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詳細

リーフィア

りーふぃあ

リーフィアとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次[非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0470
シンオウ図鑑No.169
イッシュ図鑑No.097
コーストカロス図鑑No.083
アローラ図鑑No.159
ガラル図鑑No.202
ヒスイ図鑑No.031
パルデア図鑑No.185
英語名Leafeon
ぶんるいしんりょくポケモン
タイプくさ
たかさ1.0m
おもさ25.5kg
とくせいリーフガード / ようりょくそ隠れ特性
タマゴグループりくじょう


進化

イーブイリーフィア

  • どこかにある「苔むした岩」の周りでレベルアップ
  • リーフのいしを使う(第8世代から)

connective



概要

ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)から登場したイーブイの進化系。
名前の由来は恐らく「リーフィア(leafier:leafの形容詞leafyの比較変化)」または「リーフ+アトモスフィア」だと思われる。

植物の要素を得た形態で、体の各所から草が生え、大きな耳や尾もっぱと一体化したものへと変わり、それらの先には切れ込みや葉脈が存在する。
それ以外の部分はクリーム色に変わり、首周りを覆う毛が無くなってスマートな体型となる。また、一本だけ大きな緑色の毛が額の中心からやや上部に生えている。

容姿こそ哺乳類に近いが細胞は植物に近く、晴れた日に寝ているリーフィアは光合成を行って栄養や清んだ空気を作り出している。

喰わずともエネルギーを得られる為か、イーブイの進化形の中では最も争いごとを好まない温和な性格で、綺麗な川が流れる森の奥深くで静かに暮らしている。
しかし外敵から仲間を守るためならば武力を振るう事もあり、尻尾の葉っぱを尖らせ刃に変えて戦い、大木も真っ二つにする威力の斬撃をお見舞いする(アニメでは頭の葉っぱも変化させている)。

また、体臭さえも植物に近くなっており、若いリーフィアほどツンとくる青臭い匂いで、年老いると落ち葉のような匂いとなる。
このクセのある香りは、ガラル人等一部の人間には好まれており、抜け落ちた葉が香水に加工され人気商品になっている模様。

色違いは、葉っぱ部分はより濃い緑色に、クリーム色の部分は黄色よりの色合いに変化する。一見するとわかりづらいが、元の色合いを生かしたままよりコントラストがはっきりした色合いとなる。

ゲーム上における特徴

進化条件

初登場の第四世代から配置された、「苔(こけ)むした岩」の周りでレベルアップする事で進化できる。
該当する岩はどれも各地方における大きな森林地帯に存在しており、調べると「表面がコケで覆われている、触るとなんとなく気持ちいい」と地の文が出てくる為、すぐに分かる。

具体例としては、以下の場所となる。

  • 第四世代:ハクタイの森(DPt)
  • 第五世代:ヤグルマの森(BW,BW2)
  • 第六世代:20番どうろ=迷いの森(XY)、トウカの森(ORAS)
  • 第七世代:シェードジャングル(SM,USUM)
  • 第八世代:奥の森(LEGENDS)

カントージョウトガラルには条件を満たす所が無いらしく、HGSSバージョンのみ進化させる事が出来ない。第八世代からは、それまで適用外だった「リーフのいし」を使っての進化仕様が追加された。
ようやくタマムシシティの店売り石の全てでイーブイが進化できる様になったのである。

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
65110130606595525

「ぼうぎょ」が最も高く、次いで「こうげき」「すばやさ」と続く。残りの3つは低い。
またイーブイの進化形の中で「ぼうぎょ」が最も高くなっている。

そのステータスからこうげき重視の物理向けになる。攻撃技の候補としては、タイプ一致技のリーフブレードを筆頭に、つばめがえし」、「おんがえし」、「シザークロス」、「でんこうせっかなどが挙げられる。それらを軸につるぎのまいを使用すれば、かなり高い威力を誇ることとなる。
しかし、見ての通り主力技でははがねタイプに対抗策が無く、止まりやすい。
この辺はあなをほる」も技候補とネタにされるレベルだったりする。
舞って無理矢理突破する事も出来ない事はないが、他のポケモンに任せよう。

ブイズ特有の補助技の多さも魅力的である。あくび」、「あまえる」、「バトンタッチ」、「にほんばれなどが挙げられ、特に「バトンタッチ」は前述した「つるぎのまい」の効果を後方に繋げることが可能なので、あると便利である。
またイメージ通りのこうごうせいも色々な用途で使用できる。
第8世代ではやどりぎのタネを覚えられるようになった。
しかし、ねむりごな」を覚えないため、状態異常技は「あくび」「くさぶえ」くらいしかなく、相手の動きを牽制しにくいのは難点。

