょくポケモン |
タイプ | くさ |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 25.5kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | リーフガード |
隠れ特性 | ようりょくそ |
タマゴグループ | りくじょう |
好きなエサ | もちもちキノコ/いきいきイナホ/ころころマメ |
おとしもの | イーブイのけ |
地方図鑑
シンオウ図鑑 | No.169 |
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イッシュ図鑑(BW2) | No.097 |
コーストカロス図鑑 | No.083 |
アローラ図鑑(SM / USUM)
| No.129 / No.159
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ガラル図鑑
| No.202
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ヒスイ図鑑 | No.031 |
パルデア図鑑 | No.185 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | リーフィア | leaf(英語で「葉」) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Leafeon | leaf(葉)+eon※ |
ドイツ語 | Folipurba | folium(ラテン語で「葉」)+purus(ラテン語で「ピュア」)+herba(ラテン語で「草」) |
フランス語 | Phyllali | phylla(ギリシャ語で「葉」)+li※ |
韓国語 | 리피아 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 叶伊布 | 叶(葉)+伊布(イーブイ) |
中国語(繁体字) | 葉伊布 | 葉+伊布 |
※イーブイの進化形に共通して付く接尾語。ちなみにドイツ語名も末尾が「a」で統一されている。
進化
イーブイ → リーフィア
- どこかにある「苔むした岩」の周りでレベルアップ
- 「リーフのいし」を使う(第8世代以降)
概要
ポケットモンスター 第4世代『ダイヤモンド・パール』でグレイシアと共に登場した、くさタイプを有するイーブイの新たな進化形。
植物の要素が色濃く出ており、体の各所から草が生え、耳や尾も葉と一体化したものへと変わり、先端部には切れ込みや葉脈が形成されている。
それ以外の部分はクリーム色に変わり、首周りを覆う毛も無くなって比較的スマートなシルエットとなっている。額の中心から上方向に向かっては、「?」のような形状に生えたアホ毛のようなものを持つ。
体格こそ他の進化形と大きく変わらないが、細胞は植物のものに近くなっており、晴れた日に寝ているリーフィアは光合成を行って栄養や清んだ空気を作り出している。
捕食行為をせずともエネルギーを得られるためか、進化形の中では最も争いごとを好まない温和な性格で、綺麗な川が流れる森の奥深くで静かに暮らしている。
しかし外敵から仲間を守るためならば武力を振るう場合もあり、尻尾を尖らせ刃に変えて戦い、大木も真っ二つにする威力の斬撃をお見舞いする(アニメでは頭の葉も変化させている)。
体臭さえも植物に近くなっており、若いリーフィアほどツンとくる青臭い匂いで、年老いると落ち葉のような匂いになるという。ガラル地方を中心に匂いの愛好家もおり、抜け落ちた葉が香水に加工され人気商品になっている模様。
色違い
色違いは色合いが若干濃くなる。一見すると分かりにくいが、作品によっては瞳のみ逆に薄くなることがあるので、そのコントラストで判別できる。
ちなみにpixivには、紅葉するなどメブキジカばりに様々な色の二次創作も投稿されている。
ゲーム上の特徴
ボックス管理人のミズキから、『DP』では殿堂入り後、『プラチナ』では前からイーブイを貰う事ができたり、自慢の裏庭に出現したりする。
進化の方法はハクタイの森にある苔むした岩周りでレベルアップというもの。調べると「表面がコケで覆われている、触るとなんとなく気持ちいい」と地の文が出てくるためすぐに分かる。
