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フライゴン

ふらいごん

フライゴンとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ

全国図鑑No.330
ホウエン図鑑No.118
英語名Flygon
ぶんるいせいれいポケモン
タイプじめん / ドラゴン
たかさ2.0m
おもさ82.0kg
とくせいふゆう


進化

ナックラー → ビブラーバ(Lv.35) → フライゴン(Lv.45) 

プレゼント



概要

初登場は『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第3世代)。
カゲロウ然としていたビブラーバから大きく成長し、がっしりとした体幹に明確に機能が分化した手足を備えた、ドラゴンとして申し分のない体形に進化した。背中のは2枚に減ったものの、飛行能力はむしろ向上しているという(特性も「ふゆう」のまま)。

ビブラーバの段階では「超音波の発生」ばかりがクローズアップされていた羽ばたきも、砂嵐を起こし、美しい音色を奏でるものに変化しており、その飛行風景から公式に「砂漠精霊」の二つ名が贈られている
なお、羽ばたく事による砂嵐で外敵から身を隠す共に、その音色に魅せられた者を巻き込んで仕留めてしまうという。

一方で、はどこか触覚を思わせる細く長いものとなっており、目を守るゴーグル状の構造も色が緑から赤に変わるものの残存していると、他のドラゴンポケモンと比べると虫寄りの外見に留まってもいる。
そのせいか、タマゴグループは「ドラゴン」が入らず「虫」のみ。この意味でも他のドラゴンとは一線を画す。
(ちなみに、メガシンカや未発見を除くとドラゴンタイプでタマゴグループに「ドラゴン」を持たないのはオンバーン一家とアローラナッシーとこの系統の計6匹のみ)

USUMの図鑑説明では、ワルビアルと一種の共生関係にあることが判明した。

名前の由来はトンボを意味する「ドラゴンフライ」だと思われる。
分類の「せいれいポケモン」にも、「精霊」以外に「蜻蛉(音読みがせいれい、訓読みがかげろうとんぼ)」がかけられていると言われる。
ただし、第5世代以降導入された漢字表記では「精霊」に統一されている。この「精霊」という表現については後にリアルで大きな物議をかもす事になる

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乾き&潤い


色違いは濃緑の部分が水色に、赤の部分がオレンジ色に、それぞれ変化する。

ゲームでのフライゴン

均整の取れた外見と多数の属性から、登場当初より人気の高いポケモンの一種となっている。
マイナーチェンジ版の『エメラルド』では、オープニングムービーで従来準伝説ラティ兄妹が飛んでいた場面がフライゴンに差し替えられた事もあるほど。

能力的には攻撃と素早さが高めで、それ以外も平均水準という安定したステータスを誇る。ただし攻撃についてはビブラーバ進化時に低下していたものがナックラー時代の水準に回復したのみなので、物足りないと言えば物足りない。ナックラーの攻撃力が種ポケモンの割に高すぎるとも言うが。

初登場の第3世代は高火力のドラゴン技が無かったことやドラゴン技が全て特殊扱いだったこともあり、対戦ではどちらかと言うと「素早いじめんタイプ」として注目される傾向にあった
わざマシンこそ必要だったが、速攻でタイプ一致「じしん」を放て、ダグトリオほど脆くもないアタッカーは貴重な存在だったのである。じめん技以外の習得は特殊寄りだったが、両刀もある程度できるレベルでありそもそも対ドラゴンはこおり技に任せればいい為さほど問題でもなかった。

しかし第4世代から環境がざわめき出す。
フライゴンと同タイプの600族ポケモン・ガブリアスの出現である。
今でもレートでの使用率最多とされる非常に強力なポケモンで、一見すると上位互換と言えなくもない存在の登場は、種族値が平均的なフライゴンの立場を厳しくしていく事となる。

習得技ではかなり差異が出ており、特にガブリアスは一撃技や先制技を覚えられない事から、新アイテムの「きあいのタスキ」を持って無傷の状態で対面できればフライゴン側にも勝機はあった。
パワーのガブリアスに対してテクニックで勝負するポケモンとしては、まだどうにかできなくもなかったが、この頃からトレーナーのパワー・スピード至上主義に熱が入るようになってしまい、テクニック重視のフライゴンの立場はさらに悪くなってしまう。
また、ガブリアスが採用されやすいポケモンであることから、その対策も研究・充実していき、それがタイプの被るフライゴンにも適用されてしまい、ついでのように倒されるという悲劇も起こっている。
それでも愛用者自体は少なからず存在しており、ここからガブリアスとフライゴンの対立が始まったと言える。

