「……ビシャーンッ!!」
「ギゴガゴーゴーッ!!」
基礎データ
各言語版での名称
ギラティナ
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ギラティナ | Gila monster(英語:アメリカドクトカゲ)+platina(スペイン語:白金) |
| Giratina | 日本語名に同じ |
韓国語 | 기라티나 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 骑拉帝纳 | 日本語名の音写 |
中国語(繁体字) | 騎拉帝納 | 日本語名の音写 |
アナザーフォルム
言語 | 名称 |
---|---|
日本語 | アナザーフォルム |
英語 | Altered Forme |
ドイツ語 | Wandelform |
スペイン語 | Forma Modificada |
フランス語 | Forme Alternative |
イタリア語 | Forma Alterata |
韓国語 | 어나더폼 |
中国語(簡体字) | 别种形态 |
中国語(繁体字) | 別種形態 |
インドネシア語 | Bentuk Alter |
オランダ語 | Aangepaste Forme |
ブラジルポルトガル語 | Forma Alterada |
タイ語 | ฟอร์มดัดแปลง |
トルコ語 | Değişmiş Formu |
ベトナム語 | Dạng biến đổi |
概要
第4世代『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で初登場した伝説のポケモン。
ディアルガとパルキアが誕生した時に一緒に生まれたとされるポケモン。
相当な暴れ者であったため、創造主によりこの世界の裏側「破れた世界」に追放されたと言われており、シンオウの伝承にもその存在は殆ど残っていない。
破れた世界から静かに現実世界を見ているとされ、ゴーストタイプらしく古代の墓場に姿を現す模様。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』のイベントでのシロナ曰く、ディアルガが「時間」、パルキアが「空間」を司るのに対し、ギラティナは「反物質の世界」を司る。
アカギは現実世界と破れた世界の関係について、DNAの相補鎖のように互いの世界が消えないよう支えあっているのだろうと推測している。
現実世界では影の様なボロボロの羽とムカデじみた六本脚の生えた姿「アナザーフォルム」(翼は鷲の爪のように構えることが出来る)をしているが、反転世界では東洋竜や蛇のような本来の姿「オリジンフォルム」に変化する(頬を覆うアーマーは虫の顎のように開閉し、口が現れる)。
「はっきんだま」という専用アイテムを持たせると、現実世界でも「オリジンフォルム」に変化することができる。
また、プレイヤー達からはその容姿からよくムカデと言われるが、これは登場当時にムカデのポケモンが存在しなかったことも原因の1つと思われる。
本格的に登場するのは次作のこいつ系統である。
また、シンオウ むかしばなしその1(おくりのいずみの転生伝説)やもどりのどうくつの(※1)「ここは……いのち かがやく もの いのち うしなった もの ふたつの せかいが まじる ばしょ」という碑文から冥界の神としての側面も持っている事がうかがえる(尤も、冥界の神だとは公式で断言はされていないので注意)。
不気味ながらかっこいい戦闘曲、特徴的な容姿、独自の設定や演出、映画での活躍などから人気の高いポケモンである。
シーンによって主人公と見つめあってみたり、シェイミを優しく咥えて助けたり可愛い面も垣間見える。
色違いは、体の灰色だった部分がクリーム色になり、赤い部分が鮮やかな青色に染まる。
看板作品は『プラチナ』となっているが、実際の白金の色はメタリックホワイトであり、色違いの方がよりプラチナらしい色合いをしていると言える。通常のギラティナが金色をしているのはおそらくだが、ホワイトゴールド(白金色。淡い金であり、白い金のプラチナとは別物)を意識したものと思われる。
『SV』では歩く時に体の肉が小刻みに揺れるモーションが入るなど、肥満を思わせる描写がある。だがそれがいい。