登場した当初は「リーフブレード」の習得がLv"71"と非常に遅く、50フラットが無かった頃のタイプ一致のメインウエポンははっぱカッター」(威力55)のみという唯一王以上の鬼畜仕様。幸い『プラチナ』では教え技で「タネばくだん」を習得でき、HGSSから本格的にフラットルールが導入された為事なきを得た。
ただしBWで強化されたタネマシンガンは第4世代限定技となる。

防御面に関しても、「ぼうぎょ」の種族値"130"は驚異的な数字であるが、「HP」がかなり低い為、あまり長居をすることが出来ないのが現実である。そこへくさタイプの宿命である弱点の多さが追い打ちとなっている。まず特殊攻撃には耐えられないと割り切った方が清々しいほどである。

これらのことから、ブイズの中でもくさタイプの中でも不遇の烙印を押されてしまっている。

隠れ特性は「ようりょくそ」。発動すれば「はやあし」サンダースより速く、ブイズ中最速となる。ちなみに、「ようりょくそ」持ちでワタッコの次に素早く、「こうげき」は最も高い。さらに「ぼうぎょ」が高いのでほのおタイプに飛んでくる「じしん」や「ストーンエッジ」を受けに出して展開できる。
「つるぎのまい」からそのまま殴ったり、味方に「バトンタッチ」するのもよい。

BW2からは、イーブイ系のレベル技習得レベルの変更により、「リーフブレード」がレベル45で覚えられるようになり、加えてイーブイが「すてみタックル」を覚えられるようになった為隠れ特性と両立可能になった。

更に第6世代では、はがねタイプの仕様変更により、威力が上昇した教え技はたきおとすが等倍でダメージが通るようになった。なおこの技を覚えられるブイズはリーフィアだけ(ブラッキーも覚えない)である。が、新登場のファイアローがこれでもかというほどきつい。
交代際でうまく対処して凌ぎたい。

第9世代ではテラスタルが登場し、防御の高さを存分に活かせる様になった。テラスタイプほのお状態になれば晴れ状態を活かしやすいため、「ようりょくそ」エースとして進歩した。技範囲も「テラバースト」のおかげで強化され、決して低くないパワーを使って様々な角度から役割破壊ができるようになった。
新規習得の「くさわけ」で決して低くない元々の素早さを強化できるのも大きい。HB特化で素早さ無振りだとして1段階上昇で実数値175なので、最速ガブリアスの実数値169を超えることができる。
「キノコのほうし」を軸とするキノガッサや「あまえる」と「ゴツゴツメット」で嬲り殺しにミミッキュなど、リーフィアで完封できるポケモンが初期環境に存在するのも追い風。
ダイマックスの廃止によってリーフィアにとって厄介であったダイジェットに怯えずに済むのも嬉しいところ。正直なところ一番大きいのはその点である。代替品の「テラバースト」(ひこう)は少なくともシーズン1の段階ではそれほど流行っていない。

使用トレーナー

ゲーム版

※1:BW2
※2:主人公がアシマリ選択時
※3:『ポケモンマスターズ』マジコス時のバディ

アニメ版

漫画版

番外作品

ポケモンGO

2019年5月18日にグレイシアと共に実装。通常の方法では進化できず、同時に実装された特別なルアーモジュール「ハーブルアー」を使ったポケストップの周囲で進化させる必要がある。

原作同様、やや防御が高く次いで攻撃がそこそこというステータス。総合CP値も非常に高く、高個体値の者ともなれば2900を突破してしまう(この数値は現状くさタイプの中ではナッシー/アローラナッシーに次いで2番目に高い)。

覚えられる技は、通常技が「でんこうせっか」「はっぱカッター」「タネマシンガン」(限定技)、ゲージ技がフルゲージの「ソーラービーム」3分割ゲージ技「リーフブレード」2分割ゲージ技「エナジーボール」、そしてブイズの専用技である「とっておき」(こちらも限定技)となっている。他のブイズと同様、ゲージ技が「とっておき」以外はどれもタイプ一致でかつ分割ゲージ技が多いので比較的取り回しやすいのも嬉しい。

