基礎データ
全国図鑑 | No.0714 |
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マウンテンカロス図鑑 | No.113 |
アローラ図鑑 | No.083 |
ガラル図鑑 | No.176 |
パルデア図鑑 | No.303 |
ローマ字表記 | Onbat |
ぶんるい | おんぱポケモン |
タイプ | ひこう / ドラゴン |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 8.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | おみとおし / すりぬけ / テレパシー(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひこう/ドラゴン(第8世代から) |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | オンバット | 音+音波+bat(英語でコウモリ) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Noibat | noise(騒音)+bat(コウモリ) |
ドイツ語 | eF-eM | FM(周波数変調) |
フランス語 | Sonistrelle | sonique(音速)+pipistrelle(主にアブラコウモリ属Pipistrellus のコウモリ) |
韓国語 | 음뱃 | 음(音)+bat(英語でコウモリ) |
中国語 | 嗡蝠 | 嗡(ぶんぶん)+蝙蝠(コウモリ) |
ヒンズー語 | नोईबॅट | 英語名の音写 |
ロシア語 | Нойбат | 英語名の音写 |
タイ語 | ออนแบท | 日本語名の音写 |
進化
オンバット → オンバーン(Lv.48)
概要
初登場は『ポケットモンスター X・Y(第6世代)』。
オンバーンの進化前である小さなコウモリのポケモンで、昼間は棲家の暗い洞窟で眠り、夜になるとエサを探して夜空を飛び回る。
大きな耳から最大20万ヘルツの超音波を発する事ができ、まともに浴びれば屈強なレスラーや大きなポケモンも目が回り立っていられなくなる程。
この超音波で身を守るだけではなく、獲物の意識を失わせたり、仲間同士でコミュニケーションしたりと、様々な用途に活用している。
超音波で好物の果物の熟し具合を調べることもでき、よく熟したものだけを選び出して食らっているというグルメ。時折カジッチュが混ざっており、エサと間違え齧り付いて驚く事があるという。
このようにコウモリのような特徴や姿をしているが、なんとれっきとしたドラゴンタイプで、飛龍の幼体でもある。
タイプ1にドラゴンではなくひこうが来ているのは、コウモリの性質の方が強いからということなのだろう。ちなみにひこう・ドラゴンの順番なのはこの系統が唯一。だからといって他の同複合と性能面で差があるわけではないが。
色違いは青色になる。
ゲーム上の特徴
肝心の性能なのだが、はっきり言うとかなり弱い。
種族値合計はドラゴンポケモン最弱と言われるヌメラをも下回る245。
やっぱりドラゴンというよりコウモリという事なのだろうか……
ちなみにオンバットの種族値は先輩コウモリのズバットを意識した配分になっており、進化するとゴルバットをすっ飛ばしてクロバットのような配分になる。
よほどのこだわりが無い限りは、早くLV48まで上げてオンバーンにしてしまう事を推奨する。
『XY』では終盤に登場する。ほかのコウモリポケモンと同じく、終盤の洞窟で特定の場所を歩いているとたまに上から降ってくる(しかし、ゴローンやらアリアドスやらが降ってくる確率の方が高いため、狙って遭遇するのは一苦労である)。
その代わり終盤に登場するだけあって出現レベルが40代と高い。すぐにオンバーンに進化させられるようにはなっている。
続編である『SM』では、なんと超序盤のメレメレじまの時点で手に入れられるようになった。
この時点でのドラゴンタイプは物珍しいのでパーティに入れたくなる人もいるだろうが、前述の通り、進化に必要なレベルが高く、覚える技も貧弱なものが多いため、かなり低種族値のまま冒険を続ける事になってしまう。
進化すると化けるとはいえ、覚悟をもって接しなければ修羅の道を歩むことだろう。
『ポケモン剣盾』にも登場し、ワイルドエリアに生息している。こちらに気付くと逃げてしまうので戦うには急いで追いかける必要がある。
『ポケモンSV』にも登場。野生での登場の他、アカデミー内のエントランスの奥で本の周りを飛んでいる姿を確認できるが、もしかしたらポルトガルのJoanina図書館で害虫駆除用に飼われているコウモリを意識しての配置かもしれない。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
番外作品
『ポケモンGO』
- 実装されるや否やとんでもない仕様で物議を醸した。
- まずドラゴンタイプの定めか出現率が極端に低い。それだけならまだしも進化に必要なアメが400個である。100個ではない。ただでさえ出会いにくいのに進化に必要なアメをゲットだけで稼ごうとすると、年単位でかかる可能性すらある。幸い、相棒にして連れ歩けばアメは稼げるものの、やはりというか5km歩いてようやくアメ1個である。
- 何らかの救済措置が欲しいところであったが、2023年2月5日、遂にコミュニティ・デイのターゲットに選ばれ、さらに開催時間中は昨年のヌイコグマのコミュデイ同様、捕獲時のアメの取得個数が2倍、アメXLの獲得率が増加といったボーナスもあったため、ここにきてようやくオンバット系統の育成環境が整うこととなった。
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
レギュラーの手持ち
- サトシのオンバット
CV: 寺崎裕香
性別は♂。XY76話『風とタマゴとオンバット!』にて、とある森の中でルチャブルが枯れ木の根元から見つけたタマゴを、サトシがユリーカやポケモンたちの助けを受けて温め、ヒノヤコマの「ほのおのからだ」の影響によって誕生した。詳細はこちら。
XY
- 第32話『呼び合う心! 波導のむこうへ!!』
初登場。このときは集団で一行に襲いかかるズバットやコロモリに近い扱いだった。やっぱりコウモリポケモンはコウモリポケモンということなのだろうか……
- その他
- 本編:38話(写真)
- 劇場版:破壊の繭とディアンシー
新無印
- 66話
アニポケ・第8シリーズ
- 72・73話:天狗山にある洞窟に生息する野生ポケモンで登場。
関連イラスト
関連タグ
0713.クレベース(ヒスイクレベース)→0714.オンバット→0715.オンバーン