データ
登場 | 第3世代 |
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タイプ | エスパー |
命中率 | 100 |
PP | 10 |
分類 | 変化 |
範囲 | 単体 |
効果 | 相手の道具と自分の道具を入れ替える |
英語名 | Trick |
概要
第3世代から存在する技。自分と相手の道具を入れ替える。
対戦では、「こだわりスカーフ」を押し付けて相手の行動を縛る(スカーフトリックと呼ばれ、「火力は上げないが行動を縛れる」という点でとつげきチョッキでも使われることがある)など、デメリットアイテムを相手に押し付ける使い方が多い。
特性「おうごんのからだ」持ちのサーフゴーは自身もトリックを覚えるが、相手からのトリックは無効化出来るので押し付けたアイテムを返されることはない。
他にも特性「ぶきよう」持ちのゴルーグなどはアイテムの効果が発揮されないことを逆手にとって、自身はデメリット無しで相手にデメリットアイテムを一方的に押し付けるという使い方も出来る(「ぶきよう」持ちならとつげきチョッキを持たせても変化技を使用可能)。
ただし、「メール」「Zクリスタル」持ち、特性「ねんちゃく」持ち、対応するメガストーンを持ったポケモン、べにいろのたまを持ったグラードン、あいいろのたまを持ったカイオーガ、プレートを持ったアルセウス、はっきんだまを持ったギラティナ、カセットを持ったゲノセクト、メモリを持ったシルヴァディ、くちたけんを持ったザシアン、くちたたてを持ったザマゼンタ、ブーストエナジーを持った特性がこだいかっせいまたはクォークチャージのポケモン、かまどのめん/いどのめん/いしずえのめんを持ったオーガポンに対しては失敗するので、使いどころは選ばないといけない。
第八世代以降ではメガストーンとZクリスタルが廃止されたことで特性「ねんちゃく」以外でトリックを無効化する方法が少なくなったため、かなり決めやすくなった。
何度か教え技にも選ばれており、主にエスパータイプやゴーストタイプが習得する。
なお、第4世代で登場した「すりかえ」は効果が全て同じ。
また、この技を野生ポケモンに使うと、そのポケモンが持っているアイテムをダメージなしで手に入れることができる。
「ほしがる」「どろぼう」と異なり、自分が道具を持っていてもいなくても有効なのが特徴。
ただし自分が道具を持っている場合、自分の道具が相手に行ってしまうので、うっかり有用なアイテムを手放さないように。