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ラティオス

らてぃおす

ラティオスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)ですぞ。
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基礎データ

全国図鑑 No.381
ホウエン図鑑 No.197
新ホウエン図鑑 No.206
英語名 Latios
ぶんるい むげんポケモン
タイプ ドラゴン / エスパー
たかさ 2.0m
おもさ 60.0kg
とくせい ふゆう


メガシンカ


ラティオス → メガラティオス(「ラティオスナイト」を所持)

容姿

青と白を基調としたデザインで、戦闘機のようなシルエットをもつポケモン。
対の存在であるラティアスと似た形をしている。

概要

ポケットモンスタールビー・サファイア(第3世代)から初登場したポケモン。
名前の由来はおそらく「ラテオ(ラテン語で隠れるなどの意味)、ラティルト(ラテン語で夢幻)」などだと思われる。

性別は♂しか存在しない。
争いを好まぬ優しい性格で、優しい心を持った人間にしか懐かない。
高い知能を持ち、人間の言葉を理解することができる。
また、見たものや考えたイメージを映像化して相手に見せることのできる能力も持つ(その能力は劇場版では「ゆめうつし」と呼ばれた)。
手を折りたためばジェット機よりも速く飛ぶことができる。

分類の「むげん」とはラティアス共々「無限」「夢幻」をかけていると思われる。
ちなみに海外名では「Eon(「無限の」という意味) Pokemon」と「無限」のみの表記だが、


など「夢幻」の要素は随所に存在する。

後述の映画の影響でラティアスとは兄妹関係とされることが多い。
同一種族の別個体という説もあり、その場合はこいつらこいつらと似た関係ということになる(タマゴは産めないが)。

本来は『ルビー』版限定のポケモンで、『サファイア』版では配信限定の「むげんのチケット」を使い「みなみのことう」へ行かなければ手に入らない。
だが実は『ルビー』版で手に入るラティオスはとんでもない低スペックで、何とHPとこうげき以外が全て個体値最低に設定されているのだ。おまけにこのラティオスは初手に必ず逃げる所謂「徘徊型」という。
このためまともに戦えるだけのラティオスを手に入れるには『サファイア』版かつ「むげんのチケット」必須という今からすればとんでもない鬼畜環境だった。
なお『エメラルド』版ではクリア後にどちらが出現するかを選ぶことができる。選ばなかった方を手に入れるには「むげんのチケット」が必要になる。
流石に徘徊する方の個体値は修正されたが、まともに厳選できる環境にはなかった(当時は倒したら二度と復活しない仕様だった)。
このため対戦会などでは強いラティアス・ラティオスが手に入らないトレーナーを考慮してかこの2匹を禁止するルールが設けられていた場所もあった。
(一応「むげんのチケット」はレコード通信でお裾分けできなくはないが、配信で受け取った人しか配れず、かつ配れる回数は151回までという仕様だった。
このことから「無限のチケットではなく夢幻のチケットだ」と言われていたとか)

リメイク版の『ORAS』でも通常プレイで入手できるのは『オメガルビー』のみであり、ラティオス本人とは戦うことなく入手可能(後述)。
ただしコロコロコミック2014年12月号付属のシリアルコードを入力するか、むげんのチケットを入手済みのデータとすれ違いをすると、『アルファサファイア』でもラティオスを入手可能。
(こちらはリメイク前と異なり受け取った人もお裾分け可能になった)
また妹共々メガシンカが可能となった

ゲーム上の特徴

各ソフトでも入手は困難であり、更に1回のプレイにつき入手個体数は限られるため、珍しい部類のポケモンである。
ドラゴン・エスパータイプを併せ持つポケモンは他にラティアス・ウルトラネクロズマの2体のみ。

特攻130・素早さ110を誇る高速特殊アタッカー。
素早さはドラゴンタイプの中ではメガシンカ以外でオンバーンの123、アーゴヨンの121に次ぐ(が同速)数値である。
特防も110とそれなりに高く、並の「れいとうビーム」では倒れない。
半減+無効が7つと耐性面でもそれなりだが、弱点がドラゴン・こおり・フェアリー・むし・ゴースト・あくと攻撃面で強いタイプが多いのが気がかり。幸い4倍弱点は無い。

覚える技はりゅうせいぐん」「りゅうのはどう」「サイコキネシス」「れいとうビーム」「なみのり」「10まんボルト」「エナジーボール」「くさむすびと実に多彩。
専用技としてラスターパージがあるが、威力が低い上PPも少ないのでまず採用されない。「サイコキネシス」に比べて追加効果(特防を下げることがある)の確率が高いが、これも長所とは言えない。
BWではハピナス突破用としてサイコショックを習得したのでますます出番が無い。

補助技は余り技スペースが無いのでみがわり」「めいそうでも厳しい。
こだわり系アイテムを押しつけられるトリックが教え技で習得できるので便利な位か。
サポート型として育成しておきみやげで退場する戦法もある。

殆どの場合は性格:おくびょうかつ特攻・素早さ252のありがちな努力値での育成となる。
少し耐久に振るならば、防御寄りなステータスを持つラティアスでやるべきとなる事が多いからである。
……え?「ひかえめかつHP・とくこう252に振る以外ありえませんぞ」って?