名前の由来・モチーフ
名前の由来は「Gila monster(英語:アメリカドクトカゲ」)」+「platina(スペイン語:白金)」。
胴体の赤と黒の縞模様はアメリカドクトカゲの模様に似ている。
一部設定は各神話体系の冥界の神を参考にしていると思われる。
また、神々の怒りを買って表舞台を追放されたものの伝承は数多く、日本神話の須佐之男命(スサノオノミコト)、神に反旗を翻した結果魔界(地獄)に追放されたキリスト教に於ける堕天使ルシファーなどが該当する。
その中でも、ギリシャ神話のハデスには冥王星の名前の由来にもなった「富める者」を意味するプルートという呼称があり、これはギラティナがパッケージを飾るプラチナ版で追加されたギンガ団幹部の名前にも採用されている。
また、アルセウスにギリシャ神話のゼウス、ディアルガ&パルキアにギリシャ語で二頭政を意味するディアルキアを由来とする説と並べると、ギリシャ由来のモチーフとして少なからず意識していると思われる。
オリジンフォルムの6本の触手や蛇のような姿には、ルシファーが元は位の高い天使で6枚(もしくは12枚)の翼を持っていたとされている事や、創世記でイヴを唆して知恵の実を食べさせた蛇と同一視されている事など、複数の連想が見られる。
ゲームにおける特徴
ダイヤモンド・パール・プラチナ
ダイヤモンド・パール
全国図鑑入手後、214ばんどうろに隠れ泉への道が出現し送りの泉にある戻りの洞窟最奥部で待ち構えている。レベルは70。
『ルビー・サファイア』のレックウザと同じく、ストーリーにはパケ伝が一体しか登場しないという都合上、完全に蚊帳の外の存在と化している。
プラチナ
本作からオリジンフォルムが登場。
ストーリー中に訪れることになるエリア「やぶれたせかい」にて専用曲「戦闘!ギラティナ」を引き下げての強制遭遇。レベルは47。
ストーリー中では『エメラルド』のレックウザと同じく悪の組織によってパケ伝二体が目醒めさせられたタイミングで現れるという扱いであり、伝説のポケモンとしての役割も当作にて明かされた。
ここでのギラティナは開幕で上から降りてくるように登場し、「やぶれたせかいのギラティナがあらわれた!」と表示され、立っている場所を表す丸いフィールドのようなグラフィックが無く、一度ボールに入るまでは影が表示されない…と、この時代のポケモンとしては非常に珍しく、専用演出がかなり多い。
しかしDP時代が任意遭遇だったのを引き継いでか、捕獲率係数が低いまま。既にマスターボールを入手しているのが幸いである。強制捕獲ではないので、捕獲せずに倒したり逃げてもイベントは進行する。加えてプラチナからの仕様により、倒しても殿堂入りすれば復活する。
ちなみに戦闘曲は『ダイヤモンド・パール』版・『プラチナ』版共に『ブラック2・ホワイト2』のサントラに収録されている。
殿堂入り後に復活する場所はDPと同様にもどりのどうくつ。やぶれたせかいでの戦闘イベントはストーリー上の強制遭遇が唯一であるため、であったばしょが「やぶれたせかい」のギラティナはこの時しか手に入らない。そのやぶれたせかいの表記も、第五世代に送ると見られなくなってしまう。(ポケモンホームの出会った場所でもポケシフターと表示される)
『DP』のソフトの相手との対戦でオリジンフォルムを出す場合、相手側からはアナザーフォルムとして表示される(ステータスはアナザーフォルムのままである)。なおおみとおしを使うとはっきんだまは「???」と表示される。
ハートゴールド・ソウルシルバー
劇場版『アルセウス 超克の時空へ』配布のアルセウスを連れている事で発生するシント遺跡のイベントでまさかまさかのLv.1で入手することができる。また、はっきんだまも持っている。
先頭に置いて連れて歩くととてもかわいい。なお、HGSSでははっきんだまは上記の方法でしか入手出来ない。(『プラチナ』から通信ではっきんだまを持ち込もうとしても強制的に『プラチナ』のバッグにしまわれるため)
ブラック・ホワイト / ブラック2・ホワイト2
他ソフトから連れてくる必要がある。
海外では、「おや:10/12」の個体、「おや:SUM2013」の個体が配布。
X・Y
他ソフトから連れてくる必要がある。