しかし第5世代でも立場はあまり良くならず、むしろ新規ドラゴンのサザンドラの登場や元祖ドラゴンのカイリューの強化の影響でさらに立場は苦しい物へと変化していく事になる。
ガブリアスが連続技「ダブルチョップ」を獲得してしまい、「フライゴンは『きあいのタスキ』があればガブリアスに勝てる」と言われていた状態から脱出してしまった(といっても搭載率は低いが)。
隠れ特性での救済を求められたが、他のポケモン同様、素の特性がふゆう一本であるフライゴンには隠れ特性が与えられることはなく(まあ与えられたら与えられたで「フライゴン」の名に疑問詞が付く事になってしまうが)、そちらの点での強化も無く雌伏の時は続くことになった。
更に「じめん無効のじめんタイプ」というキャラが被る準伝説ランドロスの登場が痛い。
一応、習得する「フェイント」が優先度+2の先制技になるという強化は得た。この技は非接触なので、ガブリアスが獲得した隠れ特性「さめはだ」の対象外となる。

第6世代では「せいれいポケモン」なのでフェアリータイプになるかと言えばそんな事も無かった。その上じめんタイプやドラゴンタイプにも更なる強豪が揃いに揃い、個性も(虫だけに)むしり取られていく羽目になっていく……
残念ながら期待されていたメガシンカも与えられなかった。公式によるとデザインが決まらなかった(ニンテンドードリーム2015年6月号)だけらしいが、何とももどかしい。

ではフライゴンに戦う道はないのか?

こうやって古今東西のドラゴンタイプやじめんタイプに押され肩身の狭い思いをしているフライゴンではあるものの、かと言って全く使えない弱いポケモンと言うわけでもない
ちゃんとフライゴンもポケモンである。戦おうと思えばしっかり戦えるし、それが出来るだけの能力自体は備えている。

ドラゴンタイプとじめんタイプの技は相性補完に優れている為、攻撃自体は比較的通しやすい。
その分他の2枠の技を選びやすいのは少なからず利点と言えるだろう。
この2タイプは防御面でも優秀で、メジャーなほのおいわを半減し、でんきを無効にする。さらにフライゴンは特性でじめんも無効。
タスキとは噛み合わないが比較的受けに出しやすいポケモンで、パーティの相性補完の穴埋め要員として考えればなかなか優秀である。
サイクル戦に強くなる「とんぼがえり」を覚えるのもポイント(ガブリアスは覚えない)。
さらにドラゴンタイプとしてはオノノクスと同様一撃必殺技(こちらはじわれ)を扱えるので、高耐久のポケモンに対しても行動回数さえ確保できれば強引に突破できる可能性が生まれる。

このように、どうしてもでんき・じめんの両タイプを無効化しなければいけないという場合に特に採用理由が見出せるだろう。
つまりこいつの比較対象は本来ガブリアスではなく、同じじめん無効のじめんタイプであるランドロスだったりする。
グライオンは……といえば、ダブルバトルで考えた場合比較対象になり得る。何故なら耐性に加え「『おいかぜ』『フェイント』を覚える」「『いかく』に強い」の2点を持つから。

また、ドラゴンタイプとしては必要経験値がやや少なく御三家並みとなっており、レベルの上昇が比較的早い(ガブリアスとは最終経験値で19万くらい違ってくる)ほか、進化自体も早い部類に入っているため育てやすい。まあ、元はじめん単色である為当たり前と言えば当たり前なのだが。

技もマシンの使用はおろか、遺伝で親の世代から準備を重ねる必要がある事も少なくない他のドラゴンとは異なり、自力習得技だけでも相応の戦いができるのも利点。
実際遺伝技はいまいちな技揃いである為、無理に搭載する必要もなかったりする。
但し自力習得技はナックラー時代のみの習得・ビブラーバ時代のみの習得(ばくおんぱ位だが)・フライゴン時のみの習得とかなり面倒くさい仕様もある為、しっかりどの形態でその技を習得するかは把握すべきである。
四肢がはっきりしているポケモンだからか、地味にマシン対応技や教え技対応も比較的豊富。