持ち物は十分に速い素早さなので「いのちのたま」「こだわりメガネ」が多い。
第5世代は技を縛られずに1度だけメガネ装備の火力を得られる「ドラゴンジュエル」も候補だった。
また、対ドラゴンに特化した「きあいのタスキ」や「こだわりスカーフ」を持たせる選択肢もある。

メガネを持てば凄まじい火力を誇るが、難点としてはがねタイプへの対抗策であるほのおかくとうじめんの特殊技を覚えられない
よって「めざめるパワー」に頼ることになるが、炎や格闘では仕様上最速に出来ないので、同族に抜かれてやられる可能性も出てくる。
その意味でははがねに等倍でヒードラン対策にもなる「なみのり」は結構重要だったりする。

攻撃も90と決して低くなく、意表を突く目的から物理型で使われることもある。
「りゅうのまい」「げきりん」と技も一通りそろっているのでそれなりに戦う事が出来る。物理エスパー技として「しねんのずつき」も覚える。
ちゃっかりじしん」を覚えるので、特殊型と違ってめざパがなくてもはがね対策が出来る。フェアリー対策には「はがねのつばさ」か。

登場以来、配布イベント以外ではマップ上を飛び回る、いわゆる「徘徊型」のポケモンであり、厳選で高い能力のものを見つけるのにはかなりの時間と手間が必要だったが、ポケモンBW2では、通常作品で初となるシンボルエンカウントイベントが用意され、徘徊なしで即入手が可能(ブラック2のみ)となる。これにより、厳選難度もかなり下がった。

そして、『オメガルビー』では遂にイベントで自動的に入手できるようになった
ラティアスに連れて来られた主人公とダイゴにアクア団を追い払ってもらった恩を返す為に仲間になる(但し必ず手持ちに入ることになり、手持ちが6匹の場合は誰かをボックスに送ることになる)。
また、メガストーンも同時に入手できる(『アルファサファイア』でもある条件を満たすとメガストーンが手に入る)。
また、このイベントのラティオスは特性『シンクロ』が100%効くという特徴がある。
初登場時の状態から考えればかなり楽になったと言えるだろう。
また、後にダイゴから「むげんのふえ」を譲り受けると、手持ちにいなくても飛んできてホウエンの空を自由に飛べるようになる。
また同作品を以てメガシンカが解禁となった。詳しくはメガラティオスを参照して欲しい。
第7世代『ポケモンUSUM』では『ウルトラサン』版のみウルトラワープライドで行ける世界にラティオスがいることがある。

登場以来その高い火力と機動力で対戦環境の中心にいたが、時は第6世代。とんでもない受難が降りかかった。

  • ドラゴンメタのフェアリータイプの登場(絶対的主砲「りゅうせいぐん」無効)
  • 上記による「こだわりメガネ」装備のリスクの増大(無償降臨を許す可能性大)
  • 上記によるはがねタイプの採用率の上昇(メインウェポンがどちらも半減)
  • はがねタイプの耐性変更によるゴースト・あくタイプの一貫性強化(ついでに狩られる)
  • ラティオスの主力の特殊技が軒並み威力低下(「りゅうのはどう」ですら威力ダウン)
  • メガシンカ登場(「トリック」が効かない)
  • そのメガシンカで特に強力なポケモンが「ふいうち」(弱点の先制技)持ち(無傷でやられる)

……と、これでもかと言う程環境に嫌われる結果となってしまった。
ちなみにの方は、「あまえる」で物理アタッカーの火力を削ぎ落としたり、「ミラータイプ」で誤魔化したりその高い特殊耐久で持久戦をしたり(フェアリー技は大半が特殊技)と兄と比べるとまだ環境に適応できなくもない状態どころかクチートのサポーターとして優秀で、ラティクチートと呼ばれる組み合わせがそれなりに有名なおかげでむしろ妹の方が環境に適応している
じゃれつかれたら兄妹仲良く一発であの世逝きだが…
強化点と言えばアイテムに「ぼうじんゴーグル」が追加されたことぐらい……