殿堂入り前からイーブイはゲットできたり、スロットのコインを集めれば複数入手できるのだが、カントー・ジョウトには条件を満たす場所が無いため環境による進化は不可能。このため、本作では交換で連れてくる以外に入手手段が無い。
イーブイの入手は『BW2』からヒウン下水道を抜けた先のヒウンシティの空き地に野生出現する。
苔むした岩はヤグルマの森にあるが、BW2ではBWと異なり殿堂入り後に訪れる事となる。
本作では10ばんどうろでイーブイが出現。
本作ではグラードンorカイオーガイベント後、116ばんどうろをサーチするとイーブイが出現。
苔むした岩はトウカの森にある。
アーカラ島の4ばんどうろと6ばんどうろにイーブイが生息しており、苔むした岩はシェードジャングルにある。
ストーリーにおいては最初にアシマリを選んでいた場合、ライバルであるハウの手持ちであるイーブイがリーフィアに進化する。
初代準拠である為に登場しないが、相棒イーブイの技に「すくすくボンバー」というリーフィアを意識したくさタイプの技が登場する。
苔むした岩がガラル地方に無い為、リーフのいしによる進化に変更(余談であるが、リーフィアが「リーフのいし」に対応したことで、初代タマムシシティのデパートで売られていた石の全てがイーブイの進化に関係するようになっている)。
また、本作では初めて野生出現するようになり、ワイルドエリアの「げきりんのみずうみ」にて晴れの時に出現。DLC『冠の雪原』では、晴れの時の「きょじんのねどこ」に出現する。
ただ、レベルが高いので早めに捕まえたい人は4ばんどうろにいるイーブイを捕獲して、すぐ近くにあるターフタウンで「リーフのいし」を拾って進化させた方が早いだろう。
本作ではイーブイの入手はDP準拠だが、リーフの石・苔むした岩で両方進化可能。
過去のシンオウ地方であるヒスイ地方では苔むした岩が黒曜の原野の「奥の森」にあり、メニュー画面から「進化」を選択すると進化する。また、本作では黒曜の原野に発生する時空の歪みから出現する事がある。
ストーリーにおいては、コンゴウ団の長であるセキのパートナーで登場。
西3番エリア、南4番エリア、オージャの湖、オコゲ林道に生息。
本作ではイーブイが南2・5番エリア等と序盤から出現するうえにジムバッジ3個入手後にデリバードポーチで進化の石が購入可能である。
ストーリーにおいては、「ブイズパ」を組むボタンの手持ちで登場。
DLC『ゼロの秘宝』ではセキの子孫と思われるサザレのパートナーでも登場する。
対戦での評価
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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リーフィア | 65 | 110 | 130 | 60 | 65 | 95 | 525 |
イーブイ | 55 | 55 | 50 | 45 | 65 | 55 | 325 |
比較 | +10 | +55 | +80 | +15 | ±0 | +40 | +200 |
「ぼうぎょ」が最も高く、次いで「こうげき」「すばやさ」と続く。残りの3つは低い。
この「ぼうぎょ」はイーブイの進化形の中で最も高くなっている。
くさタイプの耐性と「HP」の低さから、防御面よりも攻撃面を重視した物理アタッカーとして育てられることが多い。特に特殊アタッカー相手は、抜群技を持っていたらまず耐えられないものと割り切っておく方が無難である。
攻撃技の候補としては、タイプ一致技の「リーフブレード」を筆頭に、「つばめがえし」「おんがえし」「シザークロス」「でんこうせっか」などが挙げられる。また「つるぎのまい」を覚えるので、火力をかなり底上げできる。
しかし、このラインナップでははがねタイプへの対抗策が無く、それだけで止まりやすい。
イーブイ系にはよくあることであるが、このあたりは「あなをほる」が候補に上がってくるレベルで如何ともし難い。舞って無理矢理突破することもできなくはないが、他のポケモンに任せよう。
一方の変化技は、イーブイ由来の「あくび」「あまえる」「バトンタッチ」などを一通り取り揃えている。特に「バトンタッチ」は前述した「つるぎのまい」の効果を後続に引き継げるので、あると便利である。