進化前のイーブイが比較的手に入れやすく、さらに性能面も比較的優秀であるのだが、進化条件が限定的かつ特殊なのが玉に瑕(一応、ブイズ共通の特定の名前を付けて進化させる裏技もあるが、最初の1回のみしか使えない)。加えて、手軽に即戦力として使えるくさタイプは大勢いるため、残念ながら初心者からの需要も現状ではあまり高くない。
一応、タイプ一致で「リーフブレード」を使えるポケモンの中ではトップクラスの攻撃種族値を持っているポケモンなので、そのあたりで差別化したいところである…が、この場合もジュカインと役割が被ってしまうのがやや苦しいところ。
このため、現状ではどちらかといえばコレクション用のポケモンとして扱われることが多い。

アニメ版

  • ノゾミのリーフィア
    • DP」にて、ヒカリの友人兼ライバルであるコーディネーター・ノゾミの手持ちとして登場。シンオウグランドフェスティバルではセミファイナルでムウマージと組んで参戦し、レベルの高いパフォーマンスを披露、また頭としっぽの葉を使ったリーフブレード二刀流でコロトックのシザークロスと激しい剣劇を繰り広げた。


  • BW:ポケモンレスキュー隊イーブイチームのトレーナー・バージルの手持ちとして登場。
  • XY:トライポカロンのポケモンパフォーマー・シン・リーの手持ちとして登場。一瞬だけの出番だが、笑顔でトレーナーに懐いている仲の良さそうな姿を見る事ができた。
  • 新無印:エリカのポケモンで登場。話のラストでは、コハルのイーブイと交流を深めたリーフィアの葉から抽出して作った香水を、コハルにプレゼントしている。

劇場版
XY90話(サナの話)・125話・129話
SM65話・66話
新無印49話・63話(イメージ)・120話
劇場版ディアルガVSパルキアVSダークライ(オラシオンの彫刻)・氷空の花束


余談

【企画】リーフィアの日【6月18日】


pixivにおいて、6月18日はリーフィアの日として扱われている。
その植物的特徴からかたまにレタスと呼ぶ人もいるらしい。だからと言って食べてはいけません。

金銀の開発段階でもその姿が見られ、リーフィという名前だったが姿は今とかなり違う。

本来は森林に生息するポケモンのはずなのだが、ポケダンの2作目ではどういうわけだか「天空の階段」に出現する。
このダンジョンは他にもツッコミどころが満載であり、まだ飛べないはずのコモルーガバイト、飛行能力を持っていない原種ライチュウベトベトンモジャンボロコンエテボースハガネールも生息している。
要するにダンジョン名に反してひこうタイプがかなり少ない。

一応これには理由がある。
メインシナリオの中盤~終盤にかけて、敵ポケモンを仲間に勧誘出来ないうえクリアしたらそれ以降は再突入不可となるダンジョンがいくつかある(リーフィア含む上記のポケモン達も一部を除きここで出現)ため、その時点で仲間にすることが出来なかったポケモンを「天空の階段」でほぼ全て補完している、というもの。

関連イラスト

リーフィア
リーフィア


受け取ったよ
リーフィア



関連タグ

ポケットモンスター ポケモン DPt BDSP 
ポケモン一覧 くさタイプ

0469.メガヤンマ0470.リーフィア→0471.グレイシア

ブイズ

イーブイシャワーズサンダースブースター
エーフィブラッキー
リーフィアグレイシア
ニンフィア

リーフのいし繋がり

クサイハナ/ラフレシア
ウツドン/ウツボット
タマタマ/ナッシーorアローラナッシー
コノハナ/ダーテング
ヤナップ/ヤナッキー
ヒスイビリリダマ/ヒスイマルマイン
※リーフィアは8世代から

特定の場所進化だった仲間

レアコイル/ジバコイル 
ノズパス/ダイノーズ  
デンヂムシ/クワガノン
マケンカニ/ケケンカニ 

第4世代追加進化

No.ポケモンNo.ポケモンNo.ポケモンNo.ポケモン
0407ロズレイド0424エテボース0429ムウマージ0430ドンカラス
0461マニューラ0462ジバコイル0463ベロベルト0464ドサイドン
0465モジャンボ0466エレキブル0467ブーバーン0468トゲキッス
0469メガヤンマ0470リーフィア0471グレイシア0472グライオン
0473マンムー0474ポリゴンZ0475エルレイド0476ダイノーズ
0477ヨノワール0478ユキメノコ


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