続く第7世代では前世代よりはまだ動けるようになっている。
「ふいうち」や「おやこあい」の弱体化で前作までなら倒されていた相手に対しても多少持ちこたえることができるようになった。
またZワザの登場で、例えば「りゅうせいぐん」をZワザにすることで1度だけ「とくこう」を下げずに撃つことができるようになったり、Z「おきみやげ」で後続のHPを全快にさせたりもできるようになったりと、戦術の幅がかなり広がった。
更に王冠システムの導入で「めざめるパワー」がほのおやかくとうでも最速と両立できるようになった(ただし厳選の仕様上かくとうタイプにはならない)。
下記「こころのしずく」もアイテム候補に挙がり、技が通る相手であればこれまで以上に仕事をしやすくなった。
惜しむらくは今世代で使用率が急増したフィールド(特に「サイコフィールド」)の恩恵に与れないことと、環境にフェアリーが前作以上に蔓延していることか。

なお、ラティアスとラティオスにのみ効果を発揮する専用の持ち物「こころのしずく」がある。
入手条件が非常に特殊で、第3世代・第4世代・第6世代では配信限定アイテムを使うことで出現するラティアス・ラティオスを捕まえないと手に入らない。アイテムの配信が終了した現在これらの世代での入手は困難。
かたや第5世代ではラティアス・ラティオスを捕まえるだけでOK、第7世代では捕まえていなくてもエーテル財団の職員が渡してくれる。
入手条件が厳しい分効果は強力どころか凶悪そのもので、何と「ラティアス・ラティオスのとくこう・とくぼうを1.5倍にする」というもの。
つまり最初から「めいそう」を1回使った状態になるということ。そのまま殴っても「めいそう」を使っても鬼神の如き強さを発揮する。
こんなアイテムを隠し球とはいえ用意してよかったのか……
ただし流石に強過ぎると判断されたのかバトル施設やオンライン対戦では効果が発揮されず、公式大会でも禁止アイテムとされていた。

時は第7世代、何とこのアイテムが遂にバトル施設・オンライン対戦などで解禁されたのだ。
ただし効果は「ラティアス・ラティアスの使うドラゴンタイプとエスパータイプの技威力が1.2倍になる」に修正がかけられている。
とくぼう面がごっそり削られたのは痛いが元々耐久の保険のようなものだったので、火力が抑えられたとはいえ一致技の上昇は残されたことからラティオスにとってはまだ使いようがある。


猛威を振るっていた5世代当時は現在のようにフェアリーがいない上半減がはがねのみでなおかつその鋼もHだけでなくDにもある程度厚めに振らなければメガネりゅうせいぐんで黄色までもっていかれるという文字通り思考停止で飛ばせる状態であった。また当時は今でいうゲッコウガアーゴヨンカプ・コケコフェローチェメガシンカのようなSで勝ててなおかつ1撃や安定で汎用的な立ち回りができる高速ポケモンがいなければ(一応マニューラはいたが当時ははたきおとすが機能しておらずつららおとしも未習得でラティオスを確定するにはどうしても珠が必要だった)、ギルガルドカプ・レヒレとつげきチョッキのような汎用性と共に余裕を持って後出しできるものがほとんど存在しなかった。
また実のところ、ラティオス自体への弱体化はりゅうせいぐん威力低下ぐらいで後は周りの変化によるものであり、このような環境変化だけで個々がここまでナーフされる例はゲーム史上でもあまりない。
ゲームバランスや対策案を語る上で汎用性が如何に重要であるかを証明してくれたポケモンであるとも言える。


ポケモンGOでのラティオス

ラティオスとラティアス


2018年4月3日にラティアスと共に実装。
かつての三犬と同様、1か月ごとに出現する地域が変更されるという仕様になっており、ラティオスは5月8日まで南米およびアフリカ地域に出現、そして5月9日からはいよいよ日本を含むユーラシア地域に凱旋してきた。なお、出現は同年6月5日までとなっている。

他の伝説ポケモンと同様、入手するにはレイドバトル勝利後のゲットチャレンジで捕獲する必要がある。

性能

原作同様、攻撃力が非常に高く、全ポケモン中8位(2018年5月現在)、ドラゴンタイプの中ではレックウザに次いで第2位という文句なしの高さを誇る。
耐久性も、HPこそ低めだが、こちらも原作に準拠したためなのか防御力がかなり高い上、技の組み合わせでもある程度は補える(後述)ため、そこまで気にするほどでもなかったりする。
スペックに関しては伝説ポケモンとしては十分及第点といえるレベルである。