くさタイプ由来のものとしては、イメージ通りの「こうごうせい」のほか、とくせいともシナジーがある「にほんばれ」などを覚える。
しかし、平和主義が仇となったのか状態異常技には乏しく、「あくび」の他は低命中の「くさぶえ」ぐらいしか無い。くさタイプならではの牽制がしにくいのは残念なところである。
総括すると、「ブイズ」の短所とくさタイプの短所の相互補完が上手く行っておらず、高めの「すばやさ」も高速型と呼ぶには後一歩足りない水準で留まってしまっているため、あまり対戦に向いたポケモンとは言い難いのが実情である。
なお、「しんりょくポケモン」という分類名であるが、とくせいとしての「しんりょく」を持ったことは無い。対のグレイシアが天候に関係するとくせいであること、「しんりょく」のこおりタイプ版が存在しないことが一因と考えられる。
第4~8世代
- 第4世代
当初は「リーフブレード」習得がLv.71と非常に遅く、50フラットルールも無かったため、タイプ一致技が威力55の「はっぱカッター」一択になるという「唯一王」を超えた何かであった。
幸い『プラチナ』では教え技で「タネばくだん」を習得できるようになり、『HGSS』からは本格的にフラットルールが導入されたため、この不遇は短期間で解消された。
- 第5世代
隠れ特性で「ようりょくそ」を得た。発動すれば「はやあし」サンダースを抜いて進化形で最速となった。
ちなみに、「ようりょくそ」持ちでワタッコの次に速く、「こうげき」は最も高くなった。さらに「ぼうぎょ」が高いので(「晴れパ」で組むことの多い)ほのおタイプに飛んでくる「じしん」や「ストーンエッジ」の受け出しからの展開もしやすかった。
ただし、強化された「タネマシンガン」は第4世代限定技となった。
『BW2』では、イーブイ系の技習得レベルが見直され、「リーフブレード」をLv.45で覚えられるようになった。加えてイーブイが「すてみタックル」を覚えるようになったため、隠れ特性と両立可能になった。
- 第6世代
教え技「はたきおとす」の威力が上昇し、さらにタイプ相性の見直しではがねタイプ相手に等倍で通せるようになった。この技を覚えられるブイズはリーフィアのみで、あくタイプであるブラッキーも覚えなかった。
が、新登場のファイアローがこれでもかというほどきつい。一応、基本的に攻撃手段が物理なので、高い「ぼうぎょ」を活かして1発ならば耐える可能性はあったが。
- 第8世代
技体系の見直しで多くのポケモンの戦術が狭まる中、リーフィアはレベルで「やどりぎのタネ」を、わざマシンで「ソーラーブレード」を、それぞれ覚えられるようになった。
が、「ダイジェット」の流行がこれでもかというほどきつい。
第9世代
ダイマックスの廃止に加えてテラスタルによるタイプ変更が可能となり、くさタイプの耐性を強引に補えるようになった。セットで実装された「テラバースト」のおかげで技範囲も申し分なく、従来より格段に動きやすくなった。
特にほのおタイプとなれば、「ようりょくそ」を発動させながら補正付き「テラバースト」を放ちつつ、元のくさタイプを活かして弱点タイプの牽制までできてしまうという、「晴れパ」のエースを担える存在になった。それは最早、本職のほのおタイプであるブースター以上の適任であるともっぱらの評判であった。
加えて「こだいのすがた」の大量発生も追い風となった。晴れ状態で発動するとくせいを持ちながら、これまで「晴れパ」に馴染みの無かったタイプが多く含まれていたため、パーティ全体が大幅に強化されたのである。
逆に言うとリーフィアと競合するような存在は少なく、問題無く同居できた。強いて言えばテラスタルを誰に切るかという問題はあったが、互いを補完し合える恩恵の方がはるかに大きかった。
当初は「ソーラーブレード」のわざマシンが廃止されたことで習得手段が無くなっていたが、DLC「碧の仮面」で復活し、無事再習得可能となっている。
「晴れパ」以外でも、新技「くさわけ」による素早さ強化ができるようになった。一度使用すれば、無補正無振りでも最速ガブリアス程度は抜けた。
新登場のマスカーニャや、「キノコのほうし」持ちのキノガッサ・モロバレルといったくさポケモンが流行した環境も合致しており、比較的安定してメタになれた。物理アタッカーが多めなことも好都合であった。
使用トレーナー
ゲーム版
