グッドラック! イイひみつきちライフをおくってくれよな
概要
ポケモンオメガルビー・アルファサファイアならではのシステム「スーパーひみつきち」について主人公(プレイヤー)をナビゲートしてくれる行動力に満ちた青年。
名前の由来はベンケイソウ科の多肉植物「クラッスラ・ギリー」と思われる。
世界中を旅してる冒険家で、「ひみつきちマスター」という肩書きを持っている。
…間違ってもポケモンレンジャーではない。
現在はホウエン地方に滞在しており、ホウエン地方のひみつきちの文化を気に入っているが、彼自身はイッシュ地方の人間である。
旅をしている主人公にもその面白さを伝えたいと思っており、主人公に声をかけた理由もこれと思われる。
見た目
赤いカウボーイハットと上着、ハーフパンツと全体的に赤い配色になっている。
また、白いインナーと茶色いブーツを身につけている他、フラッグを幾つか所持していてベルト付きのホルダーに挿している。
所持ポケモン
ひみつきちギルドでギリーに戦闘を挑むと出てくる相棒。
ちなみに殿堂入り前ではレベルが低く、ワタルのカイリューもビックリのLv.23。…決してナックラーじゃない。
6つ目のバッジが控えていると言う事もあって、ここまでに激闘を乗り越えてきたパーティならば特に対策を立てるまでもなく沈んでくれる強さ。
ちなみにこのレベルはORAS基準ではかなり低いレベル、参考程度にヒマワキの前に通る119番道路のトレーナーが出してくるポケモンはLv26~30
だがRSではLv24~30であるためかなりORASの開発初期の時点でレベルがデザインされたと考えることが可能である。
また補足としてギリーの出自であるイッシュのとある場所にはLv15の野生のガマゲロゲを捕まえられるエリアが存在することも記しておく。
ちなみに殿堂入り後はLv.53といたってマトモな物になっているが、下記の事も含めてこの数字の語呂合わせに関して怒りを覚える人もいるとか。
ちなみにだがこの23→53というレベルの変化について、下に示したエメラルドにおいて再戦を繰り返し最大強化状態となった前半のジムリーダーのエースポケモンのレベルと類似していることを怒りを覚えている人々には知ってもらいたい。
ツツジ:Lv52 ノズパス トウキ:Lv52 ハリテヤマ
アスナ:Lv53 バクーダ、コータス
テッセンLv55 ライボルト
関連イラスト
ルビー・サファイア・エメラルドに登場していたキャラとの比較などはするまでもなく、同じオメガルビー・アルファサファイア初登場の新デザイン主人公ズ、加えて新キャラという共通点もあるルチアと比べても桁違いの少なさです。みんなギリーもちゃんと描こうぜ。
余談
ポケモン至上、最も勝手に期待されて、勝手に落胆されたNPCといっても過言ではない。
ルチアがメガチルタリス使用することも判明したことから、「ギリーがメガフライゴンを使うんだ!」と考える人が急増し、フライゴン好きは大いに盛り上がり、勝手に期待されることになった。後に登場したヒガナがメガボーマンダを使うこと、そして伝説ポケモン・レックウザやラティ兄妹もメガシンカすることが判明、すなわちホウエンドラゴンズが皆メガシンカするであろうという期待が追い風であった。
しかしフラゲ情報のあからさまなコラ画像や、発売後の情報によってメガフライゴンが存在しないことに加え、最も憎い相手であろうガブリアスのメガストーンをギリーから貰うという皮肉と対面することとなる。
前述イラスト人気や「勝手に期待されて、勝手に落胆された」人である事から、ゲームとは関係ないところで不幸なNPCといえる。
ただ、最大のパートナーであるフライゴンがメガシンカ出来ない事は彼自身も嘆いているらしく、上記のアイテムを渡す際には、
「なぜだかオレとフライゴンのコンビには上手く使えないみたいだからな……」
という台詞を言っているため、ギリー自身にもフライゴン自身にも決して非は無い事をフォローしておく。
あまりに作為的なことから「ゲーフリに自虐ネタを言わされる為だけのキャラ」と言われる事が多いが、そもそもゲーム中の登場人物全員がメガストーンに関して詳しいと言うわけでもない。(特に一目でメガストーンを判別できる主人公はイレギュラーすぎる)
一例として114番道路のハジツゲよりで石屋をしている爺さんはメガストーンを安物、初心者向けの石で2500円で売り出しており価値を理解していない描写がある。
ほかには記憶喪失のハンサムはタブンネナイトを「コートのポケットに入っていた。なんの役に立つか分からないが…」(意訳)と話していたりしている。
…ただ彼の台詞から考えると石の纏うオーラのようなものを直感的に感じ取っていたとも考えられ、主人公のような素質が眠っているのかもしれない
関連タグ
ルチア(ORASで初出演同士)