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ビブラーバ

びぶらーば

ビブラーバとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.329→No.0329
ホウエン図鑑No.117
イッシュ図鑑No.122
マウンテンカロス図鑑No.004
アローラ図鑑No.305
ガラル図鑑No.322
ブルーベリー図鑑No.045
ローマ字表記Vibrava
ぶんるいしんどうポケモン
タイプじめん / ドラゴン
たかさ1.1m
おもさ15.3kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性ふゆう
タマゴグループむし/ドラゴン(第8世代から)

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ビブラーバvibrato(イタリア語でビブラート)+larva(英語で幼虫)
英語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語Vibrava日本語に同じ
フランス語Vibraninfvibrato(イタリア語でビブラート)+nymphe(幼虫)
韓国語비브라바日本語名の音写
中国語超音波幼蟲超音波+幼蟲(幼虫)

進化編集

進化シリーズ

ナックラー → ビブラーバ(Lv.35) → フライゴン(Lv.45)

概要編集

第3世代『ルビー・サファイアから登場したウスバカゲロウをモチーフとしたポケモン。カゲロウトンボと言われることもあるが、進化前(幼虫)の特徴を考慮すると前者がモチーフと考えるのが自然だろう。


中間形態らしく羽はまだ不完全なようで、飛ぶよりもこすり合わせて超音波を発生させる用途で使うことが多い様子。人間でも頭痛を起こすほどの音で獲物を気絶させるなどして弱らせ、生き埋めにしたり、消化液を使って肉を溶かし、啜る


擦って鳴くという点で、羽の構造はウスバカゲロウのそれよりもキリギリスなどのものに近いのかもしれない。しかし、図鑑説明とは異なり、ようかいえきアシッドボムのような技は覚えない。


名前の由来は「ビブラート」+「larva(英語: 幼虫)」。

ただし、不完全変態の虫の幼生は本来ニンフ(nymphe)と呼ばれ、フランス語版ではそちらを採用している。


見た目や生態に関して言えば完全に虫だが、タイプはじめん/ドラゴン

タマゴグループも虫グループなので、他のドラゴンタイプとはタマゴが見つけられない。ドラゴンらしからぬ見た目は他にこいつこいつなどがいる。


ゲームでの特徴編集

RSEORAS編集

  • 初登場は『RSE』なのだが、使うトレーナーはエメラルド含めて一人もいない。『ORAS』では123番道路にいるエリートトレーナーのケンが使ってくる。

ファイアレッド・リーフグリーン編集

  • 未登場。

DPtBDSP編集

  • 『ダイヤモンド・パール』では砂漠である228ばんどうろポケトレを使う事で出現。『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』ではそこに加えて全国図鑑入手後の地下大洞窟に出現する。ただし、『プラチナ』のみ出現しない。

ハートゴールド・ソウルシルバー編集


BWBW2編集


XY / SMUSUM編集

  • ナックラーから進化させる必要がある。

ソード・シールド編集

  • 内定。ナックラーから進化させるか、ワイルドエリアのマックスレイドバトルで捕獲しよう。

LEGENDSアルセウス編集

  • 未登場。

スカーレット・バイオレット編集


性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
507050505070340

  • ナックラーの進化形ではあるが、別物と言ってよいほどにナックラーの面影がなく、能力傾向もまったく違う。素早さが大きく上がって耐久力もマシになるが、代わりに高かった攻撃力がなくなってしまい、大顎を失った影響で「かみくだく」や「じわれ」も自力習得できなくなる。開発中の頃はナックラーではなくヤッココと言うポケモンから進化する設定だった。恐らく容量削減のため元々進化しなかったナックラーから進化するように設定されたらしい。

  • 代わりに、ドラゴンわざや音のわざを多く習得し、何とむしのさざめき」と「ばくおんぱ」はこの形態でしか習得しない。育成に際してはなんとも厄介な一族である。ちなみに、「むしのさざめき」をむしタイプ以外では唯一レベル技で習得する。