第6世代では映画特典で「おや:デセルシティ」が配布された。
オメガルビー・アルファサファイア
ディアルガ・パルキアを手持ちに加え、「おおぞらをとぶ」でムロタウン近辺に現れている「大きな裂け目」に行き、「はい」を選ぶとバトルになる。レベルは50。
万一倒しても地上に降りて、もう一度飛べば復活する。
サン・ムーン / ウルトラサン・ウルトラムーン
『USUM』では、ディアルガ・パルキアを手持ちに加えてウルトラワープライドを行うとギラティナがいる世界に行きつくことがある。レベルは60。
Let's Go!ピカチュウ・イーブイ
当然ながら未登場。
ソード・シールド
DLC『冠の雪原』のダイマックスアドベンチャーにて他の伝説のポケモンと同様に登場。戦うのはアナザーフォルム固定。
攻撃能力こそあまり高くはないが、全ポケモン中でも屈指のHP・防御・特防に加えて4倍弱点が無いことが合わさって、とにかく硬い。火力があまり出せないメンバーでは弱点を突いても制限ターンまでに削り切れないことも。
しかも特性プレッシャーによってPPを多く削られるため高威力低PPの技はすぐに枯渇してしまったり、運が悪いとげんしのちからで全能力アップされることもあるなど、なかなか厄介である。
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
もどりのどうくつでアナザーフォルムが捕獲可能。やぶれたせかいはないが、ハマナスパークでオリジンフォルムが出現するイベントが用意されている。その関係なのかBDSPには「戦闘!ギラティナ」も収録されている。そこで出会えるオリジンフォルムは黒い影になっており、プラチナのやりのはしらイベントを想起させる(もっともプラチナでの黒い影はアナザーフォルムの姿だったが)。
レベルはなんと100だがモンスターボールが投げられないため捕獲はできない。しかし倒すとはっきんだまを入手できる。
LEGENDSアルセウス
スカーレット・バイオレット
ポケモンホームの連携と共に解禁された。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アナザー | 150 | 100 | 120 | 100 | 120 | 90 | 680 |
オリジン | 150 | 120 | 100 | 120 | 100 | 90 | 680 |
オリジン・アナザーの両方とも、禁止級としては珍しいもので、耐久型・綺麗な両刀型である。
HPが非常に高く、タイプもゴースト・ドラゴンなので攻撃時の一貫性が高く、4倍弱点も持たないのでとても打たれ強い。
これにより性格厳選が行いやすく、「のうてんき」や「すなお」といった完全ハズレ性格でなければ様々な育成方法が考えられる。
専用わざの「シャドーダイブ」は発動に2ターンかかるが、「まもる」・「みきり」を強制解除してダメージを与えるという強力なわざ。
ギラティナが使用可能なルールはそれらの技が多用されるダブルバトルであるため、「どちらに来るか分かりにくい上に迂闊に守れない」という場面を作りだせる。
これと「だいばくはつ」を覚えたメタグロスを組み合わせ、通称「ギラグロス」で4世代GSルールで一躍名を馳せた。
ギラティナが「シャドーダイブ」で「まもる」を解除し、メタグロスの「だいばくはつ」を確実に当てるという戦法を取れるため相性がいい。
この他物理技では「ドラゴンクロー」「げきりん」「かげうち」「じしん」「ストーンエッジ」と強力なものが揃う。
だが、当時専ら活躍していたのはアナザーフォルムで、オリジンフォルムはあまり出番がなかった。
というのもオリジンフォルムは道具が「はっきんだま」固定になるため、道具が自由なアナザーフォルムよりも扱いが難しいため。
とはいえアナザーから攻撃力と防御力を入れ替えた種族値で、アイテムの補正(1.2倍)もあるため火力は伝説の名に恥じない高さになっている。
物理技ばかり取り上げたが特殊技も「りゅうせいぐん」「りゅうのはどう」「シャドーボール」をはじめ一通りのものを覚えられる。
変化技は「めいそう」「おにび」「じゅうりょく」「おいかぜ(ただしオリジンの姿でしか覚えられない)」などが揃い、持久戦もサポートもお手の物である。ただし「トリックルーム」は覚えられないので注意!