※プラチナHGSSのバトルタワー
※BW2のPWT
※BW2・夏時・性別♀️・特性リーフガード
※アシマリ選択時・性別♂️・特性リーフガード
- ルネ:リーフィアつかい
※性別♂️・特性リーフガード
※性別♂️
※性別♀️・特性リーフガード
※ポケモンマスターズ・性別♀️
- サザレ:写真家
※性別♀️・特性リーフガード
※ポケモンマスターズ・性別♀️
アニメ版
- ノゾミ(DP)
- バージル(BW)
- シン・リー(XY)
- エリカ(新無印)
- サザレ(レックウザライジング)
漫画版
番外作品
ポケモン不思議のダンジョン
どういうわけか森林から大きく離れた「天空の階段」に出現する。
このダンジョンは他にも突っ込みどころ満載であり、まだ飛べないはずのコモルー、ガバイト、飛行能力を持っていない原種ライチュウ、ベトベトンやモジャンボ、ロコン、エテボース、ハガネールも生息している。
要するにダンジョン名に反してひこうタイプがかなり少ない。
一応、メタ的な理由は推測できる。
メインシナリオの中盤~終盤にかけて、敵ポケモンを仲間に勧誘できないうえクリアしたらそれ以降は再突入不可となるダンジョンがいくつかある(リーフィア含む上記のポケモン達も大半がこの期間の出現である)ため、その時点で仲間にできなかったポケモンを「天空の階段」で補完しているものと考えられる。
専用道具は隣り合った相手から攻撃を受けると相手をどく・まひ・ねむり状態のどれかにすることがある効果を持つ「きせきのえりまき」。
『すすめ!炎の冒険団』で「かいきなやま」に出現する。
カレカレ草原などに出現する。
チュリネの依頼を成功させると、つながりオーブにリーフィアが出現。ダンジョンで旅をしているリーフィアに話しかけるとコネクテッドできる。
ポケモンGO
2019年5月18日にグレイシアと共に実装。通常の方法では進化できず、同時に実装された特別なルアーモジュール「ハーブルアー」を使ったポケストップの周囲で進化させる必要がある。
本編同様、やや防御が高く次いで攻撃がそこそこというステータス。総合CP値も非常に高く、高個体値ともなれば2900を突破してしまう(この数値は現状くさタイプの中ではナッシー/アローラナッシーに次いで2番目に高い)。
覚えられる技は、通常技が「でんこうせっか」「はっぱカッター」「タネマシンガン」(限定技)、ゲージ技がフルゲージの「ソーラービーム」3分割ゲージ技「リーフブレード」2分割ゲージ技「エナジーボール」、そして「ブイズ」専用技「とっておき」(こちらも限定技)となっている。他の「ブイズ」同様、ゲージ技が「とっておき」以外はどれもタイプ一致でかつ分割ゲージ技が多いので比較的取回しやすいのも嬉しい。
進化前のイーブイが比較的手に入れやすく、さらに性能面も比較的優秀であるが、進化条件が限定的かつ特殊なのが玉に瑕(一応、「ブイズ」共通の特定の名前を付けて進化させる裏技もあるが、最初の1回のみしか使えない)。加えて、手軽に即戦力として使えるくさタイプは大勢いるため、残念ながら初心者からの需要も現状ではあまり高くない。
一応、タイプ一致で「リーフブレード」を使えるポケモンの中ではトップクラスの攻撃種族値を持っているポケモンなので、そのあたりで差別化したいところである…が、この場合もジュカインと役割が被ってしまうのがやや苦しいところ。
このため、現状ではどちらかと言えばコレクション用ポケモンとして扱われることが多い。
ポケモンユナイト
諸元
ロール | スピード |
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タイプ | 物理 |
攻撃範囲 | 近接 |
進化 | イーブイ→リーフィア(レベル4) |
わざ1 | スピードスター→はっぱカッター/ソーラーブレード(レベル4) |
わざ2 | でんこうせっか→つばめがえし/リーフブレード(レベル6) |
ユナイトわざ | エメラルドダブルビート(レベル8) |
とくせい | ようりょくそ |
価格 | 13000コイン/575ジェム |
※ようりょくそ:草むらの中以外で溜まる専用ゲージを持ち、ゲージMAXで移動速度が上がる。
また、通常攻撃の威力も上がると共に、相手への飛びかかりと、相手の移動速度低下の追加効果が付く。技を放つか、倒されるとゲージが空に戻る。