つまりごまんといるライバルの存在さえ気にしなければ十分勝つ為のポテンシャルはある。見劣り≠弱いなのだ。
実際フライゴン入りのパーティでレート2000を超えるトレーナーもかつて存在したし、ダブルバトルではガブリアスとは全く異なる動きが取れる。
ポケモン勝負において弱いポケモンなどいないのである。いるのはその性能をしっかり理解してやれず、活かす事が出来ない弱いトレーナーなのである。
フライゴンに限ったことではないが、好きで使うトレーナーならばしっかりその性能を理解してやり、活かしてやれるようにする事が大事である。

第7世代にて

ここにきてなんと「りゅうのまい」を習得。
これをどう見るかは人次第であり、カイリューやボーマンダでいいという意見も多い。しかし大幅な強化であることは間違いなく、少なくとも(元々技と特性で差別化は出来てはいたが)ガブリアスとの更なる差別化には成功したと言っていいだろう。
また単純に型が1つ増えて戦術が読みにくくなったのは確かで、舞わないフライゴンにも恩恵があるのは嬉しい。
ただし今世代では強力なフェアリータイプのポケモンが環境に跋扈しており、舞うにしても舞わないにしても「げきりん」がかなり撃ちづらくなってしまったことには注意。

外伝

そらをとぶ
性癖を前面に出したガブフラ


バトルの仕様が大幅に異なる『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズでは、普通に強力なポケモンとなっている。
範囲攻撃技と化した「だいちのちから」や「ぎんいろのかぜ」を駆使して敵を一掃する事も珍しくなく、「いやなおと」や「ギガドレイン」も本編より遥かに有用。持ち前の器用さがフルに活かせる環境なのである。

時・闇空の探検隊』では探索や罠対策に優れる「かしこさグループ」に属してもおり、積極的に仲間にする動機が揃っている。もはやガブリアスとの比較どころか、ドラゴンタイプの中でもトップクラスの実力者と言って差し支えない。
超ポケダン』では教え技が実装されたことでガブリアスも「だいちのちから」を獲得したが、一方のフライゴンは「ねっぷう」を得て更に器用になった。特性「ふゆう」で相手の「だいちのちから」を無効化するのも健在。

主な使用トレーナー


飛ぶぜ
ギリーとフライゴン



アニメでのフライゴン

TV放送ではAG編第60話でシルエットのみで初登場。
その後シュウの手持ちポケモンとして準レギュラー化。


また、映画ではAG編第1作目『七夜の願い星ジラーチ』に登場。
ファウンスに住まう個体で、ジラーチを利用するバトラーボーマンダや、ファウンスを荒らすメタ・グラードンの暴走を止めるべく、サトシマサトピカチュウをその背に乗せ、「はかいこうせん」を連射しながら超高速の空中戦を繰り広げた。
この演出がフライゴン人気を後押しした事は間違い無いだろう。終盤のボーマンダとの共闘も燃える展開であった。
公開以前までは、サトシがフライゴンをゲットするのでは?という予想までされ、リザードンが手持ちから離れて久しい事もあり、ホウエンにおけるリザードン枠と期待されていた。
ひょっとすると、主役のジラーチ以上に目立っていたかもしれない。
後にゴルーグも映画や本編で似たような大立ち回りを繰り広げているのだが、映画スタッフにとってのじめんタイプとは一体・・・

余談

フライゴンの特性が「ふゆう」なのは、「蜉蝣」と掛けているから、という説もあるが実際の理由は不明。

関連イラスト

再三説明してきた通り、フライゴンは外見面ではかなりの人気があるポケモンである。
pixivはポケモンバトルでの強弱は大きな問題にはならない環境であるため、本編での力量差を吹き飛ばして、ガブリアスを上回る数の作品が投稿されている

勝つ必要が無ければ、当然ガブリアスと対立する必要もなくなってくる。そういうわけで、むしろガブリアスとカップリングするイラストさえ一定数あったりする。
タマゴグループ?愛さえあればどうにでもなる。

-リクェ-
ガブフラ詰め


星に願いを
かわいすぎるだろ



関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモン一覧 RSE ホウエン

ガブリアス ジガルデ(同タイプ)
じめんタイプ ドラゴンタイプ 精霊

つばちか - フライゴンとボーマンダが主役のフリーゲーム。

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