なお、「はどうだん」を覚えるのに「きあいだま」を覚えず、「ストーンエッジ」を覚えるのに「いわなだれ」を覚えないという珍しいポケモンでもある。
ゴーストタイプであるため先制技に強く、更に自身の一致技が半減されにくいとあって、現在の伝説解禁ルールでも技さえ通れば強い。技さえ通れば。
耐久が高いとは書いたが実は弱点は5つもある。かつてはそこまで大きな問題にはならなかったものの、世代が進むにつれて強力なフェアリータイプやゴーストタイプが増えており、昔ほど自由に動けないのが現状であったりする。
第8世代
『ソード・シールド』のシリーズ8にて、1体に限り禁止級をランクマッチで使えるルールが開始。
当然ギラティナも参加できるのだが、いざ始まるとその使用率に愕然とする。
何とポケモンホームで確認できる使用率150位圏内にアナザー・オリジンどちらもギラティナの姿が確認できなかったのである。他に150位圏外の禁止級はキュレム・ネクロズマ・バドレックスといった合体して使われるのが主なものと、コスモッグ・コスモウムといった進化前のみ。
つまり実質、ギラティナは禁止級の中で使用率最下位という不名誉が付いてしまったことになる。
理由としてはよく言えばバランスが取れた、悪く言えば尖ったものがない種族値。そして何より同じタイプに、型が豊富で素早さが高いドラパルトがいることが挙げられる。貴重な禁止級の枠を使うくらいならドラパルトでいいと考えるトレーナーが大多数だったということだろう。
禁止級の使用率上位もザシアン、こくばじょうのすがたバドレックス、イベルタルなどとギラティナが不利な相手ばかりである。せめてゲンシグラードンがいれば……。
更に力押しが主であり、禁伝ならば尚更パワーが求められる中でギラティナのパワーでは白金玉の効果込みのオリジンフォルムですらインフレが進んできているのもあり正直力不足。サポート要員特化のステータスである事も力押し特化の環境に適応出来ておらず、使用率低迷に拍車がかかっているものと思われる。
アナザーフォルムの方はシングルの方では使用率150位ギリギリに浮上したりすることもあり、また後に月食ネクロズマも使用率150位圏外に落ちたので、使用率最下位とは言い切れなくなったが……。
(ただ、ネクロズマはもう一つの姿である日食ネクロズマが優秀でありギラティナよりマシという意見もあったりする…)
しかし、シリーズ12で禁止級を2枠採用できるようになると、環境トップのザシアンと組み合わせてゴースト・はがね・じめん(アナザーフォルムの場合)以外のタイプを半減以下にできる相性補完(特にザシアンが苦手な対カイオーガに強い)の良さが評価されたのか順位を上げた。
隠れ特性「テレパシー」はとくせいパッチにより、入手がかなり容易になった。
第9世代
ポケモンホームの連携と共に解禁。
テラスタルを獲得した上でいままでのオリジンフォルムでも戦える。
オリジンフォルムについては、今回はだいはっきんだまを持たせることでフォルムチェンジが可能で、ドラゴン技とゴースト技の威力を高められる。
特筆すべきは、オリジンフォルムのふゆうを生かしたテラスタルの活用だろう。
特性で浮いているため、テラスタル前後で変わらず地面技を透かすことができる。地面を弱点とするタイプにテラスタルすれば、実質的に弱点を1つ消すことが可能。加えて今作の禁止伝説級に刺さりが良いどくびしを常に無効化できるのも嬉しいポイント。
アナザーフォルムと比べれば落ちるが依然としてかなり高い耐久力と一定以上の火力を両立していることから、殴り合いの性能はかなりのもの。テラスタルで弱点を透かしながらりゅうせいぐんやポルターガイストで大ダメージを与え、かげうちで刈り取ることができる。特にかげうちが優秀で、トップメタのハバタクカミや黒馬バドレックスに対して圧をかけられる。
アナザーフォルムの方も、テラスタルによって弱点を変えることで要塞と化しやすくなっている。ねむる以外の回復技は覚えないがいたみわけもあるので多少のカバーにはなる。(むしろじこさいせいのような使い勝手のいい回復技を覚えると大変なことになる)
今作はテラスタル+特性によるタイプの無効化が非常に強いのでより恩恵を受けていると言えよう。
実際に解禁されたシーズン18ではダブルでこそ最後まで圏外だったが、シングルではオリジンフォルムが終盤に150位圏内入りを果たし、そこから使用率を少しずつ伸ばして最終的には125位を記録。まだまだ高い使用率とは言えないものの、前作の禁止伝説1体レギュレーションでの惨状と比べれば文句なしの大躍進と言っていいだろう。続くシーズン19ではさらに使用率を伸ばして開始時点でオリジンフォルムがシングルで70位前後をマークしており今後に期待したい所。
番外作品
ポケモンカードゲーム
ポケモン不思議のダンジョン
時・闇・空の探検隊
同期のディアルガ・パルキアと異なりシナリオに一切関わらせてもらえず、隠しダンジョンの奥底にひっそりと構えるだけの寂しい扱いになってしまった。
それでも味方にしたときの実力は本物で、チート技と名高い部屋技「あやしいかぜ」を擁するほか、強力な溜め技「シャドーダイブ」はここでも健在。ただ、ディアルガやパルキアと異なりかしこさは汎用。