ブラッキーから連続する形で2023年6月8日に参戦した、本作5種類目の「ブイズ」。
ブラッキー同様、イベント「イーブイフェスティバル」に合わせたものであるが、2週間遅れた関係で開催期間半ばにまで参戦がずれ込んでいる。この日程はかなり以前から公表されていたため意図的なものであるはずなのだが、具体的な目的は不明。
ともあれ、これで常設のランクマッチでも「ブイズパ」を組めるようになった。先行3種のロールが被っているため実用性には疑問符が付くところではあるが、そのような需要を見越してか、「ブイズパ」を組むと特殊エフェクトが掛かり、能力がわずかに上昇するという仕様も実装されている。
はっぱカッター |
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離れた所に5枚の葉っぱを打ち出す。葉っぱは地面に突き刺さり、もう一度技を使うか時間経過で回収される。往復両方にダメージが発生するが、刺さっている間は触れても何も起こらない。 |
1体のポケモンに5枚全てを命中させると、短時間シールドが発生するというボーナスのような追加効果がある。ただし、2枚目以降のダメージ計算には大幅なリミッターが掛けられており、与ダメージが5倍とはならない。 |
ソーラーブレード |
1度目の使用で光を溜め始め、2度目に光の刃を振り下ろす。溜め時間に応じて威力が3段階に変化する。「ようりょくそ」ゲージMAXの時に使用すると最大威力で即射できる。 |
光を溜めている間は方向転換ができない。溜め途中のキャンセルもできない。また、全てのプレイヤーに当たり判定が可視化される。 |
つばめがえし |
移動しながら攻撃する。ブラッキーの「イカサマ」に近いが、こちらは「2回まで溜めておける」という、似て非なる仕様になっている。追加効果も、自身への攻撃バフとなる。 |
リーフブレード |
指定の場所に移動した後、自身の周囲に葉っぱの刃を展開する。この種の技としては移動距離がかなり長く、大きめの障害物でも飛び越えてしまう。 |
相手の移動速度低下と、自身の「ようりょくそ」ゲージ上昇の追加効果がある。レベル12以降は、2体以上のポケモンを巻き込むと技の使用間隔を短縮するという、これまたボーナスのような効果も加わる。 |
エメラルドダブルビート |
相手1体に飛びかかり、ダメージと移動速度低下を与えた後、大ジャンプして着地時に付近一帯のポケモンにダメージを与える。 |
使用後しばらくの間、シールド効果と移動速度上昇のバフが発生する。 |
分類上は近接ながら、固有技は飛び道具や範囲攻撃が主体で当てやすい。特に「ソーラーブレード」は、並の遠隔ポケモンより長いリーチを誇り最大威力もすさまじい。「ようりょくそ」周りの理解が必須ではあるが、スピード型としては最も操作難度が低いと言える。
アサシンとしての立ち回りを期待されがちなスピード型にあって、「ようりょくそ」の仕様が真っ向から反しているという点も独特で、他の物理アタッカーの延長として扱った方がしっくり来るかもしれない。
ただし「瞬間火力は高いが継戦能力は低い」という性質は、紛うこと無きスピード型である。耐久こそスピード型としては高い部類であるが、強化無しの通常攻撃は貧弱そのもので結局押し負けてしまう。変な欲はかかず常にヒット&アウェイを心がけること。飛びかかるのみで逃走には使えない技がある点にも要注意である。
登場当初こそ「ソーラーブレード」のインパクトで注目を集めたが、デメリットも大きく皆が慣れてくると一過的な人気に終わった。このあたり、本編でのお披露目のデジャヴのようである。
その後は「『リーフブレード』→強化通常攻撃で最接近→『はっぱカッター』の接射フルヒット→発生したシールドを利用しながら離脱」というコンボが開拓され、繋がれば安定して大ダメージを出せることから、これが主軸となった。
乱闘にやや遅れて参加し、後方のメイジなどに向けて放てば面白いように相手チームを荒らせる。「リーフブレード」のゲージ上昇効果で、ある程度草むらの不利を補えることもポイントである。
本作にはタイプ相性の概念が無いが、本編第9世代同様、くさタイプの耐性問題が解消されるだけでも十分動けるようになるということの好例とも言える。
ブラッキーと同じく、参戦と共にホロウェア「チェックスタイル」が実装されている。
