※イラストは体験版を元にしたイメージです。
曖昧さ回避
概要
『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』で登場した新要素。
ラティオス(またはラティアス)がメガシンカしたメガラティオス(メガラティアス)に乗って移動する。
(それ以外のポケモンではできない。またオメガルビーではラティオス、アルファサファイアではラティアスと乗れるポケモンが異なっている)
一度行ったことがある場所に行けるのは通常の「そらをとぶ」同様だが、それだけでなく自分で空を飛んでいる方向を操作することも出来る。
とうとう冒険の舞台が陸だけでなく海底から大空までになってしまった。
今までポケモンで登場しなかった上空からの地方の様子を見ることが出来るため、地図に載っていない島を見つけて上陸したり(地図に載らない場所限定で、地図に載っている場所は一度訪れていないとダメ)、空を飛んでいるポケモンの群れに突っ込んでバトルをする(スカイバトルと違い使えるポケモンに制限はない)など幅広い楽しみ方が可能になった。
ゲンシグラードンやメガボスゴドラが雲の上で戦う姿は、非常にシュールな光景である。
上記の、地図に載っておらず「おおぞらをとぶ」を使うことによって初めて行ける場所は「マボロシのばしょ」という。
※「マボロシのばしょ」についてはこちらを参照してください。
ちなみに、「おおぞらをとぶ」を使うには冒険中で手に入る特別なアイテム「むげんのふえ」が必要。
「むげんのふえ」を使うことによってラティオス(またはラティアス)が迎えに来てくれ、背中に乗って飛び上がる。そして途中で主人公ごとメガシンカを行い、大空に飛び出していく。
ちなみにラティオスやラティアスを手持ちに入れる必要はないので安心してほしい。
余談だが、昼と夜とでBGMが違い、サントラの曲名は昼が『天翔ける夢』夜が『天翔ける幻』。
むげん(夢幻)ポケモンであるラティオスとラティアスに引っ掛けたネーミングである。
プレイする時間帯に合わせて朝焼けや夕焼けも再現されており、なかなかに作りが細かい。
着地の際は高速で目的地に突っ込むメガラティ兄妹から飛び降りるため、「そらをとぶ」よりも遥かにダイナミックな降り方になる。
エピソードデルタでの最終決戦といい、今作の主人公はタイプがワイルドな彼を彷彿とさせる超人的な活躍ぶりである。
余談
システム自体は第4世代の頃に発売された『ポケモンレンジャー光の軌跡』にもある。
※しかも一定の条件を満たすとラティオス(ラティアス)に乗って飛ぶことが出来る。
外伝の要素が本編に輸入された可能性もある。
前述の曖昧さ回避の通り、偶然にもドラクエの方でも専用の大空エリアの飛行に関連する用語となっている(登場順はポケモンの方がだいぶ後ではあるが)。
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