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概要編集

ポケットモンスター エメラルド』に登場するキャラクター。

名前の由来はライラックのフランス語名「リラ」。


バトルフロンティア」の施設の一つ「バトルタワー」のタワータイクーンで、フロンティアブレーンの一人。

フロンティアブレーンのリーダー的存在でもある。

主人公が34連勝(金は69連勝)すると現れ、主人公に『ポケモンの「才能」を示すこと』を促して勝負を挑んでくる。

勝利すると「アビリティシンボル」がもらえる。


名前の由来である「ライラック」は植物の他に色名としての意味もあり、その名のとおりの薄紫色をした髪や服が特徴。


一人称は「ボク」だが、バトルフロンティア内に「ぼく バトルタワーで おねえちゃんに たたかいの さいのうが あるねって すごく ほめられたのー!」と語るNPCがおり、また、中性的な外見であるため、一時性別について議論がされていたが、アニメで女性であることが判明した(詳しくは後述)。


エメラルドでは冷めた性格の自信家であったが、主人公に敗れると主人公をライバルとして認める。



使用ポケモン編集

銀シンボル(手加減)編集

銀シンボルにもかかわらず、準伝説のエンティが手持ちにいる。

積み技の「めいそう」となつき状態によっては高威力の「おんがえし」が厄介。

カビゴンは「あくび」を覚えているため、ねむり状態対策も欠かせないが、それ以上に「せんせいのツメ」が恐ろしいところ。とはいえ「はらだいこ」で自滅することも多く、運次第で安全牌になる。



金シンボル(本気)編集

準伝説が2匹に増える。

ダメージ2倍がじめんタイプのみのライコウと、ダメージ2倍がかくとうのみのカビゴンの、弱点が少ないポケモンを2匹使用する。

弱点対策だけでなく、「サイコキネシス」や「ドラゴンクロー」などの高威力技を覚えたラティオスを使用してくるため火力もぬかりない。

ただし先発のライコウは攻撃技が「10まんボルト」しかないため地面タイプを駆使してPPを枯らせてさえしまえば簡単に起点にできる。

カビゴンも「せんせいのツメ」が無くなった分不確定要素は少なくなり、対策の立てやすさで言えば銀シンボル時よりも遥かにマシになっている。



サン・ムーン編集

『エメラルド』から12年の時を経て『サン・ムーン』で再登場を果たした。


リラさん


殿堂入り後の「ウルトラビースト捜索イベント」にて国際警察であるハンサムと共に登場。

エーテル財団の事件を解決した主人公にウルトラビースト保護の協力を依頼する。


彼女もまた国際警察の一員であり、ハンサムよりも階級は上。そのため、ウルトラビースト捜索の責任者として責任感を持っている。

髪形は短髪から長髪になり、また体形や佇まいから一目で大人の女性と分かる外見へと変化した。


ストーリーを進めると、リラは『サン・ムーン』の時代から約10年前、ポニ島の磯で倒れていたところをハンサムとクチナシに助けられたことが判明。

しかし、彼女は一部の記憶を失っており、覚えていたことは自分の名前、ホウエン地方出身、どこかの塔を守っていたこと、腕の立つトレーナーだったことの4つだけだった。


経緯は不明だが、リラはウルトラホールを通りこの世界に来たことがハンサムの口から語られる。

さらに彼女は長い間ウルトラホールを漂っていた影響で体にウルトラビーストが反応するエネルギーが大量に付着し、ウルトラビーストに狙われやすい体質になっていた。クチナシはこの習性を自分達の世界に戻る手がかりをつかもうとする帰巣本能ではないかと推測している。


国際警察の一員となったのは彼女の意思からではなく、ウルトラビーストの対策を練る国際警察が監視するためにあえて彼女を任命したため。

さらに国際警察はリラのような体質の者を「Fall」と呼び、ウルトラビースト殲滅の撒き餌として利用していた。

リラ自身は自分の立場を理解した上で、ウルトラビーストを殲滅ではなく保護するため今回の任務に志願。


主人公に協力を要請した理由は、ウルトラビーストと戦った経験を買ったこともあるが、ハンサムとしてはウルトラホールを通過したことでリラと同じ体質になった主人公にウルトラビーストの関心を引きつけ、リラの負担を減らす狙いもあった。このことはリラには隠していた。


上述のとおりリラは『エメラルド』の世界のキャラクターであり、『ORAS』の世界のキャラクターではない。

つまり彼女はヒガナの言う所の並行世界の住人である。

『ORAS』では証明されなかった並行世界の生き証人となるのがリラということになる。

なお、『ORAS』の世界でもバトルフロンティアの建設が計画されていること、ジンダイの名前が登場すること、アザミと思わしきトレーナーがチューブクイーンにスカウトされていることなどを踏まえると、エメラルド版とは別に『ORASの世界のリラ』が存在する可能性もある。


任務完了後はバトルツリーにて対戦相手として登場する。BGMは『エメラルド』のフロンティアブレーン戦のものがそのまま使われている。

ウルトラサン・ウルトラムーン』では殿堂入り後のイベントが「エピソードRR」になったため、UB捜索イベントは発生せず、リラとはバトルツリーに行く途中に出会うのみとなっている。


手持ちポケモン編集

エメラルド時代の使用ポケモンが準伝説三体含め全て続投しているが、彼らが時空を越えてリラと共にやってきたかどうかは不明。

記憶を失っても彼女は天涯孤独ではなかったのだと信じたいところである。

バトルツリーで戦う個体は全体的に特殊耐久より物理耐久が低いため、物理技で攻めたいところ。


1回目


バトルツリー


アニメ版の概要編集

アドバンスジェネレーション編集

CV:木村亜希子


サトシが挑戦中だったフロンティアブレーンの一人として登場。


ポケモンと通じ合うことができ、スピアーに追いかけられていたサトシを助けた事をきっかけに彼らと知り合う。

ロケット団の襲撃の際に濡れた服を乾かそうとした時に、自分が女の子であることを打ち明けた。

性別が議論されることが多かったが、ここで性別が明らかになった。


ポケモンを大事にするサトシを気に入り、性別及び挑戦者とフロンティアブレーンという立場を超えて友達として親しくなるのだが、リラ自身には友達以上の感情が芽生えていたが、サトシがそれに気づくことはなかった。


手持ちポケモンがゲーム版と若干異なり、伝説のポケモンは使用しない。


担当声優の木村亜希子氏は少年役を演じることも多く、余計に性別が分かりにくくなっている。


アニメの使用ポケモン編集




関連イラスト編集

エメラルド編集

タワータイクーンのひとリライコウ


サン・ムーン編集

リラ恋ポケモンsm リラ&ハンサム


関連タグ編集

ポケモントレーナー フロンティアブレーン

ポケモン RSE


僕っ娘 リラ(曖昧さ回避)


クロツグ:こちらはシンオウ地方のタワータイクーン。


ノボリ:同じく元々いた世界とは別の世界に転移してしまい、朧気な記憶しか残っていない。

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