例によってニンフィアのロリィタファッションを水平展開したデザインで、本作のリーフィアはブラッキーに続いて♂。すなわち、二連男の娘かつ純粋な♀の方がむしろ少数派になるというわけのわからない事態が発生している。
リーフィアのものは黄緑系の色合いとホワイトブリム状の頭飾りが特徴。
ポケモンマスターズ
マジコスエリカ&リーフィア
2021年10月1日に実装された、くさタイプのテクニカル。
イーブイの頃からの付き合いだが、のんびり屋なのは元々なのかエリカに似たのか不明(カントー地方では見かけない種族なので比べようがないとのこと)。
一方でとても賢く、相手の出方をうかがい油断したところを強力な技で攻撃する戦いができるという。
ちなみに本編初代ではタマムシシティで一体だけイーブイを入手可能、『LPLE』では同じくタマムシ周辺でイーブイの野生出現がわずかにあるので、タマムシを拠点にするエリカがイーブイをゲットしていることはそこまでおかしな話でもない。
技
ソーラーブレード |
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攻撃待機状態になる。この技を再度つかうと攻撃待機状態を解除して攻撃する。攻撃待機状態のあいだは他の行動ができない。天気がひざしがつよい状態のときは攻撃待機状態にならず攻撃する。 |
スピーダー |
自分の素早さを2段階あげる |
にほんばれ |
天気をひざしがつよい状態にする |
いいお天気ですわ |
自分の攻撃を2段階あげる+急所率を1段階あげる。 |
天気がひざしがつよい状態のときはさらに自分の攻撃を2段階あげる+回復付帯状態にする |
バディーズ技
お昼寝日和なリーフブレード |
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急所に当たりやすい。天気がひざしがつよい状態のときは威力があがる |
パッシブスキル
晴れ時技後BC加速2 |
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天気がひざしがつよい状態のときは技が成功したときに30%の確率で自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす |
晴れ時技ゲージ加速3 |
天気がひざしがつよい状態のときはわざゲージが早くたまるようになる |
晴れ時威力上昇5 |
天気がひざしがつよい状態のときは技の威力をあげる |
セキ&リーフィア
2023年5月31日に実装された、くさタイプのテクニカル。
シンクロわざ「はっぱカッター・鋭刃」で相手全員のくさ抵抗を最大2段階さげることができる。
パッシブスキルで天気をひざしがつよい状態にできる上に自身の技威力をアップし、さらに、パッシブスキルの効果でこうげきする技は急所に当たり、急所に当たった時は自分を次回ゲージ消費0状態にできる。
技
リーフブレード |
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急所に当たりやすい |
こうごうせい |
自分のHPを最大HPの約50%回復する。天気がひざしがつよい状態のときは約60%回復する。天気があめかあられかすなあらしのときは約40%回復する。 |
シンクロわざ:はっぱカッター・鋭刃 |
【解放条件】自分が技を1回つかったとき |
【封印条件】この技をつかったとき |
急所に当たりやすい |
相手の防御を1段階さげる+相手のくさタイプ抵抗を1段階さげる。天気がひざしがつよい状態のときはさらに相手の防御を1段階さげる |
時は急げってな! |
自分の攻撃を6段階+自分の防御を4段階あげる。天気がひざしがつよい状態のときは自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす |
バディーズ技
加速する時間のはっぱカッター |
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自分の攻撃があがっているほど威力があがる |
パッシブスキル
マスターパッシブスキル:シンオウの闘志 |