使用トレーナー編集

アニメ版


漫画版


番外作品編集

ポケモンコロシアム編集

  • ダークポケモン研究所でシャドー戦闘員のイズナからスナッチする事ができる。

ポケモンGO編集

  • 2018年1月24日、第3世代実装第3弾の1匹として登場。レアポケモンナックラーの進化形なので、野生で出現することは稀。基本はナックラーから進化させることで手に入る。

  • ここまでは普通の中間進化と同じだが、こいつ特有の現象として進化前よりCPが下がってしまう。これはステータス「こうげき」の種族値が原典準拠で採用されたせいで、進化して「こうげき」の値が下がることでCPが下がってしまうため。本編をやっている人であればピンとくる話だが、そうでない人にとっては衝撃的な現象だろう。

  • トランセルコクーンでも同様のことが起こるが、ビブラーバはレアポケモンなのでその分目立っているようだ。

ポケモンコマスター編集

  • レアリティはアンコモンだがポケモン全作品中、最も活躍する最強のビブラーバと言っても過言ではない。
    • 特性の『しんどうおん』の効果が隣接すると、相手の番が終了する。つまり、ビブラーバを倒すには最低2手以上の手間を要する。
    • ワザも混乱状態にする『ちょうおんぱ』にMP(移動)を下げる『マッドショット』と、妨害性能も優れている。
    • 上記の性能もあり、『しんどうおん』に類似・上位互換となるポケモンが登場しなかったため、長らくキーパー役として固いアンコモンとして一定の評価はされていた。
    • が、アップデートでZワザ導入後、じめんタイプが使用可能な『ライジングランドオーバー』が、相手を高確率で気絶させるため、スイーパーとしての活躍も見出だせた。
    • 上記の『しんどうおん』と相性が良く、相手からの攻撃を避けながら一方的に放てるため、先にやられて発動を阻止させるリスクも低い。
    • 以上のことから、解禁からビブラーバそのものには一度も強化が入らないままサ終まで現役で活躍した。ちなみに相手を倒すとフライゴンに進化・強化されるが、『しんどうおん』が消失するため、ビブラーバのまま使用するプレイヤーが大半だった。

アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

〈レギュラーの手持ち〉

  • ゴウのビブラーバ
    • 新無印36話でゴウの眼前を横切って遭遇。一回目はボールを避けてはゴウたちを「ちょうおんぱ」で苦しめてカーブボールをかわすも、ゴウのラビフットがボールを蹴飛ばした事でそのままゲットされた。
    • 第107話ではワンパチに頼まれて(というか連行されて)、水が汚れて激怒していたハギギシリの「いやなおと」を「ちょうおんぱ」で打ち消した。

〈ゲストなど〉

  • AG106話
    • 「ナックラーの地下迷宮」の奥地にある地底湖でナックラー達がビブラーバに進化。集団でロケット団を超音波で弱らせ、サトシ達を地上へ引き上げた。

  • ワカナのビブラーバ
    • AG162話でコーディネーター・ワカナのポケモンで登場し、ユズリハ大会ファイナルステージでハルカワカシャモと対戦。「いやなおと」や「すなじごく」「りゅうのいぶき」であと一歩まで追い詰めるが、ワカシャモがこの試合中で覚えた「メガトンキック」により倒される。

その他

SM46話・90話
劇場版ココ

漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • 4章でアクア団の飛行要員で登場。
  • 11章ではヒュウの相棒であるナックラーが進化して登場(原作BW2ではフライゴンを手持ちにしている)。


関連イラスト編集

ビブラーバラーバ

No.329 ビブラーバ_Vibravaイラスト5


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン RSE ORAS

ポケモン一覧 じめんタイプ ドラゴンタイプ


0328.ナックラー0329.ビブラーバ→0330.フライゴン


同複合タイプ編集


関連ポケモン等編集

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