なお、オリジンフォルムは『空の探検隊』でのみ実装され、しかも一部ダンジョンに入った時にのみ変化する。ちなみに『空の探検隊』では本来レベル20で覚えられるげんしのちからを設定ミスにより習得できないため、レベル1ダンジョンではわざマシンを拾えない限り実質「りゅうのいぶき」と「あやしいかぜ」しか攻撃技を使用できず使い勝手が悪くなってしまっている。(一応レベル30で「ドラゴンクロー」を覚えられるが、伝説のポケモン故にレベルが上がりづらく習得はあまり現実的ではない。)
ポケモン超不思議のダンジョン
シナリオ中に登場……すると思いきや実は偽物で、本体はこの子達だったりする。
何気に初めての大型ポケモンとのボス戦なので苦戦必至。とはいえ「あやしいかぜ」はないのでそこは安心か。
ポケモンGO
2018年10月24日のハロウィンイベントと同時にアナザーフォルムがレベル5のレイドボスとして実装。
翌年の4月3日にオリジンフォルムが同じくレベル5のレイドボスとして実装されている。
他の伝説ポケモン同様、復刻されて以降は色違い個体も実装されている。
ポケモンマスターズ
マジコスシロナ(アナザー)&ギラティナ
2021年12月27日に実装されたゴーストタイプのテクニカル。2024年3月25日復刻時にEXロール・物理アタッカーが追加された。
ちなみに、当初実装は『LEGENDSアルセウス』発売前であり『LEGENDSアルセウス』の事から伏線になっていたうえ、復刻時もその伏線に関する人物が実装される時期でもあった。
こちらでもアルセウスにいい感情を抱いていないらしく、アルセウスに関する話をするのを拒んでいるという(N談)。
技
シャドーボール | 20%の確率で相手の特防を1段階さげる |
---|---|
もののけのねがい | ゾーンをもののけゾーンにする(もののけゾーンはゴーストタイプの攻撃の威力をあげる) |
シャドーダイブ | シャドーダイブ状態になって一定時間経つとシャドーダイブ状態を解除して攻撃する。シャドーダイブ状態のあいだは他の行動ができない・相手の技が命中しない。シャドーダイブ状態のあいだにバディーズわざやバディーズダイマックスわざで攻撃を受けるとシャドーダイブ状態を解除する |
調査開始ね! | 自分の攻撃と特攻を4段階+急所率を3段階あげる。自分の防御と特防を1段階さげる |
バディーズわざ
おきて破りな世界のシャドーダイブ |
---|
ゾーンがもののけゾーンのときは威力があがる |
パッシブスキル
マスターパッシブスキル:シンオウの先導 |
---|
味方全員の技の威力を10%あげる。味方全員の技で攻撃を受けたときのダメージを20%軽減する。この効果は自分のチームにシンオウのタグを持つ味方のバディーズが多いほどさらに上昇する |
相手に技後防御特防↓9 |
相手を対象にした技が成功したときに相手の防御か特防またはその両方を1段階さげる |
シャドーダイブ後技ゲージ増加2 |
シャドーダイブ状態になったときに自分のわざゲージを2増やす |
シャドーダイブ後次回抜群威力上昇 |
シャドーダイブ状態になったときに自分を次回抜群威力上昇状態にする |
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』以降の作品でアイテムのモンスターボール、マスターボールから「アナザーフォルム」で登場。相手を巻き込むように連続ヒットする「りゅうのいぶき」で画面外へと相手を運ぼうとする。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではアタッカースピリットとしても登場する。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
ダイヤモンド&パール神々の戦い三部作
劇場版『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』『アルセウス 超克の時空へ』に登場。
『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』では物語の鍵を担う。
ディアルガ達に反転世界を汚され怒ったギラティナはディアルガを捕まえ攻撃するが返り討ちにあい、その時の影響で反転世界から出られないようになってしまい、閉じ込められる。そのため、物理的に世界に穴を空けられるほどの出力を放つ最大出力の「シードフレア」を起こさせるためシェイミを反転世界に引き込もうとするが、シェイミからはギラティナに食べられると誤解され、ようやく出られたと思ったら能力を狙うゼロにはめられ、ハイテク空中母艦メガリバのギラティナ捕獲装置である、特殊な電流の檻に囚われてしまう。サトシ達の尽力もあって檻から脱出した後は、瀕死状態だった体力をシェイミのアロマセラピーで盛り返し、ゼロを止めるためサトシと協力。ゼロが駆るメカギラティナとの最終決戦に挑んだ。
次回作である『アルセウス 超克の時空へ』ではサトシとの友情から、暴れるアルセウスを食い止めるのに力を貸した。またこの時は湖から現れて、帰る時はなんらかのブレスで穴を開けて帰っている
サトシを頭に乗せてみたりサトシと見つめあってみたりとてもかわいい。小さなポケモンたちにも優しい。ちなみに、配給が東宝なためにゴジラ怪獣の声が使用できるので、ギラティナの場合はモスラのものを流用している。フォルムが虫っぽいからだろうか?