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味方全員の物理技の威力を20%あげる。味方全員の物理技で攻撃を受けたときのダメージを25%軽減する。この効果は自分のチームにシンオウのタグを持つ味方のバディーズが多いほどさらに上昇する |
ヒスイに流れる時間 |
初めて登場したときだけ天気をひざしがつよい状態にする。バディーズわざをつかったあと天気をひざしがつよい状態にする。天気がひざしがつよい状態のときは技の威力をあげる |
P技B技BD技急所化 |
特定の場合を除きポケモンの技やバディーズわざやバディーズダイマックスわざの攻撃が命中したときに急所に当たる |
急所時次ゲージ消費無9 |
相手の急所に当たったときに自分を次回ゲージ消費0状態にする |
トウコ&リーフィア
2024年11月21日(イーブイの日)に合わせ実装。バディーズわざを使った後、パッシブスキルの効果でグラスフィールドを展開するテクニカルで、EXロールはサポート。
技
はっぱカッター | 急所に当たりやすい |
---|---|
こうごうせい | 自分のHPを最大HPの約50%回復する。天気がひざしがつよい状態のときは約60%回復する。天気があめかあられかすなあらしのときは約40%回復する |
グラススライダー | フィールドがグラスフィールドのときはわざゲージを消費しない |
熱くなってきたわ! | 自分のバディーズわざ発動可能状態までのカウントを1減らす。自分の急所率を3段階あげる。味方全員の攻撃を2段階+次回物理技威力ブーストを2段階あげる。自分の素早さを2段階さげる |
バディーズ技
陽の光を浴びて闘志が育つグラスインパクト |
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相手の防御がさがっているほど威力があがる |
パッシブスキル
B技後GF化 | バディーズわざをつかったあとフィールドをグラスフィールドにする |
---|---|
GF時異常妨害無効G | フィールドがグラスフィールドのときは味方全員が状態異常やひるみ状態やこんらん状態やバインド状態にならない |
相手にP技B技後防御↓9 | 相手を対象にしたポケモンの技をつかったときに相手の防御を1段階さげる。相手を対象にしたバディーズわざをつかったあと相手の防御を1段階さげる |
主人公&リーフィア
タマゴから孵化するイーブイのうち、タイプがくさの個体であればリーフィアに進化できる。
ようこそ!ポケモンカフェ〜まぜまぜパズル〜
マンスリーゴールにて、スタッフで登場。
得意料理は「ドリンク」。
Newポケモンスナップ
ミッケジャングルの「ジャングル (昼)」「ジャングル (夜)」コースに出現。
ポケモンスリープ
2024年7月15日に実装。イーブイにリーフのいし+イーブイのアメ×80で進化する。
タイプ | うとうとタイプ |
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とくいなもの | スキル |
きのみ | ドリのみ×1 |
食材 | モーモーミルク・リラックスカカオ・マメミート |
メインスキル | げんきエールS:ランダムでチームのポケモン1匹のげんきを14回復する |
お手伝い時間 | 50分0秒ごと |
最大所持数 | 13 |
寝顔 |
|
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
ダイヤモンド&パール
- ノゾミのリーフィア
ヒカリの友人兼ライバルであるコーディネーター・ノゾミの手持ちとして登場。シンオウグランドフェスティバルではセミファイナルでムウマージと組んで参戦し、レベルの高いパフォーマンスを披露、また頭と尻尾の葉を使ったリーフブレード二刀流でコロトックのシザークロスと激しい剣劇を繰り広げた。
オラシオンの彫刻で登場。
- 劇場版:ギラティナと氷空の花束シェイミ
アバンでブイズが集結している。
ベストウイッシュ
【シーズン2】
- バージルのリーフィア
CV.:田中里和
第102(S2・18)話『チーム・イーブイ出動せよ! ポケモンレスキュー隊!!』から、ポケモンレスキュー隊・チーム・イーブイの1匹で登場。性別は♂。
- 短編『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』
