データ
初出 | 第3世代 |
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威力 | 10( - 第4世代)→25(第5世代 - ) |
命中率 | 100 |
PP | 30 |
タイプ | くさ |
分類 | 物理 |
直接攻撃 | × |
攻撃範囲 | 単体 |
効果 | 2 - 5回連続で攻撃する |
英語名 | Bullet Seed |
概要
第3世代より存在する、口などから小さなタネを相手に連射して攻撃する技。
初登場の第3・4世代のみ技マシンに設定されており、長らく技マシンや教え技でも習得させられない状態が続いていた技であったが、剣盾で久々に技マシンが復活した。
なお、習得出来るのはほとんどがくさタイプであり、くさタイプ以外で習得出来るのはマンタイン・オクタン系統・マルノーム系統・チラチーノ・ヘラクロス・ドデカバシ系統・ミルホッグ系統(第7世代)程度。
しかし、登場当時の技威力は何とたったの10。5発当てても現在の最低威力である50にしかならず、期待値3発でも「つるのムチ」(当時威力35)に届かないという悲惨な状態であった。
一応PPだけは連続技の中でも破格の30もあったため、とにかくPPの足りないくさ攻撃技のことを考えると(序盤に限れば)全く立場がなかった訳でもないが。
また当時はパラス・ハスボー・タネボーと碌にくさ技を覚えないポケモンも少なくなかったので、それらのポケモンの救済にはなった。序盤だけであるが……
第4世代では物理技に設定されたが、くさタイプに特殊型適性が多いせいで余計に使いにくさが浮き彫りになってしまった。
しかし第5世代でまさかの大強化を遂げた。1発の威力が元の倍以上の25に大幅上昇し、2回しか当たらなければ威力は僅か50だが、5回当たれば威力125となったことで強力な技となった。
連続技が「きあいのタスキ」(+仕様変更を受けた「がんじょう」)を貫通する仕様となったことで、このアイテム対策としても大抜擢を受けた。
なのであるが、同時に何故かわざマシンラインナップより削除される。しかも同じく強化+削除の謎コンボを食らった「ギガドレイン」と異なり教え技としても復活しなかった。このため旧作で覚えさせた状態でないとこの技を使えないポケモンも何匹か出てしまい、トレーナー達を困惑させた。これが剣盾で解消されるまで実に3世代9年も掛かる事態となった。
現在は主に特性「テクニシャン」や「スキルリンク」を持ったポケモンに採用され、キノガッサ・チラチーノ・メガヘラクロスへの採用が多い。
特にキノガッサは道具「いかさまダイス」との相性が良く、特性テクニシャン持ちであれば、1発当たりの威力が37.5に上昇&1ターン4回以上の攻撃が出来るため、最低威力150が保証出来るという壊れ技と化すのである(テクニシャン持ちでなくとも最低威力100となる)。
たまにマルノームがじめんタイプ対策に積む場合があるが、あちらはれいとうビームも覚えるため選択となる。
ポケダンシリーズでは『救助隊』時代から遠距離連続攻撃として登場し、本シリーズの遠距離攻撃は非常に強力なこともあって登場時から最強技の1つに数えられている。
ただし『ポケモン超不思議のダンジョン』以降マシンが削除されているため、習得者が減っていることには注意。
飛び道具ワザとしては非常に珍しい、上方向へ発射するタイプの技である。
コピーすることでカービィも使用可能になる。
アニポケ
ロトムの話によると、植物の種以外にもドデカバシ系統が胃石を吐き出すなど
ポケモンの習性によって様々なものが使われるという研究結果があるとのこと。
ポケモン以外におけるタネマシンガン
主にスイカの種を口に含ませて発射しているイラストに付けられている。
「種を口に含ませて発射する技」自体はポケモン以前にも存在し、樫本学ヴはおはスタで鼻から発射する連射オ・ハーっ、機動武者大戦ではメロン自ら高級メロン様に何しやがる!?という新・タネマシンガンを編み出していた。ゲーム『ヨッシーアイランド』でもスイカの種を発射する攻撃がある。
余談だが、ポケモンのアニメでもサトシのキモリがタネマシンガンの習得のためにスイカの種を口に含ませて発射した。プププのプ! 何を思ったからんままで……(話数不明)。
関連タグ
他2 - 5連続技
おうふくビンタ たまなげ とげキャノン みだれづき みだれひっかき れんぞくパンチ スイープビンタ
他2 - 5連続技(非ノーマル)