DP148話「ムウマとヤミカラスとやみのいし」
冒頭に少しだけ登場
DP173話「メタモン・へんしんバトル!本物はドッチ〜ニョ!?」
レジギガスと共にニャースの妄想で登場した。
OP「サイコー・エブリデイ!」
映像にも登場する。
劇場版『光輪の超魔神フーパ』
上記のギラティナと同一個体かは不明。暴走した超フーパに操られた状態でリングから召喚され、サトシたちと対峙した。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
第7章から登場。
太陽のない「やぶれたせかい」に追放されたため、温かい光が降り注ぐ場所を切望しており、あしあと博士であるフトマキは足跡から「追放された怨み」「破壊」「支配」といった気持ちを読み取っている。
第7章
やりの柱の決戦直後、プルートの測定器をトウガンが奪った際に、ディアルガ・パルキアによって生み出された「中心」より現れ、アカギとディアルガ・パルキアを引き込む。
第8章
第7章でサターンが使ったギンガ団の『負の産物』と言われる「反物質世界発生装置」によってやぶれた世界に迷い込んでいたパカ&ウージをいたぶって遊んでいたが、ディアルガとパルキアを引き込んだ事により遂に現実世界の支配に乗り出す。
ハクタイシティに現れて街に甚大な被害を与え、ダイヤモンド・パールと交戦するも撤退し、気絶したダイヤをやぶれた世界へと引き込んだ。
その後、おくりの泉からやってきたデンジ・オーバと交戦を開始する。ついにはプルートに操られて他の伝説・幻のポケモン達と戦い、脱出のため「光が降り注ぐ場所」=ナギサシティに出た直後にシロナのガブリアスの「りゅうせいぐん」を受け気絶、再び反撃しようとしたがデンジ・オーバの連携攻撃を受け敗北を悟り、やぶれた世界へ戻っていった。
第9章
上記の時系列より前である本章でアルセウスによって創造される。積年の恨みによりディアルガ・パルキアとにらみ合うが、サカキ・シルバーの攻撃を受け、やぶれた世界へ帰っていった。
13章
第9章において「やぶれた世界」への入り口が開いたことでマツブサとアオギリが現実世界に帰還した事が発覚した。
DP物語
『プラチナ編』から登場。ハレタの父・カイセイはかつて「やぶれた世界」に訪れたことで、ギラティナとやぶれた世界を自分のものにしようと企むプルートにその身を追われており、また重要参考人という事で国際警察のハンサムにまで追われていた。
やぶれた世界にて、プルートに「洗脳装置」を使われるも全く効かず、カイセーがギラティナに向かれていた洗脳光線を受けたことによって怒り狂う。
ハレタのレジギガスと一戦交えた後にハレタ達を現実世界に引きこみ、「シャドーダイブ」で止めを刺そうとするが、突如現れたディアルガとパルキアに防がれた事から、劣勢になる。
しかし、ギラティナの気持ちが分かったハレタに「オボンのみ」を食べさせられ、和解。最後はミツミ達とポケモンバトルを行い、やぶれたせかいに帰っていった。
関連イラスト
関連タグ
- ポケットモンスター ポケモン
- ダイヤモンド・パール・プラチナ
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- ギラティナ(LEGENDS)
- フォルムチェンジ
図鑑番号順
0486.レジギガス→0487.ギラティナ(アナザーフォルム/オリジンフォルム)→0488.クレセリア