CV.井上喜久子
他ブイズと共に登場。性別は♀。
XY編
【XY】
- 第90話『タッグバトルは友情バトル! イーブイ初参戦!!』
サナの話で登場。
【XY&Z】
- シン・リーのリーフィア
第101(&Z8)話『踊れイーブイ! トライポカロン・デビュー!!』で、トライポカロンのポケモンパフォーマーであるシン・リーの手持ちとして登場。一瞬だけの出番であるが、笑顔でトレーナーに懐いている仲の良さそうな姿を見ることができた。
- その他
- 125話・129話
サン&ムーン
- 第65話『イリマとイーブイまイリマす!!』
「ナインエボルブースト」により駆け付けている。第66話でも登場している。
新無印
- 第49話『コハルと不思議な不思議なイーブイ!』
イーブイ進化研究所のポケモンで登場。
63話・120話にも登場している。
- エリカのリーフィア
CV.社本悠
第94話『ヘラクロスロス、恋するカイロス』で登場したエリカのポケモン。ポケモン生け花のモデルの他、自身の真似をするコハルのイーブイに対して、良いお手本を示した。話のラストではリーフィアの葉から抽出して作った香水をコハルにプレゼントしている。
アニポケ・第8シリーズ
- サザレのリーフィア
CV.緒方佑奈
第71話『てらす池の出会い』で登場。六英雄のバサギリの情報を持つサザレが条件としてドットとのポケモンバトルでドットのウェルカモと対峙する。
「つるぎのまい」で攻撃が上がった「リーフブレード」で効果抜群を取るも、ウェルカモが新たに覚えた「エアカッター」で「はっぱカッター」を破られ、「でんこうせっか」で近づいたところを「けたぐり」を受けて敗北する。
使用技は「はっぱカッター」、「リーフブレード」、「つるぎのまい」、「でんこうせっか」。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
9章終盤にまいこはんのポケモンとして登場し、エンジュシティに響きわたる鐘の音を聴いていた。どのまいこはんの手持ちかは不明。
DP物語
ヒロイン・ミツミの手持ちポケモンで登場。
ギンガ団にイーブイを人質に取られ、やむを得ずにギンガ団の幹部としてハレタと敵対する事となった際にはゴウカザル・ミロカロスと共にハレタとハレタの手持ち達を圧倒。しかし、もともと野生児であるハレタ自身がバトルに参加した事で形成逆転、ハレタに投げられたポッチャマの「ドリルくちばし」を受けて敗北する。
快盗!ポケモン7
元々はナズナの手持ちであるが、7ことヒオリの力になる為に手持ちがいない(ヨノワールとムウマージはギンガ団のポケモンでリリ救出後は逃げている為)リリに譲られる。性別は♀。ギンガ団支部のNo.2のラムパルドと激闘を繰り広げた。
ポケモンローカルActs
鹿児島県指宿市にて、「イーブイ好き、略していぶすき」ということで、同市のスポーツ・文化交流大使に任命され、2018年12月には市内にイーブイとその進化形が描かれたマンホール全9種が設置された。後のポケモンマンホールである。
余談
緩く波打ったような毛並みから、たまにレタス呼ばわりされていることがある。
当然非公式。そして食べられません。
リーフィアの構想は古く、第2世代(金銀)の開発段階から「リーフィ」の名でその姿が確認されている(細部は異なっており、今より体格が良い様子である)。この時点で実装されていれば、当初から「リーフのいし」に対応するポケモンとなっていたはずである。
関連イラスト
pixivでは毎年6月18日が「リーフィアの日」とされる。由来はシンオウ図鑑のナンバーを日数換算したものとのことで、名前の語呂合わせが由来のグレイシアとは離れている。
関連タグ
図鑑番号順
0469.メガヤンマ→0470.リーフィア→0471.グレイシア
関連ポケモン・グループタグ等
グループ | ブイズ |
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コラボ | 鹿児島ポケふた組 |
ハーブ仲間 | モンジャラ ベイリーフ・メガニウム |
香水仲間 | クサイハナ マタドガス シュシュプ エンニュート |
没 | リーフィ(ポケモン):原型にあたる没ポケモン。 |
コンビ・CP | リフィグレ |
その他