技は、通常技は「しねんのずつき」と「りゅうのいぶき」の2択で、これはラティアスと同様。技の出の速さやゲージ回収率の高さから、基本的には「りゅうのいぶき」の習得が推奨されている
ゲージ技の構成は若干異なり、「サイコキネシス」は共通だが、他の2つは「ソーラービーム」と「ドラゴンクロー」となっている。

上位クラスのドラゴンポケモンとしては非常に珍しくげきりん」を習得することができないので、一見すると微妙な性能のように思えるかもしれないが、「ドラゴンクロー」は1/3ゲージ技で、一発当たりの威力こそ50と低いものの発動前後の硬直が少ないというメリットがある。これは、言い換えれば連射が利く即座に回避行動に移れるということでもある。特に後者に関してはHPのやや低めなラティオスにとっては、自身の短所の1つをカバーすることに繋がるため、寧ろ有利と言える。

一方、サイコキネシスは一致技ではあるもののエスパーのゲージ技としてはやや威力不足であり、ソーラービームも威力こそ絶大だがタイプ不一致であることに加え、ラティオスの持ち味である機動力の高さを殺してしまうことになるので、いずれも外れ扱いとされることが多い。

豪快かつ派手な一撃で相手を仕留める他のドラゴンポケモンとは異なり、堅実かつ確実にダメージを与えて相手を追い詰めていくいぶし銀のようなキャラクターになっていると言える。
少なくとも、恵まれた攻撃力を与えられている分、ラティアスよりかは活躍の場は多いだろう。

レイドボス

ボスとして出現した際のCPはおよそ49000で、ラティアスよりも高い。
ただし、耐久力自体はラティアスより低いので、5~6人程度の少人数でも十分撃破は狙える。

ラティアスと大体同じメンツを揃えれば攻略可能だが、「ソーラービーム」を覚えている個体を引き当ててしまった場合、迂闊にバンギラスラプラス等を繰り出すとほぼ一撃で消し炭にされるので要注意(天候ブーストの効果を受けていれば猶更である)。くさ技を軽減できるカイリューレックウザフリーザーハッサム等を主軸に戦おう。

ゲットチャレンジは、距離自体はラティアスとあまり変わりはないが、図体がデカいためか、ラティアスと比べてターゲットリンクの判定がやや広めになっている。そのため、ラティアスと比べるとグレートやエクセレントスローを比較的狙いやすい。動きのパターンも、威嚇の動作時に回転する方向が逆になっていることを除けばラティアスと殆ど変わりはない。
そのため、ラティアスに慣れたユーザーならばそこまで苦労せずに捕まえられるだろう。

スマブラシリーズでのラティオス

X以降の作品に登場。モンスターボールから出現すると、ラティアスと交互に「はがねのつばさ」で攻撃してくる。この時風圧が生じていて、ファイターやアイテムを風で煽る。

ポケモンレンジャーシリーズでのラティオス

ポケモンレンジャー光の軌跡』では本編に先駆けてラティオスの背中に乗り操作しながら好きな場所に飛んでいくことができる(男主人公のみ)。

映像作品でのラティオス

劇場版ポケットモンスター 水の都の護神(まもりがみ) ラティアスとラティオス』では、ラティアスの兄として、妹ラティアスと共に映画のメインキャラとして活躍する。
映画の最後に街を救うため妹とともに津波に立ち向かって散っていくシーンは涙なしには見られませんぞ。
しかし映画の最後には、ラティアスと思われる影を連れた2匹のラティオスと思われる影が街に消えていくシーンが見られる。
映画でのCVは江原正士が担当。


光輪の超魔神フーパ』では上記のラティオスと別個体のラティオスが登場。フーパが暴走した超フーパに対抗するためにリングから召喚し、ラティアスやレックウザとともにサトシたちの味方をする。

主な使用トレーナー


関連イラスト

水の都の護神でヴィネット

 

ラティ兄妹


映画のイメージからか、ラティアスや水の都の風景と共に描かれることも多い。

擬人化イラストの中には明らかに女の子(男の娘)なものもあるのだが、ゲームでの能力調整ネタでラティアスの耐久に近づける「男の娘ラティオス」というものもあるため、問題は特にないだろう。

関連タグ

ポケモン一覧 ドラゴンタイプ エスパータイプ
伝説ポケモン こころのしずく みなみのことう
ラティアス RSE HGSS ラティ兄妹 
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役割論理……名前の先頭に「ヤ」をつける伝統(?)はこのポケモンを「ティオス」と紹介したため。

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