基礎データ
ずかん | No.317 |
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英語名 | Swalot |
ぶんるい | どくぶくろポケモン |
タイプ | どく |
たかさ | 1.7m |
おもさ | 80.0kg |
とくせい | ヘドロえき/ねんちゃく/くいしんぼう(隠れ特性) |
進化
ゴクリン → マルノーム(Lv.26)
概要
ゴクリンがレベル26で進化する。シーツを頭から被ったオバケみたいな外見になり、体の色も毒々しい紫色に変わった。
相変わらず顔文字で表せそうなトボけた顔と、ちょろりと生えたナマズ髭がチャームポイント。
ポケスペの2代目作画担当、山本サトシ先生の自画像でお馴染み。
強力無比な胃酸を分泌でき、マルノーム自身の胃袋以外ならばなんでも消化できるらしい。特性を消す「いえき」という技があるが、そんなものをかけられたらただでは済まないだろう。
しかし、それでもはがねにどくタイプのようかいえきは無効である。
ところでカビゴンも何でも消化できる胃袋を持つというが、果たしてどちらの胃酸がより強力なのだろうか……。
他にも毛穴から猛毒の体液を吹き出すことが可能で、これを敵に浴びせかけて攻撃し、弱ったところを丸呑みにする。毛穴があるということは、どうやら見掛けによらずコイツの体表には毛が生えているらしい。
名前の由来はおそらく丸呑み(+ノーム)。歯が無いので、その名の通り何でも丸呑みにする。
ポケパルレでもポフレを一口で食べてしまう。
口の形状も丸呑みに特化しており、おちょぼ口かと思いきやカオナシもかくやという異常な大口を隠し持っている。
自動車のタイヤがすっぽり入ってしまうサイズの口をいきなりガパッと開くので、トレーナーはかなり恐怖を感じるかもしれない。
Newポケモンスナップでは発売後の無料アップデートで追加された荒野エリアに登場し、紹介PVで先行紹介された1匹でもある。
どくタイプらしく毒沼に生息しており、吹き上がる毒ガス(当然有毒なもの)を吸い込んで喜んだり、眠っている間も付近に生息しているドガースを吸い込んでしまったりする様子が観察できる。
シリーズ本編でも見られた♂♀の違いもしっかりと描写はされている。
ゲームでの性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
100 | 73 | 83 | 73 | 83 | 55 |
HPが高い以外はどうもパッとしないステータスで、他の単どくタイプの面々と比べるとやや見劣りするかもしれない。
しかし技に目を向けると長所が見えてくる。「とける」「ドわすれ」「たくわえる」など耐久面の能力を上昇させる技が豊富で、これらを駆使すれば数値よりもかなり硬くなる。防御と特防が同値なので、物理・特殊どちらをメインで受けるか自由に選択できるのも嬉しい。
その他の補助技も「アンコール」や「あくび」など有用なものが多い。
希少な特性「ヘドロえき」のお陰で「ちからをすいとる」を使ってくる耐久ポケモンに対して強く出られ、「ねんちゃく」ならば「トリック」で機能停止することがない。
ベトベトンなどと比べると攻撃性能自体は控えめだが、「れいとうビーム」をはじめ「じしん」「タネばくだん」「カウンター」といった、単どくタイプとしては比較的珍しい技を数多く習得する。変わったところでは「みずのはどう」まで覚えてしまう。
こんな風に存外かなり技範囲が広めで、器用なので侮れない。
メインの毒技も充実しており、「ダストシュート」や火力補助の「アシッドボム」も完備。特性が「くいしんぼう」ならばイメージピッタリの「ゲップ」を使わせてみるのも面白い。
ただしやはり火力は低いので過信は禁物。どちらかといえば補助をからめて戦う耐久タイプといえよう。
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